
美容看護師への転職に役立つ資格があるのか、気になっている方もいるかもしれません。美容看護師の求人は、基本的に看護師か准看護師の資格があれば応募が可能です。この記事では、美容看護師の仕事に活かせるプラスの資格や検定を紹介します。美容看護師を目指す人が資格を取得するメリットや求められるスキルにも触れているので、ぜひ参考にしてみてください。
基本的に看護師(准看護師)資格があれば、美容看護師として働くことができます。美容看護師は注射・点滴やレーザー照射、美容手術のオペ介助など、医療的な処置を行うため、看護師か准看護師の資格が必要です。准看護師の資格のみ保有している人だと、携われる業務に制限があります。
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この項では、美容看護師の仕事に活かせる資格を紹介します。看護師資格にプラスして資格取得を検討している方は参考にしてみてください。
一般社団法人 日本コスメティック協会の「美容医療認定看護師/准看護師資格」は、美容医療に携わる看護師・准看護師を対象とした、知識や技術、接遇スキルの習得を目指す認定制度です。
| 取得方法 | 取得にかかる費用 |
| 1.美容医療認定看護師の学科試験を受験・合格する 2.実技試験を受験・合格する 3.正会員として入会し、認定登録される | ・受験料:1万1,000円(税込) ・認定料を含む年会費:1万1,000円(税込) |
美容医療業界で認知度のある資格のため、取得すると転職時に専門性を評価してもらえる可能性があります。取得後も、セミナーの受講支援や製品・施術モニターの優先案内を受けられるといったメリットがあるのも特徴です。
正会員として専用コンテンツを受講することで、資格を維持することができます。
「美容皮膚エキスパートナース(Esthetic Dermatology Expert Nurse):EDEN」は、一般社団法人 美容皮膚エキスパートナース育成協会が運営する資格です。医学的根拠に基づいた皮膚やスキンケア、美容施術についての深い知識の習得を目指します。取得方法とかかる費用は以下のとおりです。
| 取得方法 | 取得にかかる費用 |
| 1.美容皮膚医療の分野で2年以上経験を積む 2.「EDEN登録施設で週24時間以上勤務している」条件を満たす 3.Webテスト(選択式60分)を受験・合格する | ・年会費:1万1,000円 ・受験料:1万1,000円 ・認定料:1万1,000円 |
Webテストの内容は、EDEN専用の試験対策テキストから出題されます。EDEN認定看護師の資格を維持するには3年ごとの更新が求められ、手続きには1万1,000円の更新料が必要です。
一般社団法人 日本スキンケア協会(R)の「スキンケアアドバイザー」は、人それぞれに合ったスキンケアの方法を専門的な知識からアドバイスできる資格です。「スキンケアカウンセラー」は、お客さまの肌悩みについてカウンセリングし、深く理解することで適切なケアの提案を行える資格になります。
| 取得方法 | 取得にかかる費用 | |
| スキンケアアドバイザー | 1.資格講座を6ヵ月受講する 2.レポート課題を提出し、正解率70%以上を達成する | ・受講費用:4万4,800円 ・認定登録料:5,000円 ・年会費:6,000円(カウンセラーも持っている場合は片方分のみ支払い) |
| スキンケアカウンセラー | 1.スキンケアアドバイザーの資格を保持する(同時受講も可能) 2.資格講座を6ヵ月受講する 3.レポート課題を提出し、正解率70%以上を達成する | ・受講費用:7万1,800円(Web申込時) ・認定登録料:1万円 ・年会費:6,000円(アドバイザーも持っている場合は片方分のみ支払い) |
スキンケアアドバイザーの講座は、スキンケアの基礎や化粧品・成分の知識を学習できます。スキンケアカウンセラーを取得するには、スキンケアアドバイザーの資格を保持している(同時受講も可能)ことが必要です。スキンケアの基本を押さえたうえで、肌のカウンセリング技術を学びます。
「AJESTHE認定エステティシャン」は、一般社団法人 日本エステティック協会が運営する資格です。エステティックに必要な基本知識・技術を身につけ、サービスを適切に提供できると認定される資格になります。
| 取得方法 | 取得にかかる費用 |
| 1.一般社団法人 日本エステティック協会の正会員になる 2.協会認定校で300時間以上・1000時間以上のコースを修了するか、実務経験1年以上の条件を満たす 3.エステティシャンセンター試験(実技・筆記)に合格する | ・認定校の受験料、入学金、学費(200~300万円ほど) ・資格試験の受験料:1万560円(税込) |
AJESTHE認定エステティシャンの資格を取得するには、協会が認定する美容系の学校でエステに関連するコースを修了することが必要です。認定校の学費は、それぞれの学校や選ぶコースによって異なります。
日本化粧品検定は文部科学省が後援している知名度のある検定で、取得していると化粧品に関する知識があることをアピールしやすくなります。1・2級は受験資格が問われないため、併願受験や1級からの受験も可能です。
| 取得方法 | 取得にかかる費用 |
| 日本化粧品検定に合格する(正答率70%前後以上) | 受験料 ・2級の場合:8,800円 ・1級の場合:1万3,200円 |
1級に合格すると、さらに高い専門性がある「特級コスメコンシェルジュ」も目指せます。取得するには、検定1級に合格・協会に入会し、養成講座を受講、修了試験への合格が必要です。お客さまのニーズをヒアリングする技術や薬機法の知識など、仕事に活かせるスキルを得られます。
化粧品成分上級スペシャリストは、一般社団法人 化粧品成分検定協会が認定する資格制度です。化粧品成分検定1級に合格し、希望すると上級スペシャリストの資格が得られます。
| 取得方法 | 取得にかかる費用 |
| 1.化粧品成分1級を受験・合格する 2.資格認定を申請する | ・公式テキスト代:2,200円(税込) ・1級の検定受験料:1万2,100円(税込) ・資格認定料:4,400円(税込) |
化粧品成分上級スペシャリスト(1級)は応用として、全成分表示を読み解いてお客さまのニーズに合わせたアドバイスができるレベルが求められます。美容医療に携わるプロとして働く美容看護師の仕事に活かせる資格です。
薬機法管理者(コスメ薬機法管理者)は、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」の基本知識を身につけて、美容ビジネスに役立てられる民間企業が認定する資格です。
| 取得方法 | 取得にかかる費用 |
| 1.講座を受講する 2.修了試験を受験・合格する 3.資格試験を受験・合格する | 講座受講と資格試験セット ・薬機法管理者の場合:8万9,800円(税込) ・コスメ薬機法管理者の場合:5万円(税込) |
基本となる薬機法管理者の資格を取得したうえで(同時受講も可能)、化粧品に特化して薬機法の知識を深められるコスメ薬機法管理者を受講すると、美容看護師の仕事でより実践的に役立てられるでしょう。資格を保持するためには、1年ごとの更新が必要です。
日本の美容医療業界は国外からも注目されており、お客さまの国籍や言語も多様化しています。そのため、英語や中国語が実用レベルと証明できると、採用の際に高く評価されるかもしれません。
英語力を証明するには、「TOEIC(R)」を受験してスコアを測定する方法があります。TOEIC(R)は合否ではなく、個人の英語コミュニケーション力をスコアで測るテストです。
| 取得方法 | 取得にかかる費用 |
| TOEIC(R)のテストを受験する | 受験料 ・TOEIC(R) Listening & Reading Test:7,810円 ・TOEIC(R)Speaking & Writing Tests:1万450円 |
美容看護師が仕事に活かせるとアピールできるレベルをTOEIC(R)のスコアで例えると、日常会話や簡単な接遇が可能な550〜650点程度、ビジネス英語を用いて診療の案内やカウンセリングの補助ができるのが700〜800点程度です。
美容医療の現場では、中国語圏のお客さまに対応する機会も少なくありません。中国語検定は、中国政府公認の資格として「HSK」がもっとも一般的だといわれています。
| 取得方法 | 取得にかかる費用 |
| 中国語検定HSKを受験する (筆記試験・口頭試験) | 受験料(一部抜粋) ・1級筆記:3,850円 ・2級筆記:5,060円 ・3級筆記:6,600円 ・初級口頭:6,050円 |
初級レベルの1級から開始し、最上級レベルは6級です。中国語で基本的なコミュニケーションが取れるレベルの3級以上を取得していると、仕事で活かせるスキルとして評価してもらいやすいでしょう。
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美容看護師に向いている人とは?向いていない人の特徴や転職ポイントも紹介
美容看護師を目指す方がプラスで資格を取得するメリットには、転職時や入職後の評価につながる可能性があることが挙げられます。
美容看護師の仕事は人気があり、求人の倍率が高めの職場もあります。仕事に役立つ資格を持っていれば、強みや意欲を客観的な形として採用の場でアピールできるでしょう。看護経験以外で、ほかの応募者と差をつけられるポイントになります。
資格を活かしてより質の高い業務を行うことで評価され、基本給が上がったり、資格手当が支給される可能性もあります。美容看護師は高収入な傾向にあるものの、夜勤がない分で病棟勤務より給与が低くなるケースがあります。また、美容外科のオペ看であっても、手術の少ないクリニックでは希望する待遇になりにくい場合があるでしょう。
この項では、美容看護師に求められる資格以外のスキルを紹介します。美容看護師への転職を検討している方は参考にして、採用で自身をアピールするポイントを探してみてください。
美容看護師は、来院される患者さまを「お客さま」として接客することが求められます。美容医療は、基本的にお客さまが自分の意思で施術を選択するものです。看護師の接遇がサービスの満足度やリピートにつながるため、話し方や表情、細かい気配りなどワンランク上のホスピタリティが必要になります。
美容医療の技術やトレンドは日々変化します。看護師は、美容への関心が高いお客さまの疑問にも対応できるよう、最新の知識を追い続けることが重要です。セミナーに参加したり、自身でも新しい美容施術を実際に体験してみたりすることで、より質の高いサービスの提供につながります。
美容看護師は、施術の説明をしたり、お客さまのニーズをアセスメントするためのカウンセリング補助を行うこともあります。悩みを引き出して適切なサービスの提供につなげるためには、傾聴力が不可欠です。お客さまが安心して施術を受けられるよう、心地よいコミュニケーションも求められます。
美容看護師は、注射やレーザー施術、美容手術の補助などを担います。完全予約制でスケジュールに遅れがないよう業務を進める必要があるクリニックでは、スピーディーかつ丁寧な手技やケアを行えるスキルが大切です。穿刺技術やオペ介助の経験がある看護師は、美容クリニックでも重宝されるでしょう。
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美容看護師の仕事内容とは?1日の流れや採用に近づくためにできる転職準備
美容クリニックの体制や方針は、職場によって異なります。美容医療が未経験で転職する人の場合は、教育・研修制度が手厚い職場を選ぶことが大切です。転職エージェントを活用すれば、クリニックの詳細情報を知ることができたり、非公開のものを含めた幅広い求人から探したりできるため、より希望条件に近い職場を効果的に見つけやすいといえます。
看護師の仕事事情に詳しいキャリアアドバイザーに、職場の向き・不向きやキャリアプランについて相談できるのも魅力です。
▼レバウェル看護に登録して、病棟から美容看護師に転職した看護師さんの事例はこちら
新卒2ヶ月で、病棟から“美容ナース”へ転身!転職で「やりたい仕事」「年収2倍」を叶えた話
ここでは、美容看護師への転職に関心がある人によくある質問を、Q&A形式で紹介します。
新卒・臨床経験なしの人も応募可能としている美容看護師の求人も中にはあります。中途採用の場合は、即戦力として臨床経験が3年ほどあることが応募条件になっている場合が多いものの、看護経験なしでも採用される可能性はあるでしょう。詳しくは、「美容看護師を新卒で挑戦するのは可能?就職前に仕事内容とメリットを知ろう」の記事をご覧ください。
美容看護師の採用では、学習意欲や美意識から熱意を判断される場合もあるため、美容医療専門雑誌や医師の論文・解説動画などで最新の美容医療の知識を身につけておくのがおすすめです。最近は公式SNSで宣伝を行う美容クリニックも増えているため、企業のSNS運用に必要なスキルがあるとアピールになるかもしれません。
美容看護師として働くには、看護師か准看護師の資格が必要です。それ以外に応募条件として求められる資格は基本的にありませんが、プラスで取得していると採用の場で勤勉さや熱意を評価してもらえる可能性があります。美容看護師の仕事に活かせる資格としては、美容医療認定看護師や美容皮膚エキスパート、美容系の検定試験などがあります。海外からのお客さまも来院する美容クリニックなら、英語や中国語を使ったコミュニケーションスキルを証明できるTOEIC(R)やHSKもおすすめです。
「美容看護師への転職がうまくいかないかも…」と不安に感じている方は、レバウェル看護に相談してみませんか?レバウェル看護は、看護師に特化した転職支援サービスです。
キャリアアドバイザーが、希望条件に合う求人をご提案し、応募先のニーズを踏まえて選考対策のサポートも提供いたします。初回の電話相談後はLINEやメールでやり取りできるため、自分のペースで転職活動を進められます。まずはお気軽にお問い合わせください。
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