
「扶養内で働ける職場を見つけたい」急性期の常勤で働いていたMさん(女性)の場合
旦那さんの海外転勤をきっかけに離職していた、看護師のMさん。最近帰国したので復職したいとご相談くださいました。Mさんは、「娘の保育園のお迎えがあるため、扶養内の仕事を見つけたい」と話します。アドバイザーは、希望に合ったクリニックをご紹介。しかし、Mさんは、クリニックでの勤務には後ろ向きの様子でした。そこで、アドバイザーは、Mさんに看護師時代のお話を伺い、ある提案を行いました。
セールで30%オフで思わず買った商品が、別の店では普通にそのくらいの値段で売っていて、なんだかがっかりしたことがあります。
「30%オフ」と赤で書かれた文字にのせられてしまったけど、今思うとそれほど欲しいわけでもなかったんですよね。
いろいろな情報に惑わされず、自分の思いで判断したいものです。
さて、今回は、扶養内の仕事を探してご相談くださった看護師、Mさんのお話です。
Mさんは、急性期の常勤で活躍されていましたが、旦那さんの海外転勤をきっかけに離職。
最近帰国されましたが、お子さんの保育園のお迎えがあるため、扶養内での仕事を見つけたいとのご希望でした。
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「扶養内」とは、ご家族に扶養されている方がパートなどで収入を得る場合、所得130万円を超えなければ、扶養対象者として税金の控除を受けられるという仕組み。所得が103万円を超えると課税が増え、130万円を超えると扶養から外れます。
扶養から外れた場合、所得に課税されるだけではなく、自分で健康保険や年金に加入しなければならなくなり、毎月の支払いが増えてしまいます。
さらに、扶養していた方の配偶者控除がなくなるため、課税金額が増えてしまうのです。
このため、扶養されている人が課税対象額の130万円以上を稼がないように勤務時間を調整することはよくあり、「扶養内勤務」という言葉も広く知られるようになっています。
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Mさんの希望条件を伺い、残業がほとんどない日勤のクリニックをご紹介し、面接に行っていただきました。
するとその後、Mさんからお電話が。お話していると、「子どもも小さいし、やっぱり扶養内の方がいいんですよね…」と何度もおっしゃるのです。
そのクリニックがあまり気に入らなかったのかもしれないと思い、ほかの日勤の非常勤の求人もご提案しました。しかし、Mさんは前向きな言葉とはうらはらに、面接の設定をしようとするとためらわれるのでした。
求人の話は一旦やめて、Mさんの看護時代のお話を伺ってみました。すると、Mさんはとてもイキイキと、急性期で活躍されていたころの話をするのです。
もしかするとMさんは、以前のようにバリバリと仕事をしたいのではないかと感じました。
そこで、急性期でも院内保育のある職場もあると提案してみると、Mさんは強く興味をもった様子でした。しかし、面接まで話が進むと、また戸惑いが見られました。
そのあからさまな変化にご自身でも気づかれたようで「小さい子がいてブランクがあれば、扶養内が良いってみんなに言われて…」と戸惑っていた理由を話してくださったのです。
面接に行ったクリニックは比較的ゆとりがあり、Mさんがやりたい忙しい急性期とイメージが違っていました。しかし、海外から帰国したばかりのMさんは、周囲の常識と反することをすれば浮いてしまうのではないかと恐れていたのです。
私は、子どもがいるから急性期で働くのは難しいというMさんの不安を解消するために、今までにご紹介したママさん看護師のさまざまなケースをお話ししました。
Mさんは、旦那さんに、急性期で働くことについて相談。旦那さんからは、「院内保育があるなら復帰すればいい」と言われました。
そして、娘さんにも、「ママが看護師になっても良いか?」と聞いてみたMさん。娘さんはまだよく分からないのか、Mさんに職場復帰してほしくないのか、黙り込んでしまったそうです。
「やはり娘が大きくなるまであきらめようかな」とお電話をくださったMさん。
しかし、翌日、Mさんから「娘が手紙をくれたんですよ!」とお電話がありました。
その手紙には『まま、かんごしのおしごと、がんばってね』と書かれていたそうです。
あれから3ヶ月。Mさんは、院内保育のある急性期病院で、フルタイムパートで勤務しています。オペ室で、オンコールはありません。
「新しい分野を教わることが楽しいです!」と元気の良い報告をくださったので、娘さんもお変わりなく過ごしているのでしょう。
周囲のアドバイスは、自分にはない視点をくれるとてもありがたいものです。
しかし、自分自身の心の声を聞き取れるのは、あなただけです。
周りの意見と自分の気持ち、どちらも合わせて、より良い選択を見つけていってくださいね。
「まだ子どもが小さいから、働ける職場は限られている」と考える看護師の方もいるでしょう。しかし、転職を成功させるためには、自分のやりたい仕事を明確にすることが重要です。以下で、ママさん看護師が転職先を選ぶ際のポイントを確認しましょう。
お子さんがまだ小さいといった家庭の事情があると、短時間で勤務できることを最優先に転職先を選ぶ場合もあるでしょう。しかし、勤務時間だけで職場を選ぶと、就職できてもギャップを感じやすく、すぐに離職する可能性があります。雇用条件だけを見るのではなく、自分がどのような看護がしたいのかを考えて転職先を選ぶことが大切です。
職場復帰をするときには、家族に働き方を相談してみましょう。子育てと仕事を両立させるためには、周りと同じように扶養内で働くべきだと決めつけないのがポイント。家族に相談すれば、「院内保育があるなら良い」といった復職の条件が明確になります。身近な人の理解を得られれば、家庭と仕事の両立はしやすくなるでしょう。
「子育てをしながら看護師に復帰できるのか不安…」とお悩みの方は、レバウェル看護を利用してみませんか?レバウェル看護は、看護師に特化した転職エージェントです。アドバイザーが丁寧にヒアリングを行い、転職活動をサポート。豊富な看護求人のなかから、希望の働き方ができる転職先をご紹介いたします。「まだ復職するか迷っている」という方は相談だけでも大丈夫。サービスはすべて無料で利用できるので、ぜひご活用ください。
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