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2016年05月10日

病気を抱えながら看護師として働く

看護師の国家試験は長丁場。
そこに向かうまでも、
実習と勉強の多忙な日々を乗り越え、
受験に臨まれたことと思います。

初めて手にした看護師免許。
初めて袖を通した白衣。
初めて患者さまから言われた「ありがとう」。
みなさんは、どんなときに
""看護師になった実感”を感じられたのでしょうか。


さて、今回、ご紹介するAさんは、
生まれつき膝に病いを抱え、
何度も入院を繰り返す中で、
お世話になった看護師さんに憧れて、
看護師免許を習得された方でした。

「手術をして再発はない」と確信していたAさんですが、
病棟勤務2年目に病気が再発。
今までは症状を取るため最低限の手術をしてきましたが、
今回は、膝の膜を取る手術をすることとなり、
病棟勤務を断念せざろうえませんでした。

術後、ご自身で見つけられた
比較的負担の少ない外来勤務で復帰されるも、
長時間勤務は膝への負担がかかり、再び退職。

「看護師として働くのはやっぱり無理ですかね…」
と【看護のお仕事】にご相談くださったのです。

Aさんは、“看護師を続けるか”で悩まれていましたが、
こうして電話をくださったのは、
“本当は看護師として働いていきたい”
という思いがあるのだろうと感じられました。

頑張って取った資格です。
看護師の仕事が好きなら続けてほしいと思い、
Aさんと一緒に色々な可能性について話し合いました。

そして、
Aさんがもっとも興味を持たれたのが、
コールセンターの求人。
「ここならがんばれそう」と
前向きな気持ちになれたようでした。


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コールセンターは、
電話の相手と1対1で相談を受け、
“相手の思い”を聞き取り、判断し、
正しい情報を伝えなければなりません。

幅広い症状の方や
さまざま年齢の方に対応するため、
豊富な知識と柔軟な対応が求められ、
勉強をし続ける必要があります。
またパソコンスキルも必要です。

さらに電話でのやりとりは、
相手が目の前にいないがゆえに、
焦りや不安を持って相談された方から、
キツく感じる言葉を受けたり、
中にはクレームを受けることもあるのです。

しかし、座って仕事が出来るため体力的な負担が軽く、
看護師の資格を活かして別の働き方ができることから、
医療行為に自信のないブランク明けの方や
Wワークをしたい方、
身体的な負担を軽減したい方などが
多く就業されています。

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メリット・デメリットも理解されたAさんは、
「それでも看護師として働きたい」
と企業のコールセンターへ入職を決められました。

もともとお話好きなAさんは、
コールセンターのお仕事が合っていたようで、
「それなりに楽しくお仕事ができている。
 何より膝がつらくないのはよかったです」
と言ってくださいました。

ただ、やはり医療行為もしたいという思いがあり、
いずれ膝の調子がよくなったら、
コールセンターを続けながら、
クリニックの非常勤などで掛け持ちできれば、
と考えていらっしゃいます。

医療行為以外の職場を一緒に探したことで、
看護師として活躍できるステージは幅広くある
ということを私も改めて実感させていただけました。

“看護師をやめるべきか”と悩まれている方、
もし看護師として働きたい気持ちがあるのなら、
あきらめる前に、
“今の自分に合う職場”を探していただけたらな、
と思います。

あなたを必要としている職場が
見つかるかもしれませんよ。

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※相談事例は、個人が特定できない形で掲載しています

キャリアアドバイザーからのメッセージ

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