看護師の転職で行う適性検査とは?主な種類や採用に向けた対策を解説!

看護師の適性検査とは?種類や対策を解説のイメージ

「看護師の転職で受ける適性検査とはどのようなもの?」と気になる方も多いでしょう。適性検査は、SPI検査やクレペリン検査などで、応募者の適性や性格の傾向を知るもの。応募先の求人によっては実施されるので対策が必要といえるでしょう。この記事では、適性検査の概要や種類、目的を解説。検査の対策方法も紹介しますので、ご一読いただき、転職活動にお役立てください。

※1※2 調査方法:インターネット調査/調査期間:2024年2月7日~2月13日/調査概要:「看護師転職サイト」を対象としたユーザー満足度調査/調査対象:男女、全国、看護師・准看護師資格保有者かつ対象看護師転職サイト利用経験者、20~29歳 107s(※1)、20~34歳 175s(※2)/調査実施:株式会社エクスクリエ/比較対象サービス:「看護師転職サイト」主要10サービス(専用サイトのあるサービスのみ・求人結果の表示ページは除く)

看護師が転職時に受ける適性検査とは

看護師が転職する際に受ける適性検査とは、求職者の性格や能力、思考などを測る試験のことです。適性検査は選考過程の一つであり、看護師としての素質があるのか、どのような人間性なのかを判断するために行われるもの。採用側のメリットは、自分たちの求める人材を見つけたり、適した部署を判断したりできる点です。応募者にとっても、採用後のミスマッチを防げるメリットがあるといえます。

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適性検査が実施されるタイミング

応募先によって異なりますが、適性検査は主に以下の3つのタイミングで行われます。

  • 書類選考後
  • 面接後
  • 最終面接後

新卒採用や応募者が多く集まる求人の場合、選考基準に満たない人をふるいにかける目的で、早い段階で実施する傾向にあります。

適性検査の受検方式

適性検査の受検方式は、以下のとおりです。

  • 職場が用意した受検会場で受ける筆記試験
  • 職場が用意した受検会場で受けるWebテスト
  • 自宅で受けるWebテスト
  • テストセンターで受けるWebテスト

職場が用意した受検会場は、看護師の場合は病院内の会議室やミーティングルームなどが挙げられるでしょう。自宅で受けるWebテストは、好きな時間に受検できるのが特徴です。なお、受検できる環境が整っていれば、自宅以外でも構いません。

テストセンターとは、専用会場にてパソコンを使用してSPIを受検する方法のことです。適性検査の所要時間は、数十分から数時間など応募先によって差が異なります。どのような試験を受けるのか、応募時に確認しておきましょう。

適性検査を実施する傾向にある職場

看護師の転職活動において、どの応募先でも適性検査を受けるわけではありません。病院の規模や特徴によって実施傾向に差があります。以下に、適性検査が導入されやすい職場をまとめました。

  • 大学病院
  • 公立病院
  • 企業が運営している病院や介護施設

大学病院や規模が大きい病院は、応募者が多いこともあり、面接や小論文とセットで適性検査を実施する方針があるようです。都道府県や市区町村が運営する公立病院も大人数が応募する傾向にあり、採用試験の一環として適性検査を導入するケースが多くあります。病院によって試験内容は異なるので、応募時に詳細をチェックしておきましょう。

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代表的な適性検査の種類

ここでは、代表的な適性検査をいくつか紹介します。それぞれ特徴や出題形式もまとめているので、適性検査を受ける予定がある看護師の方は参考にしてください。

適性や基礎学力が分かる「SPI検査」

SPI検査は、正式名称では「SPI総合検査」と呼ばれ、適性や基礎学力を知る役割を果たします。SPI検査はSPIからSPI2へとアップデートを重ねており、現在はSPI3が主流のようです。

能力試験と性格検査で構成されている

SPI検査には、能力検査と性格検査があります。性格検査は、300ほどの質問によって受検者の性格や特性を診断し、物事への取り組み方や向いている仕事などを予測するのが目的です。

検査構成能力検査性格検査
概要・受検者の知的能力を診断する試験
・言語分野(国語)と非言語分野(算数、数学)に分かれている
・職場によっては英語の問題が出題されることもある
・受検者の性格や人柄をチェックする
・「はい」「いいえ」「どちらともいえない」といった選択肢から自身に当てはまるものを回答
目的・基礎的な学力や一般常識などが身についているか判断する
・論理的思考や判断力などを見極める
仕事への取り組み方や考え方、情緒などを測る

性格検査には嘘をついていないか見極める設問もあるので、自分の気持ちに正直に従って回答することがポイントといえます。なお、WEBやテストセンターで受ける際の制限時間は30分程度で、合否の基準は企業によって異なります

言語分野と非言語分野がある

SPI検査の基礎能力検査の問題は、以下の言語分野・非言語分野の2種類で構成されています。

検査構成言語分野非言語分野
概要国語能力を問う算数・数学能力を問う
内容語彙や文章読解など計算や推論など
例題「○○の言葉の意味に合致した単語を以下から選んでください」「○○が購入した□□は△△が購入したものより、何個多いか」

SPI検査の基礎能力検査は、言語と非言語の理解をとおして、応募者の思考力・コミュニケーションスキル・数的処理能力などを分析するのが目的です。

処理能力やストレス耐性が分かる「クレペリン検査」

クレペリン検査の正式名称は「内田クレペリン検査」といい、筆記試験方式の心理検査です。1桁の足し算を行って1分ごとに行を変え、合計30分間(前半・後半に分けて各15分)行います。問題自体は簡単なものですが、作業量が多いのが特徴。行ごとの計算量の変化や回答の正確性から、受検者のスキルや行動面の特徴を判断する検査です。

看護師の転職で適性検査を実施する3つの目的

病院が看護師の採用で適性検査を実施するのは、看護師としての適性や人柄などを把握したうえで、職場とのマッチ度を見極める意図があるといえます。

1.看護師としての適性を判断するため

適性検査の結果によって、応募者が看護師としてふさわしい人材かをチェックしています。適性検査では基礎的な学力や性格、特性などが浮き彫りになるものです。社会人として、また看護師として働くうえで必要な教養やコミュニケーション能力、真面目さなどを持っているのかの判断材料にしているといえるでしょう。

2.面接では分からない人柄や価値観を知るため

適性検査では、面接では判断しにくい応募者の潜在的な特性や価値観などを客観的に見ることが可能です。選考にあたって、「入社後に活躍できる人材か」「ストレス耐性はあるのか」「どのような配属先が合っているか」などを公平に把握できる、便利なツールといえるでしょう。

3.職場との相性を図るため

適性検査の結果は、応募者が職場の組織風土や理念とマッチしているかの判断基準になります。また、組織全体だけではなく、職員の雰囲気や各部署との相性などを細かく把握することも可能でしょう。採用基準は職場によってそれぞれ異なるため、適性検査の点数が高くても、採用ニーズに合わないと早期離職につながる恐れも。適性検査は、入職後のミスマッチを防ぐために有効といえます。

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看護師の適性検査の対策方法

ここでは、看護師が適性検査を受ける前に行っておくべき対策方法をお伝えします。「働きながら勉強できるのか不安」「まず何をすれば良いのか分からない」とお悩みの方は、参考にしてください。

問題集やインターネットで勉強する

適性検査の参考書やWebサイトを利用して勉強する方法があります。参考書は市販されているので、気になる方はチェックしてみてください。適性検査は制限時間内に回答する必要があるため、慣れていないと焦ってしまったり、制限時間が過ぎてしまったりする恐れがあります。何度も過去問を解くことで、スピーディに回答できるようになり、さらに試験の傾向も掴みやすくなるでしょう。

適性検査対策のセミナーに参加する

適性検査に特化したセミナーを受講してみるのも、対策方法の一つです。自宅だと集中して勉強できない方におすすめの方法といえます。模擬テストを受けられるものや筆記試験対策に力を入れているもの、傾向と対策を学べるものなどさまざまなジャンルがあるので、自分に合ったセミナーを探してみましょう。

転職エージェントを活用する

適性検査が不安な方におすすめなのが、転職エージェントの活用です。転職エージェントでは、適性検査対策だけではなく、面接対策や応募書類の添削なども受けられます。
「組織で働くのが合わない」「適性に自信が持てない」と悩む方は、看護職専門の転職エージェント「レバウェル看護」で選考対策と同時にキャリア相談をするのも手です。訪問看護や介護施設など、看護師が少なく自分のペースで働きやすい職場への転職で人間関係のストレスが減るかもしれません。

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看護師が転職で受ける適性検査に関する質問

ここでは、看護師が転職で受ける適性検査に関する質問をQ&A形式で紹介します。

看護師の適性検査で落ちるのはなぜ?

選考基準が企業によって異なるためです。適性検査は性格傾向や行動特性などを知るのが主な目的なので、企業の求める人物像に合っていないといった場合は落ちることも。ただし、適性検査は応募者にとってもミスマッチを防げる機会です。自分に合う仕事や職場を見つける指標として、今後の転職活動に活かせるといえます。

適性検査以外の看護師の採用試験には何がある?

一般常識や小論文、専門科目を問う試験があります。小論文は大規模な職場で実施されることがあり、「看護観について字数内にまとめる」といった内容です。専門科目は、看護師の基礎知識がどの程度身についているか見られる試験。転職前には、国家試験のテキストを復習しておくのも一つです。

まとめ

看護師が転職で受ける適性検査とは、求職者の性格や能力、思考などを測る試験のことです。適性検査は選考過程の一つです。看護師の転職時において、適性検査は必ず実施されるものではありませんが、応募先によっては受ける必要があるでしょう。

適性検査には、「看護師としての適性の判断」や「面接では分からない価値観を知る」「職場との相性を図る」といった目的があります。看護師が受ける代表的な適性検査は、SPI検査やクレペリン検査です。

適性検査はスピーディに回答することが重要なので、事前に対策しておくことが大切です。適性検査対策には、参考書やセミナー、転職エージェントの利用といった方法があるので自分に合ったやり方を見つけてみてください。
とはいえ、「1人では自分の向いている仕事を判断するのが難しい」「もし適性検査で落ちた際に、次の職場をどう見つければ良いのか分からない」といった不安もあるかもしれません。
レバウェル看護」では、キャリアアドバイザーが適性検査を受ける際のアドバイスや、キャリア全般について丁寧なヒアリングを実施します。キャリアプランも踏まえた転職の方向性をご提案しますので、1人での求人選びで生じやすい迷いを減らせることでしょう。利用は無料ですので、ぜひお気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人
「レバウェル看護」編集部
「レバウェル看護」は累計利用者数47万人(※)を超える看護師専門の転職支援サービス。 編集部の制作体制には看護師経験者や現役看護師を交え、これまでに1,000記事以上(※)を執筆。看護師にとっての悩み・不安・疑問を一番に相談する"相談窓口"になることを目指し、医療・介護の現場で尽力している方々をサポートするためのコンテンツを発信中。 (※)2023年6月時点
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