
看護師の就職・転職で「傾聴力をアピールしたい」と考える方もいるのではないでしょうか。傾聴力は、患者さまを身近で支える看護師にとって大切なスキルです。この記事では、看護師が転職で傾聴力をアピールする際に伝えるべきことを解説します。職務経歴書や面接で役立つ自己PRの構成順序や例文も紹介するので、ぜひご一読ください。
この項では、看護師や看護学生が、転職・就職で傾聴力をアピールする際に伝えるべきことを紹介します。効果的な自己PRを作成する参考にしてみてください。
傾聴力を強みとした自己PRを作る際は、「なぜその力が身についたのか」という理由を盛り込むと説得力に繋がります。自然と備わったと伝えるよりも、自ら意識的に行動して傾聴力を高めてきたことをアピールすれば、自分と向き合う姿勢や成長意欲を評価してもらえるはずです。
自己PRでは、自身の強みだけでなく、その根拠になるようなエピソードを伝えましょう。実際に傾聴力を発揮して良い結果に繋がった出来事を紹介することで、採用担当者は求職者のスキルを詳細にイメージできます。学生時代の経験や看護師の仕事を通じて、傾聴力を発揮した出来事を振り返ってみてください。
自己PRでは、志望先の病院やクリニックで、どのように傾聴力を活かして仕事に取り組みたいかを伝えます。傾聴力の活かし方を考える際は、志望先の職場の理念や方針などを把握しておくことが大切です。志望先が大事にしていることを踏まえたうえで、どのように自身の傾聴力を発揮すれば職場に貢献し、良い影響をもたらせるかを深堀りしてみましょう。
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自己PRを作成するうえでは、構成の順序も意識しておきたい大事なポイントです。傾聴力を強みとして盛り込む場合、3つの情報を以下の順番で組み立てると伝わりやすくなります。
自己PRで最初に伝えるべきことは、自分の強みは傾聴力であるという結論です。自己PRに限らず、面接や履歴書でなにかを伝える際は、最初に結論をもってくることを意識しましょう。傾聴力があるという結論を冒頭で示すことで、読み手の採用担当者はその後の話が頭に入ってきやすくなるはずです。
結論の次に伝えるのは、「傾聴力が身についた理由」や「力を発揮したエピソード」です。結論に続いてその強みに関する詳細情報を説明することで、自己PRに説得力を持たせられます。看護師や学生時代の経験を振り返って、エピソードを伝えましょう。説明が長すぎると話の軸が分かりにくくなるので、簡潔に情報を盛り込むことが大切です。
最後に、傾聴力を活かして志望先にどう貢献したいかという意気込みを伝えましょう。採用担当者は、職場のために力を発揮してくれる看護師を求めています。その職場を就職先・転職先として選んだ理由にも触れつつ、熱意をポジティブな言葉で伝えて締めると、採用担当者に意欲を評価してもらいやすくなるはずです。
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看護師の自己PRの書き方は?転職で強み・経験をアピールする例文を紹介
この項では、傾聴力をアピールしたい看護師向けに、自己PRの例文を紹介します。あくまで一例として参考にしつつ、ご自身のオリジナルの自己PRを作ってみてください。
「私の強みは傾聴力があることです。私は現在まで8年間、精神科の看護師として勤務して、患者さまに寄り添う看護を大切にしてきました。
精神科の看護で大事なことは、患者さまが些細なことでも気軽に話せるような雰囲気を作ることだと考えています。そのため、患者さまにお声がけをする際に、焦らずにお返事を待つことを意識しています。最初はすぐに言葉が返って来ないこともありましたが、次第に患者さまから話してくださることも増えました。『話せて気が楽になったよ』と言っていただいたこともあり、看護師として働くモチベーションにつながりました。
これまでの経験をふまえ、貴院のようなカウンセリング力を重視している医療機関であれば、精神科の領域で自分の強みを活かして貢献できると考えております。」
「私の長所は、コミュニケーション力が高いところです。会話を通じて相手のニーズを汲み取ることに自信があります。
傾聴力が身についたきっかけは、大学生時代に行っていたアルバイトでの経験です。あるお客さまからクレームを受けた際、一緒に働いていた先輩がじっくり話を聞いたうえで謝罪と改善策を伝えると、お客さまの表情が柔らかくなっていったのが印象的でした。
私は、相手の話に耳を傾けて誠実に対応すれば信頼を得られるのだと感じ、自分も意識して仕事をするようになりました。その結果、お店でのお客さまアンケートで「丁寧で誠実な対応が好印象だった」というお言葉を頂くことが何度かあり、励みとなりました。
慢性期で長期入院される患者さまが多くいらっしゃる貴院(御院)でも、患者さまの声に寄り添いながら看護を提供したいと考えております。ご要望に対して自分ができることを考えながら、患者さまが安心して入院生活を送れるようサポートして参ります。」
傾聴力は看護師が仕事をするうえで強みになりますが、自己PRに盛り込む際は留意すべきポイントもあります。以下で、注意点について詳しくみていきましょう。
傾聴力は、経済産業省が提唱する社会人が備えておくべきスキルの一つです。ただし、「話を聞ける」だけでは、看護師の自己PRとしては弱いかもしれません。病院側は、相手の話を踏まえて問題解決や改善、質の向上などに繋げる力を看護師に求める傾向にあるからです。
たとえば、「患者さまとの会話からニーズを汲み取ってケアに反映できる」「話の中で得た情報をコミュニケーションに活かして信頼関係を築ける」といった次のアクションまで伝えられると、採用担当者に評価してもらえる可能性があります。
傾聴力を自己PRに盛り込む場合は、面接時の振る舞い方もそれを意識する必要があります。本当に傾聴力があるかどうかを、面接中の話の聞き方や受け答えの内容からもチェックされるためです。
面接官が話をしている最中は、相手の目を見て相槌を打ち、聞いている姿勢を示しましょう。質問を受けた際は、「相手が話に入る隙を作る」「面接官の話を踏まえたうえで返答する」など、双方向のコミュニケーションになるよう意識することも大切です。
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ここでは、看護師が傾聴力について自己PRを作成する際によくある質問を、Q&A形式で紹介します。
転職で外来を志望している看護師も、傾聴力があることは採用担当者に評価してもらいやすいでしょう。外来看護師は、患者さまに対して問診をしたり、生活指導を行ったりすることがあります。限られた時間で患者さまと信頼関係を築くためにも、傾聴力は必要不可欠です。
新卒看護師が傾聴力をアピールするときは、看護実習中に経験した患者さまとのやり取りや、今までにあった友人・家族との出来事からエピソードを伝えるのがおすすめです。自分が感じたことだけではなく、相手の反応や変化も盛り込むと話が広がります。実際の自己PR文の書き方は、記事内の「新卒の看護学生向けの自己PR例文」を参考にしてみてください。
看護師の転職では、職務経歴書や面接で自己PRを求められることがあります。自己PRとは、看護師としての強みや長所をアピールするものです。傾聴力が強みだと感じる方は、スキルが身についた経緯や具体的なエピソードなどを盛り込んで、説得力のある自己PRを作成しましょう。また、志望先の病院やクリニックで、傾聴力をどう看護に活かせるかを伝えることも大切です。採用担当者や患者さまの視点に立って、何を伝えると効果的かを考えてみましょう。
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