新人看護師に必要な心構えとは?仕事中に気を付けたいポイントも紹介

新人看護師の心構えとは? 気を付けたいポイントを紹介のイメージ

「入職後に失敗しないように、あらかじめ新人看護師に必要な心構えを知っておきたい」と考えている方は多いでしょう。
ここでは、新人看護師に必要な心構えや、仕事中に気を付けたいポイントなどについて紹介します。
この記事を最後まで読み終えてもらえれば、入職前に新人看護師として必要な準備を進めるのに役立つでしょう。
入職前の準備に不安を感じている新人看護師は、ぜひ参考にしてください。

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新人看護師に必要な心構えとは

入職したばかりの新人看護師は、先輩看護師や同期、患者様・ご家族と良好な関係性を築けるように、さまざまな点に気を付ける必要があります。
新人看護師に必要な心構えは下記のとおりです。

  • 周囲に笑顔で挨拶する
  • 相手の目を見て返事をする
  • 身だしなみを整える
  • 丁寧な言葉遣いを意識する
  • 仕事のオン・オフを切り替える
  • 周囲と自分を比較しない

それぞれの心構えについて分かりやすく解説するので、早速試してみましょう。

周囲に笑顔で挨拶する

入職したばかりの新人看護師は、緊張から上手く言葉が出てこず、態度がぎこちなくなる人が多いです。
しかし、無表情で挨拶をしないままだと、「感じが悪い」「関わりにくい」と思われてしまいかねません。
気持ちに余裕がなくても明るい笑顔で挨拶するように心掛けるだけで、周囲からの印象が大きく変わるでしょう。

相手の目を見て返事をする

相手から目を合わせず小さな声で返事をすると、「自信がない」「聞いていないのでは」と誤解されることがあります。
また、コミュニケーションの不足は、仕事のミスにつながる可能性が高まるでしょう。
緊張していても相手の目を見て返答することで、誠意が伝わるだけでなく、信頼関係の構築が期待できます。

身だしなみを整える

看護師は患者様やご家族、多職種と関わる職種であり、第一印象を決める要素の一つとして身だしなみが挙げられます。
下記のような清潔感のある身だしなみを意識することで、良好な関係を築きやすくなるでしょう。

  • 肩につく長さの髪は耳より後ろで一つにまとめる
  • 派手な髪色は避ける
  • 爪の長さは短く整え、ネイルアートはしない
  • ナチュラルで崩れにくいメイクをする
  • 強い香りのコスメや香水は使用しない

身だしなみが乱れていると、「だらしない人」という印象を与えてしまうため注意してください。

丁寧な言葉遣いを意識する

先輩看護師や医師、患者様に対して敬語を使うことはもちろん、語尾やトーンにも気を配りましょう。
雑な言い方やため口が出てしまうと、悪い印象をもたらしてしまう可能性もあります。
言葉一つで相手の受け止め方が変わるため、柔らかい表現を意識することも大切です。

仕事のオン・オフを切り替える

新人看護師は覚えなければならないことが多く、自己学習も欠かせないため、仕事のことで頭がいっぱいになってしまう人が少なくありません。
しかし、常に仕事のことを考えていると心が疲れてしまい、メンタルダウンにつながりやすくなります。
退勤後や休日は自己学習を進めながらも、しっかり休息を取り、趣味や楽しみの時間を持って気分転換をはかると良いでしょう。
気持ちの切り替えがうまくできると、翌日の仕事も前向きに取り組めます。

周囲と自分を比較しない

新人看護師は、先輩看護師や同期看護師と自分を比較してしまい、落ち込んでしまいやすいです。
失敗を繰り返しながら仕事に慣れていくものなので、できないことがあっても焦る必要はありません。
自分と周囲の成長スピードを比べるのではなく、自分のペースで努力を続けましょう。

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新人看護師が仕事中に気を付けるポイント

入職したばかりの新人看護師は、病棟のルールや業務の流れなど、覚えなければならないことがたくさんあります。
そこで、仕事中は下記のようなポイントに気を付けることが大切です。

  • メモをとる習慣を身につける
  • 疑問点があればすぐに調べる
  • 調べても分からないことは質問する
  • 先輩看護師の注意は素直に受け入れる
  • 目標とする先輩看護師を見習う

「仕事を覚えられるか心配」と悩んでいる方は参考にしてみましょう。

メモをとる習慣を身につける

先輩からの指導内容や業務の流れ、患者様に特徴などをその場でメモしておくと、後から振り返って確認ができます。
すでに説明されたにも関わらず、何度も同じことを質問すると、「覚える気がない」と誤解されてしまうかもしれません。
学ぶ意欲のアピールにもつながるため、先輩看護師から説明を受けたらすぐにメモを摂るようにしましょう。

疑問点があればすぐに調べる

仕事中に疑問に感じたことがあれば、うやむやにするのではなく、すぐに調べて解決する姿勢が重要です。
休憩時間や通勤時間などちょっとしたスキマ時間を活用し、マニュアルや看護手順書、信頼できる文献を確認することで、知識を定着化しやすいでしょう。
また、調べる習慣が身につくと自分の判断に自信がつくので、業務中の不安も軽減されます。

調べても分からないことは質問する

自分で調べても理解できないことは、遠慮せずに先輩へ質問しましょう。
エビデンスが曖昧なまま業務を続けると、判断を誤ってしまい、患者様の安全を脅かすリスクがあります。
「自分でも調べたのですが、分かりませんでした」と一言添えるだけで、先輩看護師も意欲を感じ取り、丁寧に教えてくれるでしょう。

先輩看護師の注意は素直に受け入れる

看護師は患者様の命への責任が重く、わずかなミスが患者様を危険に晒すことになります。
そのため、臨床経験が浅いうちは、業務中に先輩から注意を受ける場面が多いでしょう。
注意を受けた際は感情的にならず、成長のチャンスだと前向きに受け止める姿勢が大切です。

目標とする先輩看護師を見習う

職場には「仕事が早い」「患者様への対応が丁寧」など、魅力の異なる先輩看護師が大勢います。
目標とする先輩看護師を見つけることで、モチベーションのアップが期待できるでしょう。
行動や言葉遣い、時間の使い方などを観察し、取り入れられる部分があれば参考にするのがおすすめです。

新人看護師におすすめの勉強方法

専門性の高い看護の内容は診療科目によって異なるものの、新人看護師のうちに学ばなければならない基本的な知識・スキルは共通しています。
そこで、新人看護師におすすめの勉強方法は下記のとおりです。

  • 解剖生理と基礎看護を学び直す
  • 受け持ち患者様の疾患について勉強する
  • 見学する治療や検査は予習しておく
  • 時間を決めて勉強する

無理なく学びやすいポイントもお伝えするので、自己学習にお役立てください。

解剖生理と基礎看護を学び直す

看護学生で学ぶ「解剖生理」と「基礎看護」はすべての看護の土台であり、実際に現場で働き始めると基礎知識の大切さを実感する場面が多くあります。
自己学習で「理解が難しい」と感じた部分も、臓器のはたらきや体の仕組みを思い浮かべれば理解が深まるでしょう。
基礎を固めておけば、どのような診療科目でも自信をもって業務に臨めます。

受け持ち患者様の疾患について勉強する

やみくもに疾患について勉強すると、知識が定着化しにくいです。
その一方で、受け持ち患者様の病態生理や服用薬、治療方針などは、日々の看護を通じて実践的に勉強できます。
また、「受け持ち患者様の看護に活かしたい」という思いは、知識の定着化を早めるだけでなく、看護師としてのやりがいを感じるきっかけとなるでしょう。

見学する治療や検査は予習しておく

治療や検査の見学は、現場で学べる貴重な機会ですが、ただ見ているだけでは理解が浅くなってしまいます。
あらかじめ目的や手順、観察ポイントなどを予習しておけば、疑問点をその場で質問しやすく、見学中の理解が深まるでしょう。
また、予習によって先輩に熱意や意欲をアピールでき、その後の指導にも影響します。

時間を決めて勉強する

新人看護師は慣れない業務や人間関係で心身ともに疲労しており、帰宅後に勉強する気力がわかない日もあるかもしれません。
しかし、無理に長時間の勉強を続けても、集中力が切れてかえって効率が悪くなりやすいです。
スキマ時間を活用してこまめに学ぶようにすれば、自分のペースを大切にしながら無理なく勉強できるでしょう。

新人看護師が入職前にしておきたいこと

入職前にしっかり準備を済ませておくことで、スムーズに入職日を迎えることができます。
ここでは、新人看護師が入職前にしておきたいことを紹介するので確認してみましょう。

必要書類を準備する

入職前は、健康診断書や免許証の写し、マイナンバー、銀行口座情報など、提出すべき書類が多いです。
中には準備に時間がかかる書類もあり、提出期限の直前になって慌てることがないように、早めに準備しておきましょう。
また、入職後に必要となる筆記用具やメモ帳、ナースウォッチなどの業務用品も、事前にそろえておくと安心です。

プライベートの予定を充実させる

入職後は、慣れない環境や緊張の連続で、思っている以上に心身が疲労してしまうものです。
そこで、入職前の期間は、旅行に行ったり、友人と会ったり、好きな趣味に没頭したりと、自分の時間を思い切り楽しみ、プライベートを充実させておくと良いでしょう。
気持ちをリセットしておくことで、仕事が始まってからのストレス耐性も高まります。

しっかり休息をとる

睡眠不足のまま勤務初日を迎えると、集中力や記憶力が低下し、ミスや体調不良の原因になります。
夜更かしや不規則な生活リズムを整え、十分な休息をとって体調を万全にしておきましょう。
疲れをしっかりリセットし、心身ともに元気な状態で新たなスタートを切ることができます。

新人看護師の入職までの流れ

「内定を受けてから入職までの流れが分からない」と悩む新人看護師は少なくありません。
そこで、新人看護師の入職までの流れについて詳しく紹介します。
注意したいポイントや、準備しておきたいこともお伝えするので確認してみましょう。

1.内定通知を受ける

採用試験に合格すると、電話や郵送、メールなどで「内定通知」が届くため、指示された手続きを済ませます。
勤務開始日や配属部署、研修スケジュールなどが案内される場合もあるため、内容をしっかり確認しておきましょう。
不明点があればそのままにせず、早めに問い合わせておくと安心です。

2.入職前のオリエンテーションを受ける

多くの病院では、入職前に新人看護師を対象とした「オリエンテーション」が行われます。
病院の理念や就業規則、感染対策、個人情報保護など、働くうえでの基本を学ぶことができます。
オリエンテーションで得た情報は入職後に役立つので、しっかりメモをとり、安心して初出勤を迎えられるように準備してください。

3.入職当日に出勤する

入職当日に関する情報は、あらかじめメールや文書で案内されている場合がほとんどです。
入職当日は身だしなみを整え、指定された時間の15分前に到着できるように、時間に余裕を持って出勤しましょう。
また、名前を覚えてもらうために、積極的に自己紹介するのもおすすめです。

新人看護師の心構えについてよくある質問

ここでは、新人看護師の心構えについてよくある質問を紹介します。

入社式当日に気を付けたほうが良いことはありますか?

入社式は、社会人・看護師としての第一歩を踏み出す大切な日なので、社会人としてのマナーを意識することが重要です。
清潔感のある髪型や服装を心がけ、集合時間の10〜15分前には会場に到着しておきます。
また、式中は正しい姿勢をとって聞く態度をとり、同期看護師や先輩看護師には笑顔や丁寧な言葉遣いを意識しましょう。

看護師として働き続けるには勉強も続けなければなりませんか?

医療は常に進歩しており、看護師として成長し続けるためには、日々の学びが欠かせません。
介護施設や透析クリニック、脱毛クリニックなどはルーティンワークが多いものの、最新の情報をアップデートする必要があります。
ただし、毎日難しい勉強をしなくても、勤務で経験したことを振り返り、疑問点を調べるだけでも立派な勉強です。
知識を積み重ねることで、看護師としての自信につながるでしょう。

まとめ

入職後の新人看護師は、不慣れな環境や新しい人間関係に戸惑い、不安を感じやすく、周囲への態度がぎこちなくなりがちです。
しかし、職場で円滑な人間関係を築くためには、笑顔での挨拶や清潔感のある身だしなみ、丁寧な言葉遣いといった基本的な接遇マナーが欠かせません。
業務中は、先輩からの指導や病棟のルールなどをしっかりメモに残し、疑問点はその都度確認する姿勢を心掛けましょう。
また、入職前は仕事に関する準備を進めるだけでなく、趣味や休息の時間を確保し、心身をリセットした状態で新たなスタートを切ることも大切です。

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この記事を書いた人
村山 夕梨恵
看護師ライター
看護学校卒業後、公立病院の循環器内科・脳神経内科の混合病棟に配属。特別養護老人ホームやデイサービス・訪問看護の事業所への転職を経験する。 現在はフリーランスの看護師ライター/Webディレクターに転向。看護師転職/美容医療/審美歯科/介護分野に関するコンテンツ作成に従事。
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