
「看護師は入職までにどんな準備をしておけばいいの?」「入職後の流れが分からなくて不安」と悩んでいる看護師は多いのではないでしょうか。
ここでは、看護師が入職までに準備しておくものや内定後の流れ、当日のポイントなどについて詳しく紹介します。
この記事を最後まで読み終えてもらえれば、入職までに必要な準備が分かり、安心して入職日を迎えることができるでしょう。
入職までに必要な準備を済ませておきたい方は、ぜひ参考にしてください。
「安心して入職に備えたい」という方は、あらかじめ準備を進めておくと良いでしょう。
看護師が入職までに準備しておくものは下記のとおりです。
どのようなものを準備しておく必要があるのか詳しく紹介するので、入職前の準備にお役立てください。
基本的な提出書類は下記のとおりです。
| 書類 | 提出する理由 |
| 看護師免許のコピー | 看護師であることを証明するため |
| マイナンバーカードのコピー | 税金や保険の手続きを行うため |
| 前職での源泉徴収票※新卒ではなく転職の場合 | 年末調整を行うため |
| 雇用保険被保険者証※新卒ではなく転職の場合 | 雇用保険に加入する際に、雇用者保険の被保険者番号を引き継ぐため |
| 年金手帳や基礎年金番号が確認できる書類 | 国民年金や厚生年金保険に加入するため |
| 健康保険被扶養者(異動)届※扶養家族がいる場合 | 家族を被扶養者にして健康保険に加入するため |
年末調整は年末時点で勤務している職場で行うため、前職での収入を伝える必要があります。
退職から1カ月ほどで源泉徴収票が自宅に郵送されますが、もしも元の職場から送られてこない場合は問い合わせたほうが良いでしょう。
また、年金手帳は2022年4月以降の加入者には発行されないため、基礎年金番号通知書で基礎年金番号を確認することができます。
入職先に提出する書類の中には、発行に時間がかかるものや家族の署名が必要なものもあるため、早めに準備を進めましょう。
入職先によっては下記のような書類が必要です。
| 書類 | 書類の内容 |
| 健康診断書 | 就労に健康上の問題がないことを証明する書類 |
| 誓約書 | 就業規則や守秘義務を守ることを誓う書類 |
| 身元保証書 | 身元を保証する書類 |
| 住民票の写し(住民票記載事項証明書) | 住所や氏名、性別、年齢を証明する書類 |
| 退職証明書 | 前の職場を退職したことを証明する書類 |
すべての企業は入職前後の健康診断が義務付けられており、入職前に自身で健康診断を受けておくように案内されることもあります。
また、退職証明書は、履歴書と相違ないか確認するために提出を求められることがありますが、必ずしも前の職場で発行されるとは限りません。
もしも提出が必要な場合は、前の職場に発行を依頼してください。
多くの病院や施設では、ユニフォームを貸与されるため、自分で用意するケースは少ないです。
もしも自分で用意しなければならない場合、動きやすさや手入れのしやすさのほか、透けにくさを重視して選ぶと良いでしょう。
また、職場では支給されないものの、下記のようなアイテムを用意しておくとスムーズに業務を進めやすくなります。
職場によっては「腕時計やスマートウォッチの使用は禁止である」「聴診器は共用で使用する」などルールが定められていることもあるため、購入前に入職先に問い合わせておくと安心です。
面接を受けた看護師が入職するまでの流れは、一般的に大きく変わりません。
看護師が入職するまでの流れは下記のとおりです。
流れを把握できていると、入職に向けた準備を進めやすくなるので確認してみましょう。
最終面接の翌日~2週間を目安に、電話やメールで内定通知を受け取ります。
メールで送られてくるのが一般的なので、迷惑メールフォルダに振り分けられていないか確認しておきましょう。
また、通常は入職先と直接やり取りをしますが、転職エージェントを利用している場合は、入職先とのやり取りを代行してもらえることもあります。
正式な内定通知とともに、勤務条件について記された書類が郵送もしくはメールで届きます。
応募時と勤務条件がかわっていないか確認し、疑問点があれば入職先に問い合わせると良いでしょう。
もしも提示された勤務条件について交渉し、納得のいく条件を再度提示されない場合、内定の保留や辞退も検討します。
併願先の回答を待っており、期限内に回答するのが難しい場合、できる限り早く保留の意思を伝えます。
原則として、メールではなく電話で伝えるのが望ましいです。
ただし、併願先があることを伝えるのは失礼にあたるので、「慎重に検討したいのでお時間をいただきたい」といった言い回しを心掛けましょう。
併願していた第1志望先で内定を得た場合や、提示された勤務条件に納得がいかない場合は、内定を辞退することもできます。
ただし、「入職するつもりがないから」と連絡を入れないのはマナー違反です。
内定の辞退が決めたら、できるだけすぐに先方へ電話をします。
また、辞退の理由を率直に伝えると失礼にあたる可能性が高いので、一身上の都合や家庭の事情など、当たり障りのない内容で伝えましょう。
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勤務条件に問題がなければ、入職先へ承諾の意を伝えます。
1週間以内に電話で伝えるのがマナーですが、中途採用や急募求人の場合は早めに伝えたほうが良いです。
また、内定通知後は労働条件通知書や内定承諾書のほか、入職に関する書類が送付されます。
職場によって書類は異なるものの、届いたら全ての書類に目を通し、記入や用意が必要な書類は準備を進めましょう。
安心して入職当日を迎えるには、いくつかポイントを押さえることが大切です。
看護師が入職当日に注意するポイントとして下記が挙げられます。
入職当日の振舞いは新しい職場での印象に直結するので、どのような点に注意すればよいのか確認してみましょう。
入職当日は、裾上げを済ませたユニフォームやナースシューズ、提出書類などを持参しなければなりません。
提出書類は期日を待ってもらえることが多いですが、ユニフォームやナースシューズを忘れてしまうと業務に差し支えます。
入職前日までに必要なものが一式そろっていることを確認し、当日に忘れ物がないか再度チェックすると安心です。
看護師は清潔感を求められる職場なので、身だしなみへの配慮が大切です。
髪が長い女性はしっかり結び、髪が短くてもお辞儀をする際にサイドの髪の毛が顔にかかるならピンで留めます。
男性の場合、髪の長さは襟や耳にかからない長さにし、無香料の整髪料を選びましょう。
また、職場でユニフォームに気軽とはいえ、カジュアルすぎる服装や派手な服装は通勤にふさわしくないので注意してください。
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入職日にはオリエンテーションがあるため、始業の15分前には到着できるように家を出ます。
ただし、事故や渋滞など、交通事情によって、通勤に時間がかかってしまう可能性もあるでしょう。
余裕をもって家を出るようにするほか、別ルートも調べておくといざという時も安心です。
入職当日、他の職員や患者様に出くわした際は、笑顔で挨拶するように心掛けましょう。
第一印象が良くなり、周囲と打ち解けやすくなります。
緊張すると表情がこわばり、早口になりやすいので、自然体を保てるようにリラックスすることも大切です。
入職の挨拶のために菓子折りなどの手土産を持参した方が良いか、悩む看護師は少なくありません。
しかし、かえって職場の先輩や同期の看護師に気を遣わせてしまうこともあります。
菓子折りを持参したいのであれば、入職後に状況が落ち着いてから改めて菓子折りを持参するのも選択肢の一つです。
入職当日は自己紹介の場が設けられていることも多いですが、初対面の大勢の人の前で、いきなり自己紹介をするように促されても困惑してしまいます。
そこで、あらかじめ自己紹介の練習をしておけば、緊張せずにハキハキと話せるでしょう。
簡単な経歴や入職後の目標などを分かりやすく簡潔に話すと、好印象につながります。
入職前に転居が必要な場合、入職以外に転居に関する準備も必要となります。
看護師が入職前に転居する場合の準備は下記のとおりです。
転居を伴う入職を予定している方はチェックしてみましょう。
転居するうえで、自宅周辺における生活の利便性は、見落とせない重要なポイントです。
最寄り駅や治安、スーパー・コンビニなど、日々の生活に必要な施設が整っているか確認します。
また、寮や借り上げ社宅が完備されている場合、活用を検討してみると良いでしょう。
一般的な賃貸住宅より家賃が安く、職場の周辺に住めるため、メリットが多いです。
4月に新生活を迎える方が多いことから、2月・3月は引っ越し業者の繁忙期となります。
なかなか予約が取れないだけでなく、料金も割増になりやすいです。
内定が決まった段階で早めに転居先を決め、引っ越し業者の日程も確定しておくことで、スムーズに引っ越しを進められるでしょう。
転居によって住所が変わると、住所変更に関するさまざまな手続きをしなければなりません。
電気やガス、水道といったライフラインの契約以外に、転出届・転入届の提出、運転免許証やマイナンバーカードなどの住所変更を行います。
窓口まで足を運ばなければならない手続きもあるため、入職前までに終えておきましょう。
看護師が入職前にしておいた方が良いのは、書類や転居などの準備だけではありません。
入職後は多忙さや疲労によって、プライベートな時間を充実させるのが難しくなります。
入職後に後悔しないためにも、いくつかしておきたいことを紹介するので参考にしてみましょう。
入職後は下記のような理由から、気軽に旅行を楽しみにくくなります。
入職前に楽しい思い出を作っておけば気分転換になり、仕事へのモチベーションアップにもつながります。
看護師は交代制勤務で、生活が不規則になりやすいため、入職後は友人とスケジュールを合わせるのが難しくなります。
また、看護学校や大学の友人も、働き始めると次第に連絡を取らなくなることも珍しくありません。
入職後に後悔しないためにも、友人と過ごす貴重な時間を思いきり楽しんでおくことも大切です。
自動車の免許を取得していない看護師は、入職前に教習所に通うのも選択肢の一つです。
車で通勤する予定がなくても、この先看護師として働き続ける中で、自動車の免許が役立つ場面があるかもしれません。
特に、訪問看護師や訪問診療看護師など、在宅ケアに興味のある看護師は自動車の免許を取得しておくと便利です。
入職前の時期は、入職や転居の準備・片付けなどで疲れがたまっている看護師も少なくありません。
疲労が抜けきらないまま働き始めると、新しい環境によるストレスによって体調を崩してしまうこともあるでしょう。
新生活に向けて力を蓄えるために、ゆっくり休養するのも必要な時間です。
ここでは、看護師の入職についてよくある質問を紹介します。
ユニフォームの採寸時の服装の指定はなく、リクルートスーツを着用する必要はありません。
しかし、カジュアルすぎる服装や露出の激しい派手な服装は避けたほうが無難です。
脱ぎ着しやすいワンピースや、オフィスカジュアルなどが望ましいでしょう。
新卒の看護師が患者様を受け持つまでの期間は職場によるため、一概には言えません。
入職から2週間ほどは集団研修で基本的な看護技術について学び、研修後にそれぞれの部署に配属されるのが一般的です。
配属されてからも、1~2週間はシャドーイング中心で進められるため、すぐに患者様を受け持つわけではありません。
中には、入職から2カ月ほどの新人研修期間が設けられている病院もあり、入職後のスケジュールは入職先に問い合わせておくと良いでしょう。
入職前は基礎看護技術や基礎看護知識など、基本的な内容について勉強しておくと良いでしょう。
特に、輸液ポンプや死臨時ポンプの取り扱い、採血といった基礎看護技術は入職後の集団研修でも学ぶ項目です。
事前学習をしておけば、落ち着いて研修に取り組むことができます。
専門的な知識やスキルは入職後に実践を通じて学んでいけるので、まずは基礎を固めることが大切です。
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入職が決まったら、看護師は基本的な提出書類や勤務に必要な物品を準備しておくことで、スムーズに入職当日を迎えられます。
提出書類は職場によって異なるものの、中には準備に時間がかかる書類もあるため、早めの準備が大切です。
入職当日は忘れ物がないかしっかりチェックするほか、清潔感のある身だしなみや笑顔での挨拶を心掛けることで、好印象をもたらすことができます。
また、入職に備えるだけでなく、プライベートな時間を充実させることで、有意義に過ごせるでしょう。
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