
精神科看護師のナスまゆです。
学生時代から付き合っていた彼と運良く結婚できたのですが、結婚前、彼と喧嘩してすれ違っていた時期に、こんなことを考えていました。
「この生活の中で、新しい恋愛をする余裕なんてあるのかな」
「女だらけの職場で、出会いってあるんだろうか?」
看護師として患者さんの命に向き合い、常に気を張って働いているから、休みの日に出かける元気もなくて…。
この記事では、
について書いています。
いま結婚について悩んでいる方が、自分に合った幸せのかたちを見つけるヒントになれば嬉しいです。
「看護師の結婚って、思いのほかハードルが高い!?」と個人的に感じているのですが、その理由はこのあたりなのかなと思っています。
まず1つ目、病棟は女性ばかりで、一般的に看護師は出会いの場って少ないですよね…。医師や看護師と結婚する人もいるけれど、みんながうまくいくわけじゃないし、シフト勤務なので土日の同窓会や友人との集まり、街コンに行けないことも多いです。
次に感じるのは、性格の変化です。「目の前の人をサポートしたい」という使命感から、看護師ってもともと優しい性格の人が多いですよね。
でも、女社会や命を預かるプレッシャーの中で働いているうちに、どんどん「鋼の精神」になっていくというか(笑)。(共感できる人、いますか…?)
私自身病棟で働き始めてから、彼氏の返事を待てずについ意見をぶつけることが増えて、「あれ、自分ってこんな性格だったっけ…?」と違和感を覚えたことがあります。
そして結婚を難しくする要因の3つ目が、「看護師=家庭的」という世間イメージでしょうか。
たしかに気がついて先回りして動ける人が多く、その業務のイメージから「家でも完璧そう」と見られるのかもしれません。
でも実際は、不規則勤務だからこそ家事には気合が必要です。休日に作り置きを頑張る友達もいますが、私は正直なところ、職場で患者さんと先輩に気を遣っているぶん家では何も頑張りたくないですね…(笑)。

そんな難しさを抱えつつも、看護師って、一緒にいる人を支える力や思いやりがあるから、結婚相手として魅力的だと思うんです(笑)。
じゃあ私たち看護師が、結婚するならどんな相手が良さそうか、自分の周りの話をご紹介します。
周りでよく聞くのが、看護師同士の結婚でしょうか。仕事の大変さや独特な勤務形態を身を持って理解しあえるのは大きな安心材料になるので。夜勤明けに夕方まで寝ていても責められないし、逆に自分が夜勤に出かけるときも自然に送り出してくれるし。
続いて、医師との結婚。「高年収の医師と結婚すれば安泰」これは一定そうだとは思いつつも、周りの友人の話を聞いていると「華やかさの裏に、調整の連続がある」と感じます。
たとえば外科医だと当直やオペで早朝から深夜まで働いていたり、内科医も外来診療で思いがけず拘束時間が長くなったり…。
特に若手医師はキャリアアップのために病院を転々とし、そのたびに看護師側も住まいや生活基盤を動かさざるを得ない状況になることもあるそうです(※ちなみに看護師って、「資格があるから、結婚しても旦那さんに着いていけるよね♡」と言われがちですが、病院や地域によって仕事内容・職場文化・給料が違うので、キャリアアップを考えている看護師ほど、簡単には引っ越しづらい現実もありますよね。。)
私もそうですが、非医療職のパートナーの場合は「職種そのもの」より「働き方」がポイントです。相手も毎日出社で勤務地が離れていると、まず一緒に住むハードルが高くなります。
リモートワーク中心の相手であれば、部屋数さえ確保できれば、夜勤明けに家事を任せたり、体調に合わせて生活をサポートしてもらえたりして、暮らしのバランスは取りやすいですよね。
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と、ここまで職業別に書いてみたのですが、実際に2年前に結婚した私が実感として強く思うのは、職業そのものより、「働き方が自分と噛み合い、お互いへの理解があるか?」のほうが大切だということ。あとは、「自分も尊重されているか」「自分のために変わってくれる部分があるか」を見逃さないこと。
看護師って患者さんの表情やバイタルサインから状態を察知するように、相手の気持ちに敏感です。
つい「先回りして動いてあげる」「察して支える」ことをプライベートでもやってしまいがち。これは強みでもあるけれど、恋人や結婚相手に対して“尽くしすぎてしまう”こともあると思うんです。
相手を支えられる力は素晴らしいですが、その人が“支えたい相手なのか”を冷静に見極めることも必要です。結婚したいがために、尽くすばかりではツラくなってしまうので。「相手は自分を大切にしてくれているか?」を改めて振り返ってみるのがおすすめです。

看護師さんにアンケートしてみた結果を載せるので、こちらも参考にしてみてください。
▼「Q:この人と結婚してよかったと思った瞬間は?」
| 夜勤やオンコールを支えてくれるとき | 「自分が夜勤の時に、子どものお世話を安心して任せられるところ!」 「急なオンコールでも快く送り出してくれる」 |
| 家事や生活の細やかなサポート | 「掃除洗濯は旦那がやる。私が疲れてそうだと何かご飯買って来る?と聞く」 「休みの日にご飯作ってくれること」 「育児と仕事で疲れて寝落ちして何にもできてなくても、文句も言わずに家事をやってくれていた」 |
| 精神的な支えになってくれる瞬間 | 「仕事の愚痴を言うと『辞めたらいい』とすぐ言ってくれる」 「いつでも辞められるという安心感」 |
| ちょっとした優しさに救われるとき | 「Gが出たら対応してくれる」 「足のマッサージをしてくれる旦那!本当にいつも感謝です」 「夜勤の仮眠時間まで起きてくれて、応援のLINEをくれる」 |
看護師って、勤務が不規則で忙しく、相手とすれ違ってしまうことが多いですよね。
実際私も、学生時代から付き合っていた彼と結婚するまでの間に、たくさんの壁がありました。それでも「この人となら一緒に生きていける」と思えた、結婚の決め手が3つあります。
元々、私と彼の家は1時間半ほど離れた場所にあり、彼は社会人(会社員です)なりたてで、私はシフト制。毎週会えるわけではありませんでした。
そこで彼から「一緒にいられる時間をふやせるように、思い切って同棲しない?」と提案があったのですが、私は生活環境が変わる不安が大きくて…。それでも彼は私の気持ちが整うまで3ヶ月待ってくれたんです。強要はせず、でも一緒に暮らすことを諦めずにいてくれた姿を見て、信頼が深まった気がします。
あとは、私が突然病棟から訪問看護へ転職を決意して彼に話したときのこと。彼は驚きながらも「やりたいことだから、いいんじゃない」と背中を押してくれたんです。
自分の気持ちを尊重してもらえて、「キャリアを諦めず、これからも長く一緒にいられる」と思いました。
同棲を始めてからも、「家事は一緒にやるもの」というスタンスを持ってくれました。
たとえば私は料理が苦手なのですが、彼がリモートワークの日にご飯を作って待っていてくれたり、片方が料理を作ったら自然ともう1人が皿洗いするリズムができたり。
洗濯は、普通洗いは洗濯機、おしゃれ着洗いのものは横に分けておくと2人で決めました。
昼に働いて土日は休むという常識に当てはめず、シフト制の私も含んだ「2人の生活ルール」を一緒に決められたのは、結婚を考えるうえで決め手の1つでした。

病棟でのストレスって、自分だけでは整理して乗り越えられず、ただひたすら吐き出したいみたいなとき、ないですか?
彼は男子校育ちだったのもあり、当初は、困っているんだからと一生懸命アドバイスしてくれて、逆に私がイライラしたことも…(笑)。
でも、「アドバイスじゃなくて、ただ聞いてほしいだけ!」と伝えたところ、彼の中で悩んだ末、周りの人にも相談して腑に落ちたみたいで、受け止めてくれるようになったんです。
その変化がとても嬉しかったし、「一緒に変わっていける人なんだ」と思えました。
周りの友人が次々と結婚していくと、「今の人を逃したらもうないんじゃないか」と焦る気持ちになることもありますよね。
でもよく言われるように、結婚はゴールではなくスタートです。焦って合わない人と結婚しようとしても、良い結果は生まれません。
大切なのは、結婚相手を選ぶ前に「今の自分」を振り返ること。仕事のやりがいや、自分の好きなこと、プライベートの時間を大切にできているか。
その土台が整っていれば、きっと自然と自分に合う人を見極められるようになります。
焦らず、その自分を大切にしてくれる人を選びましょう。
記事の感想やご意見があれば、ぜひコメントお待ちしています。

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