50代准看護師が学ぶ環境を求め転職…年齢・経歴にとらわれない挑戦とは

ノートパソコンの前に置かれた筆記用具を聴診器のイメージ

「より学べる環境の整った職場に転職したい」介護施設経験のあるKさん(55歳)の場合

病床のない産婦人科で長年勤務した後、介護施設に転職した准看護師のKさん。最初は准看護師同士で看護にあたっていましたが、5年経った頃から正看護師と2人体制で仕事をすることになりました。徐々に正看護師から未熟さを指摘されることが増え、同時にミスを繰り返すように。「もっと看護知識やスキルを学びたい」という強い意志を持つKさんは、転職を決意しました。しかし、50代で病棟未経験なことがネックになり、「なかなか転職先が見つからない」と相談してくださいました。

正看護師との差を実感する中でミスも繰り返すように…

先日、スマートフォンで撮った写真を面白く編集できるアプリを使いこなす高齢の方を見かけました。非常に高度な加工をされていて、すごいと感動していると「好奇心と探究心が強いだけです」と謙遜されていました。

いくつになっても学びの気持ちを持ち続けていることは、素晴らしいことだと思います。

今回、ご紹介するKさんは55歳の准看護師さんです。

産婦人科の病床のない診療所で16年勤務した後、介護施設に転職しました。

介護施設に勤めるようになって5年。今まで准看護師2人でやってきた体制が配置換して、正看護師との2人体制にかわり、20年以上公立病院の一線で働いてきた正看護師と2人で組むことになったそうです。

Kさんはこれまで、内科経験がない分、参考書などで自学し、処置などを行ってきました。

しかし、正看護師さんが来て、スキルや利用者に対する見方、仕事の段取りなど、何もかもが自分より高いレベルであることを痛感させられました。

そして、正看護師さんから毎日、Kさんの未熟さを指摘されているうち、次第にミスを繰り返すようになっていったのです。

それでもKさんは、指摘された部分を改善しようとネットの動画サイトなども利用し、処置法や知識を勉強していました。

そんなある日、利用者の一人が「急に手が震え、汗をかいてめまいもする」と訴えてきました。

初めての症状にKさんが戸惑っていると、正看護師さんがやってきて、「低血糖症でしょ。そんなことも知らないでよく看護師と名乗れるわね」と利用者の目の前で、きつい言い方をされてしまいました。

Kさんはその場に立っているのも辛いと思いましたが、とにかく正看護師の指示に従って懸命に対応しました。

しかしそれ以降、利用者の方達が、Kさんを全く頼ってくれなくなり、Kさんは転職を決意したのです。

「定年まで年数は少ないですが、もっと学びたいです」
学ぶ環境のない中独学で頑張ってこられ、それを打ち砕かれてもなお学びたいと思い続けているKさんの決意に、とても胸を打たれました。

「学びたい」意志を尊重し、教育環境を重視した職場探し

しかし、55歳で病棟での看護経験がないということで、受け入れてくれる事業所はなかなか見つかりませんでした。

条件より教育環境を優先し、Kさんの思いをアピールして探していると、「そんなにやる気のある方なら是非来て欲しい」と言ってくださる急性期の病院が見つかりました。

すっかり自信を喪失してしまったKさんに対して、面接を行った看護部長さんは「一緒に頑張っていきましょうね。研修もあるので、どんどん成長していってくださいね。何でも聞いてくださいね。」と優しい言葉をかけてくださいました。

成長できる職場環境で新しい知識やスキルを習得

Kさんはとても感動されたようで、「早く成長して、定年まで勤めて恩返しします」と返事をし、その場で内定が決まりました。

ある程度の年齢になってからの転職は不安もあるかと思います。

しかし、本気の想いがあれば、スタートするのに遅いということはありません。

一人ひとりが納得のいく転職先が見つかりますよう、可能な限りのサポートをしたいと思いますので、お気軽にご相談くださるとありがたいです。

Kさんですが、入職から半年後にはめきめきと知識を学び、看護スキルも吸収されたとのこと。電子カルテも覚えて、PCでの書類作成も始めたそうです。

「今度、外部研修にも行かせてもらうんですよ!」とうれしそうに話してくださいました。

私も新しいことを始めてみようかな、と勇気を頂いた今回のケースでした。

誰かに聞いて欲しい悩みはありませんか

転職成功のポイント

看護師としてのスキル不足を感じて自信を失ってしまった場合、自分のペースで学べる職場への転職をおすすめします。しっかり勉強したいという意志が強ければ、年齢やこれまでのキャリアは関係ないでしょう。ここでは、「看護スキルを磨くために転職したい」「経歴や年齢が気になって仕事探しが上手くいかない」という方に向けて、転職活動のポイントを紹介します。

今の職場で思うようにスキルを磨けない場合は転職を検討する

知識・スキル不足を感じているのにも関わらず、なかなか学ぶ環境が整っていない場合は、思い切って転職しても良いでしょう。今回のKさんの場合、正看護師から未熟さを指摘されたことでミスが続き、任せてもらえる仕事も減ったことで、看護技術を学ぶ機会も失ってしまいました。「スキルアップしたい」という思いが確かなのであれば、その熱意を新しい職場へ向けてみてください。

年齢を引け目に感じず、教育体制が充実した職場を根気よく探す

看護師として成長したいという気持ちに、年齢は関係ありません。いくつになっても勉強し続けることで、スキルアップすることは可能です。実際は、年齢によってなかなか思うように転職活動が進まないと感じることがあるかもしれません。しかし、「教育体制がしっかりしている職場が良い」という条件を重視して求人を探すことで、その意志汲んでくれる転職先が見つかる可能性もあります。

レバウェル看護に相談する

「教育環境の整った職場へ転職したい」「年齢や看護経験に不安がある」という方は、レバウェル看護をご活用ください。レバウェル看護では、専任のアドバイザーが前職の退職理由や、どうしても譲れない希望条件を丁寧にヒアリングします。求職者の思いや魅力を応募先へアピールしながら求人を探すことも可能なので、ぴったりの職場に出会えます。
「現在就業中で転職活動に時間を割きにくい」「やり取りが面倒」とお悩みの方もご安心ください。メールやLINEでのやり取りもできますので、連絡もスムーズです。

働くうえでの悩み相談してみませんか?
看護師さんのお悩み相談窓口」では働くうえでのまざまな悩みに寄り添います。看護師のキャリアパスに詳しいアドバイザーが1人では解決しにくい悩みにお答えします。
\転職するか決めなくても大丈夫/

 

 

お読みいただきありがとうございました!
いいね・シェアで編集部が喜びます

記事の制作について

「レバウェル看護 看護師さん向けお役立ち情報」では、
記事の制作・公開にあたってのポリシーを定めています。
詳細は下記よりご確認いただけます。

看護師さん向けお役立ち情報 コンテンツ制作ポリシー

看護師の転職で「レバウェル看護」が選ばれる理由

レバウェル看護の新着求人

編集部Pick up

人気記事ランキング

タグから記事を探す

キャリア

働く場所

選考対策

資格

その他

読みもの

連載

LINE

レバウェル看護は相談からでもOK!

\ 登録はカンタン1分! /

無料まずは相談してみる