お悩み相談室

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2014年07月08日

大切にしたいものは何ですか?

使っていない趣味のグッズ、
着なくなった洋服。
部屋の中の物が増えすぎて、
本来一番大事にしたい自分自身を休めるスペースがない。
なんてことはありませんか?

自分にとって大切なものを見極めて整理すれば
気持よく暮らせるようになりますよね。

職場選びの時にも
自分にとって大切なものを見極めることが
鍵になります。


看護師のWさんは、
総合病院の外科病棟で5年間勤務した後、
出産を機に一時離職。

子育てが一段落するとすぐに
特養ホームでパートを始めましたが
業務に満足できず、3ヶ月で退職。
医療行為に関わる機会を求めて
外科クリニックのパートに転職しました。

ところが最近Wさんは離婚され、
小学生のお子さんとの生活のために
再び転職を決意。
外科クリニックの正社員を探し、
ご相談くださいました。

Wさんのご希望条件は、
なるべく高給与で日勤のみ、というもの。

この条件にピッタリの求人は厳しいかな、と思いましたが、
少し離れた都心部に1件見つかりました。
Wさんは喜んでくださり、
その日のうちに見学に行かれました。

しかし翌日Wさんから連絡があり、
クリニックは遠すぎたので、
近くの病院の外科外来でも良いです、とのこと。

そこで、外科外来のある病院を見つけたのですが、
月に2、3回の救急外来の夜勤当直が必須条件でした。

Wさんには夜勤のない職場を探してみましょう、
と申し出たのですが、
「少しくらいの夜勤ならなんとかします!」と、
Wさんは面接をご希望されました。
無理は良くないのでは、とお話しても、
今すぐ働きたいから、と譲らないWさん。

とりあえずWさんには、
面接に進む前に病院を見学してみることをご提案し、
お電話を終えました。

ところが、翌日以降Wさんから連絡が来なくなりました。
どうされたのだろうと心配していたら、
1週間後にお電話くださったのです。

Wさんは、
お子さんがインフルエンザで寝込んでしまい、
ここ数日は職探しどころではなかったとのこと。
「職場が遠いのも夜勤も無理なのかもしれません」
と話され、大きなため息をつきました。

頑張り屋さんのWさんは、
子どもを養わなければと気負い、
高給与にこだわる一方で
看護のレベルも落としたくないと、
外科系にこだわって、
無理をしようとしていたのです。

Wさんが今一番大切にしたいのは何か、
改めて尋ねてみました。

「やっぱり子どもが一番大切です」
Wさんはしっかりした声で言われました。

そこで、今度は
お子さんとの生活を中心に考えることにして、
ご自宅近くの日勤の正社員の求人を探すと、
ご希望の給与水準の往診専門クリニックが見つかりました。

老人施設への訪問診療同行と自宅への訪問が主な業務で、
時間外勤務もほとんどない職場です。

Wさんはすぐに面接を受け、
業務内容と待遇にも納得されて入職が決まりました。

少ししてからWさんにお電話してみると、
楽しく働いていらっしゃる様子でした。

落ち着いて働ける職場が見つかって良かったと言うWさん。
「定時で帰れるから、子どもとの時間も増えました」
と明るい声でおっしゃっていました。


Wさんの転職は、お子さんを大事にしながら
時間・収入ともに安定して働く、ということが鍵でした。

今の自分、今の生活。
大切にしたいものは何なのか。
ゆっくり考えてみると
必要なものが見えてくるかもしれません。

※相談事例は、個人が特定できない形で掲載しています

キャリアアドバイザーからのメッセージ

転職のサポート以外にも、看護師さんのお役に立てることがあるんじゃないか。
そんな思いで、この「お悩み相談集」をつくりました。

たくさんの看護師さんとお話しさせていただいてきた私たち。
キャリアアドバイザーの中には、これまで1,000人を超える看護師さんとお会いさせていただいた者もいます。

もしかしたら、あなたと同じようなお悩みを感じている看護師さんがいるかもしれません。

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迷ったり、悩んだりしたときは、ぜひお気軽にご連絡ください。

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