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2017年03月28日

シングルマザー、15年のブランクからの決断

先日、友人の子供が
小学校に入学しました。
シングルマザーとして
頑張っている友人を
ずっと見てきたので、
誇らしげに見せてくれた
成長した子供の写真には、
深い感動を覚えました。

今回、ご紹介するNさんも
離婚を機に復職を考え、
15年ぶりに看護師として
働くことを決めた
シングルマザーでした。

小学4年生の娘さんが
学校に行っている間に働ける
日勤のみで職場を
ご自身で探したそうですが、
なかなか見つけられず、
今回、ご相談くださったのです。

確かに日勤常勤の求人は
夜勤有りの常勤に比べて
あまり出てきません。

いくつかの病院に声をかけ、
日勤のみでOKをくれた病院は
あったのですが、
Nさんの希望給与額には
交渉しても届きませんでした。

家計を背負い、
娘さんの今後の教育費等も考えると
少しでも多く稼ぎたいところですが、
日勤のみでは限界があります。

それでもエリアを拡げて探すと、
1件の病院から、
春に日勤が辞めるので、
それまでは夜勤もありで。
その後も月1、2回夜勤に入れるなら、
という条件で、
給与もNさんの希望額で
OKを頂けました。

そのことをNさんにお伝えし、
誰かご協力してもらえる方は
近くにいないか伺ってみました。

するとNさんから、
「両親には離婚を反対されたので、
 絶対に甘えたくないんです!」
という強い反応が返ってきたのです。

他の求人を探す約束はしましたが、
Nさんの強い語調が気になり、
「お子さんと二人で生きていくのなら、
 人に頼ることも必要だと思いますよ」
とお伝えさせて頂きました。
頑張っているとわかっているからこそ、
言わずにはいられなかったのです。

長くこの仕事をしてきて、
多くのシングルマザーのみなさんに
出会いました。
そして、みなさんから
多くのことを学ばせて頂きました。

"シングルマザーだからこそ、
人に頼れるようになることが大事”

このことも、みなさんに
教えてていただいたことのひとつです。

Nさんは、
「でも、やっぱり難しいと思います」
と言って、
他にも頼れる方が周りにはいないなど、
今の状況を教えてくださいました。

しかし翌日、
 Nさんからお電話があり、
「思い切って両親に話してみたら、
 "どんな時もあなたの味方だよ”
 って言ってもらえたんです」
と泣きながら話してくださったのです!

ご両親も実は心配していたけれど、
うまく話せなくなっていたそうで、
ようやくお互い意地を張らずに
話し合えたそうです。

そして、Nさんは将来のことも考え、
ご両親に頼りながら
夜勤有りの常勤で
働くことに決めました。

夜勤有りにしたことで、
Nさんのご希望給与額を満たし、
身体的な負担の少ない
慢性期病院と療養病院2箇所を
ご提案することができました。

最終的にNさんは、
ご自身に合っていると感じた
慢性期病院へ入職を決めました。


その後、Nさんから
「あの時、思い切って両親に頼る
 きっかけができて良かったです」
と感謝の言葉を頂きました。

シングルマザーとして生きる決断は、
本当に大変なことだと思います。
そんな時、
「看護師資格を持っていて良かった」
と話される方がほとんどです。

それでも、
仕事や育児のすべてを
一人で行なっていくには
限界があります。

お子さんにとっては
頼るお母さんは世界でたったひとり。
だからこそ、
お母さんはひとりだけで無理をせず、
周囲の助けを借りていいと思います。

Nさんは15年のブランクからの復職。
簡単なことではありませんが、
お子さんとの幸せのために、
ご両親に程よく頼りながら、
頑張っていってくださいね。

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