シングルマザーは看護師になれる?子育てと両立する働き方とおすすめの職場

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シングルマザーのなかには、看護師に興味をお持ちの方もいるでしょう。看護師は国家資格であり安定した需要があるため、シングルマザーに人気のある職業の一つ。とはいえ、「子どもの体調不良で急に仕事を休む」「夜勤に入れない」など、悩んでいる看護師もいます。
この記事では、シングルマザーの看護師が抱える不安・悩みや、シングルマザーが看護師になる方法などを解説。おすすめの職場や働き方もまとめました。

※1※2 調査方法:インターネット調査/調査期間:2024年2月7日~2月13日/調査概要:「看護師転職サイト」を対象としたユーザー満足度調査/調査対象:男女、全国、看護師・准看護師資格保有者かつ対象看護師転職サイト利用経験者、20~29歳 107s(※1)、20~34歳 175s(※2)/調査実施:株式会社エクスクリエ/比較対象サービス:「看護師転職サイト」主要10サービス(専用サイトのあるサービスのみ・求人結果の表示ページは除く)

目次

シングルマザーは看護師として働ける?

シングルマザーが看護師として働くことは可能です。看護師は国家資格が必要な専門職であることから、高収入が期待できる仕事といえます。生活費や子どもの養育費を1人で確保する必要のあるシングルマザーにとって、看護師は魅力的な職種の一つでしょう。
安定した経済基盤を築きながら、長期的なキャリア形成を目指せることも、シングルマザーに選ばれる理由かもしれません。専門職である看護師の求人は多数あるので、安定した需要があることも人気の理由でしょう。資格を取得すれば、さまざまな職場で経験を積みながら、自分のペースでスキルを高め続けることができます。

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シングルマザーの看護師が抱える不安や悩み

看護師は安定した収入を得やすい職業といえますが、シングルマザーが看護師として働く際にはさまざまな不安や悩みもあるようです。以下で詳しく説明するので、参考にしてみてください。

学費や生活費を1人で確保しなければならない

必要なお金を貯められるだろうかという不安から、仕事と家事・育児の両立が忙しくて大変なときでも、「自分が稼がなければ」と無理をしてしまうことも。シングルマザーは基本的に1人で家計を支えるため、収入が少ない、予想外の出費が重なるなどすると貯金に回せないこともあるでしょう。

子どもの体調不良で急に休みを取る必要がある

子どもの体調は変化しやすいので、子どもの病気で急に仕事を休んだり、勤務中に保育園から呼び出しがあったりすることもあります。シングルマザーの看護師は、協力してくれる人がいない場合、子どもが体調を崩す度に1人で対応するため、欠勤・遅刻・早退が多くなることもあるでしょう。子育てに理解のない職場では、周囲のスタッフから嫌味を言われたり、職場にいづらくなったりするかもしれません。

夜勤に入れずプラスの手当を受けにくい

シングルマザーの場合、「夜勤に入りたくても入れない」という悩みを抱えることも多いでしょう。特に、子どもが小さくて預け先がない方は、夜勤なしの働き方を選ばざるを得ません。夜勤を行わないと正社員として採用してもらえない病院もあるため、正職員として就業したい方は職場の選択肢が限られてしまうことも。

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子どもと過ごす時間を十分に取れない

シングルマザーの看護師は、仕事のある日に子どもとゆっくり過ごす時間を取るのが難しいようです。「子どもに寂しい思いをさせているだろうか」と不安になったり、自分の時間が取れないと「何のために働いているんだろう」と虚しく感じたりする方もいるかもしれません。

学校行事に参加できず知り合いができにくい

希望どおりに休みが取れない職場の場合、保育園や学校の行事に参加できないことも。幼稚園や保育園、小学校などの行事に参加できないことがあります。ママ友ができにくいと、子育てについて気軽に話せる人がおらず、孤独を感じることもあるでしょう。

シングルマザーが看護師を目指す前に確認したいこと

ここでは、シングルマザーが看護師を目指す前に確認したいことを解説しています。

1人で子育てをしている現状を理解してもらえるか

シングルマザーが看護師を目指す際は、「夜勤免除や短時間勤務が可能か」「残業や休日出勤がないか」「休みが取りやすいか」など、1人で子育てをしている現状を理解してもらえる職場かを確認しましょう。看護師の夜勤免除は、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」で定められており、1回あたり1ヶ月~6ヶ月、何度でも申請できます。「シングルマザーが多いなど似た境遇の看護師が多い」「職場までの距離が近く、子どもの病気にすぐ対応できる」といった点も大切です。

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教育や養育に備えて安心できる給与を得られるか

文部科学省「令和5年度子供の学習費調査のポイント(P1)」によると、幼稚園から高校まで、以下の金額がかかります。

幼稚園小学校中学校高校
年間学習費公立:18万4,646円
私立:34万7,338円
公立:36万6,599円
私立:174万1,516円
公立:54万2,450円
私立:156万359円
公立:59万6,954円
私立:117万9,261円
卒業までの合計額公立:55万3,938円
私立:104万2,014円
公立:219万9,594円
私立:1,044万9,096円
公立:162万7,350円
私立:468万1,077円

公立:179万862円
私立:353万7,783円

※卒業までの合計額は小学校=6年、幼稚園・中学・高校=3年で計算
参照:文部科学省「令和5年度子供の学習費調査のポイント(P1)

私立の小学校であれば、卒業まで1,000万円以上かかるなど、養育費の負担は大きな問題といえます。卒業までにかかる費用の総額を調べることで、看護師を目指す際にどの程度の収入が必要か分かるので、早めに計画を立てておきましょう

大変な場面でフォローしてくれる人がいるか

大変な場面でフォローしてくれる人がいるかを確認しましょう。託児所がある職場でも、年齢制限や定員によっては入れないこともあるため、「子どもが保育園で体調不良になった」「急な残業が発生した」などの際、子どもを迎えに行ってくれる人、日曜や祝日に子どもを見てくれる人がいるがいると働きやすくなります。
託児所がある職場でも、年齢制限や定員によっては入れないこともあるためです。両親や兄弟、ママ友、近所の人など、周りに頼れる人、協力してもらえそうな人がいるか考えてみましょう。

利用できる助成金や支援制度を調べているか

シングルマザーが看護師を目指す際、活用できる制度を調べることが大切です。各自治体の福祉事務所には、ひとり親家庭の方が相談できる窓口が設けられており、公的支援が必要な方に行き届くようにサポートしています。自治体独自の支援もあるため、定期的に相談に行って情報を得るのもおすすめです。こども家庭庁「ひとり親家庭等関係」によると、ひとり親家庭の方に対する支援の例としては、次のようなものがあります。

  • 日常生活の支援(食事、保育、子ども学習など)
  • 住宅支援
  • 児童扶養手当
  • 医療費の助成制度
  • 養育費の確保

児童手当、児童扶養手当、特別児童手当の支給手当や受給対象者の詳細は、厚生労働省雇用均等・児童家庭局家庭福祉課 母子家庭等自立支援室「ひとり親家庭支援担当課職員向け ひとり親家庭支援の手引き(P63)」をご覧ください。

出典
こども家庭庁「ひとり親家庭等関係」(2026年2月17日参照)
厚生労働省雇用均等・児童家庭局家庭福祉課 母子家庭等自立支援室「ひとり親家庭支援担当課職員向け ひとり親家庭支援の手引き」(2026年2月17日参照)

シングルマザーの看護師におすすめの転職先

シングルマザーの看護師におすすめの転職先には、子育て支援のある医療機関をはじめ、訪問看護やデイサービスなど、さまざまなものがあります。それぞれの職場について解説しますので、参考にしてみてください。

託児所・保育所など子育て支援のある医療機関

以下のような子育て支援がある医療機関を選ぶと、「外部の保育園に通うよりも送迎が楽」「通勤の時間も親子で一緒に過ごせる」といったメリットがあります。

  • 院内託児所
  • 保育所
  • 病児保育
  • 24時間の院内保育
  • 学童保育

職場のすぐ近くに預けられるほか、通勤の時間も親子で一緒に過ごせるため、小さな子どものいるシングルマザーの看護師に向いているといえます。ただ、院内託児所は、施設によって「3歳まで」のように年齢制限を設けている場合があります。子どもが対象年齢に当てはまらないときは、院内保育所から近場の保育園やこども園へ通うことも視野に入れましょう。

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残業が少ない病院の外来

病院の外来は受付時間が決まっているため残業が少なく、夜勤もないので、生活リズムを保ちながら働けるでしょう。子どもが大きくなれば、病棟で夜勤に入り、収入アップを狙うといった生活設計もできます。在籍する看護師の人数が比較的多く、急な休みにも対応しやすい傾向にあるでしょう。ただし、緊急外来では夜間対応もあるので求人内容をよく確認するのがおすすめです。

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支給される手当が多い手術室

シングルマザーの看護師は、手術室での勤務も視野に入れてみてください。手術室は夜勤手当に加えて「危険手当」「手術室手当」「オンコール手当」など手当ての種類が多い分、収入が増えやすいといえます。専門的な知識が求められますが、夜間のオンコール当番に入れる場合は選択肢に入るでしょう。

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突発的な業務が発生しにくい検診センターや透析室

シングルマザーの看護師には、健診・検診センターもおすすめです。健診・検診センターは、健康診断や検査を行う場所。基本的に完全予約制で、緊急性の高い患者さまは基本的に来院しないので、残業が発生しにくいのが特徴です。透析室も決まった日時に透析患者さまのケアを行うので、基本的にルーティンワークが多いといえます。
受診人数が多いと忙しくなるものの、看護師の人数も多い職場であれば、急な欠勤や早退にも対応しやすいといえるでしょう。なお、検診センターによっては、土日祝日も営業している場合があるので、シフト希望はきちんと伝えておくのがポイントです。

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病棟のないクリニック

病棟のない無床クリニックは、夜勤がないのでシングルマザーにとって働きやすい職場の一つです。業務時間外の勉強会や会議が少ない傾向にあるため、仕事とプライベートのメリハリをつけやすいといえます。美容クリニックは、予約制なので緊急性の高い患者さま対応による残業が発生しにくく、インセンティブで高給与を得やすいメリットも。クリニックを選ぶ際は、少ない人員体制でシフトを回している職場では、欠勤や早退が難しいこともあるので、慎重に職場環境を確認するのが大切です。

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土日祝日に休みやすい訪問看護

訪問看護の訪問時間は日中が中心で、日曜・祝日は休みの場合が多いといえます。訪問スケジュールもあらかじめ決まっているので、残業が少ない傾向にあります。職場によっては、夜間や休日のオンコール対応を求められることがあるため、応募の際はよく確認しておきましょう。訪問看護師は、基本的に1人で患者さまのご自宅を訪問して、健康管理や医療処置、療養生活のサポートなどを行います。自分で判断する場面が多いので、未経験の場合は教育体制が整った職場を選ぶのがおすすめです。

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日勤のみで働けるデイサービス

デイサービスは、日勤のみで働きたいシングルマザーの看護師におすすめです。通所型のデイサービスでは、日勤が基本なので夜勤自体がないのが一般的です。医療行為も少なめのため、ブランクのある方も就業しやすいでしょう。

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シングルマザーが看護師になるには?

ここでは、「シングルマザーが看護師になるには?」と気になる方に向けて、看護師を目指す際に知っておきたい情報をまとめました。

正看護師または准看護師の免許取得ルートを確認する

看護師になるには、正看護師または准看護師の免許取得ルートを確認しましょう。看護師は実習があるため通信制やオンラインの学びだけでは目指せません。看護の専門学校や短期大学、看護専門学校で3年、または大学で4年間学び、看護師国家試験に合格する必要があります。正看護師になる前に准看護師を目指す方法も。准看護師になるには、准看護師試験に合格、または実務経験を積んだのちに定時制や通信制、全日制の学校に入ります。最終学歴に則った准看護師の実務経験を3~5年積むと、看護師を養成する学校に最短2年通い、試験合格後に看護師として働けます。

出典
日本看護協会「准看護師のための進学特設サイト」(2026年2月17日参照)

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自治体の就業支援制度・補助金を活用する

シングルマザーで看護師を目指す際は、自治体の就業支援制度・補助金を活用することもポイントです。以下に、各制度の概要をまとめていますので、ぜひご一読ください。

高等職業訓練促進給付金

「高等職業訓練促進給付金」は、看護師などの特定の資格取得を目指すひとり親の方を対象に、看護学校に通う間の生活費を給付する制度です。訓練開始日以降で、以下の方が対象です。

  • 児童扶養手当の支給を受けているか、子どもが1人なら収入が年385万円未満の所得水準(所得水準異常でも、1年に限り引き続き対象者)
  • 養成機関で6月以上のカリキュラムで学び、対象資格の取得等が見込まれる
  • 仕事または育児と学習の両立が困難と認められる

訓練期間中は月額7万500円~10万円が支給されるため、金銭的な負担を大きく軽減できるでしょう。受給条件に該当するかどうかの詳細は、子ども家庭庁「高等職業訓練促進給付金のご案内」でご確認ください。

出典
子ども家庭庁「高等職業訓練促進給付金のご案内」(2026年2月17日参照)

自立支援教育訓練給付金・専門実践教育訓練給付金

「自立支援教育訓練給付金」は、ひとり親の方の主体的な能力開発を支援する事業です。対象の教育訓練を修了すると、費用の一部が支給されます。看護師や准看護師の養成課程など、専門実践教育訓練給付の対象となる講座を修了した場合、支給額は4年間で最大160万円です。受講前に講座の指定を受ける必要があるので、事前に各自治体の福祉事務所に相談しましょう。

看護職員修学資金貸与制度

看護職員修学資金貸与制度は、各自治体の看護師不足を解消するために、看護師を目指す方に向けて修学資金の貸与を行うものです。貸与の条件は、資格取得後に指定された医療機関や施設などで働くこと。約束どおり一定の期間勤務した場合は、返済が免除されます。主に、都道府県が実施しているので、関心がある方は調べてみましょう。

出典
厚生労働省「○看護師等修学資金の貸与について」(2026年2月17日参照)

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【正職員orパート】シングルマザー看護師の働き方を選ぶなら

ここでは、「シングルマザーで看護師をする場合、どの働き方がベストなの?」悩む方に向けて、正職員・パートそれぞれの特徴を解説します。

雇用形態別にみる看護師の給料の違い

常勤看護師の給与は、ほかの職種よりも高い傾向があります。厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査(表1)」によると、看護師のきまって支給する現金給与額は35万2,100円、年間賞与その他特別給与額は85万6,500万円。年収を算出すると約520万円です。

きまって支給する現金給与額年間賞与その他特別給与額年収
看護師36万3,500円83万5000円519万7,000円
介護職員27万1,000円50万8,300円376万0,300円
販売店員27万1,200円43万9,900円369万4,300円
飲食物給仕従事者27万5,400円27万9,100円358万3,900円

※年収=きまって支給する現金給与額×12+年間賞与その他特別給与額で計算
※企業規模10人以上

厚生労働省の資料によると、パート看護師の1時間あたりの平均時給(所定内給与額)は1,849円、年間賞与その他特別給与額は10万2,400円。介護職員や販売店員、飲食物給仕従事者の平均時給が1200円前後、年間賞与が10万円以下でした。上記はすべて平均のデータではあるものの、看護師は正職員・パートともに平均年収が高い傾向といえるでしょう

正職員で働くメリット・デメリット

シングルマザーの看護師が正職員で働くメリットには、無期雇用の安心感があることや、パート勤務よりも収入面が安定しやすい点が挙げられます。一方で、デメリットは勤務時間が長い点です。正職員でフルタイム勤務を続けることにこだわり過ぎると、体力的な負担から体調を崩してしまう場合も。残業を断りにくい場合は、子どもとの時間を取りにくいかもしれません。夜勤に入れることが正職員の条件になっていることもあるので、人によっては生活との両立に悩むこともあるでしょう。

パートで働くメリット・デメリット

「長時間保育園に預けるのは避けたい」と考えるシングルマザーには、パートや時短勤務の働き方を選択する方法もあります。パート勤務で看護師として働く主なメリットは、勤務時間やシフトの融通が利きやすい点です。しかし、正職員と比較すると、昇進の機会が限られていたり、ボーナスの少なさや退職金がなかったりするなどのデメリットがあるでしょう。

働き方について相談できます

理想のキャリアを目指すシングルマザー看護師の転職体験談

ここでは、「レバウェル看護」の相談事例の中から、転職を成功させたシングルマザー看護師の体験談を紹介します。これから転職活動を行う方はぜひ参考にしてみてください。

収入確保のためご両親を頼って夜勤ありの常勤を選んだNさん

離婚を機に、15年ぶりに看護師として復職することを決めたNさんは、日勤常勤の仕事を探していました。相談を受けたキャリアアドバイザーは、いくつかの病院と交渉を行いましたが、給与額がNさんの希望には届きません。月1~2回の夜勤に入るという条件なら、Nさんの希望給与額で勤務できる病院が見つかりました。キャリアアドバイザーが、夜勤のときに娘さんを任せられるご家族がいないか尋ねると、Nさんは「両親には離婚に反対されたので絶対に甘えたくない」とのことでしたが、Nさんが思い切って両親に相談すると関係が改善。Nさんはご両親に頼りながら、夜勤ありの常勤で働くことに決めました。

▼元の記事を詳しく見る
子育ても家計も…シングルマザー看護師が転職で気づいた頼ることの大切さ

不登校の娘さんを支えるため実家近くに引っ越したAさん

保育園で看護師のパートをしていたAさんは、娘さんが小学校3年生のときに離婚し、急性期病棟へ転職しました。3年間夢中で働くうちに、娘さんが不登校になり「娘との時間をつくるため、残業や夜勤のない職場に移りたい」とキャリアアドバイザーに相談。Aさんのご両親も心配しているという話を聞いたキャリアアドバイザーは、娘さんの小学校卒業を期にご実家の近くに引越しすることを提案。Aさんはご両親や娘さんと相談し、新しい場所でご両親のサポートを受けながらやり直すことを決意しました。Aさんはスキルアップもできる急性期病院の紹介を受けて入職し、娘さんも中学校に休まず通っているそうです。

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不登校の子どもとの時間をつくりたい…家族を守るための新たな選択肢

看護師として働きたいシングルマザーからよくある質問

以下では、看護師として働きたいシングルマザーからよく寄せられる質問に回答しています。

シングルマザーの看護師は多いですか?

シングルマザーで看護師として活躍している方もいます。看護師はライフプランの変化に合わせやすい仕事です。一度資格を取得すれば、転居や離職などによる離職期間が発生しても、専門知識を活かした再就職や転職がしやすいといえます。子どもの成長に合わせて、職場を変える可能性があるシングルマザーにとっては安心といえるでしょう。

シングルマザー看護師に向いていない職場はありますか?

大学病院や総合病院の病棟は夜勤に入る必要があったり、緊急性の高い患者さんが多かったりするため、急な欠勤や早退はしづらいといえます。特に、救急外来やICUといった緊急対応が多い部署は、残業や休日出勤の頻度も高い傾向にあり、シングルマザーには向いていないといえるでしょう。

シングルマザーが看護学校に通うのは厳しいですか?

学費が手ごろな公立の学校は倍率が高く、合格するためには多くの勉強が必要な傾向にあります。看護学校は実習やテスト、レポートなどがあり多忙なので、子育て中の方にとっては負担が大きいこともあるでしょう。「落ちたらどうしよう」「両立が大変で辞めたい…」と辛いこともあるかもしれません。

まとめ

国家資格を持ち安定的に働けることや給与が高い傾向にあることから、看護師を目指すシングルマザーはいます。一方で、シングルマザーの場合は夜勤に入りにくかったり、お子さんと過ごす時間が十分に取れなかったりして悩むことも多いようです。

シングルマザーの看護師が仕事と育児を両立するためには、子どもの成長に合わせて働き方を変えたり、周囲の人から協力を得ることがポイントといえます。ひとり親に対する公的支援も有効に活用しましょう。

シングルマザーの看護師におすすめの職場は、病院の外来や病棟のないクリニック、検診センターなどです。子どもの年齢に合わせて、院内託児所のある病院も視野に入れるのがおすすめといえます。転職先を選ぶ際は、安定した収入を得られることに加え、無理なく勤務を続けられることを重視しましょう。

とはいえ、家事・育児で忙しく、ゆっくり転職について考える時間がない方もいるでしょう。レバウェル看護では、転職のプロであるキャリアアドバイザーとLINEやメールで求人情報のやり取りが可能です。自分だけで探すよりも条件に合ったものを紹介してもらえるでしょう。隙間時間に少しずつ転職の準備を進められますので、この機会にぜひご活用ください。

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この記事を書いた人
「レバウェル看護」編集部
「レバウェル看護」は累計利用者数47万人(※)を超える看護師専門の転職支援サービス。 編集部の制作体制には看護師経験者や現役看護師を交え、これまでに1,000記事以上(※)を執筆。看護師にとっての悩み・不安・疑問を一番に相談する"相談窓口"になることを目指し、医療・介護の現場で尽力している方々をサポートするためのコンテンツを発信中。 (※)2023年6月時点
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