
「美容外科看護師になるには、ほかに資格が必要?」と気になっている人もいるでしょう。
基本的に、看護師か准看護師の資格があれば美容外科で働くことは可能です。
この記事では、美容外科看護師になりたい人に役立つ資格を詳しく解説します。美容外科に向いている看護師の特徴や転職のコツも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
美容外科とは、形成外科の中の一分野で、主に容姿を整えるための「美容整形」手術を行う診療科のことをいいます。美容外科で行うおもな施術例は以下のとおりです。
対応する施術の内容は、病院やクリニックごとに異なります。美容外科は、施術内容によってはメスを用いた手術を行うこともあるのが特徴です。
美容皮膚科では、基本的にメスを使わず、医療機器を用いた施術を行うのが特徴です。レーザー等を用いた医療脱毛や皮膚の処置のほか、美容注射などを行います。
総合美容クリニックだと、美容外科と美容皮膚科の両方がある場合も。自分のスキルや希望に合う職場を選びましょう。
美容外科看護師は、看護師か准看護師の資格があればなることができます。ただし、人気があり倍率が高い傾向にあるため、豊富な臨床経験や手術介助のスキルがある人の方がより有利になるでしょう。美容外科で働きたいナースは、「美容外科看護師になるには?必要な経験・採用条件や美容皮膚科との違いも」で詳細を確認してみてください。
美容外科での勤務を希望する場合、美容医療への関心や積極的に知識を得ようとする姿勢をアピールするために、看護師以外の美容系資格を持っておくことはおすすめです。
この項では、美容外科で働きたい看護師さんにおすすめの資格を紹介します。美容外科で働く際に、役立つ知識やスキルを身に付けられる資格を挙げていきますので、参考にしてみてください。
日本化粧品検定とは、化粧品や美容に関する幅広い知識を身に付けられる検定試験です。3級から特級まであり、1・2級は文部科学省が後援している公的資格となります。美容業界や化粧品業界での認知度が高く、履歴書に記載できる資格であることが大きなポイントです。
1・2級の試験は年2回で全国32会場で行われ、受験資格の制限はなく、1・2級は併願受験も可能となっています。以下は、それぞれの級の合格レベルです。
合格率は70%前後で、専用のテキストでしっかりと勉強してから臨む必要があります。美容外科看護師がプラスの資格として取得するなら、2級以上を目指すのがおすすめです。
スキンケアカウンセラーは、日本スキンケア協会が主催する資格です。カウンセリングによって、表面的な肌トラブルだけでなく本音や悩みの本質を引き出し、相談者の理想の肌に近づけるよう適切なスキンケアのアドバイスを行うプロを目指します。
接遇スキルや、傾聴も大切な美容外科看護師の仕事に役立つ資格でしょう。通信教育で取得が可能です。
美容と健康のための知識検定で、化粧品やサプリメント・健康補助食品に関する正しい知識の確認におすすめです。
美容外科に来院するお客さまは、美容への関心が高く正しい知識を求めています。検定で知識を身に付けておけば、説得力のあるアドバイスができるでしょう。在宅受験も可能で、5肢択一のマークシート方式の試験になります。
化粧品成分検定の1級合格で得られる資格です。化粧品の全成分表示を読み解き、組み合わせや置き換えもできる知識を身に付け、プロとして第三者にアドバイスできるレベルを目指します。公式テキストの内容からマークシート方式で出題される試験です。
スキンケアマイスターは、日本コスメティック協会主催の資格で、美容総合検定に合格すると取得できます。美容医療や関連法規を総合的に学び、スキンケアや化粧品・サプリメント、エステティックなどの知識を習得できるでしょう。Webで試験が行われるため、受験しやすい検定です。
日本エステティック協会が、エステティシャン教育事業の一環で行っている資格制度です。エステティシャンに必要な基本的な知識・技術を持ち、担当範囲のエステティックサービスを適切に提供できる能力を身に付けることを目指します。
エステティシャンの知識やレベルを示す指標として、関連業界でも認められている資格です。取得には、協会認定校で300時間以上または1000時間以上コースを修了するか、実務経験1年以上をクリアし、実技試験と筆記試験に合格する必要があります。
取得までは時間と費用がかかりますが、上級資格もあり、美容医療分野におけるキャリアアップを目指す人におすすめです。
サプリメントアドバイザーには、それぞれ主催元が違う主に2つの資格があります。
1つ目は、日本臨床栄養協会のNR・サプリメントアドバイザーです。厚生労働省のガイドラインに対応した保健機能食品やサプリメントについて、専門的観点からアドバイスできることを目指します。
2つ目は、メディカル・サプリメントアドバイザーです。医師や薬剤師、看護師など医療資格を有する人(それに準ずる学生も対象)のための資格で、エビデンスに基づいてサプリメントの安全性と有効性、相互作用を理解し、専門家として説明できることを目指します。
どちらの資格も通信教育で受講が可能で、全課程修了後にある試験の合格が必要です。
日本コスメティック協会が主催する、美容医療に携わる看護師のスキルアップを目指す資格です。看護師か准看護師の資格があれば受験が可能。専用のテキストで勉強し、Webで学科試験に受験・合格後、スクールの講義を受講することで取得となります。
昨今、日本の美容医療は海外でも注目されており、外国人の来院も増加傾向にあるようです。そのため、美容外科で働きたい看護師は、語学系の資格を持っていると役立つかもしれません。
TOEICは、日常生活やビジネスで実用できる英語能力を測定する世界共通のテストです。テスト結果は合否ではなく、スコアで表示されるため、自分はどの程度英語を使えるかを示す指標になります。
ビジネスで使える英語レベルとなると、700点以上が目安となり高水準が求められるようです。就職でアピールする際は、現在のスコアと学習を継続中だと伝えると良いでしょう。
美容外科や美容皮膚科は、中国から来院するお客さまも少なくないようです。そのため、ある程度の中国語を理解し、コミュニケーションを取れることは採用に有利になる可能性もあります。
HSKは世界中で公認されている中国語検定です。1~6級まであり、3級は基本的なコミュニケーションができるレベル、4級は中国語を母語とする人と話せるレベルという目安になっています。
美容外科で働く看護師の仕事内容は、手術の介助や準備・片付け、術前の説明、術後のフォローを行うことです。基本的に夜勤はなく、美容外科の多くは完全予約制を導入している傾向にあるため、時間外勤務も少なめだといいます。ただし、業務開始が10時や11時からになっている職場もあり、勤務の終了が少し遅めになる可能性があるでしょう。
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美容外科は、ほかの診療科とは異なる特徴があります。どのような人が美容外科に向いているのか、以下で確認してみましょう。
美容に強い興味がある人は、美容外科や美容皮膚科の看護師に向いているといえます。美容医療に携わるにあたって、自らの美意識を高めることを積極的に楽しめる気持ちは大切です。美容医療は、日々アップデートされていきます。美容外科で勤務する看護師は、新しい知識や技術を身に付けていく必要があるため、関心がある方がモチベーションを維持できるでしょう。
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美容外科の看護師は容姿で採用が決まる?面接で見た目より重視する点を解説
美容外科や美容皮膚科といった美容医療の現場では、来院する方を「お客さま」として接するサービス業の特性が強めです。そのため、コミュニケーションスキルに加え、高い接遇スキルも求められます。傾聴によるカウンセリングや、丁寧な立ち居振る舞いができる看護師も向いているといえるでしょう。
美容外科では、ほかの診療科とは異なる知識・技術を身に付けていくことになるため、臨床現場に戻る場合はブランクとみなされるケースもあるようです。そのため、美容医療で専門性を高め、管理業務に携わりたいといったキャリアプランがある人におすすめの職場になります。美容外科で経験を積み、将来は美容医療関連企業へ転職するという道もあるでしょう。
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美容看護師に向いている人とは?向いていない人の特徴や転職ポイントも紹介
この項では、看護師が美容外科に転職する際のコツを紹介していきます。美容外科へ転職したい方は、実践してみてください。
美容外科はほかの科と異なる特徴を持つことから、入職してから身に付ける看護知識・技術もあります。そのため、美容外科の求人を選ぶ際は、教育・研修制度が充実している職場を探しましょう。美容皮膚科の業務にも興味がある場合、両方の科を有する総合美容クリニックもおすすめです。
同じ美容外科でも、職場によって環境はさまざまです。施設規模や運営主体、対応する手術内容や院の方針によっても看護師の働き方は変わってくるでしょう。自分に合った職場選びが必要ですが、自分で求人を探すのは大変なことです。
希望に合う求人を見つけたい方は、転職エージェントの活用がおすすめです。アドバイザーに相談し、より希望条件に近い求人を効率良く探しましょう。
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美容看護師は将来性がある?クリニックでのキャリアプランや転職の注意点
ここで、美容外科の看護師になりたい方のよくある疑問について、Q&A形式でお答えします。
美容外科は、看護師か准看護師の資格があれば働けます。倍率が高めの人気求人なので、応募の際は、美容医療への関心や積極性をアピールできると良いでしょう。美容医療に関心のある看護師におすすめの資格は「美容外科で働きたい看護師におすすめの資格9選」をご覧ください。
美容外科が、新卒採用を行っている場合もあるようです。ただし、美容外科の場合は、手術の介助も行うため、医療現場で臨床経験がある人の方が有利になる可能性はあります。キャリアの幅を広げるためにも、病棟などで基本的な看護スキルを身に付けてから、美容外科へ転職することも視野にいれましょう。
美容外科は形成外科の一分野で、美容整形手術を行います。美容外科で働く看護師のおもな業務は、術前後の説明やケア・手術のサポートです。看護師・准看護師の資格があれば美容外科で働けますが、オペのサポートを行うことから、臨床経験がある看護師の方が有利になる可能性はあります。美容外科に転職するにあたって、美容医療に関する知識・スキルを高めたいという方は、幅広い資格や検定がありますので取得を検討するのも良いかもしれません。
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