
「オンコール待機中の看護師はどうやって過ごしているの?」と気になっている看護師は多いのではないでしょうか。
ここでは、オンコール待機中の看護師の過ごし方や、オンコールをストレスに感じない過ごし方などについて詳しく紹介します。
この記事を最後まで読み終えてもらえれば、オンコール待機中の過ごし方が分かり、安心してオンコールありの職場で働けるでしょう。
オンコールありの職場への転職を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
オンコールとは、緊急対応が必要になったときに、すぐに現場に駆け付けられるように備える看護師の働き方です。
ここでは、オンコール勤務の内容や頻度、手当などに関して分かりやすく解説します。
オンコール当番の看護師は、職場によって勤務内容が異なります。
夜間に看護師が常駐していない手術室や、想定外の出産で増員が必要となりやすい産婦人科では、オンコールの連絡を受けたら出動するのが基本です。
一方、介護施設や訪問看護ステーションは、電話での指示にとどまるケースも多く、必ずしも出動するとは限りません。
また、オンコール専用の携帯電話を持たされる職場もあります。
オンコール当番の頻度は、看護師の人数によって異なるものの、1か月あたり4~8回ほどが一般的です。
何日か連続してオンコールを担当することもあれば、数日ほど空くことも珍しくありません。
また、メイン・サブの2名体制を取っている職場なら、いざという時の安心感はあるものの、オンコールの頻度が多くなる点も留意しておきましょう。
オンコールは呼び出しがなければ、法律上労働時間に該当しないため、無給となる職場も少なくありません。
手当てが支給される場合、1,000~5,000円ほどが相場です。
メイン・サブの2名体制では、メインが1,000~3,000円ほど、サブなら0~2,000円ほどが一般的となります。
オンコールありの職場で働く際、あらかじめオンコール手当の支給額や要件について確認しておくと良いでしょう。
「オンコール待機中は、何をして過ごしてもいいの?」と疑問に感じている方は少なくありません。
オンコール待機中の看護師の過ごし方は下記のとおりです。
それぞれの過ごし方について詳しく解説するので、オンコールありの職場へ転職する予定のある方は取り入れてみましょう。
オンコール当番日は、自宅で待機するのが原則です。
ただし、職場によっては、「30分以内に現場に出動できる」「現場から5km圏内」など、待機場所のルールが定められているケースもあります。
ルールを守れば、自宅以外の場所で過ごすことも可能です。
オンコール待機中は、いつでも電話に出られるように備えておかなければなりません。
中には、フリーザーバッグに携帯電話を入れて、浴室まで持ち込む看護師もいます。
また、携帯の充電や電池が切れていたり、サイレントモードになっていたりすると、着信に気付きにくいです。
携帯の充電や着信の音量などにもしっかり気を配りましょう。
オンコール待機中は、普段通りの生活を送って問題ないものの、電話対応で済むとは限りません。
職場から離れた場所で待機していると、すぐに駆けられないので、遠出は控える必要があります。
出動後に医療行為をする可能性もあるため、オンコール待機中は飲酒ができない点に注意してください。
オンコールを取り入れている職場といえば、訪問看護ステーションをイメージする看護師は少なくありません。
しかし、実際はさまざまな職場でオンコール当番を導入しています。
各職場のオンコールの特徴を紹介するので比較してみましょう。
手術室では、基本的に平日の昼間に手術を行うようにスケジュールが組まれています。
しかし、夜間や土日に緊急で手術を行わなければならないケースも少なくありません。
そのため、多くの手術室の看護師は日勤のみで、交代にオンコール当番を担当しています。
待機していた看護師は、飛び出しがあれば出動し、手術に立ち会うこととなるでしょう。
規模の大きな総合病院では、当直看護師が夜間対応をしているため、オンコールを導入していないことも珍しくありません。
一方、個人病院のように規模の小さい産婦人科医院の多くは、オンコールを導入しています。
夜間に緊急の帝王切開があったり、出産が重なって増員が必要となったりした場合、オンコール当番の看護師が出動しなければなりません。
特別養護老人ホームや有料老人ホームで働く看護師は日勤のみ働き、夜間はオンコール対応を導入している施設が一般的です。
夜勤がない代わりに、入居者の体調不良や容態の急変など、さまざまな事態に備える必要があります。
ただし、民間のオンコール代行業者の活用や看護師の24時間体制など、オンコール当番が不要の施設も増えてきているでしょう。
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訪問看護ステーションでは、利用者様やご家族が常時連絡・相談できるように、「24時間対応体制加算」が算定されています。
「利用者本人の体調が悪化してどうしたらいいのか分からない」「医療機器のアラームが鳴っていて止まらない」など、さまざまなケースに対応する必要があるでしょう。
利用者様やそのご家族の抱える不安を傾聴したうえで、適切なアドバイスを行い、必要に応じて現場に急行します。
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訪問看護のオンコールとは?対応頻度や手当、ストレス緩和の方法を解説
看護師がオンコール当番を担当すると、さまざまなメリットが期待できます。
そこで、看護師のオンコール待機でのメリットは下記のとおりです。
どのようなメリットが期待できるのかチェックしてみましょう。
オンコール待機中は、飲酒や遠出ができないなど行動に制限があるものの、夜勤のように身だしなみを整えて出勤する必要がありません。
自宅や周辺エリアで、ある程度自由に過ごすことができます。
家事を済ませたり、趣味を楽しんだりと、退勤後の時間を有意義に活用しやすいです。
オンコール当番で電話や出動がなくても、手当てが支給される職場は多いでしょう。
自宅で自由に過ごしながら、手当てが支給されるのはオンコールならではの嬉しいポイントです。
オンコール当番に慣れると、「電話を気にせずにゆっくり眠れる」と感じる人も少なくありません。
手術室や産婦人科でのオンコールは、電話が来ればすぐに出動するケースがほとんどです。
しかし、介護施設や訪問看護ステーションでは、電話での対応で済む場合も珍しくありません。
必ずしも出動するとは限らない職場のオンコールなら、比較的身体への負担が少なく済みます。
ご家族や夜勤の介護職員では対応できないような緊急事態が起きているタイミングで、オンコールの電話はかかってきます。
時には、「転倒して頭から大量に出血している」「呼びかけても返答がない」など、緊急性の高い
オンコールを受けることもあるでしょう。
患者様やご家族が安心して療養生活を送れるように支えることで、医療従事者としてのやりがいを感じられます。
看護師がオンコール当番を担当すると、多くのメリットが期待できる一方で、いくつか注意したいデメリットもあります。
ここでは、看護師のオンコール待機でのデメリットを紹介するので、先述したメリットと比較してみましょう。
オンコールは呼び出しがなければ、休日とほとんど変わらずに過ごすことができます。
しかし、いつ呼び出されるのか分からないプレッシャーによって、リラックスできないと感じる看護師は少なくありません。
常に緊張感があり、「そわそわして落ち着かない」と疲労感が残ってしまうでしょう。
家族や友人と食事を楽しんでいても、オンコール待機中は飲酒ができません。
自分だけお酒を飲めないことで、楽しさが半減したと残念に思う看護師が多いです。
また、職場から遠い場所へ出かけられないので、プライベートを重視したい看護師は不満につながりやすいでしょう。
夜間のオンコールでは、就寝中に電話がかかってくることもあります。
電話対応で済ませられない内容であれば、身支度を整えて出動しなければなりません。
家族が寝静まる中、自分だけ仕事に向かうことで「本当は寝ていたいのに…」とストレスを感じやすいです。
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オンコール待機によって、ストレスや疲労感に悩まされる看護師は珍しくありません。
看護師がオンコール待機をストレスに感じない過ごし方は下記のとおりです。
オンコール待機ならではのストレスを軽減したい方は、早速試してみましょう。
オンコール待機中は遠出ができないものの、自宅周辺であれば外出して問題ありません。
「自宅にいると電話が気になってリラックスできない」という看護師は、ショッピングを楽しんだり、カフェでゆっくりお茶をしたりといった過ごし方がおすすめです。
映画やカラオケなど、時間が決まったレジャー施設は、満足する前に電話がかかってくる可能性があるので避けた方が良いでしょう。
私用携帯とオンコール用の携帯電話の着信音が異なると、聞きなれていない音に驚いてしまうこともあります。
起きているときはあまり気にならなくても、就寝中は気になりやすいものです。
熟睡していても起きられるくらいの音量に調整しておけば、着信音による不快感が少なく済みます。
オンコールの内容は、患者様の急変のように緊急度が高い用件とは限りません。
中には、「解熱剤を服用させても良いですか?」「朝まで様子を見て大丈夫ですか?」といった確認のための電話であることもあります。
日勤帯のうちに指示を出したり、ケアを終わらせたりしておけば、夜間帯のオンコールを減らす効果が期待できるでしょう。
もしもオンコール当番が苦痛で日常生活に支障をきたす場合、無理にオンコールを続けるのではなく、回数を減らしてもらうのも選択肢の一つです。
オンコールの回数が減ることで負担も軽減され、無理なく働き続けることができます。
「オンコールが辛い」と抱え込んでしまう前に、まずは気軽に先輩看護師や上司に相談すると良いでしょう。
ここでは、オンコールや待機中の過ごし方についてよくある質問を紹介します。
オンコールで出動しても、代休をもらうのは難しいです。
本来、オンコールは時間外手当として加算されるので、定められた日数は働かなければなりません。
もしもオンコール出動後に休みが欲しい場合、有給休暇を取得する必要があります。
職場によって、准看護師のオンコール勤務の可否は異なります。
例えば、介護施設ではオンコール対応が可能な職種について定められていないため、准看護師でもオンコール勤務が可能です。
一方、訪問看護ステーションでは、24時間対応の連絡相談担当者は、看護師もしくは保健師であることが求められています。
准看護師は訪問看護のオンコールを行えないので注意してください。
オンコール待機中は自宅や周辺エリアで、普段通りに過ごすことができます。
夜勤のように身だしなみを整えて出勤せずに済むので、退勤後の時間を有意義に活用しやすいです。
ただし、電話や出動に備えて、オンコール当番日は飲酒や遠出は控えなければなりません。
「自宅にいると電話が気になってしまう」という方は、自宅周辺でリラックスして過ごしたり、着信音を調整したりすると良いでしょう。
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