オンコールに気づかなかったときはどうする?対処法について解説

オンコール気づかなかった! 経験がある看護師の割合を調査の画像

オンコールのある職場で働く看護師のなかには、電話に気づかずヒヤッとした経験のある人もいるでしょう。いつあるか分からない電話に、時間や行動が制限され、ストレスを感じる看護師もいるようです。本記事では、オンコールに気づくための対策やオンコールをストレスに感じたときの対処法などを解説します。オンコールを避けて働ける職場も紹介していますので、オンコールを負担に感じる人は、参考にしてみてください。

※1※2 調査方法:インターネット調査/調査期間:2024年2月7日~2月13日/調査概要:「看護師転職サイト」を対象としたユーザー満足度調査/調査対象:男女、全国、看護師・准看護師資格保有者かつ対象看護師転職サイト利用経験者、20~29歳 107s(※1)、20~34歳 175s(※2)/調査実施:株式会社エクスクリエ/比較対象サービス:「看護師転職サイト」主要10サービス(専用サイトのあるサービスのみ・求人結果の表示ページは除く)

オンコールとは

オンコールとは、夜間や休日など看護師が常駐していない時間帯に、緊急事態が発生したときに備えて、看護師が自宅などで待機しておく体制のことです。主に、オンコール体制をとっているのは、以下のようなところがあります。

  • 訪問看護ステーション
  • 介護施設
  • 手術室

訪問看護ステーションや介護施設などは、利用者さんや施設の介護士などからの相談がメインでしょう。電話対応で済む事例もあれば、緊急で訪問し対応が必要なケースもあるかもしれません。手術室は、緊急手術が入った場合の応援要請のためにオンコール体制がとられているようです。
いずれも、24時間いつ連絡が来るか分からず、1日中気持ちが休まらないという人も多いでしょう。なかには、オンコールに気がつかず冷や汗をかいた経験のある人もいるかもしれません。

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オンコールに気づかなかった場合どうなる?

オンコール対応に気づかなかった場合、対応が遅れてしまい患者さんの症状が悪化する可能性があります。緊急で訪問が必要な場合や救急要請が必要な急変などの場合は、患者さんの命を危険にさらしてしまう可能性もあるかもしれません。また、オンコールを取れないことが何度か続いたり、気づかなかった理由次第では、医師や同僚、患者のご家族から信頼を失う場合もあるでしょう。

オンコールに気づかなかったことがある看護師は「34%」

レバウェル看護公式 Instagramにて実施したストーリーズアンケートで、「オンコールに気づかなかった!起きれなかった!そんな経験ある?」に「ある」と回答した看護師は、全679人中の233人でした。全体の約3割以上の看護師が、オンコールに気づかなかった経験があるようです。いくら気をつけていても、お風呂やトイレなど、状況によっては電話をとるのが難しい場合もあるかもしれません。

出典
 レバウェル看護公式Instagram(2024年2月27日参照)

「オンコールに気づかなかった!」という状況を防ぐための対策

通知音の工夫や首掛けショルダーを使用すると、オンコールの取り忘れを防げる可能性が上がるでしょう。ここではオンコールに確実に気づくためにできる対策を、以下に紹介します。

通知音を工夫する

通知音の工夫は、すぐに実践できる対策の1つでしょう。音量を最大にしておき、外出時にうっかりマナーモードにしたときのために、バイブレーション機能を設定しておくのも良いかもしれません。着信音は、強烈なものだと電話が来るたびに驚いてしまいますが、優し過ぎると気づかない可能性も。自分なりにいろいろな着信音を工夫してみるのも良いかもしれません。

首掛けショルダーを使用する

首掛けショルダーを使用すると、「どこに携帯電話を入れたっけ?」という状況を防げます。外出するときに、バッグや車のなかに入れっぱなしにして、焦った経験のある看護師もいるでしょう。出かけるときには、常に身に着けられるように首にかけておくと、すぐに電話に対応できるため安心です。

携帯電話の置き場所を決めておく

家のなかで失くして焦らないよう、携帯電話の置き場所を決めておくのもおすすめです。リビングのテレビの横など、主にいる部屋のなかに定位置を決めて、使用しないときは毎回その場所に戻すようにすると良いかもしれません。

家族の協力を得る

家族の協力を得るのも、確実にオンコールに気づくための対策の1つです。お風呂やトイレ、仮眠している時間など、気にかけていても難しい状況もあるかもしれません。そのようなときは、家族と通知音を共有しておき、電話があった際に声をかけてもらうようにすると、とり忘れを防げます。家族にお願いする時間ができると、リラックスできる時間も増えるでしょう。

オンコールをストレスに感じる理由と対処法

オンコール当番の日は、電話がいつあるか分からず、夜もゆっくり休めないなど行動が制限されることにストレスを感じる看護師も多いようです。ここでは、オンコールをストレスに感じる理由と対処法を解説します。

自宅での行動が制限されてしまう

オンコールは、電話で対応が済むときもあれば、訪問が必要なケースもあります。訪問に備えて、遠出を控えたり、禁酒したりなど、自宅にいても拘束感があることにストレスを感じる看護師もいるでしょう。オンコール当番の日は、大事な予定を入れず、自宅でゆっくり過ごす方が良いかもしれません。

緊張して夜もゆっくり眠れない

昼夜を問わないオンコールに、夜もぐっすり眠れない人も多いでしょう。なかには、オンコール対応の翌日も通常どおり出勤になる職場もあり、余計に疲労の原因となっているかもしれません。夜にゆっくり休めないと悩んでいる方は、日中休めるときに仮眠をとっておくと良いでしょう。夜は眠れなくても横になり、体を休めておくのがおすすめです。

緊急性のない対応でも電話がある

緊急性のないオンコールが何度も来ることも、ストレスを感じる理由の1つです。介護施設に勤めている看護師であれば、介護職員から細かく相談や報告があり困っている方もいるかもしれません。「そんなことまで報告しなくても良いのに…」と思うかもしれませんが、迷ったら念のため報告しておきたい人も多いはず。上司と相談して、報告を急がなくて良いケースなど、おおまかな基準を作って共有しておくと、オンコールの回数が減らせるかもしれません。

オンコール待機手当が支給されない

オンコールは、就業場所以外で待機する場合、勤務時間とみなされないことが多いようです。そのため、オンコール待機手当を支給しなくても違法には当たらず、手当がない施設や病院もあるかもしれません。時間が拘束されるオンコールは、精神的にも負担がかかるため、労働者に対して待機手当を支給するなどの配慮も必要だといえるでしょう。手当が低い、手当の支給がないなど不満がある場合は、転職を検討するのも手段の1つだといえます。

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オンコールを避けたい看護師におすすめの転職先

オンコールにストレスを感じ、オンコールがない職場で働きたい人もいるでしょう。ここでは、オンコールを避けたい看護師におすすめの転職先を以下に解説します。

訪問看護ステーション

訪問看護師の業務自体ではなく、オンコールのみにストレスを感じる看護師は、職場を変えてみるのも良いかもしれません。なかには、オンコール体制をとっていない訪問看護ステーションもあるようです。また、訪問看護師が小人数だとオンコール当番の回数が多くなる傾向にあります。訪問看護師の数が多い事業所を選べば、オンコールの負担が軽くなる場合もあるでしょう。職場を変えることで、経験をそのまま活かし、さらに好待遇にも期待ができます。
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介護施設

落ち着いた環境が良いけどオンコールは避けて働きたい看護師は、介護施設がおすすめです。デイサービスなど、日勤のみの勤務でオンコールがない職場を選ぶのも良いでしょう。特別養護老人ホームなどの入所型の施設でも「オンコール代行」を導入しているところもあるようです。介護施設は、働き方や待遇面も施設によってそれぞれなので、自分の希望に合った求人が見つかるかもしれません。
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病院の外来

病院の看護経験を積みたいけど、夜勤やオンコールを避けたい人は、病院の外来で働く選択肢もあります。患者さんの数が多い病院だと、日中は業務に追われることもあるかもしれませんが、勤務が終われば連絡が来ることはないため、仕事とプライベートを切り離せるでしょう。総合病院であれば、興味のある診療科を選ぶこともできます。
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クリニック

クリニックで働く看護師は、日勤のみでオンコールなしの働き方が可能です。また、勤務時間中は、常に医師が近くにいるため、医療的な判断へのプレッシャーも減るでしょう。小規模なクリニックの場合は、看護師が1人体制で即戦力を求められる場合もあるので、自分のスキルに応じたクリニックを選ぶと良いでしょう。
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検診センター

検診センターは、がんなど異常の早期発見を目的とした検査施設で、健康な方が利用することも多く、落ち着いて働ける職場の1つです。基本的に予約制のため、残業が発生しにくいのもメリットだといえます。難しい看護師技術も不要で、基本的な看護スキルがあれば活躍できるといえるでしょう。平日の日勤帯や土曜日の半日のみなど、検診センターの開所時間に合わせた働き方で、プライベートや予定も立てやすくなるかもしれません。
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まとめ

オンコールは、通知音の工夫や身に着け方次第で、気づかなかったという状況を防げる場合もあります。約3割の看護師がオンコールに気づかなかった経験があり、珍しいことではないでしょう。しかし、オンコールに気づかないと利用者さんの病状の悪化や信頼を失う可能性もあり、オンコールの取り忘れは絶対に防ぎたいところです。プレッシャーがかかるオンコールにストレスを感じる看護師も多いかもしれません。

オンコールを避けて働きたい方は、レバウェル看護にご相談ください。オンコールなしの求人やそのほか多数の求人を取り扱っています。相談だけのご利用も可能ですので、今のお悩みをキャリアアドバイザーにお聞かせください。改善策を状況に応じてアドバイスいたします。応募先とのやり取りや選考対策などのサポートも無料で受けられますので、1人で悩まずにお気軽にご相談ください。

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※1 調査方法:インターネット調査/調査期間:2024 年2 月7 日~2 月13 日/調査概要:「看護師転職サイト」を対象としたユーザー満足度調査/調査対象:男女、全国、看護師・准看護師資格保有者 かつ 対象看護師転職サイト利用経験者、20~29 歳 107s(※1)/調査実施:株式会社エクスクリエ/比較対象サービス:「看護師転職サイト」主要10 サービス(専用サイトのあるサービスのみ・求人結果の表示ページは除く)

「オンコールに気がつかなかったら」と不安な看護師によくある質問

ここでは、「オンコールに気がつかなかったら…」不安を感じる看護師によくある質問について、Q&A形式で回答していきます。

寝ているときにオンコールを無視してしまわないか不安です

いくら気にかけていても、電話に気がつかずヒヤッとしてしまう瞬間はあるでしょう。ましてや、寝ているときに意識するのは困難で、無視したらどうしようと不安な人も多いはず。オンコールのとり忘れを防ぐ工夫は、本記事の『「オンコールに気づかなかった!」という状況を防ぐための対策』で紹介していますので、ご覧ください。

オンコールの負担が少ない訪問看護ステーションの特徴は?

訪問看護師の人数が多い事業所は、当番が回ってくる頻度が少ない傾向にあるようです。オンコールが1人体制だと、当番の回数は少ないですが、フォロー体制がないためプレッシャーは大きいといえるでしょう。2人体制の場合は、自分がオンコールに気づかなかったときに、もう一人のスタッフへ連絡がいくため精神的な負担は減るかもしれません。

この記事を書いた人
「レバウェル看護」編集部
「レバウェル看護」は累計利用者数47万人(※)を超える看護師専門の転職支援サービス。 編集部の制作体制には看護師経験者や現役看護師を交え、これまでに1,000記事以上(※)を執筆。看護師にとっての悩み・不安・疑問を一番に相談する"相談窓口"になることを目指し、医療・介護の現場で尽力している方々をサポートするためのコンテンツを発信中。 (※)2023年6月時点
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