
「重症心身障がい児に関われる職場で働きたい」保健師として3年勤務してきたWさん(26歳/女性)の場合
Wさんは大学病院で勤務した後、「保健指導に従事したい」という以前からの思いを叶え、保健師として勤務している方でした。保健師の業務で母子家庭の支援をするうちに、「乳幼児の環境がその後の人格に大きな影響を与える」と強く感じるようになったそうです。「もう一度看護師として乳幼児の発達に関わりたい」という思いを持ち、ご相談くださいました。やりたい看護が明確にあるWさんですが、希望のケアができる事業所は、募集していない状況。「諦めるしかないのでは…」と落ち込むWさんを、アドバイザーがサポートいたしました。
たまにショッピングに行ったときに、欲しいものの値段が予算と合わなかったり、サイズが合わなかったりして、ちょっと違うものを選んでしまうことがあります。
タンスにいつまでも捨てられずにある服を見て、「なんで妥協しちゃったんだろう?」と反省することも、わりとあるんです…。
洋服くらいなら、捨てられない服が増えるくらいで済みますが、これが転職となると、人生に大きな影響を与えますよね。
今回ご紹介するWさんは、26歳の女性。大学病院に3年勤務した後、「保健指導に従事したい」という以前からの思いを叶え、町役場で保健師としてお仕事をされている方でした。
保健師になって3年。町の人々の健康や病気の相談にのり、その方に最適な情報を提供してきたWさんでしたが、仕事の中で母子家庭の支援に携るようになり、「乳幼児の環境がその後の人格に大きな影響を与える」と強く感じるようになったそうです。
「もう一度看護師として、乳幼児の発達に関われる仕事がしたい」という思いを持ったWさん。特に関心のある重症心身障害児に関われる現場を探して、ご相談をいただいたのでした。
重症心身障害児とは、重度の肢体不自由があって、同時に重度の知的障害をあわせもった児童のことです。
リハビリを行うことが困難で、基本的に寝ているか座っていることが多く、移動や食事など24時間、生活支援が必要です。超重症児になると呼吸などの管理も必要になります。
厚生労働省の資料によると、日本の重症心身障害児数は、推定で約4万3,000人と言われています。
重症心身障害児への看護ケアは、言葉で自分の思いを伝えることが困難な相手の心の声を聞き取ることが求められます。日常生活を支えることが必要とされ、医療行為はあまり多くありません。
Wさんは、重症心身障害児とそのご家族にもっと安心して暮らせるサポートを実現したいと日々のケアサポートはもちろん、周囲への理解や公的サポートの情報提供を広める活動など、さまざまなアイディアを持っていらっしゃいました。
求人を出している幼稚園や小児科などにあたったのですが、その中では、Wさんがやりたいことを実践するような環境はありませんでした。
「実はほかの紹介会社やハローワークでも探したんですが、どこにも理想の求人がなくて…諦めるしかないのでしょうか」とおっしゃるWさん。
そこで、Wさんの理想に近い取り組みをしている乳児院に問い合わせてみました。実は先日、求人の状況確認をしたばかりで、「現在は人員が充足している」という回答をもらっていた乳児院でした。
それでも、Wさんの熱意や人柄を伝えると、まずは面接を行って下さるということになりました。
面接で、やりたいことを自分の言葉で説明できるWさんに、人事の方も「できれば来て欲しいのですが」と言ってくださり、上に掛け合って下さったのですが、福祉施設で余剰な職員を雇うことがどうしてもできない、と言われてしまったそうです。
「この乳児院にすごく魅力を感じましたし、できれば働きたかったけど、ここまでしてくれたので、納得できました。諦めます」とおっしゃるWさん。
ここまで求職者と事業所の双方が相思相愛なのに、諦めてしまうのは残念で仕方なく、何か策はないものかと思い、もう一度乳児院を訪ねてみました。
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乳児院の人事の方もWさんのことが気になっていたようで、話し合いの結果、欠員が出次第すぐに入職手続きに入れるよう、内定確定の書面をもらうことができました。
Wさんにご報告すると、欠員がいつ出るかは分からなくても、ちゃんと転職先が決まっているというだけで希望になったと、とても喜んで下さいました。
その後7ヶ月間、待っていただく結果とはなりましたが、結婚で退職される職員の方が出たということで、Wさんはスムーズに転職できました。
今Wさんは、やりたかったことを、試行錯誤しながら実現されている途中です。
もし、どうしても働きたいという強い思いがあるのなら、求人がなかったとしても、諦めないで欲しいと思います。
「その病院でなきゃいけない」「その事業所がいい」という明確な理由や目標があることは、事業所側にとっても、魅力のある人材だと思います。
転職は人生の大きな選択ですから、後悔のない選択をして欲しいと思っています。
できる限りの努力をしますので、ぜひ相談だけでもして下さいね。
やりたい看護ができる職場がなかなか見つからない場合、諦めずに探し続けることが大切です。ここで転職成功のポイントをご確認いただき、転職活動時の参考にしてください。
自分の理想とする仕事や環境を見つけるためには、根気よく求人を探し続けることも大切です。もし気になる求人が人員を募集していなくても、一度問い合わせて状況を確認しておくのも一つの方法といえます。今回のWさんを例に挙げると、希望の転職先と話し合いを続けた結果、欠員が出るまで待つことで、無事に入職することができました。諦めないことで、いつかタイミングが合ったときに転職できる可能性もあります。
どうしてもやりたい看護がある方は、応募先で自身が貢献できることや、携わりたいことなど伝えてみてください。その際、根拠となる経験やスキル、実績なども話せるとより説得力を出せますよ。「採用することでプラスになる人材」であることをアピールできると、転職時に有利になるかもしれません。たとえ求人を出していなくても、入職に向けて検討・調整してくれるケースもあるでしょう。
「希望の看護ができる職場を探すのは難しい…」という方は、レバウェル看護をご活用ください。レバウェル看護では、業界を熟知したアドバイザーが経験やキャリアプランをふまえて、一人ひとりに合った求人をご紹介します。具体的な仕事内容や職場の雰囲気といった内部情報もお伝えできるので、マッチした職場に出会えるでしょう。豊富な求人を紹介できますので、納得できるまでじっくり検討することも可能です。サービスはすべて無料ですので、お気軽にご相談ください。
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