「看護師に向いていないのでは…」自信を失った相談者が見つけた新しい道

「夜勤もできる看護師になりたい」透析室や小児病棟経験のあるNさん(27歳)の場合

新卒で透析室に入ったものの、「やはり夜勤の経験も積みたい」と急性期病棟に異動したNさん。しかしそこで同期との差に自信をなくしてしまい、心機一転再スタートした職場でも、仕事に慣れず悩んでしまいます。「自分は看護師に向いていないのでは…」と今回ご相談くださいました。経験を活かして透析室へ転職したいとおっしゃるNさんですが、条件に合う求人がなかなか見つかりません。そんな中、「なんとなくほかにもやりたい看護が出てくるのでは」と感じたアドバイザーは、とある提案をいたしました。

夜勤ができる看護師になりたいけど、自信がない

先日、友人から「仕事で独立しようか迷っている」と相談を受けました。「チャンスがあるなら、後悔しないようにトライするべきだ」と言うと、友人の顔がパッと明るくなり、帰るころにはスッキリしていました。

きっと友人の中ではすでに答えが決まっていたんですね。

さて、今回ご紹介する27歳のNさんは、新卒で透析室に入ったものの、「やはり夜勤の経験も積みたい」と急性期病棟に異動しました。ところが、新卒から急性期にいる同期との差に自信をなくしてしまいました。

それならば心機一転、新しい場所で再スタートを切ろうと思ったNさん。夜勤もできる看護師を目指して、かねてから興味のあった小児病棟へ思い切って転職。

しかし、小児の専門病院は、小児独自の看護が多く、慣れない業務ばかりで次第に自信をなくしてしまったそうです。

目標を見失ってしまったNさんは、「自分は看護師に向いていないのでは…」と今回ご相談くださいました。

小児の専門病院でどんなところが辛いのか、誰か相談できる上司や先輩はいないのかなど、現職での解決策を話し合っていると、小児科はもう無理だというNさん。転職の方向で考えることとなりました。

1年目のNさんには、臨床で成人の経験を積むことで、今後の看護の選択肢が広がると思いましたが、Nさんのご希望は慣れている透析でした。

透析でも入院透析を行う病院なら夜勤の経験はできますが、現在条件に合う求人はありません。

しかし、夜勤はできなくても、透析の奥深さを学ぶことで、将来、透析のスペシャリストになったり、泌尿器科や腎臓科へ進んだりという選択肢もあります。

選択肢になかった未経験の回復期病院も紹介

Nさんの希望や今後のキャリアプランを一緒に考えていると、Nさんの中にはまだ、ほかの科目を経験したい思いが強くあると感じ取れました。

そこで透析の求人のほかに、Nさんと似たような経緯で入職された若い看護師さんが、現在も楽しくお仕事をされている、回復期の病院も一緒に提案してみたのです。

こちらの病院は、第二新卒の看護師をよく受け入れ、チームでフォローしながら育ててくれる環境があります。

検討していなかった回復期でしたが、Nさんはとても興味を持たれ、業務内容や周辺環境など多くのご質問をくださいました。

そんなNさんにはもう、始めのころの不安そうな雰囲気が消えていました。

回復期に興味を持ち、内定も決まりチャレンジすることに

その後、回復期と透析の病院の両方から内定をもらうことができたNさんは、回復期にチャレンジしてみることを決意。

入職後しばらくしてからご様子をうかがってみると、始めの頃こそ自信がなく、ミスもしたそうですが、仕事にも職場のメンバーにも慣れると、楽しく働けているとのことでした。まもなく夜勤にも入るそうです。

Nさんは「遠回りしてしまったけど、これが自分のやりたい看護でした!」と明るい声で教えてくださいました。

「自信がない」「不安」「迷いが消えない」など、答えが見えなくなったときは、誰かに相談してみてください。

人に相談することで、自分の中にあった答えが、明確に見えてくるかもしれませんよ。

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転職成功のポイント

「どのような仕事しても上手くいかなかった」「やりたい看護があるけど求人が見つからない」とお悩みの看護師さんに向けて、転職成功のポイントをまとめました。

自分に自信を持って転職に臨む

今までの職場でミスを繰り返してしまったり、周りと比較してしまったりすると、自信を失ってしまいがちです。しかし、どのような経験も決して無駄なものではありません。さまざまな仕事をしてきたことで、自分の得意・不得意、興味のある分野などを発見できることもあるでしょう。看護師としての経験を否定せず、すぐには無理でも、自信につなげてみましょう。前向きに転職活動を続ければ、今の自分が活躍できる職場が見つかるはずです。

応募先の選択肢を増やしてみる

自分に自信がなく、やりたい看護はあっても上手くいかない方は、少し視点を変えてみるのも良いでしょう。今回紹介したNさんを例にすると、選択肢になかった回復期病棟の紹介を受けたことで興味を持ち、その後入職していきいきと働いています。これまで候補になかった職場を考えることで、「意外と向いているかもしれない」「楽しく働けそう」と気付けるかもしれませんよ。看護学生のころに憧れていた看護師像や、これまでの経験を活かせる仕事からイメージしても良いでしょう。

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