
看護師にとって、とても重要で同時に難しいのが”患者さんを理解する”ということ。新人はもちろん、ベテランになってもさまざまな患者さんがいてとても難しいものですよね。
今回、新人さんには『患者さんと向き合うコツ』として、ベテランの方には『確認や振りかえり』として、患者さんを理解するために看護師自身が理解しておくべき心得をまとめてみました。
看護師も色々、患者さんも色々…正解というものはありませんが、一つの考え方として参考にしていただければ嬉しいです。
看護師は、患者さんの気持ちを理解することが必要な仕事です。ですが、患者さんがとても小さな子供だったり、自分よりずっと人生の先輩であることもあります。また会社員でも主婦でも、その人それぞれの人柄や生き方、経験、思考などがあります。
白衣の天使と言われる看護師も一人の人間。相手を100%すべて理解することはできないということをまず理解しましょう。
相手を尊重・尊敬する姿勢をもち、自分の人生経験や人生観で相手を決め付けないことが大切。自身の限界を認めた上で、「理解したい」と思う謙虚さが相手を理解するためには必要なのです。
患者さんにとって、身体を病んで入院(来院)される「今」は、「いつも」と違うということを忘れてはいけません。看護師が出会い知っている患者さんは、“いつものその人”ではないのです。
健康な時、仕事やプライベートでイキイキしている患者さんと、病気で思うように動けないその患者さんの違いを理解した上で接していくことがとても重要なのです。

『患者さん本位の看護』をしながらも、患者さんにとって必要なことであれば、看護のプロとして厳しい言葉を言うことも必要です。
しかし、患者さんは健康状態が不調なため、いつもよりナーバスになっていることが多いのです。そのタイミングや言い方により、まったく逆効果になってしまうことがあります。
それでも看護師は、専門知識を勉強し経験を積んできた看護の専門家です。看護のプロとして、頼られるようなアドバイスや指導をしっかり行なうことで、相手をより深く理解できるきっかけとなるのです。
会話で伝え合う気持ち以上に、看護で必要なのは触れて感じる理解です。実際のスキンシップを通して“心通う瞬間”を体験された看護師さんも多いのではないでしょうか。心をこめて丁寧にケアをすることから、相手を理解するきっかけが掴めることもあります。
言語コミュニケーションが難しいケースでは、ふれあいを重視してみることも大切なのです。
ただし、スキンシップはタイミングや触れる場所や環境に注意しましょう。まずは信頼されることが大切です。
看護師は、患者さんと接すること、ケアすることで始めて成長していける職業です。患者さんがいてこそ仕事ができるのであり、学びもあります。
「患者さんを理解しようとする」ことが看護ケアのすべての基本です。身体的な痛み、精神的な問題、看護技術に対するリアクション、患者さんからの質問、患者さんと接することが成長に繋がっています。患者さんとのコミュニケーションが難しくすべてを理解できなかったとしても、“あきらめない姿勢”が大切です。
いかがでしたでしょうか?当たり前なことほど、実践していくのは難しいものですよね。
それでも、患者さんの気持ちを理解することが、すべての看護につながっています。また、ここに全てを書き示すことができませんでしたが、“ご家族への理解”というのも看護にとって非常に重要なものです。
大変なときこそ、看護の醍醐味。その困難を乗り越えることで、あなたは今よりもっと成長した看護師になることができるはずです。
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看護師から寄せられる“よくある質問”
Q. 現役看護師が一番稼げる科はどこ?
一般的に、高度な医療を提供する診療科や収益の多い診療科・クリニックは、高収入を得られる傾向にあります。病院だと救急救命科やICU(集中治療室)など、クリニックでは美容クリニックや人工透析クリニックなどが挙げられます。「看護師が一番稼げる科はどこ?高年収のクリニック・病院や転職のポイント」では、看護師が稼げる科を、詳しく解説しています。規模別の平均給与や、高収入な職場へ転職する際のポイントも紹介しているので、求人探しの参考にしてください。
Q. 看護師がのんびり働ける勤務先は?
病院であれば緊急対応や体力を消耗する業務が少ない外来や回復期・慢性期病棟。病院の外来やクリニックであれば重症患者の処置が少ない診療科は比較的落ち着いた環境といえるでしょう。自身のペースを大事に働きたい方は、現職の悩みを解決できるような環境・働き方を選ぶことがポイントです。「のんびり働きたい看護師向け!おすすめの職場や病院以外の仕事を紹介」では、のんびり働ける勤務先の条件や、おすすめの職場・診療科、のんびり働ける仕事のメリットやデメリットも解説しています。職場探しの参考にしてください。
Q. 看護師1年目で転職しても大丈夫?
1年目であっても転職は可能です。新卒として入職後3年以内に転職する「第ニ新卒」を歓迎する求人も多数出ている状況です。心身に不調がある場合や、職場でハラスメント・法律違反が横行している場合は、無理せず環境を変えたほうが安心です。「看護師1年目で転職しても大丈夫。病院以外の職場や好印象の退職理由を紹介」では1年目の看護師が転職したくなる理由や、仕事が辛いときの対処法、 おすすめの職場などをまとめています。新人看護師が転職に成功するコツや退職の際の注意点も解説しているので、参考にしてみてください。
Q. お礼奉公中でも転職は可能?
お礼奉公の途中でも、看護師が仕事を辞めることは可能ですが、途中で退職してトラブルに繋がるケースもあるので、辞める場合は注意が必要です。「お礼奉公中だけど辞めたい看護師へ!奨学金に関する疑問に答えます」では、「お礼奉公中の看護師は仕事を辞めても良いか」「途中で辞めると奨学金の支払いはどうなるのか」といった疑問や不安にお答えしています。また、奨学金の一括返済を求められたときや、退職を拒まれたときの対処法についてもご紹介しているので、お礼奉公がネックで前に進めずにいる方は、ぜひ参考にしてください。
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