
「看護師の退職理由が体調不良ってよくあること?」「体調不良をどのように職場に伝えれば良いのか分からない」という方も多いのではないでしょうか。この記事では、体調を崩してしまった看護師が職場に退職を伝えるポイントや、例文を紹介します。また、退職後に新しい職場へ転職する際のコツもまとめているので、ぜひご一読ください。
看護師の仕事は、夜勤があったり体力の必要な業務が多かったりハードなため、体調不良で退職する方もいるでしょう。体調不良の原因や度合いは人それぞれであるものの、退職のきっかけの一つになります。「ゆっくり体を休める」「職場に相談して業務量や時間を調整してもらう」といった方法で体調が回復する可能性もありますが、良くならない場合は無理をしないことが重要です。
ここでは、看護師の退職理由としてよくあるものを紹介します。
看護師は、生活スタイルに変化があったり、人間関係や労働環境に不満を感じたりすることをきっかけに、退職を考えるといえるでしょう。
厚生労働省の「看護職員就業状況等実態調査結果(p28)」によると、看護師の退職理由で最も多いのが「出産・育児のため」であるものの、「本人の健康問題」をはじめ「超過勤務が多いため」「夜勤の負担が大きいため」など、体調不良につながる理由で辞める方も比較的多いことが分かります。
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ここでは、看護師が体調不良で退職する際、どのように伝えたら良いのかを解説します。「ネガティブな印象を与えることなく退職を伝えたい」「まず何から話したら良いのか分からない」とお悩みの方は、参考にしてください。
体調不良で退職を伝える際は、落ち着いた話し方を意識して、現状を丁寧に話すことが大切です。ひと言目から「仕事のせいで体調が悪化してしまった」「体に負担の掛かる作業ばかりで体調を崩してしまった」のように、職場の批判とも捉えられる内容は避けましょう。場の雰囲気が悪くなり、相手を不快にさせてしまい、自身もますます感情的になってしまう恐れもあります。
実際に仕事が原因で体調不良になっている場合であっても、表情や言葉遣いに気をつけて、事実を冷静に話してください。
体調不良の症状は人それぞれですが、退職の意志が変わらないのであれば、「どう頑張っても仕事を続けられない」と明示することが重要です。体の症状や通院や服薬の有無・頻度などを具体的に話し、必要であれば医師の診断書を用意してください。
「自身の努力だけでは体調不良が改善できない」ということが伝われば、職場側も納得するはずです。退職の意志がスムーズに伝わるよう、事前に話すことを整理しておきましょう。
体調不良による退職を伝えても、「回復するまで待つので辞めないでほしい」「勤務時間や業務内容を変えれば続けられるのでは」のように退職を引き止められる可能性もあります。なんとなく退職を先延ばしにされないよう、あらかじめ引き止められた際の回答を用意しておきましょう。
たとえば、「この職種の業務自体に体力がついていけない」「家族にも体調を心配されていて退職を勧められている」「このまま続けても職場に迷惑を掛けてしまうだけ」など、退職以外に対処法がないことを話してみてください。
「体調不良で今の職場を辞めても大丈夫?」と不安な方は、転職エージェントに相談するのも手です。レバウェル看護では、アドバイザーが今の職場を辞めるべきかどうか、プロの視点でアドバイスいたします。今の状況が辛いので誰かに話したいという方も、お気軽にご相談ください。
待遇面や人間関係が原因で退職を考えている看護師のなかには、「本当の理由は話しにくい」という方も多いでしょう。「体調不良を理由にすればしたら円満退職できるのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、職場に嘘をつくのはおすすめしません。体調不良と嘘をついて退職が決まったとしても、罪悪感のあるまま退職日まで過ごすことにモヤモヤしたり、残りの出勤期間中にバレて気まずい雰囲気になったりする恐れがあります。
時間外労働の多さやハードワークが退職理由の場合は、「残業が多くて体力的に厳しい」「夜勤業務が負担に感じてしまい続けられる自信がない」のように話しても良いでしょう。待遇面や人間関係への不満で仕事を辞めたい方は、「看護師としてキャリアアップ・スキルアップできる環境で働きたい」など、できるだけ前向きな理由を話すことが大切です。
▼看護師を辞めたくなるよくある理由
【体験談】看護師を辞めたい理由とは?辞めるべきかの判断基準と対処法
ここでは、退職理由が体調不良の場合、職場に伝える例文を紹介します。口頭で話す場合と、退職届それぞれの例文をまとめているので、参考にしてみましょう。
「突然の申し出で大変申し訳ございませんが、○ヶ月前より体調不良が続いていて、○月あたりの退職を考えております。具体的な症状としては、めまいと頭痛が頻繁に起きてしまい、現在は週に1度通院して服薬している状況です。医師からは仕事を退職してしばらく休養することを勧められています。このままでは職場にご迷惑をお掛けしてしまうと感じたため、退職に向けての相談をさせていただきました。」
「退職届
一身上の都合により、来る令和○年×月×日(退職日)をもちまして、退職いたします。
令和○年×月×日(提出日) 看護部 △△科 □□ □□(氏名)
医療法人○○会 △△病院
院長 □□ □□殿」
退職届には、具体的な退職理由を記載する必要はありません。体調不良であることをはじめ、謝罪や感謝の言葉なども書かないのが基本です。
看護師が体調不良によって退職する場合、まずは身近な上司に相談して、今後のことを決めておきましょう。以下では退職までの流れをまとめました。
退職を決意したら、直近の上司に相談してください。退職の約3ヶ月前から1ヶ月前までに伝えるのが一般的です。まずは就業規則に退職に関する規約がないか確認しましょう。
休憩中や退勤後に上司と話すタイミングがあっても、突然退職の話題を出すのは避け、「相談したいことがあるので今度お時間いただけますか」と聞いてみてください。そのときは退職届は出さず、退職を考えていることと具体的な理由、おおよその時期を伝えます。
職場によっては、その後に看護部長や院長などと面談することもあるようです。
上司に退職の相談をしたら、実際に退職する日を決定します。職場の状況によっては希望する退職日とズレる可能性もあるので、十分に話し合って納得できる日を決めることが重要です。円満退職するためには、職場の人員や新人教育といった状況も考慮する必要があります。
体調不良で今後の出勤予定が読めない場合は、残りの勤務日数や時間なども含めて相談してみましょう。
退職日が具体的に決定したら、それまでに行うことや期日などをまとめておき、忘れないように取り組みましょう。下記に、退職にともなって行うことをまとめました。
業務の引継ぎは、上司とも相談して行いましょう。後任者が仕事をスムーズに理解できるように、業務に関する書類やマニュアルを確認してまとめておきます。
退職時に返却するものは、健康保険証や社員証、備品などです。受け取る物は雇用保険被保険者証や年金手帳、退職証明書など。人によって多少異なるので、自身の状況に合わせて確認してください。
有給休暇が残っている場合は、職場に相談してどのタイミングで消化するのか決めましょう。
体調不良で退職した方が新しい職場で働く場合、「体調を整える」「前向きな転職理由を考える」などを意識することが重要です。以下で詳しく解説しているので、チェックしましょう。
体調不良で退職した方は、体調が万全でない状態で転職するのは避けるべきです。回復するまでゆっくりと休養して、必要に応じて医師に転職の時期を相談してみましょう。自信をもって働けるまで体を休めておくことが、新しい職場で活躍するためにも必要です。
体調が整ってきたら、転職活動を始めてみてください。
体調不良で前職を退職した方は、体への負担が少なく働ける職場を探しましょう。おすすめなのは、「日勤のみのクリニックや病院」「完全予約制の外来」「自宅から近隣の職場」などです。これらの職場であれば、夜勤業務や時間外労働が少ないといえます。
また、体力に自信のない方は、これを機に派遣やパート、アルバイトの仕事を探すのも良いでしょう。
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転職時、面接で前職の退職理由を問われた場合は、「体調不良で辞めたこと」「現在は回復して元気であること」「新しい職場で看護師として成長していきたい気持ち」を伝えてください。退職理由は正直に話すことも大切ですが、体調を崩して退職した事実を述べるだけだと、「また体調不良ですぐに辞めるのでは?」と不安視される恐れも。具体的な現在の体調とともに仕事への意欲を伝えることで、前向きな姿勢をアピールできるでしょう。
前職を体調不良で退職した看護師のなかには、自分に合った転職先が見つかるのか不安な方も多いはずです。体を大事に無理なく働ける職場を見つけるには、転職エージェントに相談することをおすすめします。転職エージェントは、多くの求人のなかから自分に合った職場を紹介してもらえる可能性が高く、効率良く転職活動を進められるでしょう。
レバウェル看護では、あなたの体調を重視して働ける職場をご提案します。その際、仕事に求める条件や前職のキャリアなどをアドバイザーが詳しく伺いますので、適性に合った職場に転職できるはずです。休日や退勤後といった空いた時間を使って仕事探しができるので、無理なく転職活動を進められるでしょう。
看護師が体調不良で仕事を辞めることは決して珍しいことではなく、まっとうな退職理由といえます。職場に退職を相談する際は冷静に現状を話し、どうしても続けられないことをしっかりと伝えましょう。体調不良で退職した後に転職を考えている方は、できる限り体調を整えて、自分の状況に合った働き方や職場を見つけることが重要です。転職を成功させるには、看護業界に特化した転職エージェントの利用がおすすめ。「レバウェル看護」ではプロのアドバイザーが一人ひとりのお悩みをヒアリングし、マッチした職場を提案します。面接日の調整や条件交渉まで幅広く実施。初めての転職で不安な方もご安心ください。
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