
転職活動中、またはこれから転職活動を始める看護師の方で、「複数の求人に併願して応募しても良いのか?」と悩む方もいるでしょう。しかし、看護師の転職活動では、併願して求人に応募することは何も問題はありません。
この記事では、専願・併願のメリットとデメリット、併願して転職活動を行う際の注意点などを解説します。面接でほかの病院と併願しているか聞かれたときの回答例もご紹介するので、ぜひご一読ください。
看護師の転職活動で、複数の求人を併願して応募することは禁止されていません。むしろ、積極的に転職活動をしている方や気になる求人が複数ある方にとっては、併願で転職活動を進めるのはおすすめの方法です。
ただし、専願・併願のどちらにも異なるメリットとデメリットがあるので、どちらの方法で転職活動を進めるかは看護師一人ひとりの状況によって異なります。
ここでは、併願と専願のどちらで転職活動を進めるべきかを解説します。前述のとおり、どちらが良いかは看護師の状況によって異なるのが実情です。併願と専願両方のメリットとデメリットを知り、どちらの方法で転職活動を進めるか考えてみましょう。
併願で転職活動をするメリットには、応募先を比較できることや転職活動の期間を短縮できることなどがあります。以下で詳しく見てみましょう。
併願の大きなメリットは、複数の応募先を比較できることです。応募する職場については、病院の公式サイトや求人情報だけでは調べられる情報に限りがあります。面接を通じて得た複数の病院の情報を比較して、自分に合いそうな職場をより綿密に検討できるのは、専願の転職活動ではできない要素です。
専願では1つの応募結果が分かるまでほかの病院に応募できませんが、併願であれば選考を同時に進められるため、転職活動の期間を短縮できます。「△月までには転職先を決めたい」と具体的に転職活動の期間を決めている看護師の方は、併願での応募がおすすめといえるでしょう。
併願で進める転職活動では、短期間のうちに受ける面接の数が専願よりも必然的に多くなるため、数をこなす分面接に慣れることができます。一度目や二度目は受け答えに緊張してしまっても、徐々に場慣れして面接の要領を掴みやすくなるでしょう。
併願には前述でご紹介したメリットがありますが、専願の転職活動にもメリットがあります。以下で詳しく見てみましょう。
専願であれば、本命はここだけであると志望度の強さを伝えられます。応募先への熱意をアピールしやすくなるので、採用担当者に好印象を与えられる可能性が高くなるでしょう。
転職活動におけるスケジュールの調整がしやすいのも、専願のメリットです。併願の転職活動では、短期間のうちに複数の面接のスケジュールを調整しなければなりません。特に働きながら併願で転職活動を進めている看護師の方は、スケジュール調整が難しくなりやすいのが実情です。専願であれば、在職中であっても無理なく転職活動を進められるでしょう。
看護師の転職面接では、転職理由や志望動機といった一般的な質問のほか、「ほかの病院にも応募していますか?」「うちが第一志望ですか?」と聞かれることがあります。ここでは、併願で転職活動を進めている看護師向けに、応募状況や志望度についての質問の答え方を解説するので、参考にしてみてください。
併願で転職活動を進める方が応募状況について聞かれた場合、ほかにも応募している病院があることを隠す必要はありません。ただし、「うちが第一志望ですか?」という志望度についての質問は、実際の志望度に関わらず第一志望であると答えておくのが無難です。
転職活動をしていれば、途中で志望度が変化する可能性は大いにあります。そのため、「嘘をついていいのかな…」と不安に思う必要はありません。併願や志望度についての回答は、あくまで転職の選択肢を狭めないための回答であると理解しておきましょう。
「入職したら長く働かせていただきたいと思っているので、複数の職場を見て納得感をもって転職先を決めるために、併願して受けている病院があります。ただ、本日御院に来院してみて、職員の方が丁寧に患者さまに向き合っているのを拝見し、私も御院で働きたい思いが強くなりました。ご縁があり内定をいただいた際は、患者さまが安心して治療や回復に専念できる看護を実践し、御院に貢献したいと思っています。」
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ここでは、看護師が併願で転職活動を行うときの注意点をご紹介します。併願の際の応募数や複数の病院から内定をもらったときの辞退の連絡など、以下の点に気を付けましょう。
同時に応募する求人は、3つまでに絞り込むのが良いでしょう。4つ以上の併願はスケジュール管理が厳しくなるだけでなく、応募書類の用意や病院研究などにも手が回らなくなってしまい、一つひとつの面接対策がおろそかになる可能性が出てきます。
他の病院との併願について、面接官から聞かれなければわざわざ自分から言う必要はありません。ほかの病院に応募しているか質問されたらどう回答する?でご紹介したポイントは、あくまで病院側から質問されたときに応用してみてください。
応募先の病院見学は、積極的にさせてもらえるようにしましょう。自身が患者として来院することもできますが、患者側から見れる場所と職員が入れる場所は異なります。職場環境や看護師同士の雰囲気などは、関係者しか入れない内部を見てみないと分からないため、病院見学ができるのであれば自ら申し込んでください。
複数の応募先から内定をもらい、どこに入職するか決めたら、辞退する病院には丁寧にお詫びしましょう。内定辞退の連絡は基本的に電話で行うのが一般的ですが、採用担当者が多忙でつながらないときはメールでも構いません。内定辞退の伝え方は、以下の例を参考にしましょう。
「お世話になっております。先日御院の看護師求人に応募させていただき、内定をいただきました△△でございます。この度はお忙しいところ、面接の機会を設けていただきありがとうございました。大変申し上げにくいのですが、検討させていただいた結果、内定を辞退させていただきたくご連絡いたしました。本来直接お詫びさせていただくところでございますが、電話での連絡となり申し訳ございません。」
<件名> 内定辞退のご連絡
<本文> 〇〇法人〇〇総合病院 採用担当者様
お世話になっております。先日貴院の看護師求人に応募させていただき、内定をいただきました△△でございます。この度はお忙しいところ、面接の機会を設けていただきありがとうございました。 大変申し上げにくいのですが、検討させていただいた結果、内定を辞退させていただきたくご連絡いたしました。本来直接お詫びさせていただくところでございますが、メールでの連絡となり申し訳ございません。 末筆ながら、貴院の益々のご発展をお祈り申し上げます。
(自分の氏名)
(自分の住所)
(自分の電話番号とメールアドレス)
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転職活動で複数の求人に併願応募することは何の問題もありません。むしろ併願して転職活動を進めることで面接慣れができたり、短期間のうちに転職が決まったりする可能性もあります。より働きやすい職場を見つけられるよう、視野を広げてさまざまな求人情報をチェックしてみましょう。
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