
「デイサービスに勤める看護師の給料はどれくらい?」と気になる方も多いのではないでしょうか。デイサービスは夜勤のある職場を比較すると収入は低めですが、「家庭と両立しやすい」「プライベートが充実できる」といったメリットもあります。この記事では、デイサービスで働く看護師の平均給料や平均年収、平均時給を解説します。転職を検討している方は、ぜひ参考にしてみましょう。
デイサービスで働く看護師の平均給与は約27〜29万円、平均年収は435〜450万円ほどだといわれています。
厚生労働省の「令和6年賃金構造基本統計調査」によると看護師全体の平均給与は約36万円です。日勤メインで働くデイサービスの看護師は基本的に夜勤手当が支給されないため、それより低くなるでしょう。日本看護協会の「2023年病院看護実態調査(p31)」に記載された夜勤手当の平均回数や平均支給額、一般的な深夜割増賃金をふまえると、デイサービスの看護師と夜勤ありも含める看護師全体の給与は、6~8万円前後の差があるようです。
| デイサービス看護師の平均給与 | 看護師全体の平均給与 |
| 約27〜29万円 | 約36万円 |
参照:e-Stat「令和6年賃金構造基本統計調査 職種(小分類)別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)」
一般的なデイサービスやリハビリ特化型デイサービスは日勤のみですが、「お泊りデイサービス」であれば夜勤業務もあるため、夜勤手当も支給されるでしょう。また、残業が多い月だと、時間外手当によって収入が増えることがあります。
前項でお伝えしたように、デイサービスに勤務する平均年収は約435〜450万円となります。一方、看護師全体の平均年収は厚生労働省の資料データを基に計算すると、約519万円という結果です。
| デイサービス看護師の平均年収 | 看護師全体の平均年収 |
| 約435〜450万円 | 約519万円 |
参照:e-Stat「令和6年賃金構造基本統計調査 職種(小分類)別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)」
看護師全体とデイサービス看護師の年収差は、約70~80万円あることが分かります。夜勤のある職場は、ハードな仕事ゆえに基本給やボーナス額が高めに設定されているケースも多く、日勤メインの仕事と年収で大きな差があるようです。
看護師の年齢やキャリアによって年収が相場より高くなることもありますが、病棟勤務と同等の年収を得るのは難しいかもしれません。
デイサービスに勤務する看護師の時給相場は、約1,600〜1,800円といわれています。厚生労働省の「令和6年賃金構造基本統計調査」によると、短時間労働者の看護師全体の平均時給は約1,900円のため、時給制は月給制ほど給料に大きな差がないようです。
| デイサービス看護師の平均時給 | 看護師全体の平均時給 |
| 約1,600〜1,800円 | 約1,900円 |
参照:厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査 短時間労働者の職種(小分類)別1時間当たり所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)」
アルバイトやパートなど時給制で働きながら高給料を望む方は、まずは勤務日数や時間を増やすことから始めましょう。また、意欲的に業務へ取り組み実績を残すことで、時給アップも期待できます。
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ここでは、デイサービスに勤める看護師の給料が低い理由を紹介します。デイサービスへ転職を検討していて収入が気になる方は、ぜひチェックしてみましょう。
先述したように、デイサービスは基本的に日勤のみで夜勤手当がないため、病棟や入所型の介護施設よりも給料が低い傾向にあります。夜勤手当は2交代制だと1回1万円以上の職場もあり、月に4〜5回入ると想定すると、夜勤手当の有無は看護師の給料額に大きく影響するといえるでしょう。
デイサービスは危険手当やオンコール手当、手術室手当などの手当を受けられないこともあり、給料が低めな可能性があります。老人看護に活かせる専門看護師や認定看護師の資格を取得すれば資格手当を受けられる可能性もありますが、デイサービスだと病院より支給額が下がるかもしれません。
デイサービスにおける看護師の給料は、仕事内容や役割によって多少差があるでしょう。具体的な仕事内容は施設によって異なりますが、一般的に以下のようなものが挙げられます。
リハビリに特化したデイサービスの場合、理学療法士や作業療法士などのスタッフとともに医療ケアやリハビリを行うこともあるでしょう。専門性の高いケアを行う職場では、給料が高めの可能性があります。
仕事の流れがある程度決まっている施設の場合、定時近くで退勤しやすいため、残業代はあまりつかないかもしれません。その分メリハリをつけて働きやすく、「仕事と給料のバランスがとれている」と魅力に感じる方もいるはずです。
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デイサービスの看護師が提供できる医療行為はどこまで?急変時の対応も解説
デイサービスには、「夜勤がなく家庭とのバランスが取りやすい」「健康管理がメインなので難しい処置が少なめ」といったメリットがあります。以下で詳しく解説しているのでチェックしてみてください。
デイサービスは日中のみサービスを提供しているため、夜勤がなく家事や子育てなど家庭と両立しやすい職場といえます。また、病院のように「今日は外来患者が多い」「ナースコールの対応が集中する」といった突発的な業務は多くなく、時間外労働も少なめでしょう。夕方には退勤できる施設も多く、育児中で保育園や幼稚園の送迎がある方も安心して働けますよ。
デイサービスによっては土日祝日が定休日であったり、休みがとれたりする場合があるため、プライベートを充実させられます。友人と会う機会や趣味の時間などを大切にできることは、デイサービスで働く魅力の一つです。週末にリフレッシュすれば、「平日は仕事を頑張ろう」とモチベーションを維持しやすくなるでしょう。
デイサービスにおける看護師の仕事は、利用者さまの健康管理がメインのため、高度な看護技術を求められるケースは少なめでしょう。心身ともにゆとりを持って働けるので、ブランクのある方や看護経験が浅い方も、自身のペースで仕事に慣れていける職場といえます。「前職はハードワークだったので落ち着いた環境で働きたい」「人との関わりを重視した看護がしたい」とお考えの方にもおすすめです。
看護師がデイサービスで働くデメリットには、「大幅な給料アップはしにくい」「必要な人員が少ないため求人が限られる」といった点です。デイサービスへの転職を考えている方は、デメリットも把握しておきましょう。
デイサービスの場合、キャリアを積んでも病院のように看護師長や看護部長といった管理職に就く機会は少ないため、大幅な収入アップは望めないかもしれません。入所型施設のように、「フロアのリーダーになって昇給する」という機会もデイサービスだと難しいものです。看護師と兼務して施設の管理者として勤務すれば給料アップが望めますが、管理者は介護現場で経験を積んだ人が就くのが大半です。
デイサービスは病気の治療や難易度の高い処置・検査を行う場所ではないため、専門性を磨きにくい職場といえます。「高度な看護スキルを身につけたい」「最新の医療技術を学びたい」と望む看護師にとっては、物足りなく感じるかもしれません。
病棟や手術室を持つ病院と比べるとスキルアップしにくく、いつかデイサービスから医療現場へ転職を考えた際に、多少不利になる可能性もあります。
デイサービスは規模の大きな病院と比較すると必要な看護師数は少なく、求人数も多くはない傾向にあります。1つのデイサービスに看護師が1名体制というケースもあるため、気になる施設があっても求人が出ていないことも。また、少人数体制の職場では即戦力を求められやすいため、介護施設の経験者が有利になる場合もあります。
ここでは、給料面を重視する看護師がデイサービスへ転職する際のポイントを紹介します。「デイサービスは給料相場が低めといわれているけど、少しでも好条件の職場で働きたい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
規模が大きな職場や、大手企業が運営する職場は待遇面が良い傾向にあるため、応募先の規模や特徴をチェックしておきましょう。また、福利厚生が充実している職場は手当が手厚い傾向にあります。家族手当や住宅手当といった独自の手当がもらえる可能性もあり、ほかのデイサービスより高給料を得られるかもしれません。
一般的に地方や郊外より、首都圏や都心部の方が高待遇の求人が多くあります。正社員だけではなく、パートやアルバイトの場合も同様です。近隣で転職先を探している方は、通勤できる範囲でなるべく都心部寄りの施設へ応募することをおすすめします。自身の生活スタイルと希望する給料額を十分に考えて、条件に合ったデイサービスを探してみてください。
「給料面も良くて自分の適性にも合ったデイサービスで働きたい」「初めての転職活動なので条件の良い求人の探し方が分からない」とお悩みの方は、転職エージェントへ相談してみるのがおすすめです。豊富な求人情報を持つ転職エージェントを活用すれば、より希望条件に沿った職場に出会えるチャンスが増えます。現在働きながらでも、効率良く転職活動を進められるでしょう。
ここでは、デイサービスで働く看護師の給料についてよくある質問を、Q&A方式で解決します。
多くの職場では、経験が浅い人よりキャリアや実績のある看護師の方が給料は高く、高収入になるのが一般的といえます。即戦力となって働ける看護師は評価されやすく、基本給が高めな傾向にあります。しかし、経験が浅くても規模の大きなデイサービスであれば、好条件で働けるかもしれません。また、転職後熱心に仕事に取り組むことで、昇給する可能性もあります。
希望条件に合った収入を得ないと生活が難しい場合や、仕事内容と給料が見合っていないと感じると、「仕事を辞めようかな…」と思う方もいるかもしれません。しかし、その場合はすぐに転職せず前向きな行動を起こすことで、給料が上がるケースもあります。たとえば、介護に関する資格を取得すると、手当が支給されて収入アップが望める場合も。詳しくは、「看護師が給与アップする資格とは?具体例や高収入につなげる方法を解説」の記事をご一読ください。
デイサービスで働く看護師の平均給与は約27〜29万前後、平均年収は約435〜450万であり、夜勤のある看護師と比較すると収入は下がる傾向にあります。より条件の良いデイサービスへ転職するには、規模の大きさや福利厚生を十分にチェックしたり、都心部の求人を探すと良いでしょう。
しかし、デイサービスによって実際の待遇面はさまざまであり、給料面の良い施設を探すのはハードな作業です。看護師専門の転職エージェント「レバウェル看護」では、専任のキャリアアドバイザーが豊富な情報の中から、条件に合ったデイサービスの求人をご紹介します。また、自分で行うのはハードルが高い条件交渉や、面倒な面接日の調整も行います。ご希望やキャリア、お悩みなどを十分にヒアリングしたうえでマッチした求人のみご提案いたしますので、「条件外の求人を紹介されるのでは?」と不安な方もご安心ください。
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