
職場の看護師がどんどん辞めていく中、不安や焦りを感じながら仕事をしている方もいるでしょう。上司に相談しても状況が改善されず、仕事の負担が重くて辛い場合は、早めに退職・転職の準備をすることをおすすめします。この記事では、看護師がどんどん辞めていく職場の特徴や、転職の際に人が辞めていく病院を避ける方法について解説しているので、参考にしてみてください。
看護師がどんどん辞めていく職場では、人手不足により業務が多忙になりがちです。仕事に余裕がないことから人間関係も悪化し、ますます退職者が増えるという悪循環に。看護師の離職が多い職場の特徴は以下のとおりです。
威圧的な態度を取る上司・先輩がいる職場や、自由に発言がしにくくコミュニケーションが少ない職場では、スタッフ同士で相談や助け合いをすることが難しくなります。看護師の仕事ではスタッフ間の情報共有や連携が重要なため、人間関係の悪さが働きにくさにも直結するでしょう。
外部研修や資格取得の費用補助がない職場では、関心のある分野で思うようにスキルアップできないこともあります。認定看護師や特定看護師を目指すといったキャリアの目標がある方は、成長を後押ししてくれる環境を求めて転職することもあるようです。
業務量が多過ぎて、毎日残業をしないと仕事が終わらない職場では、スタッフが疲労しミスも増えてしまうでしょう。業務の準備のために多くの前残業が必要な職場や、休憩が十分に取れない職場でも不満が溜まりやすく、看護師の退職につながります。
希望休や有給休暇が取りにくい職場で働いている看護師は、家族や友人と過ごす時間やリフレッシュのための時間を確保できず、辛くなってしまうことがあります。特に、育児や家族の介護をしている看護師にとって、休みを取りづらい職場で働き続けることは難しいでしょう。
看護師の仕事は人の命に関わることもあるため、入職時の教育が不十分だと不安に感じる新人スタッフも多いでしょう。指導に手が回らない職場では新人スタッフが定着しないことも多く、人手不足が解消しないという悪循環に陥りがちです。
周囲の病院やクリニックに比べて給与水準が低い職場や、仕事の量や内容に見合った収入が得られない職場は、離職する看護師が多くなる傾向にあります。また、公平な評価基準がなく、頑張ったことが正当に評価されない環境ではスタッフのモチベーションが下がりがちです。
職場を辞めていく看護師の中には、「もう看護師の仕事はしたくない」と思う方もいるようです。主な理由は次のとおりです。
看護師は日常的に多くの医療スタッフや患者さんと接しているため、人間関係の悩みも生じやすく、疲れ果ててしまうことも。また、毎日膨大な業務に追われて力尽きてしまい、「もう看護の現場に戻りたくない」と思うこともあるようです。
生死に関わる仕事をすることもある看護師は、ミスや事故に対する不安を抱えていることもあります。ミスを強く叱責され、看護師としての自信を失ってしまう場合も。特に急性期の患者さんが多い職場では、ピリピリとした緊張感が漂う雰囲気に馴染めず、「自分に向いていないのでは」と思うこともあるようです。
ほかの業界や職種に興味を持ち、医療現場を離れる場合もあります。医療の知識を活かして事務や営業、マーケティングなどの仕事をすることも可能です。また、コミュニケーション能力を活かし、医療と関係のない分野で活躍する方もいます。
看護師が次々と退職して業務の負担がますます重くなる中、どうして良いか分からず焦っている方も多いでしょう。ここでは、看護師がどんどん辞めていくときにできることをご紹介します。
看護師が辞めていく原因が人間関係や職場環境である場合は、上司に相談すると環境の改善に向けて動いてもらえることがあります。業務量が増えて体力的に辛い場合も、上司に伝えておくと、業務の内容や分担の見直しをしてもらえる可能性も。すぐに解決に結び付かなかったとしても、上司が自分の状況を把握し、気に掛けてくれるだけでも少し安心できるかもしれません。
上司に相談してもなかなか状況が改善されず、慢性的な人手不足が続く場合は転職を検討しましょう。
「職場に迷惑を掛けるのが申し訳ない」と感じる方もいるでしょう。しかし、退職を言い出せないでいるとさらに看護師の人数が減り、ますます退職しにくくなってしまう可能性も。無理な勤務を続けることは体力的にも精神的にも負担が大きいので、ご自身を大事にできる職場に移ることをおすすめします。
転職活動を行う際に、看護師が定着する職場を選ぶ方法をご紹介します。「次の転職では失敗したくない」とお考えの方もぜひご覧ください。
求人票に記載された労働条件を隅々まで見て、ご自身の希望に合っているか確かめましょう。勤務体制や夜勤の有無、年間休日、残業などを勘案し、無理なく働けそうか想像してみることをおすすめします。不明点があれば応募先に質問してみましょう。
新卒看護師の離職率が高い病院は、新人スタッフにとって働きにくい環境であることが予想されます。日本看護協会の「2022年病院看護実態調査」によると、2021年度の新卒看護師の離職率は10.3%でした。離職率はコロナ禍の影響もあり増加傾向にあるものの、平均値を大きく超える病院は、教育体制や人間関係などに問題を抱えている可能性があります。
看護師の離職率は各病院の公式サイトに記載されていることもありますが、公開されていない場合は選考時に確認するのが確実です。質問しにくいと思う方は、転職サイトや口コミサイトで調べる方法もあります。
職場見学は、職場の雰囲気を知る貴重な手がかりになります。働いている看護師に笑顔があり、職場の雰囲気が明るいか確かめてみましょう。看護師に笑顔がなく、スタッフ同士の会話が少ない場合はストレスの多い環境かもしれません。
備品の整頓状態にも着目してみましょう。常に忙しく余裕のない職場では、備品の置き方も雑になってしまいがちです。
看護師に特化した転職エージェント「レバウェル看護」では、職場見学にも対応しています。応募先の内情をお伝えすることも可能なので、気になる方はぜひご利用ください。
子育て中の看護師が多く在籍する職場は、たとえば次のような特徴があります。
こういった特徴のある職場は、プライベートの用事があるときや体調不良のときに配慮してもらえることが多く、誰にとっても働きやすいといえるでしょう。
配属先が本人の希望と異なる場合があったり、予告なく異動の辞令が出たりする職場では、思い描いたような仕事に就けない可能性もあります。配属や異動の際に本人の意思を尊重してもらえるのか、確かめておくと安心でしょう。
待遇の詳細や離職率、休みの取りやすさなど、応募先に対して直接質問しにくいこともあるでしょう。転職エージェントを利用すると、聞きにくい内容もエージェントを通して確かめられます。
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長年忙しく働き続けてきた看護師さんは、心身の疲労により、転職活動にも意欲を感じなくなってしまうことがあります。一旦ゆっくり休養をとってから考えてみると新たな目標が見つかるかもしれません。詳しくは「バーンアウトに気づかず始めた転職活動…迷いや不安を話すことの大切さとは」をご覧ください。
退職の意思を伝えるときは職場に対する不満ではなく、自分のキャリアの目標や体調不良、家庭の事情などを理由にすると良いでしょう。詳しくは「【例文あり】看護師の退職理由 嘘をつかない伝え方と面接で答える時のコツ」を参考にしてみてください。
看護師がどんどん辞めていく理由としては、人間関係の問題や残業の多さ、休みの取りにくさなどがあります。上司に相談しても状況が改善しなければ、転職を検討してみましょう。
この記事では、退職者の多い職場を避ける方法を紹介しましたが、職場見学や面接だけでは分からないことがあるのも事実です。たとえばスタッフ同士の人間関係や残業・前残業の時間などは、入職するまで実態が分からないことも多いでしょう。
レバウェル看護では、職場訪問で得た情報をもとに、キャリアアドバイザーがご希望に合った応募先をご紹介します。自分に合った職場を1人で探し出すのは手間が掛かりますが、キャリアアドバイザーから提案してもらうと見つけやすくなります。
仕事が忙しくてなかなか転職活動の時間が取れない方も、好きな時間に相談可能です。LINEやメールで求人情報を受け取ることもできますよ。
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