
オペ室看護師を未経験から目指したいと考えている人の中には、前向きな気持ちはあるものの、「自分にできるだろうか…」という不安から勇気が出ず、動き出せない人もいることでしょう。オペ室は特殊性が高く、向き不向きが分かれやすい環境であるため、部署異動や転職の際は慎重な判断が重要です。本記事では、未経験から目指す上で大変に感じることやメリットを解説。自身の適性に確信を持てない人も、ぜひ参考にしてみてください。
結論からいうと、看護師免許を持ってさえいれば、未経験から目指すことは可能です。ただし、即戦力となる人材が求められる傾向にあるため、他業種からオペ室看護師(手術室看護師)を目指す場合は、ほかの診療科で経験を積んでから挑戦するのも手でしょう。また、ほかの診療科から異動、もしくは転職をする場合は、これまで看護師として培ってきた経験やスキルを具体的にアピールし、有利に進めることが大切だといえます。
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未経験からオペ室看護師になるには、大きく分けて「部署異動」と「転職」という2つの選択肢があります。下記にて詳細を見ていきましょう。
現在の職場で手術室に配属される可能性がある場合は、部署異動を願い出ましょう。異動願いが受け入れられるかどうかは、タイミングや実績によっても左右されるため、すぐに諦めないことが大切です。ある程度の時間がかかることは想定した上で、希望を伝え続けてみてください。
部署異動が叶う気配が全く感じられなかったり、現在の職場に手術室がなかったりする場合は、オペ室看護師を募集している求人を探し、転職活動を始めましょう。なお、オペ室専属として働くには、大規模病院に転職する必要があります。ある程度選択肢が限られるため、採用側のニーズを汲み取って自己PRに繋げることが大切です。
オペ室看護師の求人を探すには、転職エージェントに登録するのも一つの手です。特に、現在看護師として働いている人は、転職活動に十分な時間を割けない場合も多いでしょう。プロのサポートを借りることで、働きたい職場の内部事情を知れるのはもとより、条件交渉も代わりに依頼できるため、効率的な転職活動を実現しやすくなります。
オペ室看護師の求人をチェックする際は「教育体制の充実度」と「オンコール体制と残業の有無」の2つのポイントを押さえることが大切です。オペ室看護師は、病棟と異なる知識の習得が必要になるため、モチベーションを維持できる環境で働けるかどうかが転職成功のカギとなります。以下の内容を踏まえた上で、しっかりと職場環境を見極めましょう。
まずは、教育体制や業務をフォローしてもらえる体制が整っているかどうかを確認しましょう。オペ室は特殊な環境のため、人員に余裕があり、じっくり時間をかけて成長できる職場を選ぶことをおすすめします。求人に記載の文言のみに囚われることなく、情報収集を念入りに行ってください。
次に、オンコール体制と残業の有無を確認しましょう。オペ室は夜勤がない代わりにオンコール勤務が採用されている場合も少なくありません。そのため、急な呼び出しをプレッシャーに感じやすい人は、オンコールの頻度が少ない職場や、緊急手術がない職場を選ぶと良いといえます。同様に、残業時間においても、「手術が予約式かどうか」「緊急手術が多いかどうか」といった条件によって、違いがあることを頭に入れておきましょう。
オペ室看護師の役割は、「器械出し看護師」と「外回り看護師」の2つに分かれます。下記にてそれぞれの特徴や、病棟看護師との違いをチェックしてみてください。
「器械出し看護師」とは、手術の直接介助の役割を担う看護師のことを指します。医療器械の手渡しをはじめ、医療器械のメンテナンスや下準備、オペ室の安全管理が主な業務です。手際よく正確な作業を行うためには、疾患や術式、器具を理解した上で、求められていることを先読みする力が必要です。スキルを磨くことで、手術のスピードアップに貢献することに繋がり、よりやりがいを感じられるようになるでしょう。
「外回り看護師」とは、手術の間接介助の役割を担う看護師のことを指します。手術がスムーズに進行するようサポートをするのが主な仕事であり、手術環境の整備はもとより、麻酔時の介助や、麻酔下での生体反応の確認など、業務内容は多岐に渡ります。想定外の事態にも迅速かつ冷静に対応できる力が重要といえるでしょう。また、一人ひとりの患者さんの不安に寄り添い、術前術後のケアやフォローを行うのも大切な役割の一つです。
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手術室看護師(オペナース)の役割や仕事内容とは?やりがいも詳しく解説!
「未経験からオペ室看護師になるには、どのような心構えが必要?」と疑問を抱いている人もいることでしょう。ここでは、未経験から目指す上で大変だと感じる3つの要素を解説します。ぜひ、判断材料の一つにしてみてください。
前述の教育体制にも通ずる部分ではありますが、オペ室看護師の仕事内容は専門性が高いため、新たに一から知識を付ける必要があります。より深く広範囲な知識を求められることから、初心に立ち返り、向上心を持って勉強することが大切です。過去の経験を思うように活かせない環境下で挫けそうになることもあるかもしれませんが、場数を踏むことで臨機応変に対応できるスキルを身に付けられるでしょう。
心身の負担が大きいことは、オペ室看護師の特徴の一つです。閉鎖的な空間でも息苦しさを感じず、長時間続く緊張状態に耐え得る体力があるか、また、匂いや音への耐性があるかは大変重要な要素といえます。手指用殺菌消毒剤による手荒れについても覚悟が必要です。
このような側面から、オペ室看護師を志望する動機が「ワーク・ライフ・バランスを整えやすいこと」である場合は、実際に働いた姿をイメージした上で、再考したほうが良いかもしれません。
手術室看護師は向き不向きが顕著に出やすいことから、自身の適性を見極める必要があります。とはいえ、実際に働いてみないとイメージしづらかったり、自分で判断するのが難しかったりする部分もあるため、第三者に相談してみるのも一つの手でしょう。手術室看護師に必要な能力としては、前述のとおり、先読みして行動する対応力や判断力、また器用さや要領の良さが挙げられます。忍耐力や洞察力も大切です。
オペ室看護師には大変だと感じることがある反面、メリットに感じる要素も多く存在します。未経験からオペ室看護師を目指すかどうか迷っている人は、メリットとデメリットを天秤にかけた上で、今一度検討してみてください。
手術は多職種が連携を取りながら、チームプレイで進められます。それ故に、仲間と力を合わせて得られる一体感は、オペ室看護師ならではのやりがいといえるでしょう。適切なコミュニケーションを取りながら、チーム一丸となって、質の高い医療を提供したい人には向いている環境といえます。
デメリットで紹介した「一から知識を付ける必要がある」と表裏一体にはなりますが、専門性を高められるのもオペ室看護師の魅力です。経験を重ねることで、技術も洗練され、看護の幅も広がることでしょう。手術の現場は、意識レベルが低い患者さんがほとんどのため、体から状況を読み取ることも実力の一つです。日々の努力により、成長実感を味わえる状態になると、手術が無事に終わったときの達成感も、より大きなものになるでしょう。
オペ室看護師は夜勤がない場合が多いため、生活リズムを整えやすい傾向にあります。また、基本的に手術は平日の日中に行われることから、日曜日が固定休になることも多く、周囲と予定を合わせやすいというメリットも。プライベートの時間をしっかりと確保したい人にとって、休日を充実させやすいのは大きな魅力といえるでしょう。
「危険手当」「待機手当」「手術手当」などの独自の手当があるのも、オペ室看護師のメリットの一つです。オペ室看護師の給料は、勤務形態や施設規模、各種手当の有無、またその金額でも大きく変動します。給料を重視する場合は、手術数やオンコールの頻度を事前に確認した上で、求人を比較検討することが大切だといえるでしょう。
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手術室看護師のやりがいとは?働くメリット・デメリットや転職のコツを紹介
オペ室看護師の平均給料は一般的な看護師と同水準であるといわれていますが、夜勤がない分、病棟看護師に比べて給料が減る可能性も否定できません。そのため、オペ室看護師として更なる給与アップを狙う場合は、昇給や管理職への昇進をはじめ、「手術看護認定看護師」の資格取得を目指すのも選択肢の一つです。資格の取得が、必ずしも給料に還元されるとは限りませんが、スキルアップをし、活躍の幅を広げたい人はプラスに働くといえるでしょう。
ここでは、オペ室看護師を未経験から目指す人によくある質問を紹介します。
手術室から異動してすぐのころは、病棟での業務を思い出せなかったり、オペ室での経験を活かしづらかったりと、適応できないことに自信を無くしてしまうかもしれません。しかし、前提としてオペ室看護師と病棟看護師は求められる役割や仕事内容が大きく違うため、使える・使えないという物差しで測ることはできないといえるでしょう。
手術室看護師に向いている人の特徴としては、「突発的な出来事をストレスに感じにくい人」「幅広い診療科について勉強したい人」「緊張状態でも長時間集中できる精神力がある人」「解剖生理の知見を深めたい人」などが挙げられます。また、体力に自信がある人も活躍しやすいといえるでしょう。
オペ室看護師の求人を探す際は、転職エージェントを活用するのがおすすめです。特に未経験から目指す場合は、施設との繋がりが深いアドバイザーのサポートを受けることで、ミスマッチを防ぎやすくなる利点があります。レバウェル看護の求人情報については、「未経験可/手術室の看護師求人一覧」をご覧ください。
オペ室看護師を未経験から目指す場合は、「部署異動を願い出る」もしくは「手術室がある病院に転職する」という選択肢があります。オペ室看護師は患者さんとコミュニケーションを取る機会こそ少ないものの、病棟看護師と同様に、患者さんやそのご家族との信頼関係の構築が大変重要になる仕事です。患者さんの代弁者として、また術前術後のケアやフォローを通して、気持ちに寄り添う看護が求められるといえるでしょう。
求人を探す際は、理想とする働き方を明確にした上で、教育体制の充実度やオンコール体制・残業の有無を考慮することが大切です。「オペ室看護師に向いているかどうか客観視できない」「自分に適した職場を1人で探すことに自信が持てない」という方は、レバウェル看護にご相談ください。レバウェル看護は、看護師専門の転職支援サービス。職場の良いところも大変なところも包み隠さずお伝えするため、希望条件に特化したオペ室看護師のリアルをさらに詳しく知ることが可能です。サービスはすべて無料のため、一歩を踏み出すきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
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