
「人間関係が良好な病院に転職したい」30代で看護師資格を取得し急性期病院に勤務して半年のAさん(35歳)の場合
35歳で看護師免許を取得し、「早く一人前の看護師になろう!」とがんばってきたAさん。年下のプリセプターとの関係がうまくいかないと、ご相談くださいました。Aさんが関係改善の努力をしても、プリセプターは仕事を教えてくれませんでした。上司に相談したものの、解決せず。ストレスから体調不良の続いたAさんは、転職を決断されました。Aさんは、「次の職場でも人間関係でつまずいたらどうしよう…」という不安を抱えている様子。そのため、アドバイザーは、Aさんが安心して働ける職場を見つけられるようにサポートしました。
プリセプターとの相性や職場の人間関係に悩んで転職を検討されている方の参考になれば幸いです。
さて、今回ご紹介するAさんは、35歳で看護師免許を取得し、急性期病院でスタートを切った看護師さんです。
入職から半年。「早く一人前の看護師になろう!」と頑張ってきたAさんですが、急性期特有の忙しさやピリピリした雰囲気が合わず、レバウェル看護にお電話くださいました。
「最低でも3年は同じ場所で働くべきですよね?」と言うAさん。
お話を伺うと、プリセプターとうまくいっていないことが分かりました。
プリセプターは5年目の看護師。9歳年上の新人であるAさんを嫌っている様子だというのです。
Aさんとプリセプターがうまくいくように、建設的な方法を一緒に考えました。Aさんは関係改善に努めましたが、プリセプターに変化はなく、質問しても無視をされてしまうとのこと。また、Aさんができていないことを、本人には伝えずに、周りの人に言われたこともありました。
仕事を教えてもらえない状態が続いたAさんは、上司へ相談。しかし、上司は「考えます」という返答を繰り返すばかり…。
ストレスから体調不良が続いたAさんは、とうとう転職を決断されました。
厚生労働省の「看護職員就業状況等実態調査結果資料2(p28)」によると、看護職員として退職経験がある人の12.8%は、「人間関係がよくないから」という理由で退職しています。Aさんのように、職場の人間関係で悩んで退職を決意する看護職員は、少なくないようです。
出典
厚生労働省「看護職員就業状況等実態調査結果」(2025年3月12日)
また、プリセプターとの相性について悩む看護師も非常に多いです。レバウェル看護公式Instagramにて「プリセプター(先輩看護師)との関わりで悩んだことはある?」とのアンケートを実施したところ、下記のような回答がありました。
プリセプターとの相性が合わず悩む看護師も少なくないため、今後の自分の成長や、メンタルヘルスを考えれば、プリセプターとの相性で転職を検討することも選択肢の一つと言えそうです。
出典レバウェル看護公式Instagram(2023年9月29日)
「新人なのにブランクを作りたくない」と話すAさん。そして、「次の職場でも人間関係でつまずいたらどうしよう…」という不安が強い様子でした。
少し時間をいただいて、看護師1年目のAさんに必要な教育環境があり、スタッフ間の雰囲気が良い病院を探しました。
さまざまな病院をあたってみたところ、プリセプター制度をやめて、スタッフ全体で教育を行っている病院を見つけました。
風通しが良く、メディカルスタッフ同士が活発に意見を交わし合う病院です。また、教育体制も充実していました。ただ、Aさんのご自宅から1時間の場所にあるため、希望する倍の通勤時間がかかってしまいます。
Aさんに、その病院の詳細をお話すると、資格取得支援制度に感心をもたれました。「実は、いつか認定看護師資格を取りたいと思っていたんです」とおっしゃるAさん。
通勤時間より、職場の雰囲気や教育体制を優先して、その病院を受けることに決めました。
病院側には、事前に、Aさんが退職に至った経緯を説明。Aさんが今まで看護師として努力してきたことを伝えました。
また、Aさんご自身からは、35歳で資格を取った理由や、どんな看護師を目指しているかなどの前向きな思いを、しっかりと伝えたのでした。そして、その結果、Aさんは内定をもらうことができました。
Aさんは入職後、「周りは良い人ばかりで、いろんな職種の意見が参考になるし、この病院に入って本当に良かったです」と話してくださり、安心することができました。体調は良好で、元気にバリバリと働かれています。
人には相性というものがあります。なかには、新人教育の際に、理不尽な対応を受けるケースもあるでしょう。
プリセプターと合わないときは、院内で解決が図れると一番良いと思います。しかし、相談しても解決しないときには、無理をせず、新しい場所でスタートを切るのも選択肢の一つです。
特に新卒の看護師さん、最初の1ヶ所であきらめないでください。きっと、あなたに合う職場はありますよ。
ここでは、プリセプターとの関係に悩んでいた看護師さんが、どのように転職を成功させたのかをまとめました。「人間関係がうまくいかないから転職したい」と考えている看護師の方は、チェックしてみてください。
職場の人間関係がうまくいかないときは、まず上司に相談してみましょう。悩みを打ち明けると、教育体制を改善したり、プリセプターを変えてくれる可能性があります。上司に相談しても解決しない場合は、転職することを視野に入れてみてください。
転職の際には、希望条件のなかでもゆずれないものは何かを考えると良いでしょう。「通勤時間よりも、病院の雰囲気や教育体制を重視したい」というように、優先順位を考えてみてください。そうすれば、一番優先したい「雰囲気や教育体制」といった条件に特化した病院を選べるため、転職後に不満を感じにくいでしょう。
「病院内の人間関係に悩んでいる」という方は、レバウェル看護に相談してみませんか?専任のアドバイザーが、あなたの悩みを伺い、より良い選択をするためのお手伝いをさせていただきます!
レバウェル看護は、看護師の転職を専門とする転職エージェントですが、転職をおすすめするだけではありません。お伺いした状況によっては、今の職場で解決する方法を一緒に考えることもあります。「まだ転職するかどうか迷っている」という場合は、悩みを話すだけでも大丈夫。1人で悩まず、ぜひ気軽にご利用ください。
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