歯科看護師の仕事内容とは?病院や診療所など勤務先の選び方も解説

歯科で働く看護師の仕事内容歯科衛生士との違いを解説!のイメージ

歯科で働く看護師の仕事内容が分からず、転職を踏み止まっている方もいるかもしれません。歯科衛生士がメインとなって業務を行っているところも多く、「看護師の資格やスキルを活かせないのでは…」と不安を抱える方もいるようです。この記事では、歯科看護師の仕事内容や歯科衛生士との業務の違いを解説します。歯科への転職を検討している看護師向けに、求人を選ぶ際のポイントも紹介していますのでご覧ください。

※1※2 調査方法:インターネット調査/調査期間:2024年2月7日~2月13日/調査概要:「看護師転職サイト」を対象としたユーザー満足度調査/調査対象:男女、全国、看護師・准看護師資格保有者かつ対象看護師転職サイト利用経験者、20~29歳 107s(※1)、20~34歳 175s(※2)/調査実施:株式会社エクスクリエ/比較対象サービス:「看護師転職サイト」主要10サービス(専用サイトのあるサービスのみ・求人結果の表示ページは除く)

歯科看護師の仕事内容

歯科看護師の仕事内容は、虫歯や歯周病治療が中心の「一般歯科」と、口腔やあごなどの外科的治療が中心の「口腔外科」とで異なります。そのため、転職の際は仕事内容を十分に比較したうえで検討することが大切です。ここでは「一般歯科」と「口腔外科」の歯科看護師の仕事内容をご紹介します。

口腔外科の看護師の仕事内容

口腔外科は口腔内だけではなくあごや顔面周辺の疾患に対応しており、口腔がんから交通事故などによる外傷までさまざまな症状に対する診療を行っています。ここでは、病院の口腔外科で働く看護師の仕事内容をご紹介します。

看護アセスメント

患者さんが安心して治療を受けられるようにするには、看護師によるアセスメントが欠かせません。口腔外科の患者さんのなかには、「服薬中の薬の影響で抜歯後に血が止まりにくい」「ペースメーカーに影響を与える可能性のある歯科医療機器がある」ことも。
患者さんの既往歴や服薬中の薬の確認、問診などから治療で注意するべきことや必要なケアを把握し、医師へ報告するのは口腔外科看護師の重要な役割の一つです。

診察の補助

歯科医師の指示に従って、必要な医療機器や歯科薬剤の準備、ガーゼ交換などの診察の補助を行います。手術を行う口腔外科では、バイタルサインのチェックや採血、点滴といった業務のほか、術前術後の観察やケアなども看護師の役割です。看護師の経験やスキルを活かしやすい職場環境だといえるでしょう。

口腔ケア

歯科の看護師は、患者さんに正しい口腔ケアのやり方を説明したり、自分でケアできない患者さんの口腔ケアを行ったりします。嚥下障害の程度や義歯の有無、手術経過など、患者さん一人ひとりの症状に適したケアが必要となるため、歯科に関する専門知識が求められるでしょう。そのほか、手術後の食事をとるのが難しい患者さんに対して、食事介助なども行うこともあります。

「口腔外科の看護師として働きたい」という方は、看護師の転職をサポートするレバウェル看護にご相談ください。求人先と直接やり取りしているアドバイザーが、仕事内容や職場環境、人間関係などといった求人票には記載されていない内部情報を含め、丁寧にご提案いたします。希望があれば病院見学の調整も可能です。

一般歯科の看護師の仕事内容

一般歯科は虫歯治療や根管治療、虫歯予防治療などを中心に口腔内の治療を行います。一般歯科では看護師としての仕事は少ないため、看護師が在籍していないことがほとんどです。いたとしても歯科助手と同じような仕事内容になるでしょう。
ここでは、看護師が一般歯科で働く場合の仕事内容をご紹介します。

患者さんの誘導や受付業務

待合室の患者さんを診察室に案内してエプロンをかけたり、声かけを行ったりして、歯科医師の診察をサポートします。また、歯科クリニックによっては、看護師もカルテ整理や受付業務、電話対応を担当することもあるようです。

歯科医師や歯科衛生士のサポート

診療に使う医療機器や歯科薬剤の準備、バキューム類の操作などの歯科医師や歯科衛生士のサポートを行います。また、使用した器具の洗浄・滅菌作業を行うことも。歯科助手としての仕事が主なので、看護師の資格を活かす場面は少ないかもしれませんが、歯科ならではの専門知識が習得できるでしょう。

歯科への転職ならお任せください

看護師と歯科衛生士の仕事内容の違い

ここでは、看護師と歯科衛生士の資格や業務の違いについて解説します。「看護師は歯科衛生士の仕事はできないの?」と疑問を抱えている方は参考にしてみてください。

看護師は「保健師助産師看護師法」、歯科衛生士は「歯科衛生士法」と定める法律がそれぞれ異なります。法律に基づいた各職種の仕事内容は以下をご参照ください。

看護師歯科衛生士
資格看護師免許歯科衛生士免許
仕事内容傷病者や妊婦、褥婦に対する療養上の世話、または診察の補助を行う。歯科医師の指導のもと、歯や口腔の疾患の予防処置として、歯石の除去や薬の塗布、歯科診察の補助、歯科保健指導などを行う。

参照:e-Gov法令検索「保健師助産師看護師法」「歯科衛生士法

歯科クリニックによっては、歯科医師の指導のもとで看護師ができる仕事もありますが、原則として歯科衛生士の仕事を看護師が行うことはできません。
また、歯科衛生士が行うことで診療報酬の点数が加算されるものもあるために、看護師に仕事が任されにくいことも。そのため、看護師は歯科衛生士よりも歯科助手としての仕事がメインとなるようです。

出典
e-Gov法令検索「保健師助産師看護師法」(2025年8月18日参照)
e-Gov法令検索「歯科衛生士法」(2025年8月18日参照)
厚生労働省「令和6年度診療報酬改定の概要【歯科】」2024年3月5日(2025年8月18日参照)

看護師と歯科衛生士のダブルライセンス取得はできる?

歯科で働く看護師の方のなかには、「歯科に関する専門知識が足りないと感じる」「歯科衛生士の資格がないとできる業務が限られる」といった理由から、歯科衛生士の資格取得を目指す方もいるようです。

歯科衛生士の資格を取得するには、国や都道府県が指定している歯科衛生士の大学や短期大学、専門学校などの課程を修了したのちに、歯科衛生士国家試験への合格が求められます。基本的に大学または専門学校などに3年以上は通わなければならないため、看護師と歯科衛生士のダブルライセンスを取得している方は少ないようです。ただ、看護師と歯科衛生士の資格や知識、スキルがあると仕事の幅は大きく広がるでしょう。

出典
職業情報提供サイト(jobtag)「歯科衛生士」(2025年8月18日参照)

歯科看護師求人の選び方のポイント

ここでは、勤務先の選び方のポイントを紹介しますので、歯科看護師への転職を迷っている方はご覧ください。

歯科医院で働きたいなら、口腔外科のある歯科医院を目指そう

歯科医院で看護師資格や経験を活かしたい方は、口腔外科のある病院の求人募集をチェックしてみると良いかもしれません。一般歯科しかないクリニックだと、看護業務が限られやすいため、看護師としての経験を活かして働くのは難しい傾向にあります。
病院の口腔外科なら看護師として培ったスキルを活かしつつ、歯科の専門知識も習得していけるでしょう。

▼関連記事
看護師の病院選びの条件とは?自分に合った就職先を見つけるコツを解説

プライベートを重要視するならクリニックがおすすめ

子育てや家族の介護などにより夜勤勤務が難しい方は、口腔外科のある歯科クリニックが向いているでしょう。入院患者さんの対応も行う口腔外科病棟は、夜勤勤務があるのが一般的です。
一方で、歯科クリニックは基本的に日勤メインのため、夜勤が難しい方にとっては働きやすい環境だといえるでしょう。また、病院と比べて急変対応や突発的な業務も発生しにくいので、心理的負担が少ないといった声もあります。

▼関連記事
クリニック看護師の仕事内容は?平均給料・年収や転職するメリットも解説

訪問歯科の看護師として働くのも選択肢の一つ

病院やクリニックのほかに、訪問歯科の看護師として働くのも選択肢の一つです。歯医者への通院が難しい患者さんの自宅や施設に入居している方のもとに、歯科医師や歯科衛生士と一緒に訪問し、診療の補助や口腔ケア、口腔内のアセスメントなどを行います。
勤務先としては、訪問歯科診療を行っている医療機関が多いようです。訪問歯科についてさらに詳しく知りたい方は、「訪問歯科で働く看護師の仕事・役割は?活躍できる職場や必要な資格も解説」の記事も合わせてご覧ください。

どんな求人があるかまずは見てみたい

レバウェル看護」では、サービス登録なしで時間や場所を問わず求人閲覧が可能です。興味のある求人があった場合は、サービスにご登録いただくとアドバイザーが詳しい応募先の情報をお伝えいたします。登録後もご納得いただくまで無理に転職を進めることはありません。アドバイザーとのやり取りはLINEでも可能ですので、自分のペースで転職を進められますよ。

歯科の求人一覧ページはこちら
歯科・口腔外科のある病院の求人一覧ページはこちら
歯科クリニックの求人一覧ページはこちら

高給与の非公開求人多数!

歯科看護師の仕事内容に関する質問

ここでは、歯科看護師の仕事内容に関する質問にQ&A形式でお答えしていきます。

歯科看護師の平均年収は?

病院の歯科で働く看護師の平均年収は、夜勤勤務の有無によって違います。レバウェル看護の独自データ(2023年3月時点の調査)によると、病棟勤務の看護師の年収は約471万円であるのに対し、外来勤務の看護師は約399万円でした。歯科クリニックの場合は、インセンティブがあったり、独自の手当制度を設けていたりするクリニックもあるようですが、一般的なクリニックで働く看護師の年収と大きな差はないといえるでしょう。

歯科衛生士と看護師はどっちが難しいですか?

歯科衛生士と看護師は違う職種のため、どちらが難しいかは性格や適性、状況によって異なるでしょう。2025年の国家試験の合格率は、歯科衛生士は91.0%、看護師は90.1%で、どちらも90%台となっています。資格取得までに時間や費用はかかるかもしれませんが、国家試験の難易度だけで見るとダブルライセンスの取得も不可能ではないといえます。

出典
厚生労働省「第34回歯科衛生士国家試験の合格発表について」(2025年8月18日参照)
厚生労働省「第108回助産師国家試験および第114回看護師国家試験の合格発表」(2025年8月18日参照)

まとめ

歯科看護師を目指す方は、看護師としての経験やスキルを活かしやすい口腔外科がおすすめです。一般歯科では事務作業や歯科衛生士のサポートといった業務がメインになるため、看護師として行える業務が限られるかもしれません。
プライベートを重視したい看護師は、病院ではなく口腔外科メインのクリニックであれば、夜勤がなく患者さんの急変も少ないため、心身の負担を抑えて働きやすいでしょう。歯科における看護師の仕事内容は職場によって異なるため、転職の際は応募先の職場環境や業務範囲をしっかり調べたうえで選ぶことが大切です。

とはいえ、未経験の職場の場合「自分に合った働き方かどうか判断できない」「どのような点に注意して転職先を選べば良いか分からない」という看護師の方もいるかもしれません。転職に関するお悩みは、看護師転職に特化した「レバウェル看護」にお任せください。
レバウェル看護」では、専任のアドバイザーが転職のご相談から内定までを全面的にサポートします。求人のご提案だけでなく、応募先の情報提供や選考対策といったご希望にも対応していますので、ぜひご利用ください。サービスはすべて無料ですので、お気軽にお問い合わせくださいね。

看護師転職サイト 相談のしやすさNo.1
20代 相談のしやすさ(※1)20~34歳 連絡の取りやすさ(※2)
※1※2 調査方法:インターネット調査/調査期間:2024 年2 月7 日~2 月13 日/調査概要:「看護師転職サイト」を対象としたユーザー満足度調査/調査対象:男女、全国、看護師・准看護師資格保有者 かつ 対象看護師転職サイト利用経験者、20~29 歳 107s(※1)、20~34 歳 175s(※2)/調査実施:株式会社エクスクリエ/比較対象サービス:「看護師転職サイト」主要10 サービス(専用サイトのあるサービスのみ・求人結果の表示ページは除く)
この記事を書いた人
「レバウェル看護」編集部
「レバウェル看護」は累計利用者数47万人(※)を超える看護師専門の転職支援サービス。 編集部の制作体制には看護師経験者や現役看護師を交え、これまでに1,000記事以上(※)を執筆。看護師にとっての悩み・不安・疑問を一番に相談する"相談窓口"になることを目指し、医療・介護の現場で尽力している方々をサポートするためのコンテンツを発信中。 (※)2023年6月時点
お読みいただきありがとうございました!
いいね・シェアで編集部が喜びます

記事の制作について

「レバウェル看護 看護師さん向けお役立ち情報」では、
記事の制作・公開にあたってのポリシーを定めています。
詳細は下記よりご確認いただけます。

看護師さん向けお役立ち情報 コンテンツ制作ポリシー

看護師の転職で「レバウェル看護」が選ばれる理由

レバウェル看護の新着求人

編集部Pick up

人気記事ランキング

タグから記事を探す

キャリア

働く場所

選考対策

資格

その他

読みもの

連載

転職サポートQ.現状はどちらに近いですか?

LINE

レバウェル看護は相談からでもOK!

\ 登録はカンタン1分! /

無料まずは相談してみる