刑務所看護師とは?仕事内容や給料事情、転職時の注意点も紹介

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刑務所看護師とは、国家公務員として矯正施設に収容されている受刑者への看護を行う仕事です。
この記事では、刑務所で働く看護師の仕事内容、メリット・デメリットや、職場となる施設の種類を解説します。

※1※2 調査方法:インターネット調査/調査期間:2024年2月7日~2月13日/調査概要:「看護師転職サイト」を対象としたユーザー満足度調査/調査対象:男女、全国、看護師・准看護師資格保有者かつ対象看護師転職サイト利用経験者、20~29歳 107s(※1)、20~34歳 175s(※2)/調査実施:株式会社エクスクリエ/比較対象サービス:「看護師転職サイト」主要10サービス(専用サイトのあるサービスのみ・求人結果の表示ページは除く)

目次

刑務所で働く看護師とはどのような仕事?

刑務所看護師とは、国家公務員として刑務所等に勤務し、受刑者・被収容者への看護を行う、「矯正医療」に携わる仕事です。
刑務所や少年院といった矯正施設は、被収容者に対して医療を行う「病院」「診療所」の機能も併せ持ち、矯正施設には最低1人の正看護師が常勤で配置されています。また、一般の刑務所から、高度な医療を必要とする人を受け入れるために、専門的な病院機能を有する「医療刑務所」と呼ばれる施設も、看護師が活躍する場の1つです。

出典
法務省矯正局「矯正医療」(2025年10月31日参照)

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刑務所看護師が働く職場はおもに3種類

刑務所看護師が働く職場は、おもに「一般施設」と「医療重点施設」と「医療刑務所」の3種類の施設に分類されます。それぞれの施設の特徴と医療体制について確認しましょう。

一般施設(刑務所・拘置所・少年院など)

一般施設とは、一般の刑務所・拘置所・少年院などの矯正施設を指します。一般施設の医師や看護師は、被収容者が更生するための基盤として、健康管理をすることがおもな役割です。
罪を犯して施設に収容されている人は、結核やHCV(C型肝炎ウイルス)等の感染症に罹患している場合もあります。「矯正医療」は、そうした受刑者の治療を行い、公衆衛生上の責任を果たすことも目的としています。

医療重点施設

医療重点施設とは、医療刑務所ほどの専門的な設備はないものの、重点的に医療が行われる矯正施設のことです。以下に、全国にある医療重点施設を一覧にしてまとめました。

  • 札幌刑務所
  • 宮城刑務所
  • 府中刑務所
  • 名古屋刑務所
  • 大阪刑務所
  • 広島刑務所
  • 高松刑務所
  • 福岡刑務所
  • 東京拘置所

医療重点施設は、全国に刑務所8か所・拘置所1か所があります。一般施設では対応が難しい受刑者を受け入れ、矯正医療の中核を担っているのが医療重点施設です。

医療刑務所

医療刑務所は、急性期から回復期・終末期までの幅広い医療を提供する、総合病院的な位置づけの医療専門施設です。医療刑務所(医療専門施設)は全国に4か所あります。それぞれの施設の名称と特徴を以下にまとめました。

施設名称所在地特徴
東日本成人矯正医療センター東京都・専門的な医療処置を要する被収容者が対象。身体、精神科医療を行う。
・がん、心不全、脳梗塞などの身体疾患を抱える受刑者の割合が多い傾向。
西日本成人矯正医療センター大阪府
岡崎医療刑務所愛知県・精神疾患、精神障害がある被収容者が対象。精神科医療を行う。
・岡崎医療刑務所は、男性のみ収容。
北九州医療刑務所福岡県

医療刑務所では、一般施設と医療重点施設では充分な対応ができない被収容者を受け入れ治療を行います。そのため、さまざまな診療科目があり、医療機器や手術設備も有する施設もあるのが特徴です。上記のほかに、医療少年院が2か所(東日本少年矯正医療・教育センターと京都医療少年院)あります。

出典
法務省矯正局「矯正医療」(2025年10月31日参照)
法務省「全国の矯正管区・矯正施設・矯正研修所一覧」2025年(2025年10月31日参照)
法務省「被収容者生活関連業務の維持~刑事施設の医療」(2025年10月31日参照)

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刑務所に勤務する看護師の仕事内容

「刑務所看護師はどんな仕事をするの?」と気になっている人もいるかもしれません。刑務所看護師の役割や仕事内容は、働く施設の種類によって異なります。以下に、一般刑務所と医療刑務所それぞれの看護師の仕事内容をまとめました。

一般刑務所の看護師の仕事内容

先述のとおり、一般刑務所(刑務所・拘置所といった矯正施設)は、被収容者に対して医療を行う機能を併せ持っています。一般刑務所に勤務する看護師の仕事内容は、以下のとおりです。

一般刑務所(一般施設)
ケアの対象者一般施設(全国各地の刑務所・拘置所・少年院など)の被収容者
仕事内容・被収容者への看護
・健康チェックや体調管理
・体調不良者への対応
・ケガの処置

一般刑務所の看護師は、被収容者の健康管理や体調不良・ケガの処置といった仕事をおもに行います。拘禁中の被収容者は、ストレスから不眠の症状が出たり、体調を崩したりすることもあるようです。また、近年では受刑者が高齢化しており、刑務所における医療の必要性も高まっているといわれています。

医療刑務所の看護師の仕事内容

医療刑務所は、専門的な医療を行う施設です。特に東西の成人矯正医療センターは、さまざまな診療科があるため、勤務する看護師も幅広い看護業務をそれぞれの担当で行います。以下は、医療刑務所で働く看護師の仕事内容をまとめた表です。

医療刑務所(医療専門施設)
ケアの対象者身体・精神的な疾患があり、専門的な治療が必要な被収容者
仕事内容・医師の補助
・検査の介助
・採血、点滴、人工透析
・被収容者への看護
・バイタルチェックや体調管理
・症状に応じた看護ケア
・転院時の手続き

医療刑務所における看護師の仕事内容は、一般の病院で勤務して身につけた基本的なスキルがあれば、対応可能なものがほとんどです。勤務施設や担当によっては、精神疾患がある被収容者の看護に携わることもあります。精神科での勤務経験がある場合は、活かせるでしょう。

刑務所で働く看護師の勤務体系

刑務所看護師の勤務時間帯や休日の傾向も、施設の種類によって異なります。以下に、一般刑務所と医療刑務所の勤務体系をそれぞれまとめました。

施設の種類一般刑務所医療刑務所
勤務する時間帯基本的に日勤夜勤もある
休日土日祝日が休みの傾向シフトによる変則的な休み

医療刑務所は病院と同じような機能をもつ施設のため、夜勤がありシフト制のことが多いようです。それぞれの勤務体系は、一般刑務所はクリニック、医療刑務所は病院をイメージすると分かりやすいかもしれません。

刑務所看護師の1日の仕事の流れ

ここで、刑務所で働く看護師の1日のスケジュール例を紹介します。刑務所における看護師のおおまかな仕事の流れを確認しましょう。

時間業務内容
8:30始業
10:00医師のサポート、被収容者の体調不良・ケガの対応
12:00昼休憩
13:00急患が出た際の外部病院への付き添い
15:00カルテ等の書類整理
17:00終業

刑務所では、受刑者と接する看護業務中は、原則として刑務官が同席します。基本的な業務に加え、刑務所の医療設備では対応が難しい症状がある場合、外部病院への通院に看護師が付き添うことも。終業後に急患が発生した際は、招集がかかる可能性もあるようです。

刑務所看護師と病院看護師の違い

この項では、刑務所看護師と病院看護師の違いについて解説します。大きな違いは、刑務所看護師の身分が国家公務員であることです。

刑務所看護師は国家公務員

刑務所看護師は国家公務員として勤務します。公務員試験を受ける必要はありませんが、刑務所看護師に採用されれば、国家公務員と同じ待遇で働くことが可能です。給料についても、国家公務員の給与体系が適用されます。

 一般刑務所の場合は健康管理がメイン

先述のとおり、一般刑務所で働く看護師のおもな仕事内容は、被収容者の健康管理です。一般刑務所では、病院看護師のように専門的な看護ケアを行う場面は多くありません。病院で培った看護経験を活かして働きたいという方は、医療刑務所への転職がおすすめです。

刑務所看護師の給料事情

刑務所看護師に興味をもっている方は、給料事情も気になるところでしょう。刑務所で働く看護師の給料は、国家公務員の給与体系をもとに決定します。

国家公務員の給与体系が適用される

国家公務員の給料のベースとなるのは、「俸給表」に定められた給与体系です。刑務所に勤務する看護師の場合は、「医療職俸給表(三)」が適用されて基本の給与が決まります。俸給表の「級」と「号俸」から決定した基本給与にプラスして、夜勤手当といった各種手当が支給されるという仕組みです。

「級」は職務や役職を意味する

俸給表における「級」は、職務や役職を意味するものです。「級」が上がれば、それに伴って昇給していきます。「国家公務員医療職俸給表(三)」では、以下のような形で職務・役職ごとに「級」が決まるとされていますので、参考にしてください。

  • 1級:准看護師の職務に就く人
  • 2級:看護師の職務に就く人
  • 3級:副看護師長、専門看護師や認定看護師、職場内でのリーダー業務を行える人材
  • 4級:看護師長の職務に就く人
  • 5級以上:副看護部長や看護部長、とくに規模の大きい医療機関の総看護師長

看護師として刑務所に採用された場合、経験を積むまでは、ほとんどの人が2級に該当するようです。専門資格の取得やリーダー業務を担う、役職に就くことで3級以上に昇給していきます。

「号俸」は勤続年数や経験によって決まる

俸給表の「号俸」とは、勤続年数や経験によって給料が決まる基準です。勤続していくうちに号数は上がっていきます。「号俸」についても、号数が上がると昇給するのが基本です。

このように、国家公務員である刑務所看護師の給料は、俸給表における「級」と「号俸」によって決定します。「級」の昇格は簡単でないと考えられますが、「号俸」は勤続年数に比例するため、長く勤めるほど給与が上がっていく仕組みです。

出典
厚生労働省「賃金体系の具体的内容」(2025年10月31日参照)
日本看護協会
「国家公務員医療職俸給表(三)」2023年(2025年10月31日参照)
「国家公務員医療職俸給表(三)の改正内容公表」2022年12月(2025年10月31日参照)

刑務所看護師の平均年収はおよそ540万円

ここで、刑務所看護師を「国家公務員医療職俸給表(三)」より、役職なしの2級に該当する看護師と想定して、平均給与について見ていきます。以下は、人事院「令和7年国家公務員給与等実態調査の結果(11p)」の級別平均俸給額を参考にして、2級の刑務所看護師の基本給・賞与に該当する手当・年収の平均額をまとめた表です。

刑務所で働く看護師の平均給与
基本給(俸給額)賞与に該当する手当年収
32万6,693円約150万円約540万円

参照:人事院「令和7年国家公務員給与等実態調査の結果(11p)」

※平均年収は、俸給額×12+賞与に該当する手当で算出
※「賞与に該当する手当」は、内閣官房内閣人事局「国家公務員の給与(令和7年版)(11p)」より、賞与に該当する「期末手当・勤勉手当(年間で4.6ヶ月分)」をもとに算出

2級看護師の平均基本給から、独自に算出した平均年収は約540万円になりました。この金額にプラスして各種手当が支給されるため、刑務所で働く役職に就かない看護師の年収は、540~550万円くらいになると考えられます。

出典
人事院「令和7年国家公務員給与等実態調査の結果」2025年(2025年10月31日参照)
内閣官房内閣人事局「国家公務員の給与(令和7年版)」(2025年10月31日参照)

看護師全体でみると刑務所看護師の年収は高い?

刑務所看護師の平均年収およそ540万円は、看護師の給料として高いのかどうか気になるところです。そこで、厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」より看護師全体の給与を参照し、刑務所看護師と比較しました。
以下の表は、看護師全体と刑務所看護師の平均年収を比較し、まとめたものです。

看護師全体と刑務所看護師の平均年収
看護師全体約519万7,000円
刑務所看護師(役職なし)約540万円

※看護師全体の平均年収は、月給×12+ボーナスで独自に算出。
※上記「月給」は参照元データの定義に従い「きまって支給する現金給与額=基本給、職務手当、精皆勤手当、通勤手当、家族手当、超過労働給与額などを含む」として、「ボーナス」は「年間賞与その他特別給与額」として計上しました。

厚生労働省の調査をもとに、レバウェル看護が独自に算出した看護師全体の平均年収は、約519万7,000円です。比較してみると、刑務所看護師の平均年収の方が、看護師全体を上回っていることが分かります。

刑務所看護師は役職なしの場合ですが、看護師全体の平均年収は役職に就いている人も含まれた額です。このことから、刑務所で働く看護師の給与水準は、看護師全体でみると高めだといえます。

出典
e-Stat「令和6年賃金構造基本統計調査 結果の概況」2025年3月(2025年10月31日参照)

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刑務所看護師として働くメリット

この項では、看護師が刑務所で働くメリットを紹介します。刑務所看護師の仕事はその特色から、病院勤務とは少し異なったメリットもあるようです。

国家公務員として高待遇で働ける

刑務所ナースは国家公務員として扱われます。そのため、勤務年数に応じて収入が上がる、国家公務員の福利厚生を利用できるといった高待遇で働けます。勤務に関する規定は、民間と異なる部分もあるため確認が必要です。

コミュニケーションが苦手な看護師も働きやすい

刑務所では、看護師と受刑者の直接の会話は禁止されています。診療に必要な質問も、刑務官を介してするのが決まりです。そのため、人と接するのが苦手という看護師さんには、働きやすい環境かもしれません。

医療刑務所では幅広い看護スキルを磨ける

医療刑務所は、総合病院のような環境に近いかもしれません。さまざまな診療科や手術設備もあるため、幅広い医療分野の看護を経験できるチャンスがあります。看護師としてスキルアップを目指したい方は、一般刑務所よりも医療刑務所に勤務する方が向いているでしょう。

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刑務所看護師として働くデメリット

看護師が刑務所として働く際、デメリットになるポイントもあります。メリットと合わせて確認し、転職を検討するときの参考にしてみてください。

通勤が不便な場合も多い

刑務所は駅から遠く、人が少ない場所にあることがほとんどです。そのため、交通の便が悪く、通勤が不便だと感じるかもしれません。また、医療刑務所や医療重点施設への勤務を希望する場合、施設数が少なく、地域が限定されてしまうこともデメリットだといえます。

基本的に失業手当がもらえない

刑務所看護師は国家公務員のため、雇用保険法は適用外です。そのため、刑務所看護師を退職した際は、基本的に失業手当を受給できません。離職から再就職までの期間の生活に関わるため、注意しましょう。

一般刑務所ではスキルアップしにくい

一般刑務所の場合、医務室に勤務してケガや体調不良に対する看護を行います。しかし、重症の被収容者は医療刑務所で対応することが多く、一般刑務所では応急処置や必要最低限の看護業務がほとんど。そのため、看護スキルは磨きにくいかもしれません。

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刑務所勤務に向いている看護師の特徴

刑務所という職場は、一般の医療機関とは異なる環境です。「自分は刑務所看護師に向いてる?」と気になる方もいるかもしれません。以下にまとめた、刑務所勤務に向いている看護師の特徴を確認しましょう。

  • 国家公務員として安定した雇用環境で働きたい
  • 必要な看護業務にのみ集中して取り組みたい
  • 矯正医療に関心がある

先述のとおり、刑務所看護師は国家公務員に該当するため、高給与・安定した雇用で働けることが期待できます。また、受刑者が対象の看護という特色から、病院看護とはまた違う経験・スキルを積めるでしょう。

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刑務所看護師になる方法

刑務所の看護師求人は、ハローワークに掲載されるケースもあります。ハローワーク掲載求人を見つけたら、最寄りのハローワークに行き応募することが必要です。以下は、医療刑務所の看護師求人の一例になります。

医療刑務所の看護師求人の例
応募条件・年齢18~60歳の者(定年を上限、深夜勤務があるため)
・国家公務員になれる者
必要な経験や資格・看護師免許
・看護師の実務経験
選考方法書類選考、面接(1回を予定)、筆記試験:作文

上記の看護師求人の例から、刑務所看護師になるための応募条件と採用試験について、以下で解説します。

応募条件を満たす

刑務所看護師になるには、看護師資格がある・国家公務員になることができる(国家公務員法第38条の規定等に当てはまらない)といった応募条件を満たすことが必要です。
職場によっては年齢制限(夜勤や定年の関係)、臨床経験・特定の診療科経験が問われる場合もあるため、応募の前に確認しましょう。

採用試験に受かる

上記求人例の場合、書類選考を通過し、面接試験・筆記試験(作文)に合格すれば、採用という流れです。刑務所看護師は国家公務員ですが、公務員試験は受けません。
面接以外に筆記試験を設けている施設も多い傾向にあります。試験内容は作文・小論文などで、施設によって異なるようです。

採用後に研修がある場合も

刑務所における看護業務は特殊な部分もあるため、採用後に研修期間が確保されているケースもあります。研修期間も2〜3週間など勤務先により異なるようです。一般病院との看護業務の違いが不安な方は、求人情報で入職後の研修が充実しているかどうか確認すると良いかもしれません。

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刑務所看護師に転職する際の4つの注意点

看護師が刑務所に転職する際に注意してほしいポイントを紹介します。転職活動を始める前に把握しておきましょう。

1.刑務所看護師の求人募集は少なく高倍率

刑務所看護師は、施設数・配置人数が少なく、欠員が出にくいことから求人募集が少ないという特徴があります。転職の際は、新着求人がないかこまめにチェックしましょう。
ほとんどの場合、欠員補充で募集が出されるため、掲載のタイミングがつかみにくい傾向にあるようです。なかには、非公開になっている求人も。また、正規雇用ではなく、非正規・任期付臨時職員で募集が出るケースもあります。

2.応募先によって受刑者の状況や仕事内容は異なる

勤務先によって、被収容者の処遇(犯罪傾向)や心身の状態は異なりますので、応募の前に施設について調べてみることがおすすめです。施設について、ある程度の情報を得たうえで応募を検討しましょう。

3.全国範囲で転勤の可能性がある

国家公務員である刑務所看護師は、全国範囲で転勤の可能性があります。看護師の場合、刑務官等の職員よりも頻度は少ないといわれていますが、転勤するかもしれないという認識はもっておきましょう。

4.職場によっては夜勤もある

医療刑務所に勤務する場合、夜勤があります。病院と同じような機能をもつ医療刑務所の看護師は、深夜勤務が必要です。そのため、夜勤ができない・体調的に難しいという看護師が、医療刑務所に転職するのは難しいかもしれません。

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刑務所看護師に関するよくある質問

ここでは、刑務所看護師に関するよくある疑問について、Q&A形式でお答えします。

刑務所看護師の仕事は危険?きつい?

看護師が、刑務所で受刑者の看護にあたる際は、原則として刑務官が付き添います。診療に必要な受刑者との会話も、刑務官を通じてのみ行うというのが規則です。このように、刑務所看護師の業務上の安全は確保されています。

刑務所看護師の志望動機はどう書けば良いですか?

刑務所では「矯正医療」の目的のもと、看護に携わります。刑務所看護師の役割について理解し、それにもとづいた志望動機を考えましょう。刑務所看護師の採用には、実務経験が求められるため、身につけてきたスキルや知識を具体的に伝えられると好印象かもしれません。

まとめ

刑務所看護師とは、刑務所内で被収容者や受刑者に対して看護を行う仕事です。刑務所看護師が働く場所は、一般施設(刑務所・拘置所など)と医療重点施設、医療刑務所のおもに3種類があります。一般刑務所の看護師の役割は、受刑者の体調管理や応急処置がメイン。医療刑務所は、総合病院のような機能がある施設のため、医師のサポートや採血・点滴など病院と類似した看護師の業務内容です。刑務所看護師は国家公務員のため、給与や福利厚生は高待遇で安定している傾向にあります。働くメリットがある一方で、施設数が少なく勤務地が限定されてしまう、求人が少なめというデメリットもあります。刑務所看護師への転職を検討する場合は、施設について事前に調べ、こまめに新着求人がないか確認しましょう。

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この記事を書いた人
「レバウェル看護」編集部
「レバウェル看護」は累計利用者数47万人(※)を超える看護師専門の転職支援サービス。 編集部の制作体制には看護師経験者や現役看護師を交え、これまでに1,000記事以上(※)を執筆。看護師にとっての悩み・不安・疑問を一番に相談する"相談窓口"になることを目指し、医療・介護の現場で尽力している方々をサポートするためのコンテンツを発信中。 (※)2023年6月時点
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