復職に焦りと不安…短期退職した新卒看護師が新しい職場を見つけた方法

「新卒の職場を退職後、復職に焦り…」急性期病棟を退職したFさん(23歳)の場合

新卒で500床規模の急性期病院の外科病棟に就職したFさんは、ハードな労働環境からうつ病を発症し、10ヶ月で退職。その後休養を考えるも、焦りを感じて復職を決意されました。復職に前向きになることもあれば、後ろ向きになることもあるFさん。「働かなきゃ」と思うものの、まだ元気に転職活動ができる調子ではないようでした。自分を責めるFさんの背中を押そうと、アドバイザーがとある提案をさせていただきました。心の不調で短期退職された看護師さんで、これから新しい職場を見つけようと考えている方の参考になれば幸いです。

うつ病で短期退職…復職を希望するも焦りと不安

23歳の正看護師のFさんは、新卒で500床規模の急性期病院の外科病棟に就職したものの、忙しく残業も多い環境の中で、うつ病を発症してしまいました。

結局10ヶ月ほどで退職され、休養しようと思ったものの、不安になり「復職したい」とご相談くださったのでした。

Fさんにいくつかの求人をご提案してみましたが、「4月から入職しなければダメなんです」と何度も口にされながらも、どうしても一歩を踏み出す決意ができず、電話でのやり取りが続きました。

「早く仕事しなければいけないのに、もう看護師はできない」と悲観的になったり、「自分のためにも家族のためにも、必ず仕事をしなきゃ!」と前向きになったり、ネガティブとポジティブを繰り返すFさん。

このままでは新しい一歩を踏み出せないのでは、と感じ、「焦らずに『ここで働きたい』と思う職場を探しましょう」とお話ししてみました。

焦り過ぎないよう、「こんな職場もありますよ」、「こういう働き方もいいですよね」など、気楽に話し合うようにしていたところ、ある日Fさんの方から「求職活動をする決心がつきました」というご連絡が。そこから、本格的に職場を探すことになりました。

そこで、回復期リハビリテーション病院や療養型病院など、比較的落ち着いた職場を3つ選び面接を設定しました。

しかし最初の面接当日、約束の時間直前になって、Fさんから「今日は行けない」とのお電話が入ったのです。

事情をお聞きすると、前日眠れなかったために、寝過ごしてしまったとのこと。その日はやむを得ず、先方に連絡をしてキャンセル。別の日に仕切り直すこととなりました。

しきりにご自分を責めるFさん。退職後は、日中の大半を自宅で過ごし、外出は夕方遅くなってからという不規則な生活が続いていたため、朝起きることができなかったようです。

また、こうして電話してくださる朝から日中にかけては、比較的気持ちが明るくいられるのに対し、夕方から夜にかけて不安が強くなり、頭痛がすることもあるようでした。

生活リズムを見直してから転職先を見つけることを提案

そこで、まずは生活を規則的にしてみましょうとご提案。毎朝同じ時間に起き、日中に軽い運動をして、夜はしっかり眠るという生活を繰り返していただきました。

Fさんが朝起きる生活に慣れたころ、「Fさんはいつも自分を追い立てて、できていないと自分を責めてしまいますが、『〜しなければ』と決めているのは自分なんですよ」と伝えてみました。

Fさんはいつも焦りばかりが強くなり、そのせいで自分自身を萎縮させ、動けなくさせていたのです。

「そうですね」とだけ返してくださったFさんでしたが、その後Fさんの雰囲気が柔らかくなっていくのが分かりました。最初におっしゃっていた4月の期限が過ぎてしまっても焦ることなく、復帰に向けて、コツコツと努力できるようになりました。

Fさんと話し合いのうえ、気持ちが安定している日勤帯から始めてみることに決め、150床のケアミックスの療養病棟の面接を受けることに。

新人看護師で経験が少なくても無理なく働ける職場に転職

面接の練習をして、当日も時間通りに起きることができ、今回は無事に面接を受けて内定をもらうことができました。

病棟主任さんからは、「うちは丁寧に教えるから、経験が少なくても大丈夫よ」と言っていただいて、Fさんも毎朝の通勤に問題なく通えています。

それから1ヶ月が経ち、定期的にきていたFさんからの電話がなく、少し心配になった私は、病棟主任さんに様子を聞いてみました。Fさんは真面目に努力されているとのこと。しかし主任さんは、「調子が良い日に頑張り過ぎるのが心配ですけど」とおっしゃっていました。そのFさんを思いやる声に、もう自分の出番は終了したのだな、と実感しました。

Fさん、今あなたには見守ってくれている人がいます。焦らずに、今できる範囲のことを積み重ねていってくださいね。

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うつ病で退職した新人看護師が転職を成功させたポイント

ここでは、心の不調で退職した方が転職を成功させるポイントを紹介します。転職に対する不安を解消して自分に合った職場を見つけられるよう、内容をご確認ください。

復職は焦らずに今できることを考える

看護師歴が浅い状況で短期退職した方や、退職後に療養していた方は、「早く復職しないと…」と焦ってしまうかもしれません。しかし、無理をして働いても、また心身の不調を起こしてしまう恐れがあります。まずは「生活リズムを整える」「運動をして体力をつける」「転職に関する情報収入のみ行う」など、現状でできることを実践してみましょう。日々の生活を大切に過ごすことで、徐々に心身の調子も回復し、前向きに転職活動に取り組めるようになるはずです。

今の自分に合った働き方・職場を見つける

働くうえで体調面・精神面に不安がある場合、今の状況を冷静に見つめ直し、無理なく働ける仕事内容や勤務形態、職場の特徴を考えてみましょう。今回のFさんを例にすると、比較的健康的に過ごせる日勤メインの職場に転職したことで、元気に働けるようになりました。どのような場所であっても、意欲的に仕事に取り組めば、看護師としてスキルアップできるものです。長く活躍するためにも、自分が働きやすい環境を重視して、転職先を見つけてください。

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心身に不安がある新人看護師や短期退職した方で、「復職したいけど職場が見つかるの?」と不安な方は、レバウェル看護をご活用ください。レバウェル看護では、専任のアドバイザーがあなたのお悩みに寄り添い、無理のない転職タイミングや方法をともに考え、サポートいたします。

前職の退職理由や現状の生活、体調面などもヒアリングしたうえで、無理なく働けるぴったりの求人をご紹介。また、必要に応じて入職後も定期的に連絡を行い、フォローいたします。相談のみも可能で、無理に転職活動を進めることはありませんので、ご安心ください。

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