
「看護師は1,000万円の貯金ができるのか」「どのような方法なら貯金を目標額に到達できるのか 」と疑問に感じている方もいるでしょう。計画的に貯金をすれば、看護師は1,000万円の貯金を実現することが可能です。この記事では、看護師が1,000万円を貯金するために必要な期間、お金を貯める目的、貯金の方法などをご紹介します。
看護師が1,000万円の貯金をするためにかかる期間は、収入や月々の貯金額によって変動します。日本看護協会の「2021年 看護職員実態調査(p.69)」によると、看護師の平均給与は以下のような結果となりました。
| 年代 | 税込給与総額 | おおよその手取り額 |
| 20~29歳 | 30万5,896円 | 23万~26万円 |
| 30~39歳 | 35万9,164円 | 27万~31万円 |
| 40~49歳 | 40万2,390円 | 30万~34万円 |
| 50~59歳 | 43万9,285円 | 33万~37万円 |
| 60歳以上 | 42万1,140円 | 32万~36万円 |
| 全年齢の平均 | 38万4,546円 | 29万~33万円 |
引用:日本看護協会「2021年 看護職員実態調査(p.69)」(2023年3月15日)
看護師の税込給与総額から計算すると、看護師の平均的な手取りはおよそ29万〜33万円といえます。とはいえ、上記の表はあくまでも平均のデータです。自分の年収を元に、何年で1,000万円を貯められそうかを考えてみると良いでしょう。
看護師が10年間で1,000万円を貯める場合は、以下のような例が挙げられます。
はじめから毎月8.5万円の貯金を確保するのは難しい可能性があるので、ボーナスも含めて貯める額を調整すれば、無理なく達成できるでしょう。
看護師が7年間で1,000万円を貯金するには、下記のような方法があります。
10年間で1,000万円を貯める場合よりも条件が厳しくなるため、実家や寮で家賃が抑えられる状況なら、目標に到達できるかもしれません。
看護師が4年間で1,000万円を貯める場合は、次のようなパターンが考えられます。
4年間で1,000万円の貯金をする場合は、給与やボーナスの額が高く、実家や世帯収入があるといった条件がなくては難しいといえるでしょう。貯金のみで1,000万円を目指す場合は、できるだけ長い期間がある方が達成しやすいといえます。
いつまでに1,000万円を貯めたいのか、実際に貯金がいくら必要なのかは、目的によって変わります。ここでは、看護師が1,000万円の貯金をする理由と目的について解説するので、ぜひチェックしてみてください。
看護師が1,000万円を貯金する理由には、老後ゆとりをもって暮らしていくためといったことが挙げられます。公的年金以外で老後に求められる金額は、約1,300万円ほどといわれていますが、日々を豊かにするためにはさらなる貯金額が必要です。老後に趣味や旅行を楽しみたいと考える場合は、生活費以外のお金も重要になるので、自分にとっていくらくらいの貯金が必要なのかを考えておくようにしましょう。
怪我や病気に備え、あらかじめ貯金をしておくという看護師もいます。看護師に限らず、いつ病気や怪我になってしまうかを予想することは不可能です。万が一心身に何か起きてしまったとしても、貯金があれば医療費を支払えたり、空白期間が生じた場合に生活費として使用できたりします。
将来的に結婚や出産といったライフイベントがあることを考えると、ある程度まとまったお金が必要です。結婚式に必要な平均金額は、300万〜400万円ほどといわれています。規模や開催地によっても費用は異なりますが、想定よりも多めに貯金しておくと、希望に近い形での式を実現できるでしょう。
出産にかかる費用の場合は、約50万円が一般的です。結婚に関する費用と合わせて貯金をしておくと、その後の生活でも安心して過ごせます。
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家庭を持つ看護師の場合、子どもが独り立ちするまでにさまざまな費用が必要です。子ども1人あたりの一般的な養育費は、3,000万円~4,500万円ほどといわれています。小学校から大学までの教育費はもちろん、食費や衣服費、習い事、おこづかいなどの費用を確保しておくことが大切です。
「看護師の仕事から少し離れたい」「少し休んでから転職したい」と考える看護師は、当面の生活費が求められます。休職すると収入が入らなくなるため、無理なく暮らしていくためにも貯金は大事です。一旦仕事に区切りをつけて休職することも検討している看護師は、その状況も踏まえてお金を貯めている場合も考えられます。
看護師が1,000万円の貯金をするには、地道な貯金や投資の活用、夜勤・副業をするなどの方法が挙げられます。以下の内容を参考に、どのような方法が自分に適しているかを考えてみましょう。
看護師が1,000万円の貯金を目指す際は、自身の給料とボーナスから地道に貯めるのが確実です。毎月どのくらいの額を貯めれば目標に到達するのかを計算し、貯金に回しましょう。また、銀行の定期預金を活用すれば、毎月決められた額を計画的に貯蓄できます。
投資や保険を活用すれば、給料以外に貯金額を確保できる可能性も。投資のなかには、株式や債権、FXなどのように、短期間で利益を期待できるものがあります。ただし、値動きをこまめにチェックしなければならないため、タイミングを逃すとマイナスになることも考えられるでしょう。1,000万円の貯金を目指して投資を検討する場合は、資産運用に対する理解を深めたうえで実行することが重要です。
貯蓄型の保険は利率が少ないですが、老後や養育費、万が一の状況などに備えられる制度となっています。自分が加入する貯蓄型保険は、目的に応じて決定しましょう。
家計簿を振り返り、固定費や支出で無駄だと感じるものはないかチェックしてみましょう。家賃の割合が負担に感じる場合は引っ越しを検討したり、活用していないサブスクリプションを解約したりと、ライフスタイルに応じて改善点を見つけます。家計簿から見直しすることによって、少しでも浮いたお金があれば、その分を貯金に回すことが可能です。
体力に自信のある看護師は、夜勤の回数を増やすと収入アップにつながります。看護師の夜勤手当は職場や勤務体制によって変わりますが、5,000円〜1万円程度が一般的です。無理のない働き方で夜勤に携わる回数を増やせば、貯金額を確保できるでしょう。
1,000万円の貯金を目指している看護師は、副業をするのも手です。少しでも目標金額に近づけたいと考えるなら、隙間時間を有効活用するのがおすすめといえます。
ただし、職場によっては副業不可な場合もあるので注意が必要です。副業をする際は、就業規則をよく確認し、看護師の仕事に支障をきたさないようにしましょう。
転職して収入アップを図るのも、看護師が1,000万円を貯金する方法の1つです。現在の職場より待遇の良い環境へ転職すれば、貯金の額を大幅に増やせる可能性があります。基本給の高さに限らず、家賃補助や家族手当の支給、資格取得支援制度などのある環境なら、支出を抑えることにもつながるでしょう。
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ここでは、看護師が1,000万円の貯金をすることに関する質問を、Q&A形式で回答していきます。
可能です。看護師の収入は経験年数を重ねるにつれ高くなる傾向にあるため、支出とのメリハリとつければ1,000万円の貯金を目指せるでしょう。「独身看護師の貯金額はいくら?年収や手取りから目標の金額を貯蓄する方法」の記事では、独身看護師が貯金をするためのコツについて触れているので、合わせてご確認ください。
投資を活用すれば実現できる可能性があります。ただし、投資にはリスクが伴うため、貯金はある程度計画的に取り組む方が安全といえるでしょう。1,000万円を貯めるために必要な期間については、本記事の「看護師が1,000万円の貯金をするためにかかる期間は?」をご一読ください。
看護師が1,000万円の貯金をすることは可能です。収入や毎月の貯金額によって、1,000万円という目標到達に必要な期間は異なります。10年ほどの期間があれば、収入・支出に無理なく貯金のスケジュールを立てられるでしょう。
看護師が1,000万円の貯金をする理由は、老後や子どもの養育、休職後の生活費など、人によってさまざまです。看護師が1,000万円を貯金するには、給料やボーナス以外にも、投資の活用や固定費の見直しなどから費用を捻出できます。
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