
看護師業界に入ると
「そういうやついる!」っていう、
めんどくさい「お局キャラクター」が絶対います。
看護師として生きていくためには、
ある程度「こんなやついるのね」っていう覚悟と、
対応方法を知っておくことがすっごく大事。
わたしが実際に看護師業界で出会った
お局キャラクターの特徴と、わたし流の対応方法を紹介します。
昼休みも、仕事中も、仕事が終わってからも、
常に主語が自分の話を延々とする。
別におもしろくもないし、
誰も聞きたくない「自分の」話をずっとするお局さん。
自慢話やら身の上話やらいろいろ。
主語はつねに自分。
そういう人に限って誰かが話題の中心になると
嫉妬したりして。めんどくさいったらありゃしない。
こういう人にペースを巻き込まれると、
仕事がはかどらなかったり、やたら疲れたりする。
・基本そのひとの話を聞かない。
・仕事に集中しているフリをする。
・他の話題にはなしを変える。
・彼女の話を盛り上げない。
わたしはそういう先輩がいても、基本お膳立てとか話を盛り上げるとかしません(笑)。
自分の仕事に影響するから。
聞いてくれると思われたら、「話を聞いてほしい」がゆえにずっと話されたりすることもあって。
わたしが話を聞かなくてもそのうち他に聞いてくれる人をそれなりに探してくるので、当たり障りないように忙しそうな顔してスルーが一番楽なタイプかな、と思っています。
「来月いつ飲み会する?」
一回飲み会に参加すると、まるで定期的に飲み会をしないといけないかのようになかば強制参加になる女子の飲み会。
しまいには毎月恒例とかのイベントみたいになったりする。
そういった飲み会には、中心的な、いわゆる幹事をノリノリでしている人がいつもいて、それがまた正直「めんどくさい」と思うこともある。
体育会系の女子会好きって感じ。
貴重な休みがただ気疲れする飲み会に消化されるのが辛い。
人に合わせる気力がないときもあるし、
付き合い酒ってお金もかかるのもある。
人生っていつでも楽しく飲めるテンションでいるわけじゃないしね。
飲みにケーションはすごく大事だけど、「限度」が大事だと思います。
・ストレス回避のために数回に一回は酒の席を断る
・断る理由(最近体調悪くて・・とか)を普段の会話から仕込んでおく
・悪口が始まったら自分の自虐ネタで回避
やっぱり酒の席って誘われたら参加すべきなんだろうけど、毎回おなじメンツで同じような愚痴や悪口を言ってても疲れることがあるので、わたしは複数回に一回は理由つけて欠席する、っていう関係を持つようにしてます。
職場の人とは基本「近すぎず、遠すぎず」が大事ですね。
なので、普段の仕事中の関係からも、飲み会を欠席する理由を仕込む。
最近体調悪いとか、子どもと出かける予定があるとか、会話に盛り込んだり。
「それなりにわたしはプライベート忙しいんだよ」ってアピールしとくだけでも、誘いの回数が減ったりするので、後腐れなくじわじわ距離を空けられます。
もし断り切れずお酒の席に出て、聞きたくない悪口とかが続いたら、自分の失敗談とか、笑えるネタを出して話を変えたりもする。
「壁に耳あり障子に目あり」なので、
信頼できない先輩との酒の席で、あんまり悪口は言わないようにしてます。

絶対いますよね。断固ナースコールとらない先輩。
新人だからという口実のもと、
すべてのナースコールを新人にとらせて、
自分の仕事を押し付けている先輩って絶対いると思うんですよ。
自分の受け持ちからコールが鳴っても、
新人に「なんでナースコールとらないの?」
って言ってる先輩死ぬほど見ました。
おめーの担当部屋だろ、って内心ずっと思ってました。
先輩のために後輩が働いて当たり前、みたいな。
女の縦社会ルールなんですかね。
そんな先輩がいると、
先輩の手伝いばっかして自分の仕事が終わらない、
なんてこともあります。
後輩であることを理由に
やたら自分の部屋のナースコールを後輩にとらせるのは、看護師業界独特のパワハラだなーって本気で思う。
・自分の受け持ちの部屋にこもって患者対応しているフリする
わたしが新人くらいのとき、あんまりにもナースコールとか検査だとか、先輩の部屋の仕事を押し付けられるから、シレーっと患者対応してるふりして、自分の受け持ち部屋にいる時間を増やすようにしました。
それがいいのか悪いのかはなんともいえないけど、新人時代のナースコールパワハラはこの技を使ってのりきりました。
Aちゃんのことを嫌っている病棟トップのお局に呼び出され、
言われたひとこと。
「マリアンナさんに対して、Aの態度ってなってないよね。
あなたが不快に思っているなら、わたしがAに指導してあげるけど、どうする?
Aのこと、あなたも嫌いでしょ??」
「若いAちゃんが年上のマリアンナに対し態度がなってない。」を理由に
Aちゃんをいじめたかったみたい。
その口実を作るために「あの子が嫌いだろ?嫌いって言えよ」ってわたしに圧力をかけてきたの。
わたしはAちゃん嫌いじゃないので、
「別になんとも思っていません」って言ったら、
「あなたってなんでそんなにバカなの!!?ま、あなたがなんとも思わないような人なら仕方ないけど!」って、
よくわからない怒りをぶつけられました。
わかりやすくまとめれば、彼女の考えは、
わたしが嫌いな人はみんなが嫌い。
わたしの悪口に同調しないやつは、敵国よ!
ってことなんだと思います。
ある程度付き合いは大切でも、
やっぱり新人いびりや弱い者いじめは良いわけがない。。
相手に巻かれないように態度を一貫させるのが大事です。
・基本悪口に参加しない・賛同しない
・悪口の意味をわかってないふりをする
わたしの基本スタンスは常に同じで、「理不尽な悪口は参加しない」です。
人間関係における悪口って、その職場で長くいることを想定したとき、自分の信頼を落とす行動でもあったりします。その職場をやめても、人間関係なんてどこでつながるかわからないし、どこから漏れるかわからない。
人を巻き込んでトラブルやいじめを起こす人って絶対いるので、自分が巻かれない「態度」を保つ。
なので、誰かの悪口を言われても
「えー、あの子そんな所ありますかねー?気づかなかったですー」
って知らないような顔してはぐらかしたりしてます。
これ、結構使えてます。

どこかにスイッチでもあるんじゃないか?!
って思うくらいいきなりヒステリーを起こす女性を見たことがあるのは、わたしだけじゃないはず。
ストレスが多い女社会の看護師には
「ヒステリーな先輩」が結構いる。
目には見えないヒステリースイッチって、
人によって入るポイントが違うの。
要因は体調だったり、気分だったり、家庭とかからくるストレスだったり、更年期障害だったり、もとからの性格だったり・・・、
この地雷みたいなスイッチを押すと
公開処刑みたいに怒られたりするので、
怒りんぼうな先輩のヒステリースイッチは最大限押さないように注意を払うのが重要なのよ。
・相手の切れるタイミングを覚えておく
・基本ヒステリーとは物理的に距離を置く
・ヒステリー起こしそうなときは、突っ込まれるような弱みを作らない
しょっちゅうキレる人ほど、よく観察してたら
「このタイミングでよくキレてるな」
ってのがあるんですよ。人によって。
わたしの職場のよくヒステリーを起こす先輩は、
・長期休み明け(たぶん遊びすぎて疲れてる?)に絶対ヒステリーになるひと
・出勤時に絶対ヒステリー起こすひと(更年期とか?)
・忙しくなるとやたらキレてるひと(アドレナリン出すぎ?)
とかがいました。人によって特徴があるんです。
キレるポイントみたいな。
そういうタイミングでヒステリーさんに近づいたら自分に飛び火するので、うまく「キレるタイミング」を予測して物理的距離をとる。
近くにいるだけで怒りの矛先になったりするので、
距離をとるっていうのも大事だったりします。
あと、「なんでこんなこともできてないの!?」って言われる隙がないように、
自分のタスクをしっかりこなしておくことも大事。
女の職場にお局はつきもの。
その職場で上手に生き残るためには、
うまく付き合いつつ、自分の仕事を進めていくしかない。
お局さんとうまくやっていくには、
人付き合いが上手な人から習ったり、
いろんな人から情報収集して、
そのお局をアセスメントしていくしかないのよね。
お局さんもいろんなキャラクターがいるんだけど、
それぞれの特徴を知りつつ、摩擦を起こさないようにうまく付き合えるのが一番良い。
職場の人間関係に悩んでいる看護師さん。
患者のアセスメントも大事だけど、
お局さんのキャラクターもぜひアセスメントしてみてくださいね。
〈編集部より〉
今回のテーマは、ある意味とても深刻な?
職場の「お局さま問題」でした。
体力的にもメンタル的にもハードな看護師さん。
こんな大きな、そしてこんな厄介な問題も抱えていたんだと、改めて実感したコラムでした。
マリアンナさんが教えてくれた「お局様の対応法」は、どれもお局様との衝突を最小限に抑えたとても賢い方法(流し方?)です。
新人看護師さんだけでなく、先輩の多い職場の看護師さんは、ぜひ実践してみてくださいね。
また、お局様の行動に自分がひとつでも当てはまる人は要注意!
周りに気を遣わせるめんどくさい先輩や上司になっていないか、
ぜひこの機会に振り返ってみてください。
では、次回のコラムもお楽しみに!
マリアンナさんの公式ブログもぜひ読んでみてくださいね。
〈マリアンナさん公式ブログ『看護師になったシングルマザーのブログ』〉
https://nurse-singlemother.jp/?page_id=11
【バックナンバー】
■ナースが物申す【第1回】マリアンナさんのプロフィールを紹介しています。
■ナースが物申す【第2回】~ナースの有給休暇義務化~
■ナースが物申す【第3回】~新人ナース時代を乗り越える~
■ナースが物申す【第4回】~子育て「小1の壁」~
■ナースが物申す【第5回】~児童虐待と向き合う~
〈イラスト:Kaoll〉
https://kaoll0719.wixsite.com/illustrator

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