看護師が派遣会社を利用するときの「選び方」と「注意点」をご紹介

2022.8.10

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「看護師も派遣会社に登録できる?」と疑問に思っている方もいるでしょう。医療機関以外であれば、看護師も派遣として働くことができます。このコラムでは、看護師が派遣会社に登録するメリットや注意点にについて解説。派遣看護師は、子育てや家庭の事情などで常勤としての勤務が難しい方にもおすすめの働き方です。コラムを参考にして、まずは、自分の希望条件に合った求人から派遣会社を選んでみましょう。

目次

看護師専門の派遣会社は転職や再就職をサポート

一般企業の派遣会社と同様に、看護師専門の派遣会社は転職や再就職のサポートをしてくれます。出産や家庭の事情などから常勤の看護師を退職したものの、再度働きたいと考えている人も多いでしょう。その際に、看護師専門の派遣会社はとても役立ちます。また、常勤として働いていたとしても、働く時間を変更したいと考えたり、諸事情で正職員としての就業が難しくなったりした場合にも、派遣会社の利用がおすすめです。

看護師の派遣は法律違反になる?

病院やクリニックなどの医療機関における看護師の派遣労働は、基本的に禁止です。しかし、紹介予定派遣であれば、派遣としての労働が認められます。紹介予定派遣とは、派遣期間後に正職員として採用されることが前提の働き方です。そのほか、医療機関以外であれば、通常の派遣と同じように短期間での働きが可能となっています。
看護師が派遣で働けるケースは以下の通りです。

・医療機関以外の施設(介護施設や保育所など)への派遣
・紹介予定派遣
・産休や育休に入る看護師の代替派遣
・離島や僻地への派遣

参照元
日本看護協会 看護職の資格の管理・活用基盤の構築

 
登録は1分で終わります!

看護師が派遣会社を通して働く5つのメリット

看護師が派遣会社を通して働くメリットは、自分の希望条件に合った仕事を探せることです。さまざまなスタイルの働き方があるので、自分のライフスタイルに合わせて探すのがおすすめ。そのほか、具体的なメリットを5つご紹介します。

1.残業のない仕事を選べる

派遣であれば、残業のない仕事を選べます。家事や育児との両立をしたい方や、プライベートの時間を確保したい方は「残業なし」の仕事を希望するのがおすすめです。残業の有無については、派遣会社の担当者が直接派遣先に確認してくれます。いざ就業してから、「実は残業があった…」という場合でも、派遣会社の担当者を通して調整し、残業せずに済むよう交渉してくれるのもメリットといえるでしょう。

2.サービス残業はない

派遣会社を通して働く場合、看護師は派遣会社との雇用契約によって労働時間が決められています。そのため、契約時に「残業あり」となっていない場合は、職場から残業を求められても断ることができ、サービス残業が発生することはありません。

3.勤務日数を選べる

派遣の場合は、週に2~3日など希望に合った勤務形態で働くことができます。派遣先によっては、ほかの看護師と交代で働いたり、看護師スタッフでシフトを組んだりしているところもあるでしょう。日勤のみや、夜勤のみといった条件ごとに仕事を選べるのもメリットです。

4.人間関係の煩わしさがない

派遣として働く看護師は、同じ職場に長くとどまることがないため、派遣先の正職員ともドライな関係を保ちやすいのが特徴です。そのため、複雑な人間関係やトラブルに巻き込まれることがほとんどないといえます。また、もしトラブルになったとしても、派遣会社に相談して仲介役を担ってもらえるでしょう。仕事を淡々とこなしたいと考える方には、おすすめの働き方です。

5.単発や短期の仕事がある

派遣会社が取り扱う仕事には、長期や短期、単発などさまざまな契約期間があります。長期契約の場合でも最長で3年以内。3ヶ月や半年といった短期契約や、1週間程度の単発契約の仕事も少なくありません。そのため、転職活動中に短期・単発の仕事で資金を稼ぐこともできます。
単発の仕事では、スポーツやイベントの救護スタッフといった単発的なイベント会場に派遣要請されることが多いようです。ただし、長期契約の仕事に比べて求人数が少ないうえに、希望者が多い傾向があります。また、派遣会社によって扱う案件が異なるので注意が必要です。

看護師におすすめ!派遣会社を選ぶ4つのポイント

派遣会社を選ぶ際には、看護師に特化しているか、希望の条件がクリアできるかなど、条件に合わせて探すことが大切です。以下のポイントを踏まえて、登録する派遣会社を選ぶと良いでしょう。

1.看護師・医療系専門の派遣会社

派遣会社には、幅広い職種を扱う会社と、専門職に特化した会社があります。看護師として派遣の仕事を探す場合は、看護師や医療系専門の派遣会社がおすすめです。看護師専門の派遣会社であれば、担当者にも話が通じやすく、希望条件の相談などもしやすいでしょう。

2.実績があり、求人数が豊富

実績がある大手の派遣会社であれば、派遣先とのつながりも強く、独自の求人を保有していることも。求人数が豊富だと、勤務時間や日数などの細かい希望条件を満たす仕事が見つかりやすくなります。また、派遣先でトラブルが起こった場合の対処も、大手企業であれば柔軟に対応してくれるでしょう。担当者の教育がしっかり行われている派遣会社であれば、派遣先でも安心して働くことができます。

3.希望の条件を満たす

派遣会社に登録する前に、まずその会社が出している求人情報をチェックするのがおすすめです。自分の希望条件を満たす求人や、興味がある求人を見つけてから登録し、詳しい情報を得るようにしましょう。また、希望条件は担当者にはっきり伝えるようにします。派遣会社は非公開求人の情報もあるので、さらに良い条件の求人が見つかるかもしれません。

4.評判が良く、人気がある

派遣会社の候補を数社選んだら、口コミなどを参考に評判を確認するのも大切です。Webサイトによっては、派遣会社のランキングを紹介している場合もあるので、参考にしてみても良いでしょう。人気がある派遣会社は、「担当者が親切だった」「派遣先とのトラブルも迅速に対応してくれた」など派遣看護師にとってメリットとなる理由があるはずです。自分で納得して、信頼できる派遣会社に登録しましょう。

看護師専門の派遣会社に登録しよう!

派遣会社を選んだら、実際に登録してみましょう。登録したからといって派遣先がすぐ決まるわけではありません。自分の希望条件に合う求人があるかどうかを確かめるためにも、まずは相談してみましょう。

登録から勤務までの流れ

登録後、派遣先で勤務するまでの流れは以下の通りです。なお、登録から実際に勤務するまで最短でも2~3週間ほどかかります。

Webサイトから登録

派遣会社へはWebサイトや電話から登録できます。登録方法は派遣会社によって異なりますが、簡単な入力で終わるので気軽に登録してみると良いでしょう。登録後から、確認できる求人数が増えます。

希望条件などを相談

登録後、派遣会社から電話もしくはメールで連絡が入ります。直接派遣会社に行って相談をする場合もありますが、最近ではオンラインで相談できる会社も増えているようです。なるべく好条件の仕事を見つけるためにも、自分が希望する条件は詳細に話すようにしましょう。

派遣先への応募や見学

希望に合った職場を見つけたときは、すぐに応募します。まず、派遣会社が派遣先の条件にあなたの経験やスキルが適しているかを判断。その後、正式に派遣先を紹介され、職場見学や派遣先の担当者との顔合わせなどを行います。入職後のトラブルを防ぐためにも、気になる点は質問しておくのがおすすめです。派遣先の条件に納得できれば、入職が決まります。

派遣会社を利用するときの5つのポイント

派遣会社を利用するときは、担当者からの連絡にすぐ対応できるようにしておきましょう。利用時のポイントを5つまとめたので、参考にしてみてください。

1.連絡をこまめにチェックする

担当者からの連絡にはすぐに対応できるようにしておくことが大切です。派遣会社の担当者に相談した後は、求人の紹介や情報などの連絡が入ります。求人によっては応募期間が短かったり、応募者が多いと締め切られてしまったりするので、こまめにチェックしましょう。素早い対応をすることで、派遣会社からも派遣先からも好印象が得られます。

2.自分の経験やスキル、希望条件ははっきり伝える

自分の経験やスキルを誤魔化したり、嘘をついたりしてはいけません。入職後に事実と異なる部分があると分かって、トラブルになったり、解雇されたりすることも。経歴詐称は犯罪になるので避けましょう。また、自分の希望条件ははっきり伝えるようにします。派遣会社や派遣先から「聞いてない」と言われてしまっては、トラブルになりかねません。円満に働くためにも、譲れない条件ははっきりと伝えておきましょう。

3.条件にあう職場があったときはすぐに応募する

自分の条件に合って、働いてみたいと思う職場があったときはすぐに応募するようにします。短期の救護スタッフや、好条件の派遣先は応募者が多数になるため倍率が高くなりやすいです。また、求人によっては締め切りが早まってしまうことも。後悔しないためにも、早めの応募を心がけましょう。

4.派遣会社の担当者は変更可能

派遣会社の担当者との関係が上手く築けないときは、担当者の変更を申し出ることができます。担当者とは求人紹介だけではなく、一緒に派遣先の見学に行くことも。また、入職後も連絡を取り合う場合があるので、長い付き合いになる可能性があります。相性が良くないと感じることがあれば、我慢せずに担当者の変更を申し出るのも一つの方法です。ただし、失礼な言動や頻繁に担当者を変えるなど、要注意人物とみなされるような行動は避けるようにします。

5.数社の派遣会社に登録する

派遣会社には、数社同時に登録が可能です。実際に利用してみないと分からない部分もあるので、3~4社の派遣会社に登録することをおすすめします。求人情報や担当者の人柄、入職までの流れなど、自分に適した派遣会社を見つけて、活用しましょう。

看護師が派遣会社を通して働くときの4つの注意点

派遣看護師として働くときには、派遣会社と派遣先の2カ所と契約していることを覚えておきましょう。派遣看護師の注意点は以下の通りです。

1.派遣先の職場に属するわけではない

派遣会社を通して働く場合、実際に仕事をする派遣先ではなく派遣会社に雇用されていることになります。そのため、派遣先の職場の福利厚生などは適用されません。派遣先の同僚が同じ仕事内容で手当などをもらっていたとしても、割り切ることが大切です。

2.緊急連絡は2カ所にする必要がある

派遣会社を通して働いているときに、遅刻や欠勤をする場合は、派遣先の職場だけではなく派遣会社の担当者にも連絡する必要があります。何かトラブルがあったときにも、2カ所に同じ説明をしなくてはならないので、面倒に感じることがあるかもしれません。

3.キャリアアップしにくい

派遣看護師は、同じ職場に長くとどまらないため、派遣先でのキャリアアップが難しいのがデメリットです。また、基本的に研修会や勉強会などへの参加がなく、スキルアップもあまり望めないでしょう。その代わり、即戦力が求められるので、臨機応変に対応する能力が身につきます。

4.1年未満の契約が多い

長期契約といっても3ヶ月や半年、1年ごとに契約更新をするケースが多く、同じ職場で長く働き続けるのは難しいのが現状です。慣れた環境で働き続けたいと考えるのであれば、正職員や非常勤といった働き方のほうが向いているでしょう。

ここまで派遣看護師についてご紹介しましたが、実際に派遣会社を利用するとなると、どの派遣サービスが自身に合っているのかなかなか判断が難しいですよね。
「希望条件はできるだけ妥協したくない」「職場の雰囲気を重視して選びたい」というときには、プロのアドバイザーが看護師の転職をサポートする「看護のお仕事」をおすすめします。ご利用はすべて無料で、あなたの希望に合った求人と派遣先のリアルな雰囲気をご紹介いたします。

さらに、看護のお仕事は電話のほか、メールやLINEでのやり取りが可能。家庭や仕事が忙しいという方も、自身のペースで求人を探したり、相談したりすることができます。「派遣で働けるか不安」と悩んでいる方も、まずは相談からはじめてみませんか?ぜひお気軽にお問い合わせください。

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