
「看護師の自己PRは40代ならどう書けば良いの?」と気になる方もいるでしょう。40代看護師が転職する際は、豊富な経験やスキルを強みとしてアピールできます。
この記事では、40代看護師向けに転職でアピールすべきことや自己PRの書き方を解説。参考にできる例文も紹介していますので、転職活動の自己PRでお困りの方は、ぜひご一読ください。
40代での転職を不安に思っている看護師さんもいるかもしれません。しかし、日本看護協会の「2023(令和5)年度ナースセンター登録データに基づく看護職の求職・求人・就職に関する分析報告書(第3章応募・就職状況195p)」によると、求職している看護師の1割以上が40代。このデータからも分かるように、40代で転職する看護師は決して少なくないようです。
また同資料で、40代看護師で求人に応募した人の約50%は、その施設に就職が決まっています。経験やスキルがあれば、年齢は不利な条件にならない可能性が高いでしょう。40代看護師の転職で自己PRする際は、ベテランならではの強みをアピールすることが大切です。
以下では、40代看護師が転職でアピールできる強みを解説します。豊富な経験を持つ看護師ならではのポイントから、自己PRに繋げましょう。
40代の看護師の強みは、現在まで積み重ねてきた豊富な経験や実績です。自己PRはこれまでの看護経験をベースに作成するため、まずは自分が看護師としてどのような経験を積んできたのかを振り返ってみましょう。また、その経験を通してどのようなことを感じたのかも、あわせて考えてみてください。
身に付けてきた看護スキルを活かして、転職後は即戦力として働けることも40代看護師の強みだといえます。ブランク明けの場合は、再び看護師として働きたいという熱意やその理由を自己PRで伝えると良いでしょう。看護の仕事から離れていた際に学んだことや、復職後は長く働ける点も盛り込むことで、より強力なアピールになるかもしれません
ベテランとなる40代看護師は、後輩への指導や管理業務の経験もアピールになります。転職後は、勤め続けて新卒や後輩を教育できる人材になることを病院側も求めているためです。また、40代看護師はキャリアを活かして、将来的に管理職になることを期待されている場合もあるでしょう。
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この項では、看護師の自己PRに書くべき内容と書き方のポイントを解説します。自己PRは、採用担当者が応募者の人柄ややる気、病院の方針に合っているかどうかを判断するための材料です。これまでの経験や自分の看護師としての考え方などを振り返りながら作成することを大切にしましょう。
40代看護師の自己PRでは、今まで得た経験と強みについて、これからそれをどのように活かして貢献できるかも踏まえてアピールしましょう。採用担当者も、応募者が入職後にどのような活躍を見せてくれるかを具体的にイメージしやすくなります。
また、看護師としての自分の長所をアピールする場合は、説得力を持たせるためのエピソードと一緒に書くと良いでしょう。たとえば、「勉強熱心なこと」を長所として説明する場合、「看護師業務に関連した資格を取得した」「看護において気になったことや疑問点は他の科の方にも積極的に質問しに行った」といった形で具体的に書くと効果的です。
看護師の自己PRは、応募先が求める看護師像や方針を踏まえながら考えると、採用担当者により好印象を与えられるものになるでしょう。自分の経験や強みで、応募先が求める看護師像と重なる部分を探してみてください。自己PRがなかなか書けない場合、まずは応募先の方針や求める看護師像を調べてみると方向性が決まるかもしれません。
自己PRには、具体的なエピソードを盛り込むようにしましょう。自分の経験に基づくエピソードを入れることで、伝わりやすく独自性のある自己PRになります。
また、過去のエピソードや経験を書く際は、数字も使うとより説得力が高まるでしょう。たとえば「多くの患者を受け持っていた」という書き方より、「10人の患者さんを受け持っていた」と書くと具体的で分かりやすくなります。
履歴書等の自己PRの記入欄は、8割程度埋めるように記載しましょう。字数が少な過ぎて余白が多くなってしまうと、採用担当者に意欲を伝えられません。書く際は読み手のことを考えて、文字の大きさや間隔、1行の長さなどを工夫する必要もあります。
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看護師の自己PRの書き方!強みや経験をアピールする例文と注意点を解説
ここでは、40代看護師が参考にできる自己PRの例文を紹介します。ここで紹介するものはあくまでも参考程度に、なるべく自分の言葉に置き換えて自己PRを書いてみましょう。
「私は患者さまと接するとき、常に笑顔を忘れず持ち前のコミュニケーション能力で明るく接することを大切にしています。以前、患者さまから『あなたと話していると元気になれる』と言っていただいたことは、私の看護師としての原点です。日々の小さなコミュニケーションを通じて患者さまとの関係を築くことで些細な変化にも気づくことができ、患者さまの方からも私に相談してくれることが増えました。貴院でもこの強みを活かし、患者さまから頼られる看護師として貢献できればと考えております。」
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看護師の自己PRでコミュニケーション能力をアピールする方法!例文も紹介
「私は10年間、ICUに勤めていました。さまざまな症状の患者さまがいるICUでは幅広い知識やスキルが必要になるため、空いた時間を使ってあらゆる症例の勉強を欠かしませんでした。その結果、今ではどのような状況でも冷静に対応できる看護師としての知識とスキルを身に付けられたと自負しています。この経験やスキルを貴院でも活かしたいです。」
「私の長所は、いつも向上心を持ち、常にスキルアップに取り組んでいることです。以前の職場では毎月行われていた勉強会には必ず参加していたほか、半年前には救急看護認定看護師の資格も取得しました。現在は新たに緩和ケア認定看護師の資格を取得するべく勉強中です。この向上心を持って貴院でもさらにスキルアップに取り組み、1人でも多くの患者さまの力になりたいと考えています。」
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看護師の自己PRで「向上心」をアピールするときの例文・ポイントを紹介
「私は慢性期病棟で8年間勤務し、マネジメント業務も担いました。職場の看護師の意見をまとめたり、管理職のサポートをしたりすることで、スタッフが働きやすい環境づくりに関わってきました。また、新人看護師の教育を長年務めてきた経験もあるため、マネジメントや教育面で貴院に貢献できると考えております。」
「私は消化器科病棟で勤務して15年になります。急性期から慢性期の幅広い症状がある患者さまに対する看護にやりがいを感じてきましたが、40代になる頃から夜勤が体力的につらく感じるようになりました。看護師をこの先も長く続けるために、日勤のみの外来勤務を希望しております。貴院に採用していただいた際には、病棟勤務で培ったさまざまな患者さまに対応するスキルを外来でも活かしていきたいです。」
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看護師の自己PRでコミュニケーション能力をアピールする方法!例文も紹介
ここでは、看護師が自己PRを書く際の注意点について解説します。実際に自己PRを考えるときは、以下のポイントに注意しましょう。
自己PRは、他の人にはない自分だけの強みをアピールするものです。誰にでも当てはまるような表現や、看護師以外のほとんどの職業でもできるありきたりなアピールは避けましょう。また、具体性に欠けた抽象的な表現も望ましくありません。エピソードを交えつつ、自分の強みはどのように獲得したもので、どのように発揮できるのかを伝えることが大切です。
自己PRは自分をアピールする場のため、ネガティブな表現は避けた方が無難です。ネガティブな言葉は、ポジティブな表現に言い換えるよう意識しましょう。「チームワークを発揮するのが苦手」なら「自分で考えて行動することが多い」、「もう若くない」なら「長く勤続してきて」といった形で言い換えられます。
40代の看護師は、豊富な経験や実績から、自己PRで盛り込みたい事柄が幅広くあるかもしれません。しかし、多くの情報を盛り込んで枠におさめようとすると、1つ1つのエピソードが薄くなってしまう恐れがあります。特にアピールしたいことを目立たせて具体的に伝えるために、自己PRに盛り込む内容は取捨選択しましょう。
看護師の就職選考では、面接でも自己PRを聞かれる可能性があります。言葉で伝えることになるため、聞き手が分かりやすい話し方を意識しましょう。
面接の準備をする際は、伝わりやすい話の構成を意識して回答の仕方を考えましょう。考えた回答は、実際に声に出して伝える練習をすることも大切です。可能なら他の人にチェックしてもらい、意見をもらうと改善すべき点がはっきりするためおすすめです。
「レバウェル看護」では、看護師の転職に詳しいキャリアアドバイザーから、選考対策のサポートも受けられます。当日を想定したシミュレーション練習とアドバイスで、安心して面接に挑めるでしょう。
面接で伝える自己PRは、応募書類の内容と一貫性を持たせるよう意識しましょう。文章を丸暗記してそのまま伝えるのは望ましくありませんが、大幅に内容や方向性がずれてしまわないようにする必要があります。応募書類では要点を、口頭では詳しい内容を伝えると良いでしょう。
面接では必ずしも自己PRを質問されるわけではなく、代わりに長所や強みを聞かれる場合もあります。そのため、応募書類の自己PR欄に書いた自分の長所や強みだけでは説明が薄いと感じる場合は、口頭でアピールするための内容も別に考えておくと良いでしょう。ただし、自己PRは、応募先を選んだ理由を伝える「志望動機」とは異なりますので注意が必要です。
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看護師の採用面接でよくある質問と回答例!転職や新卒の状況別に解説
ここでは、看護師の自己PRについて知りたい方のよくある疑問について、Q&A形式でお答えします。
30~40代看護師は、豊富な経験と積み重ねてきたスキル・実績が重要なアピールポイントとなります。未経験の新卒や経験が浅い看護師は、熱意や成長性を軸に自己PRを書くことが多いでしょう。差別化するためにも、自己PRではベテランならではの強みを活かして職場に貢献したいということを伝えるのがおすすめです。
思いやりがあるという長所は、「患者さんへの細やかな心配りができる」「ほかのスタッフと協力しあって働ける」といった形でアピールができるでしょう。患者さんに寄り添い、信頼を得ることは看護師として重要な部分のため、大きなアピールポイントになるといえます。詳しくは「看護師の自己PRで思いやりを伝えるには?アピールするコツや例文をご紹介」もご覧ください。
40代で転職する看護師さんの自己PRは、豊富な経験・スキル、教育や管理業務といった実績をアピールしましょう。具体的なエピソードを交えながら、ベテラン看護師ならではの強みを効果的に伝えることが重要です。採用担当者からは、将来的にリーダー的な立場や役職での活躍も期待されている場合もあるため、教育やマネジメントに携わった経験があれば大きなアピールポイントになるでしょう。また、面接で自己PRを聞かれるケースもあります。伝わりやすい話の構成を考え、実際に声に出して練習しておくのがおすすめです。
「自分で考えた自己PRに自信がない」「誰かにアドバイスして欲しい」という看護師さんは、「レバウェル看護」に相談してみませんか?「レバウェル看護」は看護師に特化した転職支援サービスです。
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