
履歴書のサイズにはA4とB5がありますが「どちらを購入するべきか分からない」と悩む方は多いようです。また、履歴書の種類にはJIS規格や厚生労働省履歴書様式などさまざまな形式があり、サイズだけでなく種類に迷う方もいるでしょう。この記事では、看護師の採用選考に適した履歴書サイズや履歴書の形式を解説。さらに、履歴書の書き方やマナーも説明するので、転職を控えている看護師さんは参考にしてみてください。
履歴書のサイズは「A4」と「B5」の2種類があります。志望する病院の求人票に履歴書のサイズに関する記載がなければ、どちらのサイズを選んでも問題ありません。ただし、職務経歴書や送付状などはA4サイズが一般的なので、履歴書もA4サイズに揃えた方が採用担当者に丁寧な印象を与えられるでしょう。もし、病院から履歴書のサイズを指定された場合は、指示に従います。
履歴書の種類もサイズと同様に、病院からの指定がない限りは自分の書きやすい履歴書を選べば問題ありません。たとえば、志望動機や自己PR、経験などの欄でアピールしたい方は、それぞれの欄が大きいもの。また、長く書く必要がなければ志望動機や自己PRの欄が少ないものや趣味・特技の欄がないものを選ぶと良いでしょう。転職経験が多い場合には、学歴・職歴の欄が長く多く記入できるものもあります。履歴書の種類で合否が決まることはないので、自分に合ったものを探すのがおすすめです。
また、広く知られているJIS規格の履歴書ですが、性別や配偶者の有無などの記入が必須であることが問題視されるようになり、2020年7月に日本規格協会はJIS規格の様式を削除しました。そのため、厚生労働省は2021年4月に「性別欄が任意記入」「扶養家族や配偶者の項目がない」といった「厚生労働省履歴書様式例」を公表。現在では、性別や配偶者などを記入しない履歴書が一般的になっています。性別や配偶者の有無などを書く必要がなければ、厚生労働省履歴書様式の履歴書を選択しても良いでしょう。
ここでは、履歴書に書く基本情報について項目別にご紹介します。1つ1つの項目を確認しながら、履歴書の書き方を再確認していきましょう。
履歴書 見本(PDFデータ)
履歴書の上部にある日付は、履歴書を書いた日ではなく「応募先に提出する日」を記入するのが基本です。郵送する場合は「投函日(郵便局に持ち込んだ日)」、面接時に持参するのであれば「面接日」を記入します。
また、履歴書は西暦か和暦のどちらかに統一するのがマナーです。「履歴書の上部の日付は西暦なのに、学歴・職歴欄は和暦になっている」といったことがないように注意しましょう。
証明写真は撮影から3ヶ月以内のものを使用します。写真のサイズは縦40mm×横30mmが基本。スマホのアプリなどを使用しても撮影は可能ですが、スピード写真機か写真館の方がサイズなどのミスが少なくきれいに仕上がるでしょう。また、証明写真を撮る際はスーツを着用し、面接と同じように身だしなみを整えてから撮影します。
住所は、住民票に登録している住所を記入するのが基本です。ただし、採用に関する書類が送られてくることがあるため、確実に郵便物を受け取れる住所であるかの確認が必要です。また、現住所と応募先が同市内であったとしても都道府県から記入し、建物名などを省略せずに正式名称で書くようにしましょう。
新卒であれば中学卒業から書くこともありますが、転職の場合は高校卒業から記入するのが一般的です。学校名や学部名は省略せずに、正式名称を書きましょう。
職歴は、学歴から1行空けて書き始めます。病院名や部署名は、学歴と同様に正式名称で記入しましょう。
また、退職した経歴があれば退職理由も書きます。結婚やスキルアップのためなど一般的な理由で退職していれば、「一身上の都合により退職」、倒産やパワハラなどであれば「病院都合により退職」です。面接の時点で退職していなければ、「現在に至る」と記載します。さらに、書き終わりには「これ以上の職歴はないので、ここで終わります」といった意味で、「以上」と記入するのがマナーです。
免許や資格欄は取得した年月が早い順に記入していきます。看護師免許以外に、仕事に活かせる免許・資格がある場合は、忘れずに書いておきましょう。
志望動機欄は、採用担当者に仕事に対する意欲や経験、看護スキルをアピールできる重要な項目です。どこの病院でも当てはまるような内容ではなく、「なぜここの病院を志望したのか」に焦点を当てて書いてみましょう。また、自己PRや特技の欄などでは、志望先の特色やニーズに合わせて経験やスキルをアピールすることもポイントです。志望する病院のホームページやパンフレット、求人票などから、求められる人材を十分に調べておきましょう。看護師の志望動機の書き方は、「看護師の志望動機の書き方と応募先別の例文!面接で回答する際の注意点も」の記事も参考にしてみてください。
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本人希望欄は、配属部署や勤務時間などの希望がある場合に記入します。希望がない場合は、「貴院の規定に従います」と書きましょう。空欄のままだと、記入漏れと間違われてしまい、採用担当者からの評価が下がってしまう可能性があるので注意が必要です。
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履歴書を書き終えたら、提出前に「記入漏れはないか」「誤字脱字がないか」などを十分にチェックすることが大切です。下記では最終チェックのポイントを解説します。
書き終えたら、空欄がないかを確認します。記入することがなくても空欄にせず、「なし」や「特になし」と書いておきましょう。上記でも述べましたが、空欄があると採用担当者から記入漏れと見なされてしまう可能性があります。もし、記入漏れと判断されてしまった場合「仕事が雑なのでは」と印象が悪くなってしまうかもしれません。
誤字脱字がないかも丁寧に確認しましょう。誤字脱字だけでなく、志望動機や自己PRが不自然な文章になっていないかもチェック。目で追うだけでは見逃してしまう可能性がありますが、声に出して読むことで誤字脱字や不自然な箇所を見つけやすくなります。
ただし、間違いを発見しても修正テープの使用は避けましょう。修正テープを使用すると、採用担当者から「マナーがなっていない」「仕事でもルールを無視する可能性がある」と判断されてしまう可能性も。大変かもしれませんが、履歴書を書き間違えてしまったら、一から書き直すのが最善の方法です。
履歴書を書き終わったあとに、封筒のサイズや書き方に迷う方も多いでしょう。ここでは、履歴書を入れる封筒のサイズやマナーを説明します。また、履歴書を手渡しする場合も、封筒に入れたほうが丁寧なので、郵送しない方も参考にしてみてください。
A4の履歴書が入る封筒は、角形2号(縦332mm×横240mm)や角形20号(縦324mm×横229mm)、角形A4号(縦321mm×横228mm)があります。一番サイズの小さい角形A4号は、A4サイズがぴったり入る大きさです。そのため、クリアファイルを使用したり複数枚の書類を入れる際は、3種類のなかでもゆとりのある角形2号を選ぶと良いでしょう。
B5の履歴書であれば、角形3号(縦277mm×横216mm)の封筒が向いています。また、二つ折りの履歴書に新たな折り目を付けないように、指定がある場合を除いて長形封筒は避けましょう。
応募先に履歴書を郵送する際は、添え状を同封します。添え状とは、どの書類を何枚送ったのかを記した書類です。パソコンで作成してから印刷するのが一般的ですが、手書きでも問題ありません。看護師の添え状の書き方は下記を参考にしてみてください。
書き方は「看護師の履歴書に添え状は必要?記載内容や書き方のマナーについて解説!」の記事で説明しているので、詳しく知りたい方はご覧ください。
履歴書を郵送する際の封筒に入れる順番は下記を参考にしてみてください。
同封されている書類の枚数の記載がある送付状を一番上にして、クリアファイルに入れます。また、封筒の表面(宛名の面)と各書類の表面が揃っていることも、確認しましょう。履歴書を入れる封筒の書き方は、「看護師向けの履歴書入り封筒の書き方とは?送付や手渡しのマナーも解説!」の記事をご確認ください。
履歴書を郵送する場合、郵送前に履歴書をコピーして、印刷したものを手元に残しておくことがおすすめです。面接前に履歴書に記入した内容を確認できるので、履歴書の内容と面接での回答が異なってしまうことを防げます。
履歴書を郵送せず、手渡しする場合もクリアファイルに挟んだうえで封筒に入れたほうが、しわになりにくく丁寧です。持参する場合は、志望先の宛名を書かなくても問題ありません。表面の左下に赤字で「履歴書在中」と記入して、何が入っているのか分かるようにしておきましょう。裏面には、自分の住所と氏名を書きます。持参する場合は、糊付けして封をする必要はありません。
ここでは、看護師の履歴書サイズに関する質問に、Q&A形式でお答えしていきます。
履歴書は、文房具店やホームセンター、コンビニなどで購入できます。フォーマットの指定が特にない場合は、スマートフォンやパソコンからダウンロードすることも可能です。履歴書には、一般用や転職用、パート・アルバイト用など、さまざまな種類があるため自分に合ったものを選びましょう。転職用は、学歴や職歴の記入欄が多いため、転職経験の多い方におすすめです。
同じ病院内の異動でも、採用側にとっては貴重な情報です。さまざまな診療科に携わったという経験を、応募先にアピールすることができます。在籍期間が短かった部署は、スキルに自信が持てず「あんまり積極的には書きたくない」と思う人もいるかもしれませんが、履歴書では偽りなく書くことが大切です。
基本的な履歴書の書き方は、正職員と同様のため「看護師の履歴書の書き方のマナー」を参考に作成を進めると良いでしょう。パートの場合は「フルタイムで働けない理由」を志望動機に記入しておくことが必要です。また、将来的にフルタイムを考えている方は、「子どもが〇歳になってから」などの目安を記載しておくと、よりポジティブな印象になります。履歴書には、希望する勤務日数や勤務時間も忘れずに記載し提出しましょう。
履歴書のサイズは、志望先の病院から指定がない限り、A4やB5でも問題ありません。ただ、職務経歴書や送付状といったほかの書類はA4が一般的なので、大きさを揃えてA4にした方が丁寧です。
履歴書の種類も豊富にありますが、指定がなければ自分が書きやすいものを選ぶと良いでしょう。アピールできるスキルが多い看護師は、自己PRや志望動機の記入欄が大きいものを選ぶのがおすすめです。
履歴書を書くときには、作成マナーや封筒の入れ方などにも注意し、最終チェックを入念に行いましょう。
とはいえ、初めて転職活動をする方は、履歴書の作成で迷うこともあるはずです。「履歴書で分からないことがあっても、相談できる人がいない」とお困りの看護師は、看護業界に特化した転職エージェントの「レバウェル看護」をご利用ください。レバウェル看護では、履歴書の添削はもちろん、志望先の病院が求める人材を把握したうえで、志望動機や自己PRのご提案も可能です。面接が不安な方も、レバウェル看護のスタッフがしっかりサポートいたします。サービスはすべて無料なので、お気軽にお問い合わせください。
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