
「看護師のオンコールはどんな働き方なの?」「自分に務まるか不安…」と悩んでいる看護師は多いのではないでしょうか。
ここでは、看護師のオンコールのある職場やストレスを感じにくい過ごし方、対処法などについて詳しく紹介します。
この記事を最後まで読み終えてもらえれば、オンコールがどのような働き方なのか分かり、不安を解消するのに役立つでしょう。
オンコールのある職場への転職を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
看護師のオンコールとは、勤務時間外でも緊急時に備えて待機し、連絡があれば対応する働き方です。
主に訪問看護や介護施設、手術室などで導入されています。
オンコールの内容や頻度・手当の相場などについて解説するので、どのような働き方なのか確認してみましょう。
オンコールは電話対応のみで完結するケースも多く、利用者様やご家族からの相談に応じたり、必要に応じて指示を出すことで対応するため、実際に出動する必要がありません。
その一方で出動が必要な場合、夜間や休日に実際に利用者様のもとへ訪問し、処置や対応を行います。
急変対応や看取りなどが含まれる場合もあり、責任の重さを感じやすいでしょう。
日本看護協会の「2024年度 看護職員の賃金に関する実態調査(P14) 」によると、訪問看護ステーションにおけるオンコール手当・平均実施回数は下記のとおりです。
| 当番の内容 | 1回あたりの平均手当額(円) | 2024年12月の平均回数(回) |
| 待機のみ | 2,233円 | 7.7回 |
| 電話あり | 609円 | 5.0回 |
| 緊急出動あり | 1,791円 | 2.3回 |
オンコールの頻度は勤務先や人員体制によって異なりますが、一般的には月に数回〜10回前後が目安です。
スタッフ数が少ない職場ほど、オンコールの担当回数が多くなる傾向があります。
また、オンコール手当は待機のみなら1,000~3,000円程度が相場であり、実際に出動した場合は別途手当や残業代が支給されるのが一般的です。
オンコールは特定の職場で導入されていることが多く、働く場所によって負担や役割が異なります。
看護師のオンコールのある職場は下記のとおりです。
それぞれの職場におけるオンコールの特徴について、分かりやすく解説するので比較してみましょう。
手術室の中には、夜勤の代わりにオンコール体制を導入しているケースがあります。
夜間や休日に急患が発生した際、呼び出しを受けて緊急手術に対応するのが一般的です。
出動頻度は施設の規模や診療科によって異なりますが、緊急性が高いケースが多く、迅速な対応が求められます。
介護施設では、夜間帯に常駐の看護師がいない場合にオンコール体制が導入されています。
入居者様の体調変化や急変が生じた際に、電話で指示を出したり、必要に応じて出動するのが主な役割です。
比較的出動頻度は低い傾向がありますが、施設の体制によって異なるため注意してください。
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特養看護師の夜間オンコールとは?メリットや向いている看護師の特徴を紹介
訪問看護ステーションでは、オンコール対応が基本的な業務の一つとなっています。
利用者様の急変や看取り対応などに備え、夜間や休日でも対応できる体制を整えているのが特徴です。
夜勤がない分、生活リズムを整えやすい点が魅力的ですが、電話対応だけでなく実際に訪問するケースもあり、責任の大きさを感じやすい働き方と言えるでしょう。
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訪問看護のオンコールとは?業務内容や対応例、ストレスの対策方法も紹介
オンコール待機中は自由に過ごせる時間がある一方で、いつ呼び出しがあるかわからない緊張感も伴います。
適切な過ごし方を理解しておくことで、ストレスを軽減しながら対応できるようになるでしょう。
そこで、オンコール待機中の看護師の過ごし方を詳しく紹介するので、早速取り入れてみましょう。
オンコール待機中は緊急時にすぐ出動できるように、職場から一定の距離内で待機しなければなりません。
多くの職場では「30分以内に到着できる範囲」が目安とされており、遠出や長時間の外出は難しい場合があります。
自宅や近隣で過ごすことが基本となるため、あらかじめ行動範囲を意識しておくことが大切です。
オンコール中は、いつ連絡が来ても対応できるように備えておく必要があります。
スマートフォンは常に手元に置き、着信にすぐ気づける状態を保つと良いでしょう。
入浴中や睡眠中でも気づけるように音量設定やバイブレーションを調整しておくと安心です。
オンコール待機中は、呼び出しがあった際に業務を行う可能性があるため、万全の状態で対応できるようにしておくのが望ましいです。
判断力や対応力が求められる場面が多いため、飲酒は控えたほうが良いでしょう。
リラックスしたい場合は、アルコール以外の方法で気分転換を図るのがおすすめです。
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オンコール待機中の看護師の過ごし方は?ストレスに感じない対策も紹介
オンコールは便利な働き方である一方、心身の負担を感じやすい側面もあります。
オンコールが看護師のストレスにならないための工夫は下記のとおりです。
「オンコールがストレスにならないか心配」という方はチェックしてみましょう。
オンコール中は、いつ呼び出されるかわからない不安から睡眠の質が低下しやすくなります。
寝る前にリラックスする時間を作ったり、寝具や環境を整えることで、短時間でも質の良い睡眠につながるでしょう。
アイマスクや耳栓を活用するなど、自分に合った方法を取り入れるのもおすすめです。
オンコールの対応に慣れていない看護師や、オンコール対応に不安を感じる看護師は少なくありません。
そこで、オンコール待機時の流れについて、あらかじめシミュレーションしておくと良いでしょう。
どのようなケースで呼び出されるのか、どのように対応するのかをイメージしておくことで、実際の対応時に落ち着いて行動しやすくなります。
オンコールの頻度が多いケースでは、オンコールの内容をアセスメントし、オンコールを減らす取り組みをしてみましょう。
夜間の急変やトラブルは、日中のケアを丁寧に行うことで防ぎやすくなる場合があります。
そのため、利用者様の状態をしっかり把握し、必要な対応を事前に行うことが大切です。
オンコールによるストレスを溜め込まないためには、意識的にリフレッシュする時間を作りましょう。
例えば、趣味の時間を楽しんだり、軽い運動を取り入れるのがおすすめです。
自分なりのストレス解消法を見つけることで、気分転換ができ、無理なく働き続けるのに役立ちます。
オンコールの着信音がストレスの原因になるケースは珍しくありません。
普段の着信音と分けて設定することで、必要以上に緊張しすぎるのを防げます。
また、安心して気づける音や音量に設定すれば、精神的な負担を軽減することにもつながるでしょう。
オンコールは夜勤とは異なる負担があるため、向き不向きが分かれる働き方と言えます。
自分に合っているかを判断するには、どのような特徴が求められるのかを理解することが大切です。
オンコールに向いている看護師の特徴を紹介するので。あてはまる特徴があるかチェックしてみましょう。
オンコールでは、限られた情報の中で迅速かつ適切な判断を求められる場面が多いです。
特に電話対応では、利用者様の状況を正確に把握し、出動の必要性を判断する力が欠かせません。
経験を重ねることで判断力は養われるものですが、落ち着いて対応できる看護師は、オンコールのある働き方に向いています。
フットワークが軽く、環境の変化に柔軟な人は、予期せぬ事態にもスムーズに対応できます。
特にオンコール勤務では、急な呼び出しに即座に反応できる行動力が欠かせません。
そのため、夜間や休日でもフットワークよく動ける人は、オンコール特有の働き方に対しても過度な負担を感じることなく取り組めるでしょう。
オンコール対応では、マニュアル通りにいかないケースも多く、状況に応じた柔軟な対応が必要不可欠です。
利用者様の状態や環境によって対応方法が変わるため、臨機応変に考えられるスキルが求められます。
変化に対してストレスを感じにくい人や、臨機応変な対応が得意な人は、オンコール業務に適しているでしょう。
オンコール中は、飲酒や遠出が制限されるため、生活スタイルも重要なポイントになります。
飲酒や遠出の習慣がある人にとって、生活スタイルの制限は大きなストレスにつながることもあるでしょう。
もともと飲酒の習慣が少ない人や、自宅で過ごすことが多い人は、ストレスを感じにくいです。
「オンコールは不安だけど、収入は下げたくない」と考える看護師は少なくありません。
オンコールなしで給与水準の高い職場は下記のとおりです。
それぞれの職場の特徴を紹介するので、転職時の参考にしてみましょう。
美容クリニックは自由診療が中心であるため、給与水準が高い傾向にあります。
夜勤やオンコールがない職場が多く、日勤のみで働ける点も魅力です。
接客スキルや美容への関心が求められますが、ワークライフバランスを重視したい看護師から人気があります。
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透析クリニックは比較的業務内容が安定しており、夜勤やオンコールがない職場が多いのが特です。
患者様が定期的に通院するため、急変が少なく、スケジュールも安定しています。
給与水準も比較的高めで、生活リズムを整えながら働きたい看護師にぴったりです。
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透析クリニックの看護師の給料とは?高い理由や転職向けの志望動機も解説!
治験関連の企業(CRCやCRAなど)は、臨床経験を活かしながら働ける職種で、給与水準が高い傾向にあります。
基本的に日勤のみでオンコールもなく、土日休みの求人が多いです。
デスクワークや調整業務が中心となるため、病棟とは異なる働き方を望む看護師に向いています。
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ここでは、看護師のオンコールについてよくある質問を紹介します。
夜勤とオンコールでは、求められるスキルに違いがあります。
夜勤は病棟で継続的に患者様対応を行うため、観察力やチームでの連携が必要です。
一方、オンコールは限られた情報の中で判断する力や、電話対応での的確な指示出しが求められます。
また、単独で対応する場面も多いため、自己判断力や責任感も欠かせません。
それぞれ異なるスキルが求められるため、自分に合った働き方を選ぶことが大切です。
感じ方には個人差があるため、夜勤とオンコールのどちらの方が大変かは一概には言えません。
夜勤は長時間勤務で体力的な負担が大きい一方、オンコールは待機中の緊張感や急な呼び出しによる精神的な負担が特徴です。
出動が多い職場ではオンコールの負担が大きくなりやすく、逆に出動が少ない職場では比較的負担は軽く感じることもあるでしょう。
看護師のオンコールは、手術室や介護施設、訪問看護ステーションといった特定の職場で導入されていることが多い働き方です。
オンコール待機中は職場から30分圏内で過ごしたり、飲酒を避けたりと行動に制限が生じるため、人によってはストレスを感じる可能性があります。
ただし、睡眠の質を高める工夫や意識的な心身のケアなどを取り入れることで、オンコールによるストレスの軽減は可能です。
美容クリニックや透析クリニックのように、夜勤やオンコールなしで給与水準の高い職場はあるため、自身のライフスタイルに合った働き方を見極めましょう。
「夜勤はつらいけど、オンコールが自分に合うのか不安…」「実際の働き方や負担がわからない」という方は、レバウェル看護にお任せください。
レバウェル看護では、オンコールの頻度や出動回数など各職場の内部情報をしっかり把握したうえで転職先を選べます。
また、納得のいく職場が見つかるまで、専任のキャリアアドバイザーが転職活動をサポートします。
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