認定看護師の費用はどれくらい?職場の支援や奨学金の制度を受けられる?

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認定看護師の資格取得にはどれくらいの費用が必要になるのか、気になる方もいるのではないでしょうか。認定看護師になるには、認定・審査はもちろん、状況に応じて交通費や教材にも費用がかかります。
この記事では、認定看護師の資格取得に必要な費用や、取得の過程で必要な費用、奨学金制度などを解説します。看護師としてキャリアアップを考えるうえで、認定看護師の資格について情報収集をしたい方はぜひご一読ください。

※1※2 調査方法:インターネット調査/調査期間:2024年2月7日~2月13日/調査概要:「看護師転職サイト」を対象としたユーザー満足度調査/調査対象:男女、全国、看護師・准看護師資格保有者かつ対象看護師転職サイト利用経験者、20~29歳 107s(※1)、20~34歳 175s(※2)/調査実施:株式会社エクスクリエ/比較対象サービス:「看護師転職サイト」主要10サービス(専用サイトのあるサービスのみ・求人結果の表示ページは除く)

認定看護師の資格取得に必要な費用

認定看護師の資格取得には、140万円ほどの費用が必要だとされています。以下の表で、認定看護師の資格取得までにかかる主な費用の内訳についてまとめたので、チェックしてみましょう。

入試検定費用約5万円
教育機関の入学金約5万円
授業料約70万~110万円
実習費用約10万円~
審査費用約5万円
認定費用約5万円

参照:「資格認定制度 認定看護師

実習費用に関しては、授業料に含まれる場合と含まれない場合があります。そのほか、通学や実習のための交通費、機器・通信費、教材費などは自己負担です。「審査費用」「認定費用」は、認定審査の受験時と合格後にそれぞれ必要な費用になります。認定看護師の資格取得を目指す際は、ある程度余裕をもって費用を確保しておくのがおすすめです。

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看護研修学校で認知症看護学科を受講した場合の費用例

認定看護師の資格を取得するまでの費用は、認定を受ける看護分野や入学する教育機関によっても異なります。以下は、一例として看護研修学校で「認知症看護」の学科を受講した場合に発生する費用をまとめたものです。

入試検定費用約5万円
入学金約5万円(※会員価格)
授業料約100万円(※会員価格)
審査費用約5万円
認定費用約5万円

参照:日本看護協会「認定看護師教育 看護研修学校(募集要項・提出書類)」「資格認定制度 認定看護師

上記を参考にすると、認知症看護分野の認定看護師になるためには、最低でも120万円以上の費用がかかることが分かります。日本看護協会の会員ではない場合は、入学金や授業料の会員価格が適応されないので注意しましょう。

出典
日本看護協会「認定看護師教育」「資格認定制度 認定看護師」(2025年12月23日参照)

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認定看護師の更新審査・再認定審査を受けるための費用

認定看護師は、更新審査や再認定審査にも費用がかかります。この項では、それぞれにどれほどの費用が必要なのかをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

認定看護師の更新審査の費用

認定看護師の資格制度ではレベル保持を目的に、認定更新制を施行しています。認定看護師の更新審査は認定後5年ごとに実施し、その度に審査料として約3万円の費用が必要です。更新審査に通過すると、登録手続きとしてさらに約2万円の振込が求められます。

認定看護師の再認定審査の費用

認定看護師の資格を一度失効し、再び資格を得たいという場合には、再認定審査を受けなければなりません。再認定審査の費用は更新と同様、約3万円となっています。また、再認定審査の登録手続きも、約2万円が別途必要です。

出典
日本看護協会「資格認定制度 認定看護師」(2025年12月23日参照)

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認定看護師を目指すうえで生じる可能性のある費用

認定看護師を目指すうえでは、教育機関に納めるもの以外にも、交通費や参考書籍代といった費用が必要になる可能性があります。具体例は以下のとおりです。

引っ越し代教育機関でスムーズに実習を受けるため、引っ越しを伴う場合がある
光熱費・家賃2拠点生活になるとプラスで発生する・地域によっては家賃が高くなる
宿泊費用教育機関の近くでホテルやマンスリーマンションを利用する場合に生じる
交通費目的としている講義が遠い病院だと交通費がかさむ
参考書籍代人によっては金額が大きくなる
パソコン費用ノートパソコンを所持していない場合は別途費用の確保が求められる

目指したい分野の教育機関によっては、遠方にあり交通費や宿泊費用の金額が大きくなることもあるでしょう。また、家庭のある方が実習中にホテルやマンスリーマンションを利用する場合、家族の生活費とは別に、単身での生活費がかかります。
参考書籍にかかる費用は人それぞれですが、学習内容をしっかりと理解したいと考える人は、10万円ほど必要になる可能性もあるようです。それぞれの金額がかさむと、合計で100万円ほどの追加費用が発生することも考えられます。

職場によって認定看護師にかかる費用の支援制度は異なる

認定看護師にかかる費用の支援制度は、職場によって違いがあります。
支援制度が充実している病院なら、資格取得にかかる費用の自己負担を減らせるでしょう。たとえば、助成金を無利息で借りられたり、交通費や認定費用を支援してもらえたりすることが可能です。場合によっては、認定看護師に必要な費用を全額負担してもらえる可能性もあります。
すべての病院が認定看護師の支援制度を取り揃えているとは限らないため、どのようなサポートを受けられるかは事前に確認しておきましょう。

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認定看護師の費用には奨学金を利用できる

病院の資格取得支援制度以外にも、奨学金を利用して認定看護師を目指す方法があります。奨学金の利用条件や額は教育機関によって異なるため、どのような体制が整備されているかは受験を考えている教育機関のWebサイトを確認することが重要です。

日本看護協会における奨学金制度の概要

認定看護師を目指す方は、日本看護協会の「認定看護師教育課程奨学金」の利用も可能です。こちらの奨学金なら、地域・年齢・所得制限なしで年額120万円以内を一括で借りられます。ほかの奨学金や給付金との併用ができ、貸与期間は1年間です。
認定看護師教育課程奨学金の応募資格は、以下のようになっています。

  • 保助看法による保健師か助産師、看護師の免許を有すること
  • 認定看護師教育課程に在籍しているか、認定看護師の資格を有し指定の特定行為研修機関で特定行為研修を受講していること
  • 認定看護師教育課程か特定行為研修修了後、保健医療分野の現場に2年以上就業する意思があること

申し込みの期間は決まっているので、奨学金制度の利用を検討している方は期限内に行いましょう。認定看護師の資格取得までに必要な資金準備は、早い段階からしておくことが大切です。

出典
日本看護協会「認定看護師教育課程奨学金」(2025年12月25日参照)

認定看護師の費用に関してよくある質問

ここでは、認定看護師の費用に関する質問を、Q&A形式でお答えしていきます。

認定看護師と専門看護師の費用の違いとは?

認定看護師の資格取得には約140万円、専門看護師の場合は約150万~200万円必要です。専門看護師の方が取得にかかる費用が高いという違いがあります。認定看護師に必要な費用の内訳については、本記事の「認定看護師の資格取得に必要な費用」で解説しているので、合わせて参考にしてください。

働きながら認定看護師を取得する際に費用負担を軽くするには?

資格取得支援制度のある病院なら、その制度を利用すれば自己負担を軽減できます。職場に資格取得支援制度がない場合は、制度を導入している病院へ転職するのも手です。本記事の「職場によって認定看護師にかかる費用の支援制度は異なる」でも、サポート体制の違いについて触れています。

まとめ

認定看護師の資格取得には、約140万円の費用が必要とされています。具体的な金額は認定看護師の分野や教育機関によって異なりますが、余裕をもって費用を確保しておくことが大切です。認定看護師の資格は、更新や再認定にも費用が発生するので注意しましょう。
また、認定看護師を目指すうえで宿泊費や交通費、参考書籍代なども別途必要になります。職場によっては認定看護師の資格取得支援制度があるので、自己負担を軽減することが可能です。また、応募条件を満たしていれば日本看護協会の奨学金も利用できます。

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この記事を書いた人
「レバウェル看護」編集部
「レバウェル看護」は累計利用者数47万人(※)を超える看護師専門の転職支援サービス。 編集部の制作体制には看護師経験者や現役看護師を交え、これまでに1,000記事以上(※)を執筆。看護師にとっての悩み・不安・疑問を一番に相談する"相談窓口"になることを目指し、医療・介護の現場で尽力している方々をサポートするためのコンテンツを発信中。 (※)2023年6月時点
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