CRC(治験コーディネーター)の志望動機の作成方法は?5つの例文を紹介

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「CRCの志望動機が思うように書けない」と、転職活動中に悩む方もいるのではないでしょうか。履歴書や面接で必ず聞かれる志望動機は、採用を有利に進めるために、ポイントを押さえて作成することが大切です。
この記事では、CRCの志望動機に入れる要素や書き方のコツを解説します。志望動機の例文や面接でよく聞かれる質問も紹介するので、選考対策の参考にしてみてください。

※1※2 調査方法:インターネット調査/調査期間:2024年2月7日~2月13日/調査概要:「看護師転職サイト」を対象としたユーザー満足度調査/調査対象:男女、全国、看護師・准看護師資格保有者かつ対象看護師転職サイト利用経験者、20~29歳 107s(※1)、20~34歳 175s(※2)/調査実施:株式会社エクスクリエ/比較対象サービス:「看護師転職サイト」主要10サービス(専用サイトのあるサービスのみ・求人結果の表示ページは除く)

目次

CRC(治験コーディネーター)の志望動機に入れる5要素

志望動機は、なぜCRCを目指して、その企業に応募したのかを企業側に伝える重要なものです。CRCの志望動機を考えるときに書くべき要素は、以下の5要素に分けられます。

1.CRCの仕事に興味を持ったきっかけ

CRC(治験コーディネーター)の志望動機を考える際は、仕事に興味を持ったきっかけを振り返ってみましょう。看護師は自分の職場で治験を実施していた、学生であれば実習先や知人で新薬開発のための治験に参加していた人がいたなどのきっかけが多いようです。志望動機の土台となる要素のため、エピソードとして用意しておくと活かせます。

2.看護師からCRCに転職したい理由

「なぜ看護師からCRC(治験コーディネーター)に転職したいのか」は、採用側が注目する要素だといえます。CRCの志望動機に説得力を持たせるには、「新薬を心待ちにしている患者さんの一助になりたい」「新薬開発に携わりたい」といった業務の特性を理解した転職理由が重要です
注意が必要なのは、患者さんの支援面の希望に寄り過ぎないことです。CRCは、治験の結果や自社の利益を意識する姿勢も求められます。

3.CRCの仕事内容に活かせる経験・知識

志望動機では、これまでの看護経験で培ったCRC業務に活かせるスキルをアピールすることも大切です。CRC(治験コーディネーター)の仕事内容から、必要とされる能力は以下のようなものがあります。

  • 患者さんや医師とのコミュニケーションスキル
  • 臨機応変力
  • スケジュール管理能力
  • 困難を解決する力

CRCの役割は治験を正確に遂行することなので、成果に繋げられるスキルはエピソードを添えて積極的にアピールしましょう。

4.応募先の企業や病院に感じる魅力

複数ある会社の中から、その企業を選んだ理由も志望動機の重要な要素です。企業のWebサイトなどを参考に、自分が応募したい企業の強みを挙げてみましょう。応募先を選んだ理由を考える際は、企業理念や特徴を理解し、共感できる部分を明確にすることが大切です

5.応募先で活躍する姿勢・将来の展望

志望動機の締めには、応募先の企業でCRCとしてどのように活躍したいかを盛り込むと、意欲を評価されやすくなるでしょう。臨床経験が浅い人の場合も、「CRCとして活躍していくためにスキルや知識の取得に励みたい」など、仕事に対して積極的な姿勢を見せることが重要です

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CRC(治験コーディネーター)の志望動機の例文

【例文1】CRCに興味をもったきっかけを軸とする場合

私がCRCへ転職を考えたのは、自分の経験を活かして未来の患者さんに貢献したいと考えたためです。志望するに至ったきっかけは、勤めている病院で治験業務に関わった経験です。病気が進行して亡くなる患者さんを見る度に看護師として無力さを感じていた私は、将来に希望を繋ぐCRCの仕事を間近で見て、「私も新薬開発のための治験に直接貢献したい」と思うようになりました。
クリニックから大学病院まで、さまざまな病院を担当されている貴社なら、豊富な経験と知識を持ったCRCを目指せると考えました。看護師ではあまり意識することのなかった目標症例数や売上などにも目を向け、これまでの看護経験を活かしながら貴社に貢献させていただきたいと考えております。

【例文2】専門性を高めて長く活躍したい場合

私は、これまでがん患者さんの看護に多く携わってきました。その経験を活かし、CRCとして最先端の医療を必要とする患者さんが多い「がん領域」において高い専門性を身につけ、新薬開発によって治療の選択肢を広げる一助になりたいです。
がん患者さんと関わって得たコミュニケーションスキルは、治験を受ける方と医療者・会社側を繋げる橋渡しや、不安を和らげるサポートで発揮できると考えています。充実した研修体制を持つ貴社で、がん領域をはじめとする幅広い領域の治験に精通したスペシャリストを目指したいです。

【例文3】自身の長所をアピールしたい場合

新薬を待ち望む患者さんの治療に貢献できる点に魅力を感じ、治験コーディネーターを志望いたしました。看護師として培ったコミュニケーション能力とスケジュール管理能力は、CRCの業務に役立てられると考えています。この強みを活かして、被験者の方をはじめ、医師や製薬会社のモニターなど他職種間の円滑な連携・調整に寄与したいです。
数ある企業の中でも、基礎からフォローアップまで充実した研修制度を整えている貴社であれば、継続的なキャリアアップが図れると考え志望しました。経験を積み、将来的には被験者募集担当として貴社の発展に貢献したいと考えております。

【例文4】看護経験をCRCの業務に活かしたい場合

私は、これまで外科病棟の看護師として多様な疾患の患者さんを治療するチーム医療に携わってきた経験を活かして、治験に貢献したいと考えCRCを志望いたしました。看護で培ってきた他職種との調整力は、治験コーディネーターの業務において、強みになると考えています。円滑に治験を進行できるCRCを目指して専門性を高め、新薬の開発を通じて目の前の患者さんだけでなく未来の患者さんも救える治験と貴社の発展に長く寄与したいです。

【例文5】新卒・臨床経験がない場合

病気で苦しむ患者さんの一助になりたいと思い、CRCを志望しました。治験に興味を持ったきっかけは、看護実習中に治験に参加されている患者さんを担当したことです。抗がん剤の効果が見られず、新薬が希望だという患者さんと関わり、新薬開発に携わるCRCを目指したいと思うようになりました。将来は、がんなどの難易度の高い治験を担当したいと考えており、オンコロジー領域に強い貴社を志望させていただきました。臨床経験やCRC経験はございませんが、貴社で長く活躍できるようスキルや知識の向上に勤めてまいります。

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看護師がCRC(治験コーディネーター)の志望動機を考える方法

「志望動機が思いつかない」「アピールできる経験がない」など、CRC(治験コーディネーター)の志望動機に悩んでいる人もいるかもしれません。ここでは、看護師が志望動機を考える方法を悩み別に解説します。

明確な志望動機が浮かばないときの考え方

「志望動機が浮かばない」という看護師は、志望動機を考える前に、自己分析や自分のアピールポイントを挙げるところから始めてみると良いかもしれません。また、応募する企業の理解を深めることも大切です。志望動機は、自分がどのように会社に貢献していけるかを記載するため、自分と会社、両方の強みを理解しておく必要があります。自己分析は、友人や家族に客観的な意見をもらうのもおすすめです。

福利厚生や待遇面に魅力を感じているときの考え方

看護師がCRCの志望動機で福利厚生や待遇面の話題だけを書くのは、消極的な姿勢に見られる可能性があるため避けましょう。志望動機では、CRCとして働く自分を具体的に想像して、待遇面以外で仕事の魅力を掘り下げることが大切です

アピールできる経験やスキルが少ないときの考え方

アピールできる経験や強みが少なく、志望動機に悩んでいる看護師もいるかもしれません。しかし、CRCは入社してから身につけるスキルの方が多いため、看護経験をアピールできなくても、仕事への積極性や意欲が伝えられれば好印象を持たれる場合もあります。CRCの役割を理解して、会社に貢献するために努力したい旨を伝えましょう

自分で作成した志望動機に不安があるときの考え方

自分で考えた志望動機に不安がある人は、転職エージェントを利用するのがおすすめです。キャリアアドバイザーから、履歴書の添削を受けられるサービスもあります。面接練習をしてもらえる場合もあるため、CRCの選考対策に悩んでいる看護師は転職エージェントの活用を検討してみましょう

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履歴書にCRC(治験コーディネーター)の志望動機を書くコツ

CRC(治験コーディネーター)の志望動機は、書類選考で履歴書に記載することを求められることがほとんどです。ここでは、CRCの志望動機を履歴書に書く際のコツを解説します。

1.「200~400文字」を目安にする

文字数の指定がない場合、履歴書の志望動機は200〜400字程度を目安に書きましょう。読み上げて1分程度になるようにすると、伝わりやすい文章量になります。字の大きさにもよりますが、記載欄の9割以上を埋めるのが理想的です

2.結論から書き出す

CRCの志望動機の書き出しは、結論から書くのが基本です。結論をはじめに述べることで、一番伝えたいことを強調して伝えられます。志望理由を簡潔に述べる→応募に至った具体的なエピソード→応募先を選んだ理由の順で記載するのがおすすめです。最後は、その企業でどのように貢献していきたいかで終えられると、自然な流れで締めくくれます。

3.応募先を指す敬称は「貴社」を用いる

履歴書の志望動機を書く際、応募先を指す敬称は「貴社(きしゃ)」を使うのが一般的です。面接で話すときは、「御社(おんしゃ)」を用います。
似た言葉に「弊社(へいしゃ)」がありますが、弊社は自分が所属する会社を呼ぶときに使用するものなので、履歴書や面接で使わないように注意してください。

4.自己PRや面接で話す内容と一貫性を持たせる

志望動機は、自己PRや面接で話す内容と一貫性を持たせるのがポイントです。履歴書や面接のどの部分を見ても、内容に矛盾がないようにしましょう。履歴書と面接の内容が違うと、もっとも伝えたい内容が伝わりにくくなる可能性があります。

5.使い回しや例文の丸写しはしない

複数の求人に応募している場合、志望動機の使い回しは避けましょう。企業ごとに力を入れている領域や強みはさまざまで、理念も異なります。また、例文は参考程度にして、オリジナルの志望動機を会社ごとに作成しましょう。仕上げに生成AIは使わず、自身の言葉で伝えることが大切です。

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CRC(治験コーディネーター)の面接対策のポイント

CRC(治験コーディネーター)の面接で、どのような質問をされるか気になる人もいるでしょう。ここでは、CRCの面接でよく聞かれる内容を紹介します。

志望動機は言葉で伝えやすいように再構成する

面接で話す志望動機は、履歴書に書いた内容を、言葉で伝えたときに分かりやすくなるように再構成するのがおすすめです。CRCは、治験の内容を医療従事者や患者さんに説明する仕事も行うので、論理的で分かりやすい話し方を意識すると好印象を与えられるでしょう。

志望動機以外の質問も予想して回答を用意する

志望動機以外にも、CRCの面接では以下のような質問をされる可能性があるため、回答を用意しておくと安心です。

  • 長所と短所をそれぞれ教えてください
  • 退職理由を教えてください
  • CRCはどのような仕事だと思いますか
  • 利益を求める仕事に、看護師とのギャップがあるかもしれませんが大丈夫ですか
  • 全国への転勤は可能ですか

面接では、CRCの仕事を理解しているか、長く続けられそうかなどを総合的に判断するための質問もされるかもしれません
全国転勤の質問への回答は、安易にできると答えるのではなく、難しい場合は理由を正直に伝えておいた方が良いでしょう。

CRC(治験コーディネーター)に転職した看護師の体験談

看護師として臨床経験を5年積んだあと、CRC(治験コーディネーター)へ転職したOさんの体験談です。Oさんは、新卒で入った混合病棟で忙しさに疲弊し転職、次に働いたクリニックは仕事の物足りなさや人間関係のトラブルで退職したといいます。その後、出会った治験コーディネーターの仕事に、転職エージェントを利用して未経験から転職を成功させました。看護師の採用と重視される点が異なる場合もあるため、CRCに転職する人は転職エージェントを活用すると安心だと話してくれました。

▼詳しくはこちらから
臨床看護師を辞めて治験コーディネーター(CRC)へ転職!「10年続いたのは、仕事も人間関係も新鮮だったから」

CRC(治験コーディネーター)の志望動機に悩む看護師向けのQ&A

ここでは、CRCの志望動機の書き方に悩む看護師向けに、Q&A形式で質問に回答していきます。

CRCの選考で落ちてしまうような志望動機はありますか?

CRCの志望動機で注意すべきポイントは、内容が曖昧にならないようにすることです。CRCを目指した理由や企業を選んだ根拠が不十分だと、準備不足を見抜かれてしまう可能性があります。具体的なエピソードを添えて、自分の経験をCRC業務にどのように活かしていきたいかまで述べるようにしましょう。

志望動機を固めるうえでCRCのやりがいを知っておきたいです

CRCのやりがいは、新薬の開発に貢献できることだといえます。治験に携わった新薬が承認され、特効薬がなかった病気に苦しんでいる患者さんの治療が進むと、「CRCとして尽力できて良かった」と達成感を得られるでしょう。

CRC(治験コーディネーター)とCRA(臨床開発モニター)の違いは?

病院側の治験のサポートを行うCRCは、治験前の調整や治験担当医師の補助、患者さんへのサポートを行います。一方、治験依頼者側の支援を行うCRAの主な業務は、モニタリング業務で、患者さんと直接関わる機会はほとんどなく、病院には直接閲覧や医師面会時など予定がある際のみ訪問します。CRAについては、「看護師から臨床開発モニターに転職するには?向いている人の特徴も紹介」の記事で確認してみてください。

CRC(治験コーディネーター)の志望動機と自己PRはどう書き分けますか?

志望動機は、CRCの転職理由や企業へ入社したい理由などを述べます。それに対し自己PRは、自分のスキルを活かし企業にどのように貢献できるかを記載する部分です。志望動機は「仕事や企業への熱意」、自己PRは「自分が活躍するイメージ」を感じてもらえるようなイメージで書くと、書き分けしやすいかもしれません。自己PRの書き方は、「看護師の自己PRの書き方は?転職で強み・経験をアピールする例文を紹介」の記事を参考にしてください。

まとめ

志望動機は、その人がどれほど熱意を持っているかを採用担当者が判断する重要な部分です。その企業を選んだ理由やCRCとしてどのように活躍していきたいかなど、具体的なエピソードを添えて根拠のある内容にしましょう。結論を先に書き、面接と履歴書で、内容に矛盾がないか注意も大切です。CRCの仕事内容や目的を正しく理解したうえで、志望動機を書きましょう。

CRCの志望動機の書き方に悩んでいる方は、「レバウェル看護」に相談してみませんか?専任のキャリアアドバイザーが、CRCの採用で重視されるポイントを踏まえて、効果的な志望動機になるよう作成をサポートします。模擬面接などのサービスも無料で受けられますので、1人で選考対策をするのが不安な方は、ぜひ一度「レバウェル看護」へご相談ください。

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この記事を書いた人
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「レバウェル看護」は累計利用者数47万人(※)を超える看護師専門の転職支援サービス。 編集部の制作体制には看護師経験者や現役看護師を交え、これまでに1,000記事以上(※)を執筆。看護師にとっての悩み・不安・疑問を一番に相談する"相談窓口"になることを目指し、医療・介護の現場で尽力している方々をサポートするためのコンテンツを発信中。 (※)2023年6月時点
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