結婚を機に看護師を退職するには?辞めるタイミングや伝え方を解説!

夜勤や時間外労働が多い看護師の仕事は「結婚後も同じように働くのは難しい」と感じる方は多く、結婚を理由に退職を考える看護師さんもいるでしょう。同時に「看護師資格がもったいない」と感じる方もいます。この記事では、結婚を機に病院を退職する際のメリットとデメリットをご紹介。そのほか、寿退職する際のタイミングや上司への伝え方も解説しています。結婚を機に退職を迷っている看護師さんは、参考にしてみてください。

※1※2 調査方法:インターネット調査/調査期間:2024年2月7日~2月13日/調査概要:「看護師転職サイト」を対象としたユーザー満足度調査/調査対象:男女、全国、看護師・准看護師資格保有者かつ対象看護師転職サイト利用経験者、20~29歳 107s(※1)、20~34歳 175s(※2)/調査実施:株式会社エクスクリエ/比較対象サービス:「看護師転職サイト」主要10サービス(専用サイトのあるサービスのみ・求人結果の表示ページは除く)

看護師が結婚を理由に退職する人は多い?

厚生労働省のデータによると、医療分野で結婚が理由の離職率は8.4%です。ほかの離職理由は、上位から「人間関係が悪い 34.7%」「勤務時間が長い 34.0%」「業務内容に不満がある 25.9」「休暇が取りにくい 24.7%」となっています。看護師の職場は夜勤や長時間の残業があるところがほとんど。そのため、結婚をきっかけに退職を考える看護師は多いようです。

出典

結婚によってライフスタイルや居住地が変化する場合、退職すべきか仕事を続けるべきか迷ってしまうでしょう。「いまの職場は通勤が難しくなるけど、看護師のキャリアは継続させたい」とお考えの方は、転職を検討してみても良いかもしれません。

働き方について相談できます

寿退職のメリットとデメリットは?

看護師の勤務形態の特徴から、「結婚後も同じように働き続けるのは難しい」と思うものの「せっかく看護師資格を取得したのだから、辞めるのはもったいない」「これまでの経験が無駄になってしまうのでは?」と退職を迷う方も多いようです。ここでは、病院を寿退職するメリットとデメリットを紹介します。寿退職するメリットとデメリットを十分に比較して、自分に合った選択を探ってみましょう。

【寿退職するメリット】

  • 家事や子育てに専念できる
  • プライベートの時間の確保がしやすくなる
  • ポジティブな退職理由のため、引き止められにくい

【寿退職するデメリット】

  • 看護師としてのキャリアがストップしてしまう
  • 看護師資格を活かせない
  • 収入が減る

看護師としてのキャリアアップを強く望んでおらず、結婚後は家庭での時間を多く確保したい方は、寿退職をしても後悔することは少ないでしょう。一方、看護師として働くことを生きがいに感じていて、スキルアップを望んでいるのであれば看護師を続けた方が良いかもしれません。

「看護師を辞めたくないけど、結婚後も今と同じように働くのは難しい」と感じるのであれば、雇用形態をパートにしたり夜勤のない職場に転職したりするなどの方法もあります。結婚後に働きやすい職場の例は、下記の「看護師を辞めるのではなく転職・異動する道もある」で説明しているので参考にしてみてください。自分一人で抱え込むのではなく、家事の分担や収入など、パートナーと十分に話し合って結婚後の生活スタイルを決めていきましょう。

▼関連記事
結婚を機に看護師を辞める人の理由とは?

働き方について相談できます

看護師が寿退職するタイミング

転職による退職であれば、次の職場の出勤日に合わせて退職日を検討できるものの、寿退職の場合は「退職するタイミングが分からない」と悩む方もいるでしょう。下記では、プライベートや職場の状況による退職のタイミングを紹介します。

引越しをするタイミング

結婚を機に引越しをするのであれば、引越しをするタイミングで退職するのがおすすめです。引越しの準備期間を見込んで引越し当日の1~2週間前までに退職するか、有給に入るように計画すると良いでしょう。また、引越しが決まっていれば職場からの引き止められにくい傾向にあります。

結婚式前

結婚式前は準備で忙しくなるため、結婚式前に退職するのも良いでしょう。結婚式の前に退職することで、式の準備に集中できます。ただ、結婚式に職場の職員を呼ぶ場合は、結婚式前の退職は気まずくなってしまうことも。職場の人間関係にもよりますが結婚式に職場の職員を呼ぶ場合は、結婚式前の1〜2ヶ月前までは勤めていた方が、お互いに気まずくなりにくいでしょう。

▼関連記事
結婚が決まったらどうすればいいの?多忙なナースへの結婚式準備アドバイス

年度末

年度末の退職を事前に話をしておくことで、それを見込んで病院側は部署移動や新しい職員の採用に動けます。3月に退職しても、翌月の4月には部署移動や採用によって人員を増やしやすいため、「職場からの引き止めが心配」という方も、年度末のタイミングならスムーズに退職できるでしょう。

ボーナスの後

ボーナスを貰ってから退職するのもおすすめです。ただし、賞与に関する就業規則を確認しておかないと、ボーナスが支給されなくなってしまうかもしれないので注意しましょう

たとえば、就業規則に「賞与は支給時期に在職しているものに支給する」と記載がある場合、ボーナス支給日に在籍していなければボーナスは支給されません。また「賞与支給月の末日時点に在籍しているもの」とあれば、ボーナス支給月いっぱいは在籍している必要があります。一方で、「賞与支給日の1か月前に在籍しているもの」とあれば、ボーナス支給月に退職していてもボーナスは支給されます。ボーナス支給後に退職を検討している方は、就業規則を確認してから、退職のタイミングを相談しましょう。

退職金が上がるタイミング

退職金の額は勤続年数で決まるのが一般的です。そのため、退職金の額が上がるタイミングで退職するのも良いでしょう。たとえば、勤続10年目で退職金が上がる職場で9年勤めている方は、勤続10年になるタイミングで退職した方が受け取れる金額が大きくなります。退職金の有無や金額は病院によって異なるので、就業規則で確認しておきましょう。看護師の退職金について詳しく知りたい方は「看護師は退職金をいくら貰える?知っておきたい算定方法や相場を徹底解説!」の記事を参考にしてみてください。

▼関連記事
看護師が退職を申し出る時期はいつがいい?職場を退職するまでの動き方
看護師が転職するのにおすすめの時期は?キャリア別や月別に紹介

看護師が病院を寿退職するときの流れ

退職を決めたら退職までのスケジュールを立てることが、円満に退職するためのポイントです。ここでは、看護師が退職するまでの基本的な流れを解説します。

結婚の報告と退職の意思を伝える

結婚を機に退職することを決めたら、まずは自分が働く病院の就業規則を確認します。退職の申し出は1ヶ月前が一般的ですが、病院の就業規則では3ヶ月前までに申し出るよう記載されていることがほとんどです。就業規則に沿って、上司に結婚の報告と退職の意思を伝えましょう。法律上では14日前の申し出でも退職は可能ですが、看護師の仕事柄、就業規則に沿って数ヶ月前に退職を申し出たほうが円満に退職できます。

上司と相談して退職日を決める

上司に結婚を機に退職する意思を伝えたら、上司と相談したうえで対象日を決定します。「○月までいて欲しい」といった曖昧な決定は、ずるずると退職日を引き延ばされてしまう可能性があります。「○月○日まで」と具体的に退職日を決めてもらいましょう。また、後任者や引継ぎのスケジュールも相談しておくことが大切です。

退職届を提出する

正式な退職日が決まったら、病院の規則に従って退職届を提出します。「退職願」は基本的に撤回できますが、「退職届」は撤回できません。病院によっては退職届のフォーマットがあるので、事前に上司に確認しておきましょう。退職届の書き方は「退職届を病院に出すときの書き方!看護師向けの例文・テンプレートを紹介」の記事の「看護師の退職届の書き方」を参考にしてみてください。

業務の引き継ぎを行う

退職日から逆算してスケジュールを組み、退職するまでに業務の引継ぎを行いましょう。担当する患者さんや委員会など、引き継ぎ書を作って文章にして残しておくと後から見直しができるので退職後のトラブルが防げます。退職日までに引継ぎが十分にできていないと、残された職員が困ってしまいます。スケジュールを立てて、最後までしっかり引継ぎを行っておきましょう。

退職

退職日までに、ロッカーやデスクなどにある自分の持ち物を持ち帰ります。また、病院から借りているユニホームや職員証など、返却するべきものを返すのも忘れないようにしましょう。そのほか、退職後は国民年金や国民健康保険などの手続きが必要です。14日以内と期間が決められているものもあるので、退職後は早めに手続きを行っておきましょう。

▼関連記事
看護師が転職準備にかかる期間は?スケジュールの組み方も解説

結婚を機に退職するときの伝え方

結婚が理由の退職は比較的受け入れてもらいやすい傾向にあります。嘘をつかずに正直に伝えましょう。上司に退職を伝えるときは、必要なことを簡潔に伝えるのがポイントです。退職する意思をぼかしてしまうと、退職するタイミングを失ってしまうかもしれません。「結婚が決まったこと」「結婚を機に退職すること」「退職日について」をしっかり話しておきましょう。退職の伝え方は、【例文あり】看護師の退職理由 嘘をつかない伝え方と面接で答える時のコツ」の記事でも説明しています。

看護師を辞めるのではなく転職・異動する道もある

現在働いている病院の勤務形態が結婚後の生活に合わずに退職を考えている方は、結婚後の生活スタイルに合った職場に転職するのも一つの選択肢です。ここでは、看護師の「夜勤がない職場」と「残業が少ない職場」を紹介します。

夜勤がない看護師の職場

夜勤がない職場なら、パートナーとの予定が合いやすくなるでしょう。

下記は、夜勤がない看護師の職場の例です。

  • 病院の一般外来
  • クリニック
  • デイサービス
  • 健診・検診センター

病院の病棟に勤めている看護師さんであれば、退職せず一般外来へ異動することで日勤のみで働けます。退職を申し出る前に、一度相談してみても良いでしょう。

入院施設のないクリニックやデイサービス、健診・検診センターは、夜間は閉まっているため基本的に夜勤はありません。また、日曜と祝日休みの職場が多いので、看護師として働いていてもプライベートを充実させられるでしょう。

▶外来の求人一覧ページはこちら
▶クリニックの求人一覧ページはこちら
▶デイサービスの求人一覧ページはこちら
▶検診センターの求人一覧ページはこちら

残業が少ない看護師の職場

下記では、残業が少ない職場を紹介します。

  • 回復期リハビリテーション病棟
  • 慢性期病棟
  • 皮膚科
  • 人工透析内科
  • 健診・検診センター

回復期リハビリテーション病棟や慢性期病棟、皮膚科は、緊急入院や急変が少ないため、定時で上がれる職場が多いようです。また、人工透析内科や健診・検診センターは通院スケジュールが決まっていたり、予約制だったりするため残業が少ない傾向にあります。残業が少ない職場なら、結婚後のワークライフバランスが取りやすいでしょう。

▼関連記事
看護師が病院以外で働ける場所はあるの?メリットとデメリットも紹介

▶皮膚科の求人一覧ページはこちら
▶透析の求人一覧ページはこちら
▶検診センターの求人一覧ページはこちら

高給与の非公開求人多数!

まとめ

看護師の仕事は夜勤や長時間の残業があるため、「結婚後も同じように働くのは難しい」と感じる看護師さんは多いようです。そのため、結婚を理由に病院を退職する看護師さんも多々。ただ、結婚を理由に退職すると、家庭での時間が確保しやすくなる一方で、看護師としてのキャリアもストップしてしまうデメリットもあります。

「看護師を辞めたくないけど、結婚後も今と同じように働くのは難しい」と悩んでいる方は、結婚後のライフスタイルに合わせて、「夜勤がない職場」や「残業が少ない職場」への異動・転職がおすすめです。とはいえ、看護師が働きやすい職場を自分で探すのは難しいもの。「求人票には残業なしと記載されていたのに、実際に働いてみたら違った」なんてケースもあります。
結婚後も看護師として働きながら、パートナーや家庭の時間を大切にしたい方は「レバウェル看護」にご相談ください。「レバウェル看護」はスタッフが求人先に直接話を聞いて情報を収集しているので、残業の有無だけでなく職場の雰囲気や人間関係、子育てへの理解など細かい情報を含めて、あなたの希望に合った求人をご提案します。結婚によりお引越しを予定されている場合も、新居から通いやすい職場を紹介するので、土地勘がない状態でも安心です。また、今すぐの転職を考えていない看護師さんも「レバウェル看護」に登録しておくと、希望に合った求人があれば優先的に教えてもらえるので、働きやすい職場がきっと見つかります。サービスはすべて無料なので、お気軽にお問い合わせください。

看護師転職サイト 相談のしやすさNo.1
20代 相談のしやすさ(※1)
※1 調査方法:インターネット調査/調査期間:2024 年2 月7 日~2 月13 日/調査概要:「看護師転職サイト」を対象としたユーザー満足度調査/調査対象:男女、全国、看護師・准看護師資格保有者 かつ 対象看護師転職サイト利用経験者、20~29 歳 107s(※1)/調査実施:株式会社エクスクリエ/比較対象サービス:「看護師転職サイト」主要10 サービス(専用サイトのあるサービスのみ・求人結果の表示ページは除く)
お読みいただきありがとうございました!
いいね・シェアで編集部が喜びます

記事の制作について

「レバウェル看護 看護師さん向けお役立ち情報」では、
記事の制作・公開にあたってのポリシーを定めています。
詳細は下記よりご確認いただけます。

看護師さん向けお役立ち情報 コンテンツ制作ポリシー

看護師の転職で「レバウェル看護」が選ばれる理由

レバウェル看護の新着求人

編集部Pick up

人気記事ランキング

タグから記事を探す

キャリア

働く場所

選考対策

資格

その他

読みもの

連載

LINE

レバウェル看護は相談からでもOK!

\ 登録はカンタン1分! /

無料まずは相談してみる