看護師がブランク明けで復職するコツとは?注意点やおすすめの職場を紹介

2022.8.10

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「ブランク明けでもOKな看護師求人はある?」「ブランクのある看護師が復職する方法を知りたい」と気になっている方も多いのではないでしょうか。ブランクのある潜在看護師は多く、コツを押さえることで復職できます。この記事では、ブランク看護師が感じやすい不安や、働きやすい職場などを紹介します。ぜひご一読いただき、復職の際にお役立てください。

目次

ブランクのある潜在看護師はどのくらいいる?

厚生労働省の「看護職員の現状と推移(P2)」によると、潜在看護師(免許保持者数から64歳以下の就業者数を引いた数値)は約71万人います。そのうち14万人が再就職しブランクから復帰しています。同資料によると、常勤看護職員の離職率は介護職員や女性一般労働者よりも高く、「看護師免許は持っているものの現在は働いていない」という看護師が多いことが予想されます。

また、「現在就業していない看護師等が直近の就業先を離職した理由」として一番多いのが、妊娠・出産によるものです。「看護師の仕事は続けたかったけど、生活スタイルの変化によって離職した」という方は多いはずです。看護師という職業から離れて離職してブランクがあることは、不安に感じることではありません。

出典
厚生労働省「看護職員の現状と推移」(令和4年7月28日)

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ブランクのある看護師が復職で不安に感じやすいこと

ブランク看護師が復職に関して抱えやすい不安には、「以前のように仕事をこなす体力があるのか」「家庭と両立できるか」などが挙げられます。以下でまとめているので、チェックしてください。

仕事についていけるか

ブランク期間は3年や5年、8年など人それぞれ異なるものの、大半の方は最新の看護知識や技術を覚えられるか、スムーズに業務を行えるか心配になるでしょう。特に、「前職と異なる診療科目で勤務する」「外来経験しかなく初めて病棟で働く」など環境が変わる場合、そもそも新しく習得することが多いものです。ただでさえブランクがあるところ、覚えることが多いと仕事に慣れるのか不安に感じやすくなります。

看護業務をこなす体力があるか

看護師の仕事は夜間業務や身体介護、長時間にわたる手術の介助など体力を要するため、ブランク期間が長いと「体力的についていけるのか」と気掛かりでしょう。ブランクがある分、必然的に自身の年齢も上がっているもの。昔より疲れやすかったり、腰痛が起きやすかったりすることも考えられます。

家事や育児と上手く両立できるか

先述したように、看護師の離職理由は多く妊娠や出産が多く、ブランク明けの復帰の際に家庭と上手く両立できるか不安な方は多いはずです。「子どもが小さいので夜勤は難しい」「家庭の時間を大事にしたいので残業は避けたい」など、抱えているお悩みは人それぞれでしょう。

ブランクのある看護師が復職する際の3つのコツ

ブランクのある方が看護師として復職する際、まずは「周囲の理解を得ること」「少しずつ業務に慣れていくこと」を意識してください。以下で復職時の注意点をまとめました。

1.家族の理解を得る

ブランクのある看護師が復職する際、同居家族の介護をしている方や子育て中の方も多いでしょう。復職先が「夜勤がある」「突発的に残業がある」「土日出勤もある」といった場合、家族の協力が必要になるかもしれません。あらかじめ自身の働き方について、十分に説明しておくことが重要です。

2.復職先に現在の自分の状況を理解してもらう

復職先には、ブランクがあることや希望する働き方、復職に関する不安な点などを伝えておきましょう。面接時にも話しているかもしれませんが、入職する際にはより具体的に現状を伝えてみてください。勤務時間を考慮してくれたり、教育体制を手厚くしてくれたりする可能性があります。

3.無理をせず徐々に勘を取り戻すことを意識する

ブランク期間が長ければ長いほど、看護職に復帰することへの不安は大きいものです。しかし、極度に緊張してしまうと些細なミスにつながったり、患者さまとの会話がぎこちなくなったりする恐れもまた、無理をすれば肉体的にも精神的にも疲れてしまいます。

業務に真剣に取り組むことは大事ですが、「ブランクがあるのは仕方ない」という気持ちで、一つひとつできることから始めていきましょう

「復職したい!」潜在看護師が復職のために必要なことは何ですか?

ブランクのある看護師が復職するための準備・注意点

ブランクのある方が復職を成功させるには、「参考書やセミナーで看護スキルを学ぶ」「転職エージェントに相談する」といった方法が有効です。以下を参考に、できる限りの準備をしましょう。

看護知識や技術を勉強する

久しぶりに看護師として現場復帰するにあたって、以下の方法で看護知識や技術を学び直すことをおすすめします。

  • 参考書やインターネット
  • 病院や民間企業主催の講座、セミナー
  • ナースセンターの復職支援研修

手軽に勉強したい方は、参考書やWebサイト、アプリなどを活用すると良いでしょう。しっかりと学び直したい方は、看護師の復職に特化した講座やセミナーがおすすめです。

都道府県が厚生労働省から指定を受けて運営しているナースセンターでは、復職相談や研修・実習といったサービスを受けられます。

自身の生活スタイルに合った働き方を考える

ブランク明けに復職する際は、家族への協力を得たり、職場に理解してもらったりすることも必要ですが、まずは自分の生活に合った働き方を考えることが重要です。そのうえで看護師としてのキャリアプランを明確にすることで、希望にマッチした職場が探しやすくなるでしょう。

応募先の教育制度を確認する

ブランク期間に不安を感じる方は、応募する病院やクリニックの教育制度を事前に確認することをおすすめします。ブランク看護師には、過去の知識を思い出すことと、新しい知識を身に付けることが要求されます。

職場によって、教育・研修体制は異なるものです。入職後は一定間研修を受けられるところもあれば、仕事に慣れるまではマンツーマンで教えてもらえるところもあるでしょう。教育制度については、求人情報や応募先のWebサイトなどでチェックしてみてください。

また、求人内容に「ブランク歓迎」と記載のある職場だと、教育制度が整っている可能性も高いといえます。

面接ではブランク期間を前向きに伝える

面接では、看護職としてのブランクについて質問されることがあります。具体的には、看護師として離職していた理由や、復職する理由を問われやすいでしょう。離職期間に対してマイナスなイメージを与えないよう、ブランクを経て看護師として復帰したいという強い気持ちやきっかけとなった出来事、業務で貢献できることなどを伝えてください

ブランク期間に復職に向けて勉強をしていた方は、「復職に向けて学習していた」と述べると仕事への意欲がアピールできて効果的です。

看護師専門の転職エージェントを活用する

「ブランク期間が長いけど復職できる?」「今の生活に合った働き方が分からない」とお悩みの方は、看護職に特化した転職エージェントに相談することをおすすめします。ブランク明けの求人探しのポイントや、志望動機や自己PR作成のアドバイスももらえるので、効率良く復職準備を進められます

ブランクのある看護師におすすめの職場

ブランクのある看護師が働きやすいのは、「基本的に土日休み」「急変対応が少なめ」といった職場です。職場の選び方次第で、悩みが増してしまったり、早期退職してしまったりするリスクを回避しやすいでしょう。以下でおすすめの職場を紹介しているので、参考にしてください。

保育園

保育園は、病院やクリニックといった医療機関よりも看護業務の頻度が低いため、ブランクがある方もゆとりを持って働ける職場といえるでしょう。保育施設は行事がある場合を除き、基本的に土日休みとなる場合が多く、子育て中のブランク看護師も安心して勤務できます。

ただし、保育施設は基本的に看護師が1人体制の場合が多く、業務全般を1人で行う必要があることも。応募する際は求人情報で業務内容をチェックしましょう。

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診療所(クリニック・医院)

クリニック・医院は、規模の大きな病院に比べると専門性の高い治療や手術の機会が少なく、「最新の医療についていけるか不安」という方も働きやすい職場といえます。また、入院病棟のある病院と違い、夜勤がない職場も多いため、家庭との両立を目指す方にもおすすめです。

ただし、スタッフの数が少ない職場もあるため、イレギュラーな休みがとりにくかったり、業務量が多かったりすることも。事前に応募先の特徴や人員体制などをチェックしておきましょう。

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健康診断専門の機関・検診センター

健康診断を専門に行う機関や検診センターは、決められた業務を行うことが多く、ブランクがあることに悩みを抱える方にはぴったりの職場です。イレギュラーな仕事が少ないため、残業も少なめといえます。また、土日休みの職場が多いので、「家事や育児と両立したい」とお考えの方におすすめです。

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慢性期病棟

慢性期病棟は患者さまの急変が少なめで激務になりにくいので、ブランクのある看護師も徐々に勘を取り戻しながら働けるでしょう。急性期ほどの忙しさはなく、余裕を持って働きやすいので、ブランクが長く技術面や知識面に不安がある方にも向いているでしょう。

ただし、慢性期病棟は24時間体制なので、夜勤があることを理解しておく必要があります。

回復期病棟

回復期病棟も急性期と比較すると状態の安定している患者さまが多く、激務になりにくいため、ブランク看護師の復職の場としておすすめです。入退院のスケジュールが基本的に決められているため、何を予習・復習して業務に入れば良いかが分かりやすく、ブランクがある方も安心ですよ。

身体機能の促進や日常生活上の自立支援など、さまざまなケアが実践できるので、キャリアアップを目指す方にも適した職場といえます。

デイサービス

デイサービスにおける看護師の役割は、健康管理や傷の処置などがメインです。専門性の高い業務が少ないため、ブランクの長さに悩む方におすすめの職場。デイサービスは入所型施設に併設されているところや、店舗型として独立しているところなど数が多く、求人を探しやすいのもメリットといえるでしょう。

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透析室や透析クリニック

透析室や透析のクリニックは、日々の業務がある程度決まっているため、ブランクが長い方でもゆとりを持って働けるでしょう。透析は専門性の高い分野のため、看護師キャリアのプラスにもなるのがメリットです。

基本的に日勤のみの職場が多いものの、夜勤がある場合や土日も開院している場合もあるため、応募前には勤務形態を確認しておく必要があります。

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まとめ

ブランクのある看護師が復職する際は、事前に看護技術や知識を勉強したり、自身に合った職場や働き方を考えたりすることが重要です。復職先には「残業が少なめ」「夜勤がない」「教育体制が整っている」など、ブランクがあっても働きやすい職場がおすすめ。

自分に合った職場を探すためには、看護師専門の転職エージェントに相談すると良いでしょう。「看護のお仕事」では、ブランクOKの職場を紹介いたします。また、面接対策や履歴書の添削も実施。サービスはすべて無料ですので、安心してお気軽にご相談ください。

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