
「ブランクがある看護師はクリニックに転職できる?」と気になる方もいるのではないでしょうか。ブランクがある看護師もクリニックへの復職は可能ですが、即戦力を期待される傾向にあります。
この記事では、ブランクありの看護師がクリニックで復職を成功させるコツや、求人を探す際のポイントを解説。看護師さんに聞いたクリニックで働くメリットも紹介していますので、復職先を検討する際の参考にしてみてください。
ブランクのある看護師もクリニックへの復職が可能です。ただし、クリニックは少人数体制の職場が多く、即戦力を期待される傾向にあります。看護師として基本の業務を経験している人であれば、ブランク明けもクリニックで活躍していけるでしょう。クリニックの看護師として復職を考える際は、どのような業務を担当するのか、ブランク明けでも取り組めそうな環境なのかをしっかりと見極めることが重要です。
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ブランクのある看護師の中には前述の「即戦力を期待される」という文言を見て、不安に駆られた人もいるかもしれません。特にブランク期間が長期になると、さまざまな理由から復職に対して怖いと感じることもあるでしょう。以下にて代表的な2つの不安を紹介します。
1つ目は、医療の進化に伴う不安です。紙のカルテから電子カルテへと移行していたり、以前の処置方法や考え方が古くなっていたりする現状を目の当たりにし、当時とのギャップに困惑するのではないかと不安を抱く人が多い傾向にあります。なお、看護師としての感覚を取り戻すには、医療現場である程度の実務をこなす必要があるため、焦らずに必要な知識とスキルを身につけることが大切です。
2つ目は、育児に伴う不安です。復職したいという気持ちがあっても、育児中の場合、復職のタイミングとして適当か否か迷う人が多い傾向にあります。特に子どもが小さい場合は、その後の成長に悪影響が出るのではないかと心配になることも。育児と仕事の両立を実現するためには、託児所が完備されている職場を選ぶのも一つの手です。
ここでは、レバウェル看護公式 Instagramアカウントに寄せられた看護師の生の声を紹介します。ストーリーズにて「クリニックに転職した看護師さんに質問!転職してよかった~と思うのはどんな時?」とのアンケートを実施したところ、以下のような回答がありました。
前述のとおり、クリニックへの復職を検討している看護師の中には、ブランクを危惧し一歩を踏み出せない人もいることでしょう。しかし、アンケート結果にもあるとおりクリニックでの勤務はプライベートを重視したい看護師にとって、さまざまなメリットがあるといえます。上記の声を後押しに復職を前向きに捉え、不安要素を一つ一つ解消していきましょう。
ブランクのある看護師が転職活動を始める際は、まず不安軽減に向けた対策をしっかりと行うことが大切です。主な方法は「周囲のサポートを得ること」「看護知識を振り返る機会を増やすこと」の2点が挙げられます。以下にて詳しく説明しますので、計画を立てる際の参考にしてみてください。
入院機能の有無にもよりますが、クリニックで働く看護師は基本的に日勤のみが多く、規則正しい生活が送れる傾向にあります。特に家庭と両立したい看護師にとっては、時間にゆとりをもって働けることに魅力を感じる人もいるでしょう。とはいえ、クリニックは少人数体制のため担当業務も多く、不慣れな毎日に疲労が溜まることも。復職を検討している人は、事前に育児や家事の分担について、家族と話し合っておくと良いでしょう。
クリニックでの看護師業務を気がかりに思っている人は、さまざまな制度を活用し、業界に対する認識を事前にアップデートしておくことが大切です。公的機関や民間企業のセミナーを受講すれば、復職前に基礎的な知識や手順を確認できます。入念な準備を行うことで、自信をもって転職活動に臨むことができるでしょう。
独学や通信制講座の受講により、最新の医療に関する情報を収集したり、看護知識の振り返りを行ったりするのも一つの手です。関連書籍はもとより、日本看護協会が実施しているインターネットの配信研修を活用するのも良いでしょう。ブランク期間を不利だと思わず、前向きな姿勢で復職準備に取り掛かることによって、採用担当者が働く熱意を汲み取ってくれる場合もあります。
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クリニックで働く看護師の基本的な仕事内容は、以下のとおりです。
小規模体制のクリニックの場合、上記に加えて患者さんの受付や電話対応といった事務的な業務も担う可能性があります。覚えることが多く、仕事に慣れるまでは大変だと感じるかもしれませんが、無理なく働ける環境で感覚を取り戻し、より良いケアとキャリアを積み重ねていきましょう。
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クリニックには入院施設の有無のほか、診療科の区分によってもさまざまな違いがあるため、勤務条件を比較しながら、自分に適した職場を選ぶことが大切です。なお、複数の科があるクリニックは対応する業務が多く、ブランク明けでは負担が大きい場合も。看護現場独特の慌ただしさを少しでも避けたい人は、基本的な担当内容が決まっている単科のクリニックを選ぶと良いでしょう。単科のクリニックは、専門性を上げたい人にもおすすめです。
ブランクのある看護師がクリニックに復職する際は、自分に向いている環境を選ぶことが重要です。ここでは、クリニックの求人を探す際のポイントをまとめました。
ブランク明けで仕事探しをするときは、「ブランクOK」や「ブランク歓迎」の記載がある看護師求人を調べてみましょう。このような記載がある求人は、高度なスキルが求められない傾向にあるため、ブランクのある看護師の復職先に向いています。なお、ブランクに関する記載がなくとも、応募可能な場合もあるため、一度問い合わせてみるとよいでしょう。
復職に関して不安に思うことがあれば、事前に理解を得ておくことも大切です。前職の退職理由や現在の状況を説明し、事情を理解してもらうことで、希望とする働き方を実現しやすくなるといえます。また、家庭との両立を希望している看護師の場合は、ママナースが多い職場を選ぶことで、家庭の事情も考慮してもらいやすいでしょう。
「ブランク明けで看護師として働きたいけど、いきなりフルタイムから復帰するのは難しい」との悩みを抱えている人は、時短勤務やパート勤務を視野に入れるのがおすすめです。労働時間に併せて体力的な負担も軽減することができます。また、正職員登用制度のある職場であれば、将来的に正職員としての採用を目指せるという選択肢も。面接にて登用実績を確認し、入職後のステップアップについて検討してみるのも良いでしょう。
先輩職員によるフォロー体制や復帰者向けの研修体制が充実している職場も、ブランク明けの看護師におすすめです。手順に不安なところがあっても質問や確認がしやすいため、焦らずに業務に携われるといえます。職員間のサポートがしっかりしている環境であれば、長期的な活躍も視野に入れやすいでしょう。
家庭と両立したい看護師の場合は福利厚生を重視するのも一つの手です。クリニックの中には、託児所を完備している職場もあるため、特に育児と両立したい看護師には、魅力的に映るでしょう。状況に応じてすぐに向かえるため、安心して子育てができるといえます。
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看護師はブランクがあっても復帰できる?復職支援やおすすめの転職先を紹介
復帰の準備を進めるうちに、「クリニックは自分に合わないかもしれない」と感じた人もいるでしょう。その場合は、ほかの医療機関を検討するのもよいといえます。以下にて、転職先の候補を紹介しますので、医療行為に携わる割合や患者さんの特徴、実現可能な働き方などを踏まえながら、どのような環境が自分に適しているかを検討してみてください。
健診センターは主に健康診断を行っている医療機関で、基本的に日勤のみとなります。また、検診センターは病気の発見や早期治療を目的とした医療機関で、どちらも夜勤はありません。残業も多くはないため、ルーティンワークかつ、精神的負担が少ない職場を希望している人にはおすすめといえます。
介護施設は医療行為を求められる機会が少ないため、ブランクのある看護師が働きやすい職場といえます。また、残業も比較的少なく、夜勤がない場合も多いことから、ワーク・ライフ・バランスを重視したい人にもおすすめです。なお、介護施設によっては、看護師が1人という場合があるため、気になる求人を見つけた際は人員配置も確認しておくと安心です。
病棟に復職したい看護師には、慢性期病棟がおすすめです。患者さんとじっくり関われるほか、急性期病棟と比べて病状が安定している傾向にあるため、落ち着いた環境の中で感覚を取り戻すことが可能です。徐々に業務へ慣れていきたい人に向いている職場といえます。
保育園も基本的に日勤のみでカレンダーどおりに休むことができるため、規則正しい生活を送りたい人におすすめの職場です。また、医療行為を行う機会も少なく、健康管理が主な業務となるため、看護業務にあまりこだわりがない人には向いているでしょう。子どもが好きだったり、子育ての経験を活かしたかったりする人はやりがいを感じられるといえます。
ここでは、ブランクありの看護師がクリニックに復職する際によくある質問を紹介します。
看護師の復職にブランクの年数制限はありません。ただし、ブランクの期間が長ければ長いほど、復職準備を念入りに行う必要があるといえます。また、ブランクの年数に応じて、職場探しのポイントも異なるため、自身に適した環境を選ぶことが大切です。詳しくは「看護師のブランクは何年までOK?復職の準備やおすすめの転職先を紹介」をご覧ください。
看護師の復職におけるブランク期間の年数には決まりがないため、20年以上のブランクがあっても熱意があれば復職は可能といえます。「50代で看護師のブランクが20年ある人における仕事探しのポイントとは?」では、ブランクの長い看護師が押さえておきたい仕事探しのコツを紹介していますので、参考にしてみてください。
ブランクのある看護師を歓迎している職場であれば、高度なスキルが求められない傾向にあるため、温かい雰囲気の中で働けるといえます。また、フォロー体制や研修制度が充実している職場も、質問や確認がしやすい環境にあるためおすすめです。
復職後の採血はブランクがある看護師が不安に思う要素の一つです。各都道府県のナースセンターや看護協会では無料で採血研修を受けられるため、実際に行動することで、採血への苦手意識が払拭されるかもしれません。なお、研修場所は全国に用意されています。
これまでに看護師としての基本業務を経験している方であれば、ブランクがあってもクリニックへの復職が可能です。復職に向けて看護知識を振り返り、入念な準備を進めておけば、現場で活躍しながら感覚を取り戻せるでしょう。復職後は、スキル面で不安な点も見えてくるかもしれませんが、サポート制度が充実している職場なら、安心して業務に携われるといえます。
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