
乳児院で働く看護師さんのなかには、仕事の大変さから「辞めたい」と考えている方もいるのではないでしょうか。乳児院看護師を辞めたいという気持ちがあっても、すぐ行動に移すのではなく、転職すべき状況なのかを十分に考えてみることをおすすめします。本記事では、乳児院看護師の実態や辞めたいと思ったときの対処法について解説。転職を決断した場合の経験を活かせる転職先も紹介しますので、ぜひご覧ください!
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【体験談】看護師を辞めたい理由とは?辞めるべきかの判断基準と対処法
乳児院看護師が仕事を辞めたいと思う理由には、「24時間体制で身体が辛い」「子どもの養育に携わる責任が重い」「看護業務の機会が少ない」などが挙げられます。この項では、乳児院看護師を「辞めたい」と思うのはどのようなときか解説しますので、自身の気持ちと向き合う際の参考にしてみてください。
乳児院は、家庭での養育が困難な乳幼児が暮らす施設です。施設職員は、24時間体制で子どもたちを見守ります。乳児院看護師も、夜勤はもちろん、土日祝日に関係なく勤務するのが基本です。シフト制の不規則な勤務体制になりやすいことから、肉体的な疲労や大変さを感じて「辞めたい」と思う看護師も少なくありません。
乳児院で預かっている乳幼児の多くは、家族の疾病や精神疾患、経済的な事情など、複雑な家庭環境が背景にあります。そのため、乳幼児の成長に寄り添うだけでなく、心のケアに対しても責任を持って慎重に行わなくてはなりません。
乳児院看護師は、乳幼児の健康管理や医療的処置、衛生管理だけでなく、保護者との面会を行うこともあります。デリケートな内容に対するサポートや子育て観の違いにストレスを感じ、精神的な負担になってしまう場合もあるようです。
乳児院看護師の仕事は、乳幼児の看護というよりは健康管理や衛生管理がメインです。必要に応じて医療的処置を行うこともありますが、乳幼児の養育・保育という側面が大きいため、一般的な看護業務とはギャップを感じることもあるでしょう。一般病棟や外来のように看護業務全般に関わる機会は少なく、「赤ちゃんや子どものお世話が好き」という場合でも、看護師としてのやりがいは得にくいと悩む方もいるようです。
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この項では、乳児院の特徴やそこで働く看護師の役割について解説します。乳児院看護師を辞めたいと思っている方も、仕事の実態や役割の捉え直しをしたうえで、今後について検討してみてください。
こども家庭庁の「社会的養護の施設等について」によると、乳児院は、保護者の養育を受けられない乳幼児を対象に、健康に生活・成長できるよう支援する入所施設です。乳幼児の基本的な養育機能だけでなく、被虐待児・病児・障がい児に対応できる専門性も備えています。
乳児院の利用パターンは大きく分けて、「児童相談所が対応できない乳幼児の一時保護を含めた短期利用」と「養育や保護者支援、親子関係再構築支援を含めた長期利用」の2種類です。このほか、地域の子育て支援として、育児相談やショートステイなども行います。
こども家庭庁の「社会的養育の推進に向けて(p.5)」によると、乳児院は全国で147カ所設置され、定員約3,700人のうち、利用者は約2,300人です。職員総数は5,500人ほどとなっています。(2024年3月末時点)
一見すると、利用者に対する職員数が多いように感じるかもしれませんが、看護師以外にも医師・保育士・社会福祉士・精神保健福祉士・栄養士など、さまざまな職種が働いているのが特徴です。乳児院で働く看護師の数はそれほど多くないといえます。
乳児院看護師の役割は、預かっている乳幼児の看護・養育といった側面と、保護者の子育てサポートの側面があります。具体的には下記のような業務を行い、乳幼児の心身の成長を見守ったり、保護者に対する子育て支援を行ったりするのが仕事です。
乳児院で暮らす乳幼児は、家庭環境などの事情から保護者である親と離れて生活することになります。乳幼児が心身の両面から健やかに暮らせるよう、養育環境を安全に整えることも乳児院看護師の大切な役割です。
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乳児院看護師の仕事を辞めたいと感じたときは、感情に任せて行動するのではなく、一度冷静に自身の頭の中を整理するのがおすすめです。ここでは、乳児院で働くのを辞めたいと思ったときに考えるべきポイントを2つご紹介します。
赤ちゃんや子どもの成長に関われる乳児院看護師の仕事は、一定の大変さはあるかもしれませんがやりがいも多いはずです。乳児院看護師を辞めたいと思っても、仕事自体にやりがいを感じている場合は続ける選択肢も考えてみましょう。とはいえ、乳児院で預かっている乳幼児やその保護者との関わりは、楽しいことばかりではありません。ストレスや辛さが自分の許容値を超えるようなら、一度距離を置いてみるのも方法の一つです。
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乳児院看護師を辞めてやりたいことが決まっているのなら、退職に向けて進みましょう。看護師が活躍できる現場は、乳児院だけではありません。興味のある領域があるなら、挑戦してみることをおすすめします。
反対に、やりたいことが決まっていない場合は、もう少し様子をみるのも手です。何をしたいか分らからない状態で退職すると、「やっぱり辞めなければよかった」と、後悔するリスクがあります。
今後のキャリアプランに悩みや迷いがある看護師さんは、転職エージェントに相談してみましょう。プロのキャリアアドバイザーが、今後のキャリアプランに対するヒントをアドバイスしてくれるので、これからの方向性が見えてくるかもしれません。
看護師専門の転職エージェント「レバウェル看護」なら、転職活動全般のサポートをうけられます。乳児院看護師を続けるべきか、転職すべきか迷ったときは、登録してみるのもおすすめです。
最後に、乳児院看護師を辞めたあとにおすすめの転職先を5つご紹介します。「乳児院の経験を活かして働きたい」「転職の選択肢を見てからこれからの方向性を考えたい」という看護師さんは、ぜひ参考にしてください。
乳児院看護師のように乳幼児の保育に関わる職場で働きたい場合は、病院内の保育施設という選択肢もあります。病院内の保育施設は、医師や看護師などの医療従事者の子どもを預かり、保育する場所です。夜勤の医療従事者もいるため、24時間運営になっている傾向にあります。
看護師の配置は義務ではないものの、子どもの急な発熱や怪我などに対応するため看護師を募集する施設もあるようです。一般的な保育施設と同様、乳幼児の保育のほか、健康管理や衛生管理といった看護業務を任せられます。
各都道府県の児童相談所が管轄する児童養護施設で働く道もあります。乳児院と同じように、さまざまな事情を抱えた家庭環境の児童を保護し、心身の健康を保ちながら成長をサポートする施設です。看護師の配置義務はありませんが、健康管理や衛生管理といった側面から看護師を募集する施設もあります。
病児保育は、急な体調不良や感染症で、普段通っている保育施設を休む必要があるものの、保護者が仕事を休めず家庭で療養できない病児・病後児を預かるサービスです。預かるのは体調のチェックや管理が必要な状態の乳幼児のため、看護師の知識が求められる場面もあります。職員は保育士か看護師(准看護師)の有資格者で、体調不良型病児保育の場合は常時の看護師配置が必要です。
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保育園は、乳児から未就学児までを対象とした預かり保育を行う施設です。保育園で働く看護師の役割は、乳幼児の保育をはじめ、看護師として健康管理や衛生管理、急な怪我や発熱などに対する処置になります。保育園で働く看護師については、「保育園看護師の仕事内容を解説!必要なスキルや働くメリット、給料事情も」の記事もご参照ください。
乳児院を辞めたいと思う理由が、「看護師の手業を磨いていきたい」「看護業務全般のスキルを伸ばしていきたい」といった内容なら、病院やクリニックなどの医療機関への転職を視野にいれてみてください。
病院やクリニックには、幅広い領域があるため、自分の興味に合わせて転職先を見つけましょう。スキルや経験に不安がある場合は、「ブランク可」や「研修充実」といった条件が揃っている職場を選ぶのがおすすめです。スキルアップできる環境があれば、安心して仕事に取り組めます。
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ここでは、乳児院看護師に関するよくある質問について、Q&A形式でご紹介します。「乳幼児に関わる看護がしたい」という看護師さんはぜひチェックしてみてください。
乳児院看護師として働くには、正看護師の資格が求められます。看護学校卒業見込みの場合は、補助者として勤務できるようです。なお、乳児院を設置する自治体によって募集内容は異なります。乳児院に興味のある方は、まず地域の乳児院を確認して、募集内容を正確に把握するようにしましょう。
乳児院看護師は特殊な分野といえるので、新卒から挑戦するのは一定の大変さがあるものの、不可能ではありません。ただし、乳児院自体の設置数が少なく、看護師を募集する求人も少なめなので、臨床経験が豊富な看護師に比べて転職の難易度は高めです。「乳児院でなければダメ」という強い気持ちがない限りは、別の領域で看護師としての業務経験を積んでから挑戦することをおすすめします。
乳児院看護師になるための志望動機には、「なぜ乳児院でなければならないのか」という理由を盛り込みましょう。「赤ちゃんや子どもが好き」といった単純な理由では、採用担当者には響きません。過去の経験から、乳児院の看護師を希望するに至った具体的なエピソードがあれば盛り込み、説得力のある内容にするのが選考を突破するカギになるはずです。志望動機を考える際は、「看護師の志望動機の書き方と応募先別の例文!面接で回答する際の注意点も」を参考にしてみてください。
「乳児院看護師を辞めたい」と思うのは、24時間体制の勤務に大変さを感じたり、乳幼児の成長や心のケアに対する責任が負担になったりするなど、人によってさまざまな理由があります。病院やクリニック勤務と違い保育の側面が大きいため、「看護師としての一般的な臨床経験を積みにくい」というのも転職を検討する一つの理由になっているようです。
乳児院看護師は全国に数少ない施設において、家庭環境などに不安を抱えた乳幼児やその保護者をサポートするやりがいのある仕事といえます。それでも、「自身のキャリアプランに合わない」「負担が大きく心身のつらさを感じる」といった状況の場合は、転職を視野に入れてみるのも方法の1つです。
「転職活動の方法が分からない」「乳児院看護師を辞める際の注意点が知りたい」という方は、看護師の転職に特化した転職エージェントの「レバウェル看護」に相談してみませんか?
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