13年目現役ナースが贈る!【新米】・【ブランク】・【勉強法がわからない人】も身につく勉強法

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★はじめに
ナース歴13年目のナースです。後輩指導の中で「勉強の仕方がわからない」という悩みをよく聞くので、今回は、いろんなシーンに応じたオススメの勉強の仕方をご紹介します。


【新米ナース】にオススメの勉強の仕方


自分ノート作り


自分専用のノートを2タイプ作る。
■持ち歩けるメモタイプノート
業務中に必要な内容を簡潔に書き留め、見たいときに見ることができるノート。
■勉強用タイプノート
記録物の書き方などの分量が多くなるものを書き込んでおく。じっくり後から見る用のノート。

「自分のわかりやすさ」を優先して、自分だけのノートを作る過程そのものが勉強になりますよ。


プリセプターや先輩ナースから吸収する


■自分が質問できる人を明確に確認する(その人が不在の場合は誰かも)。
■臆することなく積極的に質問や疑問点を聞く心構えを持つ。
■聞く前に、自分でも一度、よく考えてみる。
■先輩方の行動を見て、学ぶ。(目で技を盗む)。

始めはわからなくて当たり前。指導者や周囲の先輩からどんどん学んでくださいね。


「習うより慣れろ」メンタル強化


■「慣れない場で緊張と不安は当たり前。慣れてしまえば大丈夫」と心得ておく。
■配属先の病棟(病院)に慣れるのが大事。「慣れる」ことは、「習う」こととは別と心得る。
■その部署ごとに雰囲気は違うものと認識し、自分の配属先を知り、慣れる意識を持つ。

慣れるまでは、「メンタル面の強化の課題をこなしている最中だ」と思い、その場のルールを把握し、学び、慣れていくことに意識を持ってくださいね。


もう一度教科書を見返す


いざ現場に出ると、自分の知識の浅さに落ち込んでしまう新米ナースは多いもの。
そんな時は、看護学生時代の教科書を見返す。
特に「解剖学」「生理学」などの基礎分野は、確認の意味を込めて見返すのがおすすめ。

新米ナースにとって、「学生時代の自分が努力してきたこと」を見直すことは、復習でもあり、自信にも繋がりますよ。


【ブランク有りのナース】にオススメの勉強の仕方


自分の不安要素から探る


■採血や注射などの実技、記録の仕方や申し送り業務など、自分の不安点を明確にする。
■不安をそのままにせず、指導ナースなどに「自信がない」と正直に言える勇気も必要。

ブランクがあるのですから不安があって当たり前。
漠然とした不安をそのままにはしないことが大切ですよ。


勉強会、研修会へ参加する


■復職支援に特化した院内研修会や勉強会に参加する。
■院内にない場合は、ネットなどで調べ、復職ナースのための勉強会や研修会に参加してみる。

復職の際は何かと忙しいと思いますが、研修会や勉強会は、一度は参加された方が、その後の仕事が落ち着いてできると思います。


経験科目で勝負する


■復職では、経験したことのある診療科目を選ぶと、ベースがあるので思い出しが早い。
■復職の前に、必ず事前勉強をし、知識を更に高めておく。
 (ブランクからの復職後では体力面でも疲労しやすいので、できれば事前にしておく)

再就職は、経験科目の方が馴染みがあり、不安の軽減にも繋がり、オススメです。


転職先を絞って勉強する


■再就職を考えたら、まず診療科をある程度絞る。
幅広く浅く勉強するより、ある程度、科目を絞った方が効率が良いです。

単純なことですが、焦ると見えなくなるので、書いておきます。


【勉強の仕方がわからない】・【わからないことがわからない】人へ


まずは、「何がしたいのか?」を明確に


■まず具体的に「何がしたいのか?」を考え、いくつでも書き出す。
■書き出したものに優先順位をつける。
■自分に今、一番必要なものから勉強する(優先順位の上位から)

勉強するためには、まず「自分に何が足りていないのか」を知ることです。
上記の方法で、自分のための勉強が見えてきますよ。


苦手から逃げない


■苦手意識が抜けない看護手技は、多くの看護師にあるものです。自分だけじゃないんですよ。
■敬遠するとますます苦手になりますが、積極的に勉強した分だけ自分にできます。

「苦手」は、勉強で「得意」に変わることを知っておいてくださいね。


機械の取り扱い説明書を読む


■心電図モニターや人工呼吸器の取り扱い説明書を熟読する。教科書より固くなく、親切です。
■機械に強くなることで「自信」がつくと、他の勉強へのモチベーションになります。

勉強に苦手意識のある方には、具体的に装置があって、使い方が定まっている説明書がオススメ。ひとつでも「得意」があることで、基礎勉強にも取り組めるようになり、次第に臨機応変に対応できるステップアップのきっかけになります。


憧れのナースを見つける


■“あんなナースになりたい”と思える憧れのナースを見つける。
■憧れのナースに近づけるように、日々の行動(業務)を行なうだけで勉強効果があります。

良いお手本を見て、マネから理想に近づくのは効果的です。


【積みたいキャリアや未来のビジョンがある人】へ


「なりたい自分になる!」


■頭の中で理想の自分をより具体的に思い描く。
■未来年表を作り、自分の道のりを書いてみる。

専門看護師・認定看護師や助産師などの資格習得やキャリアアップの勉強は、モチベーションが重要です。『未来の理想の自分』を客観的に見える形にすることがおすすめです。


基本から見直してみる


■基礎看護学や基礎の解剖学・生理学など、わかりきっていること程しっかり見直す。

「前向き」、「向上心」は良いことですが、原点に返り、「基礎」を見直すことで、安定して先へ進めますよ。


キャリアアップやスキルアップに対応している病院へ


■勉強に適した環境を確保する。
⇒勉強時間を取れる勤務環境(残業や研修が出勤扱いなど)。
⇒研修制度や勉強会が充実している病院。支援制度などがある病院で働く。

キャリア・スキルアップを本気で考えるなら、思い切って転職する選択もありだと思います。


アンテナを高く持つ・情報収集


■日々進化する医療業界。常に更新情報をチェックすることが大切です。
⇒【ネット】最新情報がわかる医療関連サイトや看護協会のお知らせなどをブックマークする。
⇒【ネット】ナースの掲示板などもこまめにチェックする。
⇒【書籍】書店を通るときは、最新刊の見出しをチェックする。気になったら、中を読む。
⇒【新聞】忙しくても新聞を斜め読みをして、医療系情報をチェック。
⇒【TV・ラジオ】疲れたときは、「ながら」ニュースチェックでもOK。

アンテナ意識を持っていると、自然と情報は入ってくるものですよね。


★おわりに
偉そうに書いてしまいましたが、10年以上ナースをやってこれたのも勉強の仕方がわかっていたからこそだと実感しています。ナースは、生涯勉強。効率良く勉強できるための参考にしてくださると嬉しいです。

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