
育児と仕事との両立のため、夜勤専従で働きたいと考えている看護師もいるかもしれません。少ない出勤日数で高給与が期待できる夜勤専従は、魅力的な働き方だと思う人も多いようです。この記事では、子育て中の看護師が夜勤専従で働くメリットやデメリットを解説します。夜勤を避けて働きたい人は、夜勤専従以外におすすめの職場を紹介していますので、職場選びの参考にしてみてください。
夜勤専従看護師とは、夜勤のみで働く看護師のことをいいます。夜勤専従は、勤務日数や給与などの面から考えて、時間の使い方を工夫すれば子育てとの両立がしやすい働き方だといえるでしょう。ここでは、夜勤専従の働き方が子育てしやすい理由について解説します。
夜勤専従看護師は、一般的に2交替か3交替のどちらかで勤務します。勤務時間は、以下のように決められていることが多いようです。
上記は一例で、病院によって勤務時間や夜勤回数はそれぞれです。夜勤専従も正社員やアルバイトなど働き方が選べ、夜勤回数を減らしてもらうなどの交渉が可能な場合もあります。
ここでは、夜勤専従看護師の1ヶ月のスケジュールを紹介します。2交替制(16:30〜9:30)で、月9回夜勤をした場合のスケジュール例は以下のとおりです。
【1ヶ月のスケジュール例】
| 月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | 土曜日 | 日曜日 |
| 1日:休み | 2日:夜勤 | 3日:明け | 4日:休み | 5日:夜勤 | 6日:明け | 7日:休み |
| 8日:夜勤 | 9日:明け | 10日:休み | 11日:休み | 12日:夜勤 | 13日:明け | 14日:休み |
| 15日:休み | 16日:夜勤 | 17日:明け | 18日:休み | 19日:休み | 20日:夜勤 | 21日:明け |
| 22日:休み | 23日:夜勤 | 24日:明け | 25日:休み | 26日:休み | 27日:夜勤 | 28日:明け |
| 29日:休み | 30日:夜勤 | 31日:明け |
上記のスケジュールで考えると、月に13日間は休みです。明けの日に休息してから活動する時間も含めると、月の半分近くの時間が自由に使える時間となります。シフトの組み方によっては、2連休や3連休も比較的取りやすいといえるでしょう。
2交替であれば、長時間勤務にはなりますが、勤務日数も少なく子育てとの両立もしやすいかもしれません。
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夜勤専従は、効率良く稼げたり、1人の時間が持てたりなど、メリットも多いようです。ここでは、子育て中の看護師が、夜勤専従で働くメリットを解説します。
夜勤専従は、効率良く収入を得られるメリットがあります。夜勤専従で月9回出勤した分を日勤常勤の時間で換算すると、月16回程度の出勤が必要です。給与に関しては、夜勤手当や割増賃金が適用されるため、日勤よりも時給は高くなります。少ない日数で高給与が望める夜勤専従は、効率の良い働き方だといえるでしょう。
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人間関係のストレスが少ないのも、夜勤専従看護師のメリットだといえるでしょう。夜間は看護師が少なく、介護施設や療養病棟などは1人夜勤となる場合があるようです。人間関係に気を遣うことなく自分のペースで働けるため、精神的に楽だと感じる看護師もいるかもしれません。
夜間は治療や処置といったイベントが少ないため、落ち着いて働きやすい職場もあるでしょう。容体の安定している患者さんが多い病院は、それほど忙しくない場合も。介護度が高かったり、認知症の方や病状が不安定な患者さんが多かったりすると、日勤と忙しさが変わらない可能性もあるかもしれません。事前に病院の特徴や看護体制などの確認をしておくと良いでしょう。
1人の時間が確保できるのは、子育て中の看護師にとって大きなメリットではないでしょうか。日中に休みが取れるため、お子さんを保育園に預けている間は自由な時間が持てます。お子さんを気にせず家事を進められたり、ゆっくり買い物ができたりなど、リフレッシュすることで、気持ちに余裕が持てるようになるかもしれません。
夜勤専従看護師のメリットには、プライベートが充実できることも挙げられます。休みが多いため、日中もお子さんと過ごす時間を確保できたり、学校行事の日程調整もしやすかったりするでしょう。平日に人ごみを避けて外出できるのも魅力的です。
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前項とは反対に、夜勤専従はお子さんと過ごす時間が減ったり、体力的な負担を感じたりなどのデメリットも伴います。ここでは、子育て中の看護師が夜勤専従で働くデメリットを解説します。
子育て中の看護師が夜勤専従で働くデメリットの一つは、お子さんと過ごす時間が減ることです。お子さんと夜一緒に過ごせない日が3日〜4日に1回はあるため、「寂しい思いをさせてしまうのでは…」と感じる方もいるでしょう。保育園や学校から帰ってくる時間にはすでに出勤しており、翌日に仕事を終える時間には登園しているため、出退勤日は生活がすれ違う場合があります。
子育て中の看護師にとって、急な休みに対応してもらえないデメリットは大きいでしょう。夜勤は看護師の配置が少なく、日勤ほどカバーできる人数が揃っていない場合があります。お子さんの急な体調不良の場合、職場に迷惑をかけたくないと思う人も多いはず。応募の際に、急な休みや早退などに対応してもらえるかどうかの確認が大切です。
夜勤専従の働き方は、体力的な負担を感じることもデメリットの1つです。2交替制であれば2〜3時間、3交替制であれば1時間ほど仮眠や休憩時間が設けられています。しかし、夜間はホルモンバランスや自律神経などの影響で、日勤よりも身体への負担がかかりやすくなっているといえるでしょう。体力に自信がない看護師は、夜勤明けの日に休息時間を設けたり、あまり忙しくない職場を選んだりといった対策が必要かもしれません。
お子さんがいる看護師が夜勤専従の働き方を考える場合、家族への理解や子どもへの影響を考えることが大切です。ここでは、子育て中の看護師が夜勤専従へ転職するポイントを解説します。
夜勤専従看護師として働く場合、夜勤中にお子さんを預かってくれる人の理解を得ることが重要です。夜勤の日にママがいないことをお子さん自身が理解できる場合は、しっかり説明をしておきましょう。
今まで子どもと一緒にいる時間が長かった場合は、急にママがいなくなり泣き止まなくなる場合も考えられます。働き始める日までに、自分以外の人に慣れる期間を設けておけば、お子さんを心配せず業務に集中できるかもしれません。
夜間、お子さんと長時間離れることで心配な点を挙げてみましょう。母乳育児の場合は、哺乳瓶やミルクなどに慣れてもらう期間が必要な場合もあります。また、子どもと過ごす時間が減ることによる愛情不足を懸念する人もいるかもしれません。子どもへの影響も考え、夜勤専従の働き方をするかどうかの判断が必要です。
夜勤専従看護師の転職のポイントは、業務内容と自分のスキルを考慮して職場を選ぶことです。夜間、医師が不在になることが多い介護施設は、緊急時に1人で対応できるスキルや判断力が求められます。スキルに自信がない看護師は、複数の看護師で夜勤をする病院や24時間医師が常駐する職場など、自分の経験に合った職場を選びましょう。
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育児と両立しやすい職場は、夜勤専従以外にもあります。子育て中の看護師におすすめの職場を解説しますので、自分に合った働き方を見つけるための参考にしてください。
病院で働きたい場合は、病院外来がおすすめです。子育てしながら夜勤ありの変則的なシフトで働くのは、現実的に難しい場合もあるでしょう。日勤のみで働く病院外来は、子どもと同じ生活リズムで働けます。病院であれば複数の医師や看護師が常駐しているため、経験に自信がない看護師も働きやすいかもしれません。病院外来で働くには、現在の職場から外来に異動させてもらう方法や転職する方法があります。
訪問看護ステーションは、日勤のみで高給与に期待できる職場です。事業所によっては、訪問者宅に直行直帰できる場合も。基本的に1人で訪問するため、自分のペースで仕事ができるでしょう。
オンコール体制を取っている事業所が多いため、急な訪問対応が必要になった場合にお子さんを預かってくれる人が必要となります。子育てとの両立を考えるならば、オンコール回数の少ない訪問看護ステーションを選ぶのがおすすめです。
クリニックも、日勤のみで働ける職場の一つです。自分の得意な診療科や分野を選べるため、入職後のモチベーションも維持しやすいでしょう。患者さんの受診を予約制にしているクリニックであれば、残業も少なめです。
また、お昼に中抜け時間があるクリニックは、診療の終了時間が遅くなる場合があります。家庭に影響がないよう、応募の前に診療時間を確認しておくのがおすすめです。
看護師が多い一般の病院は、急な休みにも対応してもらいやすいでしょう。お子さんが小さい場合、夜勤を免除してもらったり、回数を減らしてもらったりなど交渉ができる場合も。夜勤は可能だけど子どもを見てくれる人がいない看護師は、託児所が併設されている病院を選ぶ選択肢もあります。
病気の早期発見を目的とした検診センターは、急変やイレギュラーな対応が少なく残業も発生しにくいでしょう。基本的に完全予約制で1日の検査人数も限られているため、落ち着いて働ける環境だといえます。施設の閉所時間が15時30分と早い職場もあるようです。育児と両立しやすい環境が整っている分人気のため、求人はこまめにチェックしておくと良いでしょう。
介護施設は、サービス形態によりさまざまな働き方が選べます。通所型のデイサービスやデイケアは、日勤のみで残業も少なめだといえるでしょう。入所型の老人保健施設や特別養護老人ホームなども、夜勤なしやオンコール対応のみの施設もあります。自分の希望条件や働き方に合わせて、通所型か入所型かを選ぶと良いかもしれません。
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ママナースの働き方とは?復職のポイントや子育てがしやすい職場を紹介
ここでは、レバウェル看護で転職をした子育て中の看護師の例を2つご紹介します。
家庭優先のため、日勤常勤で15年以上働いてきたYさん。職場の方針が変わり、夜勤を求められるようになったことがきっかけで転職を考え、レバウェル看護へ相談がありました。これまでどおり、日勤常勤の働き方を希望されますが、近くに条件に合う職場がなかなか見つかりません。解決策を一緒に探していくうちに、週末のみ夜勤をする働き方ができる病院がありました。Yさんも融通が利く週末なら夜勤も可能とのことで、ご家族の同意も得られ、無事転職が決まったYさんでした。
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家族優先で働きたい…転職先に相談することで叶った家庭と両立できるシフト
2歳と3歳の2人のお子さんがいながらクリニックで勤務していたTさん。パートナーは海外出張が多く、ご両親も仕事をされていたため、Tさんが1人で家事と育児をこなしている状況でした。子どもの体調不良で早退や欠勤が続き、同僚の冷たい対応や非難の声に辛くなり転職を決意。仕事と育児を両立するためには、子育てに理解がある職場が良いという希望でした。キャリアアドバイザーは、「キャリアを活かせて、少し大きくなったお子さんを持つママさんナースが複数人活躍している環境」が整っている職場を提案し、無事入職。入職から数ヶ月後に状況を伺うと、ママさんナースの先輩からサポートを受けながら元気に働いていると連絡がありました。
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子育てと仕事を両立したいママさんナースが安心して働ける環境を探すには?
ここでは、夜勤専従で働くか迷っている子育て中の看護師によくある質問をQ&A形式で回答していきます。
24時間対応可能な託児所がある場合は、お子さんを連れて夜勤ができます。託児所の一般的な利用年齢は、1歳〜就学時までが多いようですが、夜間帯のみ小学生の預かりを行っている病院もあるようです。単発で利用する場合の金額は、100〜200円/時、700〜1500円/日など、時間や日ごとで設定されています。託児所は保育士が常駐しているため、安心してお子さんを預けて仕事ができる環境が整っているでしょう。
育児・介護休業法第19条では、未就学の子どもがいる場合、雇用期間が1年未満や保育できる家族が同居している場合などを除き、午後10時から午前5時までの深夜労働の免除が定められています。未就学児がいても希望する場合は、夜勤が可能です。夜勤をしたい場合は、託児所を上手く活用すると良いでしょう。
夜勤専従は、効率良く稼げたり、プライベートな時間を確保できたりしやすいメリットがあります。その一方で、急な休みが取りにくく、体力的な負担があるなどのデメリットも伴うため、ご家族やお子さんへの影響も加味して決めることが大切です。
夜勤専従看護師の転職をする際には、デメリットとメリットを検討し、家族への理解をしっかり得ておくことが必要だといえるでしょう。
レバウェル看護は、子育てと両立を叶えたい看護師の転職をサポートいたします。育児への理解がある職場や日勤常勤で高収入な職場など、夜勤専従以外の求人紹介も可能です。応募手続きから選考対策、日程調整まで幅広くサポートいたしますので、育児と仕事で多忙な子育てナースも効率良く転職活動が進められます。
サービスの利用はすべて無料です。「働き方に悩んでいるけど転職するかどうかははっきり決まっていない…」という方もお気軽にお問い合わせください。アドバイザーと相談しながら、子育てと仕事を無理なく両立できる職場を一緒に探しましょう。
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