
「内視鏡看護師は未経験でもなれる?」と気になっている方もいるでしょう。内視鏡看護師の採用条件には、一定の臨床経験が求められる傾向にあります。
この記事では、内視鏡看護師になるために必要な経験・スキルや向いている人の特徴を解説。未経験で内視鏡看護師になりたい人が、求人選びでチェックすべきポイントやキャリアパスにも触れていますので、転職を検討する際の参考にしてみてください。
内視鏡検査とは、先端に小型カメラやレンズが付いた管を挿入し、食道や胃、十二指腸や大腸を内部から観察・治療するものです。
内視鏡看護師は、病院の内視鏡室や内視鏡検査を行うクリニック、検診センターなどで働く看護師を指します。内視鏡看護師になるには、3年ほどの臨床経験が求められる傾向にありますが、内視鏡に関する業務については未経験でも可とされていることも少なくありません。
職場にもよりますが、内視鏡看護師は採血・注射・点滴スキルを必要とされる場合がほとんどです。また、病棟業務を兼務するケースも。内視鏡看護師になるには、臨床経験で身に付けた基本的な看護スキルが求められるでしょう。採用に必須の条件ではありませんが、消化器や解剖学の知識を持っていると入職後に役立ちます。
内視鏡看護師の採用は、内視鏡検査の経験がなくても可としている職場が少なくありません。ただし、内視鏡業務の経験がある看護師の方が、転職では有利になる可能性はあります。内視鏡スキルは、入職して経験を積みながら身に付けられる傾向にあるため、未経験でも挑戦しやすいでしょう。
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この項では、未経験分野への挑戦として内視鏡看護師に転職する方向けに、求人を選ぶ際のチェックポイントを解説します。
内視鏡看護師の職場は、おもに「内視鏡クリニック」「病院の内視鏡室」「検診センター(内視鏡補助担当)」の3種類に分けられます。
内視鏡が未経験の場合は、教育研修制度が充実している傾向にあり、スタッフも多めな病院の内視鏡室への転職がおすすめです。病院の内視鏡室で経験を積んでから、クリニックや検診センターへ転職する道もあります。
内視鏡看護師は、専任のこともありますが、ほかの業務と兼任になるケースも少なくありません。たとえば、病院の内視鏡室の場合は外来や病棟業務と、内視鏡クリニックでは医師の診療補助や採血注射業務を兼任する可能性も。転職の際は、応募先の内視鏡看護師の業務形態を確認しましょう。
緊急の内視鏡検査や治療に対応する職場では、看護師も急な残業や休日の呼び出しの可能性があります。なかには、オンコール体制を導入している職場も。急な残業や呼び出しへの対応が難しい方は、求人情報でチェックし、応募の際も採用担当者に希望を伝えるようにすることが大切です。
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内視鏡看護師が担う役割には、ほかの診療科とは異なる特有の業務もあります。内視鏡看護師に向いている人の特徴と自分自身を照らし合わせて、転職を決める判断材料にしてみてください。
次々に行う検査がスムーズな流れで進むよう、素早く効率的に行動できる方は内視鏡に向いているといえます。内視鏡検査は予約制なのが一般的ですが、1日に多数の検査が入っているときや緊急の検査が入ったときは慌ただしくなることもあるでしょう。マルチタスクや忙しない環境が苦手な方は注意が必要です。
内視鏡検査中は、突然の穿孔や出血が起こることもあります。そのため、内視鏡看護師は、緊急の際も適切に状況を把握し、冷静な対処をすることが必要です。また、業務では体液や分泌物を扱うため、感染から自分の身も守る意識と注意力が大切になります。
内視鏡検査は体の内部に管を挿入するため、恐怖や痛みを感じる患者さんも少なくないようです。そのため、検査に不安を感じている患者さんに声掛けをしたり、痛みが減るように医師の補助をしたりするのも、内視鏡看護師の重要な役割になります。看護ケアによって患者さんに安心を与えたい人は、内視鏡看護師に向いているといえるでしょう。
ただし、病棟看護のように長期間にわたって患者さんと関わることは少ないので、自分がしたい看護と合うかどうか確認が必要です。
内視鏡看護師が担う看護は専門性が高い分野のため、内視鏡検査に関連する機器の扱いや消化器系の知識を積極的に身に付ける姿勢が大切になります。内視鏡や消化器系の分野でキャリアを築きたい人に、内視鏡看護師はおすすめです。
内視鏡室は、検査の予定に沿って業務を行う職場が多い傾向のため、残業が発生しにくいという特徴があります。仕事とプライベートのメリハリを付けて働けるでしょう。また、日勤のみで働ける可能性もあり、子育てと仕事を両立したい人にとって働きやすい職場です。
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この項では、内視鏡看護師の仕事内容と1日のスケジュールを紹介します。ご自身が内視鏡看護師として働くイメージをする際の参考にしてみてください。
前述のように、内視鏡看護師はほかと兼務する場合もありますが、ここでは内視鏡室専任のケースをご紹介します。内視鏡室で働く看護師のおもな仕事内容は、以下のとおりです。
内視鏡検査における看護師の業務は、器具の準備から患者さんの案内・内視鏡検査の補助・片付けや洗浄が一連の流れです。とくに内視鏡検査後は、感染予防のための消毒が大切になります。また、検査中に患者さんの状態が変化する場合もあるため、バイタルチェックも必要です。職場によっては、看護師が採血や注射、点滴をするケースもあります。
詳しくは「内視鏡看護師の仕事内容とは?向いている人や専門資格、求人の特徴も解説」もご覧ください。
内視鏡室で勤務する看護師の1日のスケジュール・業務の流れは以下のとおりです。

内視鏡検査は、基本的に予約に沿って行っていきます。検査件数が多い日は慌ただしくなることもありますが、残業はないことがほとんどのようです。緊急検査の対応がない職場であれば、業務スケジュールの見通しが立てやすいでしょう。
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内視鏡看護師のキャリアパスには、スキルを高めてより好条件の職場に転職することや、キャリアアップ資格を取得することが挙げられます。
内視鏡に関わる看護スキルと経験を身に付ければ、より自分の希望に合う職場に内視鏡看護師として転職できる可能性が広がります。高度な医療を行っている病院に転職して専門性を高めることもできるでしょう。将来的に比較的緩やかな働き方がしたい方は、経験を活かして検診センターの内視鏡補助として働く道もあります。
内視鏡看護師として経験を積み、プラスの資格を取得するのもおすすめです。内視鏡看護師のキャリアアップ・スキルアップに繋がる資格には、「消化器内視鏡技師」「カプセル内視鏡読影支援技師」があります。取得することで専門性の証明になり、内視鏡看護師としての転職がより有利になったり、資格手当が支給される可能性もあるでしょう。
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ここでは、未経験で内視鏡看護師に転職したい方のよくある疑問について、Q&A形式でお答えします。
内視鏡看護師の年収相場は、350~420万円ほどだといわれています。これは、日勤のみで働く看護師の平均年収とほぼ同じくらいです。内視鏡看護師は、残業が発生しにくく夜勤もない傾向のため、手当の支給分で病棟看護師の平均給与よりは若干少なくなるでしょう。日勤のみの看護師の給与事情は「日勤のみで働く看護師の平均給料は?夜勤なしの職場や求人探しのコツも紹介」も参考にしてみてください。
内視鏡看護師として働くメリットは、専門性の高いスキルや知識を身に付けて、スペシャリストを目指せることです。一方で、日々進化する内視鏡を活用した医療に対応するため、常に勉強が必要だという大変さもあります。また、残業は発生しにくい環境ですが、検査を次々に進めていく慌ただしさを感じる場合もあるでしょう。
内視鏡看護師の採用は、内視鏡検査に関わる業務が未経験でも可とされている傾向にあります。ただし、基本的な看護スキルは求められるため、応募には一定の臨床経験が必要としている職場がほとんどです。ほかの診療科から未経験で内視鏡看護師に転職する場合、一からスキルや知識を身に付けることになります。そのため、内視鏡看護師の求人を探す際は、教育体制が整っている職場を選ぶことが大切です。職場によって、「内視鏡検査以外に兼務する仕事がある」「緊急検査の対応がある」「オンコール体制がある」など特徴が異なります。自分のやりたい看護やキャリアプラン、希望の条件と照らし合わせて内視鏡看護師への転職を検討しましょう。
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