
看護師が転職を検討する際、どの科で働きたいか、自分に合った科はどれかと考える方も多いでしょう。看護師の仕事は診療科によって大きく異なるため、自分の適性や経験に合った科を選ぶことが大切です。この記事では、看護師に人気の科や、自分に合った科を選ぶ際のポイント、タイプ別おすすめの診療科について解説します。転職を検討している看護師は、ぜひご一読いただき参考にしてみてください。
レバウェル看護公式Instagramのストーリーズアンケートにて、看護師が「働いてみたい」と感じる診療科を調査しました。上位の回答は以下になります。
25%…救急・ER
19%…精神科
11%…産婦人科
8%…小児科、循環器科
5%…内科、整形外科
※回答数36、複数回答可、小数点以下切り捨て
救急救命科や精神科、産婦人科などが看護師にとって人気がある科といえるでしょう。以下で詳しく働きたいと思う診療科について解説します。
急変対応が多い救急救命科やERでは患者さまの命に直結したケアを行うため、看護師として達成感を得られる職場といえます。幅広い症状の患者さんに対応することで、看護の幅を広げられ、スキルアップにもつながるはずです。また、夜勤手当や特別手当などによって収入アップも望めることもあり、人気のある診療科と考えられます。
精神科は、患者さまのケアをとおしてコミュニケーションを学べるのが魅力です。また、ほかの科に比べて男性看護師が多いこともあり、職場全体の雰囲気が閉鎖的になりにくいのも特徴。「女性ばかりの現場だと気疲れしてしまう…」という方に適しています。
外来の場合は完全予約制のケースが多く、突発的な業務や残業が少なめなのも人気の理由といえるでしょう。
女性看護師の場合、産婦人科は同じ女性として寄り添った看護やきめ細やかなコミュニケーションができることもあり、人気なようです。また、患者さまの妊娠や出産後のケアを扱う現場なので、職員の妊娠期間や産後の業務に関して理解のある職場が多いでしょう。女性看護師にとって妊娠中や子育てしながらも働きやすい環境なのは、心強く感じるはずです。
小児科も、看護師から根強く人気のある科の一つです。小児科看護師には、一般的な看護業務以外にも、身の回りの世話や治療に関する説明、処置中の恐怖心を緩和させる役割もあります。看護師自らのケアで子ども達が頑張ってくれる姿を見ると、大きなやりがいにつながることでしょう。
また、対象が子どもであることから、医師や看護師間の雰囲気が良いイメージを抱きやすいことも、人気の理由かもしれません。
循環器科で働く看護師の仕事内容は、心電図読み取りや生活指導、退院指導などです。業務で身につけた知識やスキルがほかの診療科でも活かせるため、看護師に人気の科の一つといえます。急変対応や職場によっては夜勤もあるため忙しい科であるものの、「看護経験を積みたい」という方にとって魅力に感じる場所でしょう。
内科は、看護学校で身につけた知識や技術が活かしやすいうえ、一人ひとりの患者さんと関われる時間も比較的長く確保できるため、新人看護師にも人気があるようです。また、幅広い年代の患者さまの看護にあたれるのも、内科で働く魅力です。多数の症例を学び、幅広い看護スキルを身につけられる職場といえます。
主に骨や関節、筋肉などの疾患や外傷を対象とする整形外科。生命に直結する事態が発生する機会が少ない点や、患者さんのADL(日常生活動作)の向上を間近で見られるため、やりがいを感じやすく人気を集めています。
外傷後の入院や手術前後の管理などの急性期看護から、リハビリ期の慢性期看護まで、幅広く経験できるのも整形外科の魅力の一つです。
20代の看護師には、幅広い看護が身につけられる内科や外科が人気なようです。以下では、看護師の年代別で人気の診療科を紹介します。自身のキャリアも踏まえて、転職先選びの際にお役立てください。
これからキャリアを積んでいく20代の看護師には、「幅広い看護を学べる」「活気がある」「夜勤も経験してスキルアップできる」といった科が人気なようです。長く看護師として活躍していくためにも、さまざまな現場で通用する看護スキルを身につけたい方が多いでしょう。
ある程度看護経験を積んできた30代の看護師にとって、キャリアアップできる診療科が人気といえるでしょう。今まで身につけてきた知識や技術を活かし、専門性を高められる上記の職場への転職を考える方も多いはずです。
看護師によりますが、40代以降は「プライベートも重視したい」「生活リズムを維持したい」「体力が落ちてきた」と思う傾向にあります。そのため、夜勤が少なく働き方を調節しやすい診療科が人気かもしれません。比較的落ち着いた環境で、今までのキャリアを活かせる看護がしたいと感じる方も多いでしょう。
看護師が転職先を探す際に、「人気だから」という理由だけで科を選ぶのは避けた方が良いでしょう。以下では、自分に合った科を選ぶために考えておきたいことを、詳しく解説します。
診療科を選ぶ際に大事なのは、自分がどのような看護をしたいかです。「一人ひとりの患者さんとじっくりと向き合いたい」「さまざまな知識や技術を身につけて現場に貢献したい」「専門分野を極めていきたい」など、目指す看護によって、適した科は異なります。
どのような分野やケアに携わり、将来はどのような看護師を目指したいのかについてじっくり考えてみることで、自分に合った科がみえてくるかもしれません。
希望する科を考える際には、キャリアアップについても整理しておきたいところです。「一つの部署で長く経験を積んでジェネラリストを目指す」「さまざまな科で幅広く経験を重ねる」「認定看護師・専門看護師の資格を取得する」など、看護師のキャリアアップには複数選択肢があります。
経験年数の浅い看護師の場合、どうしても目の前の業務に手一杯になってしまうものです。しかし、看護師として将来を見据えることで、今の自分に必要なものが分かるでしょう。
科の特徴だけでなく、どのような職場で働きたいかも大切です。ワークライフバランスを重視するのか、今は仕事に重きをおいて毎日を過ごしていきたいのかによって、向いている科は変わります。また、同じ科であっても、病院や働き方によって忙しさや職場の雰囲気は異なるでしょう。
職場は多くの時間を過ごす場所です。どのような環境に身をおきたいか、という視点も重視してみてください。
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ここでは、看護師のタイプ別でおすすめの診療科を紹介します。「どのような職場が合っているのか判断できない」とお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
一人ひとりの患者さんに時間をかけてじっくり向き合いたい看護師には、内科・緩和ケア・訪問看護・心療内科などがおすすめです。
内科や緩和ケアにおいては患者さんの在院日数が長く、継続して受け持つ機会も多くなることでしょう。とくに緩和ケアにおいては、痛みや苦痛を取り除くことが看護の目的であるため、患者さんと深く関わることが可能です。訪問看護や心療内科の場合、基本的には医師の指示で看護を行うものの、患者さまと1対1で関わることも多くしっかり向き合ったケアができるはずです。
「とにかくあらゆる知識や技術を身につけたい」「バリバリ働きたい」「命を救いたい」という看護師には、病院の救急救命科やICU(集中治療室)での勤務をおすすめします。
ERやICUでは、一刻を争う状態である患者さんや重症度の高い患者さんが多く、急性期看護を学ぶには最適であるといえるでしょう。生命に直結する事態に触れますが、その分患者さんが回復したときの喜びも大きいはずです。
基本的なスキルを身につけたい看護師には、内科や外科がおすすめです。ICUと比較すると患者さまの重症度は下がるため、看護の基本を活かしながら業務を覚えることが可能です。
アセスメント力や投薬治療に関して深く学びたい場合には内科を、周術期看護を学びたい場合には外科を希望すると良いでしょう。
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特定の分野の専門性を高めたい方は、手術室や小児科、婦人科・産婦人科がおすすめです。手術室ではオペナースとして直接介助と間接介助の業務に携わり、手術室に特化した技術を習得できます。医療機器の扱いにも慣れるでしょう。
小児科や婦人科・産婦人科の場合患者さまの年代や性別が限定されるため、その分野のケアや治療方法、経過などをじっくり学べます。
看護師の中には、プレッシャーや緊張などの精神的ストレスから離れて仕事したいと考える方もいるでしょう。業務には向き不向きがあるため、そう感じることはおかしなことではありません。
そのような看護師には、整形外科や皮膚科、眼科など、命に直結する事態が少ない科での勤務をおすすめします。
子どもが好きな看護師や、自身の子育て経験を現場で活かしたい看護師には、小児科をおすすめします。
小児科では、乳児や幼児、学童期など多くの子どもに対してケアにあたれるため、小児看護のスキルを幅広く身につけられますよ。患児さんやそのご家族から感謝されたときは、やりがいや達成感を得られるでしょう。
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人によってやりたい看護や考えは異なりますが、看護師に人気の診療科には、精神科や産婦人科、小児科などが挙げられます。また、20代の看護師は内科や外科といった看護スキル全般が身につく科が人気のようです。年代が上がるにつれて、「キャリアアップしやすい」「プライベートを両立できる」といった仕事が求められる傾向にあります。
どのような科が合っているのか気になる方は、やりたい看護やキャリアを踏まえて考えてみると良いでしょう。
「本当に自分が活躍できる、合う科を判断するのは難しい」とお悩みの方は、転職エージェントの「レバウェル看護」をご利用ください。レバウェル看護では、専任のキャリアアドバイザーが一人ひとりの経験や適性、希望条件など幅広くヒアリングします。そのうえでぴったりの科をご提案し、実際の求人をご紹介しますよ。
まずはいくつかの科を検討したいとお考えの方も、複数の求人を比較することも可能です。じっくり考えてから応募先を決められます。サービスはすべて無料ですので、お気軽にご相談ください。
ここでは、看護師に人気の科についてよくある質問をQ&A方式で紹介します。
新卒や第二新卒など新人の場合、基礎的な看護スキルを磨ける内科や外科が適しています。病棟勤務を経験することで、身体介護や夜勤業務も経験できてスキルアップも叶うでしょう。どのような診療科が詳しく知りたい新人看護師の方は、この記事の「基本的な知識やスキルを一通り身につけたい看護師」をご一読ください。
救急救命やICUなど専門性が高く、夜勤のある科は待遇面が良いでしょう。自由診療の多い美容外科も高給与な傾向にあります。また、基本的に規模の大きい病院は基本給が高かったり手当が充実していたりするため、応募時にチェックすることが重要です。詳しくは「看護師が一番稼げる科はどこ?高年収のクリニック・病院や転職のポイント」を参考にしてみてください。
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