
この記事では、看護師の私が実際にどのように勉強を進めていたのか、また勉強したことをどのように現場で活用しているのかをご紹介します。
看護師1年目の時は、とにかく課題・分からないこと・覚えなければならないことが多いと思います。
私も毎日来ては打つ!来ては打つ!の繰り返しでした。

看護師の皆さんなら分かると思いますが、覚えることが多すぎて先が見えないというのがこの時期の問題なのではないでしょうか?
課題も出されるけど、明日担当する処置の予習や薬の復習、疾患の勉強…
一体いつまで続けていけばいいんだろう?
そんな先の見えなさに疲れてしまうこともきっとあったかと思います。
実は私もこの頃の記憶はあんまりないんですよね。本当に忙しかったんだろうなぁ。
新人時代は覚えることや勉強しなければならないことが多い、勉強のゴールが見えないとお伝えしましたが、それは「当然」のことなのではないかと私は思います。
先輩に比べたら知識がないのは、年数の違いもあると思うんですよね。そこで大事になってくるのは多重課題に対しての対応です。

たくさんの課題や身につけなければならない知識に対して、期限や目標を持って取り組むことが大切です。
たとえば、期限を設けられた課題や、近々自立予定の看護技術などは期日の3日前までに完成させる。時間がかかりそうであれば先輩に課題の期限を交渉することも必要かもしれません。
私は持ち歩き用のノートと、疾患や薬、解剖学などの知識をまとめるノートを作成していました。
勉強したことをこれらのノートにまとめて活用しているので、実際の写真とともにご紹介します。
持ち歩き用のノートは持ち運べるサイズのもので、最終的にはマルマンのミニサイズ
のバインダー(約10cm×15cmサイズ)を使用しています。

これは、勤務中にポケットに入れて持ち歩く用のものになっています。
・すぐに使いたいスケール
・意識レベルや検査値
・処置の時に必要な物品や簡単な流れ
・観察項目
などを記載し、ぱっと取り出して勤務の中で活かせるようなものにしていました。


いわば看護カードのようなものになりますね。これは本当にたくさん活用していました。
近年ではとても綺麗にまとまったミニブックや、書き込んでいくことを想定した小さいサイズのミニ辞書のようなものもたくさん出ています。
こちらに書き込んだりページを追加するなどして、自分なりの本を作り上げていくのも本当に楽しいです。

とにかくノートは、自分の目的に合わせた方法で活用することをお勧めします。
何冊も持ち歩きたいと思いますが、最低でも2冊にしぼるとポケットもぱんぱんにならず、勉強したことをまとめる場所もぶれないので良いと思います。
知識をまとめるもう1冊は、A5サイズの2穴ファイルです。

外部や院内で配布された資料や、自分でまとめた観察項目などの中でも臨床ですぐに使いそうなものがまとまっています。
私の職場ではバインダーを使っているので、それに挟んで持ち歩くようにしていました。
今ではそのバインダーの役割をiPadが担っていますが、持ち歩きノートには書ききれない量や大きさの資料の管理に非常に役立っています。

実際のノートの写真をお見せしましたが、ここからはノートをまとめる時の私なりのコツやポイントをご紹介します!
☑基本的に丸写しはしない(スケールや表などは印刷することも)
☑実際に臨床で使うことを意識して、見やすく、検索しやすいように表や一覧にする
☑持ち歩き用、知識をまとめる用など、用途に合わせてノートの大きさやまとめ方を取捨選択する
☑臨床で疑問に思ったことはメモに残し、メモ帳や付箋で付け加えるなどして自分なりのノートを作り上げる
これらのことを意識して、自分の中でルールを作って整理していました。
そうすることで、振り返る時にも見やすくて情報も探しやすいです✨

よく使う評価スケールを自分でわかりやすくカテゴライズしてノートを作成していました。それによって、調べたり記録をしたりするスピードも上がりました。
前もって学習することで観察すべきポイントが頭に入っていたので、医師とのやりとりや他職種との連携も円滑でした。
また、入院中から患者さんの先を見据えた関わりができたことも役立った点です。
持ち歩き用のノートを実際に現場で開いたのは、やはり先輩に根拠を聞かれたときです。
ほかには勤務の前や休憩中、処置の前などに再確認をしたり、記録の際のアセスメントや観察したことをどう表現するのかをアウトプットしていました。
勉強方法は自分の環境や考え方など、用途に合わせて臨機応変に変えていくのも手だと思います。
学習することは患者さんのためでもありますが、自分を守り、成長させていくものでもあると私は思っています。
ぜひ、自分に合った勉強方法を見つけて活かしていけるよう、頑張ってください。
参考になれば嬉しいです。
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【はる プロフィール】
三次・高度救命病院に勤務する現役看護師。
自己学習や資格取得への取り組みをInstagramで更新中。
Instagram:@bluebruise
ブログ:https://bluebruise.xsrv.jp/
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看護師から寄せられる“よくある質問”
Q. 現役看護師が一番稼げる科はどこ?
一般的に、高度な医療を提供する診療科や収益の多い診療科・クリニックは、高収入を得られる傾向にあります。病院だと救急救命科やICU(集中治療室)など、クリニックでは美容クリニックや人工透析クリニックなどが挙げられます。「看護師が一番稼げる科はどこ?高年収のクリニック・病院や転職のポイント」では、看護師が稼げる科を、詳しく解説しています。規模別の平均給与や、高収入な職場へ転職する際のポイントも紹介しているので、求人探しの参考にしてください。
Q. 看護師がのんびり働ける勤務先は?
病院であれば緊急対応や体力を消耗する業務が少ない外来や回復期・慢性期病棟。病院の外来やクリニックであれば重症患者の処置が少ない診療科は比較的落ち着いた環境といえるでしょう。自身のペースを大事に働きたい方は、現職の悩みを解決できるような環境・働き方を選ぶことがポイントです。「のんびり働きたい看護師向け!おすすめの職場や病院以外の仕事を紹介」では、のんびり働ける勤務先の条件や、おすすめの職場・診療科、のんびり働ける仕事のメリットやデメリットも解説しています。職場探しの参考にしてください。
Q. 看護師1年目で転職しても大丈夫?
1年目であっても転職は可能です。新卒として入職後3年以内に転職する「第ニ新卒」を歓迎する求人も多数出ている状況です。心身に不調がある場合や、職場でハラスメント・法律違反が横行している場合は、無理せず環境を変えたほうが安心です。「看護師1年目で転職しても大丈夫。病院以外の職場や好印象の退職理由を紹介」では1年目の看護師が転職したくなる理由や、仕事が辛いときの対処法、 おすすめの職場などをまとめています。新人看護師が転職に成功するコツや退職の際の注意点も解説しているので、参考にしてみてください。
Q. お礼奉公中でも転職は可能?
お礼奉公の途中でも、看護師が仕事を辞めることは可能ですが、途中で退職してトラブルに繋がるケースもあるので、辞める場合は注意が必要です。「お礼奉公中だけど辞めたい看護師へ!奨学金に関する疑問に答えます」では、「お礼奉公中の看護師は仕事を辞めても良いか」「途中で辞めると奨学金の支払いはどうなるのか」といった疑問や不安にお答えしています。また、奨学金の一括返済を求められたときや、退職を拒まれたときの対処法についてもご紹介しているので、お礼奉公がネックで前に進めずにいる方は、ぜひ参考にしてください。
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