看護師の準夜勤の働き方とは?深夜勤との違いやメリット・デメリットを紹介

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看護師の準夜勤について詳しく知りたい方も多いでしょう。準夜勤は三交替制における勤務形態の一つです。本記事では、深夜勤との違いやメリット・デメリットを紹介しています。また準夜勤が向いている人やよくある質問についても解説しています。自分が準夜勤が向いているかわからないという方はぜひ最後まで読んでご一考ください。

※1※2 調査方法:インターネット調査/調査期間:2024年2月7日~2月13日/調査概要:「看護師転職サイト」を対象としたユーザー満足度調査/調査対象:男女、全国、看護師・准看護師資格保有者かつ対象看護師転職サイト利用経験者、20~29歳 107s(※1)、20~34歳 175s(※2)/調査実施:株式会社エクスクリエ/比較対象サービス:「看護師転職サイト」主要10サービス(専用サイトのあるサービスのみ・求人結果の表示ページは除く)

看護師の準夜勤とは

看護師の準夜勤とは三交替制勤務を取り入れている職場の勤務形態の一つです。主な業務は患者さんの夕食から消灯・就寝までを担当します。三交替制勤務が未経験の方は「準夜勤」の仕事に関して不安な点も多いでしょう。

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看護師の準夜勤と深夜勤の違い

準夜勤と深夜勤の大きな違いの一つに勤務時間があります。準夜勤の勤務時間は病院によって多少の差はありますが「16時から24時45分まで」であり、夜勤は「24時30分から8時30分まで」であることが多いようです。(休憩45分)時間からもわかるように準夜勤は夕方から深夜まで、深夜勤は深夜から朝方までとなります。

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看護師の準夜勤のタイムスケジュール

準夜勤のタイムスケジュールの例は以下のとおりです。

時間業務内容
16:00出勤、患者の情報収集、日勤看護師からの引継ぎ
16:30バイタルサイン測定、点滴準備
18:00夕食の配膳、食事介助、内服
19:00下膳、口腔ケア
20:00就寝前の配薬、投薬管理
21:00消灯
21:30順番に休憩を回す
22:30巡回、点滴管理、体位変換、カルテ整理
24:30深夜勤看護師への引継ぎ
24:45看護記録、退勤

準夜勤帯は日勤帯のように、検査や手術、患者さんの保清ケアなどはありません。患者さんの夕食と就寝までが主な業務ですが、その中でも患者さんの入眠援助は準夜勤看護師の大切な役割の一つです。

準夜勤がある三交替制で働く看護師の1ヶ月のシフト

準夜勤がある1ヶ月のシフトの例は以下のとおりです。

1 2 日勤3 日勤4 準夜 5 深夜67 
8 9 日勤10 日勤11 日勤12 日勤1314 日勤
15 深夜16 準夜17 18 準夜19 日勤20 日勤21 
22 日勤23 深夜24 25 日勤26 日勤27 準夜28 深夜
29 30 日勤31 日勤

三交替の場合、月によっては準夜勤の回数は変動しますが4〜5回程度、夜勤は4〜6回程度であることが多いです。日本看護協会の「看護職の夜勤勤務に関連する社会と行政の動き」では「月の平均夜勤時間数は72時間以内とする」と定められています。

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出典
日本看護協会「看護職の夜勤勤務に関連する社会と行政の動き」(2024年12月3日参照)

看護師の三交替勤務と二交替勤務の違い

三交替制勤務は1日(24時間)を8時間で区切って日勤・準夜勤・深夜勤の3つでシフトを組むのに対して、二交替制勤務は1日(24時間)を日勤と夜勤の2つのシフトで組みます。病院によっては、病棟ごとに三交替制と二交替制で勤務形態が異なる場合もあります。ここでは、三交替勤務と二交替勤務の違いについてまとめました。

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三交替制勤務は夜勤一回あたりの勤務時間が短い

二交替制が夜勤一回の勤務時間が16時間であるのに対し、三交替制は8時間と短いです。三交替制は二交替制の夜勤をさらに2つにわけていると考えると理解しやすいでしょう。

三交替制二交替制
日勤8:15~17:00日勤8:15~17:00
準夜勤16:00~24:45夜勤16:00~8:30
深夜勤24:30~8:30

介護度の高い職場は身体的な負担も大きいため、1回の勤務時間が短めの三交替制にしている職場も多いようです

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三交替制は二交替制よりも夜勤回数が多い

三交替制は、日本看護協会の「2023年病院看護実態調査(p30)」によると、平均夜勤回数が二交替制よりも多くなる傾向があります。二交替制に比べて三交替制は、夜勤の勤務時間が短くなるため、その分夜勤回数が多くなるようです。また、三交替制は交替人数が増える分、限られた人員でシフトを回す必要があるのも一つの要因と考えられます。

勤務体制月の平均夜勤回数
三交替制7.5回
二交替制4.9回

参照:日本看護協会「2023年病院看護実態調査

三交替制の職場で働く場合は、夜勤回数も考慮して検討しましょう。

出典
日本看護協会の「2023年病院看護実態調査」(2024年12月3日参照)

二交替制の方が夜勤手当は多い

夜勤手当は三交替制に比べて二交替制の方が多く、給与が高くなる傾向にあります。日本看護協会の「2023年病院看護実態調査(p31)」では準夜勤の手当が最も低く、二交替制の夜勤手当が最も高いです。

勤務体制一回当たりの夜勤手当
三交替制(準夜勤)4,234円
三交替制(深夜勤)5,199円
二交替制(夜勤)11,368円

準夜勤の夜勤手当が低い理由の一つとして、割増賃金に該当する時間が深夜勤よりも短いことがあげられます。労働基準法で定められている深夜業務に関する割増賃金の時間は「午後10時から翌日午前5時まで」と定められており、手当が低くなるようです。

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出典
日本看護協会「2023年病院看護実態調査」(2024年12月3日参照)
厚生労働省「労働基準行政全般に関するQ&A」(2024年12月3日参照)

看護師が準夜勤で働くメリット

看護師の準夜勤には、夜勤手当や勤務時間、昼夜逆転になりにくいなどのメリットがあります。ここでは看護師が準夜勤で働く利点についてまとめました。

夜勤手当がつく

準夜勤は夜勤に属するため、夜勤手当が支給されることが多いです。22時以降は割増賃金に該当することから、深夜労働扱いとなります。深夜勤よりは夜勤手当が低い傾向にありますが、日勤のみの勤務よりも給与額は高くなるでしょう。

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1回の勤務時間が短く仕事の負担が少なめ

二交替勤務に比べて、準夜勤と深夜勤にわかれている三交替勤務は一度の勤務時間が短いです。そのため、身体的負担が少ないことが予想されます。二交替勤務は一度の夜勤で16時間勤務することになり、長時間労働がきついと感じる方は負担が大きいかもしれません。

昼夜逆転になりにくい

準夜勤の勤務自体は24時ごろに終わることから、完全な昼夜逆転にはなりにくいです。準夜勤の退勤時間は1時ごろであり、退勤後睡眠をとっても朝には起床できるでしょう。それに比べて、二交替制の夜勤は朝方に帰宅するため、生活リズムが崩れやすい可能性があります。

看護師が準夜勤で働くデメリット

準夜勤はメリット以外にもデメリットも存在します。連休の取りづらさや、帰宅方法など、ここでは準夜勤で働くデメリットについてまとめました。

勤務間隔が短い場合がある

二交替制の場合、夜勤の勤務時間が長いため夜勤明けは丸一日休みになります。しかし、三交替制は日勤の直後に深夜勤務であったり、準夜勤後に日勤になる可能性もゼロではありません。日勤勤務を17時まで行った後、7時間後の24時から深夜勤務を行う場合もあります。

日本看護協会の「夜勤・交代制勤務に関するガイドライン(p36)」では、勤務と勤務の感覚は11時間以上あけることが推奨されています。今後は三交替制でも勤務間隔が11時間以上になるように、改善されるでしょう。

出典
日本看護協会「夜勤・交代制勤務に関するガイドライン」(2024年12月3日参照)

退勤後に公共交通機関で帰宅するのが難しい

準夜勤の退勤時刻は1時ごろになるため、バスや電車などの公共交通機関が利用できないことが多いです。そのため、帰宅手段を考慮しなければなりません。勤務先によってはタクシーチケットを支給しており、送迎制度を取り入れている場合もあります。送迎制度があるか、職場の規則を確認しましょう。

準夜勤のある三交替制勤務に向いている人

下記に当てはまる場合、準夜勤がある三交替制勤務が向いている可能性があります。

  • 子育てや介護で長時間勤務が難しい人
  • 体力的に長時間労働がきつい人
  • 1回の夜勤時間は短い方が集中できる人
  • ブランク明けで急な夜勤勤務が不安な人

長時間労働が家族や自身の都合により、難しい場合三交替制は向いているでしょう。また、ブランク明けで長時間の夜勤が心配な方にも、三交替制が向いている傾向にあります。

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看護師の準夜勤に関するよくある質問

ここでは看護師の準夜勤に関するよくある質問に対してQ&A方式で回答します。

準夜勤の前後は何をして過ごせばいいの?

準夜勤の前後は生活リズムが崩れないように過ごすと良いでしょう。特に準夜勤前に家事などは済ませておくことで、準夜勤の退勤後に速やかに睡眠をとれます。生活リズムが崩れないように、準夜勤後はあまり幼児を入れないようにすることがおすすめです。

準夜勤ってきついの?

初めて三交替制を行う人にとっては、変則的な勤務形態であることからきついと感じる可能性があります。また、勤務間隔が短いことから三交替制が辛いと感じる人もいるでしょう。

しかし、慣れてくると二交替制よりも勤務時間が短いことから、楽だという意見もあります。自分の心身の状態に応じて、考慮すると良いでしょう。詳しくは、「看護師が夜勤をきついと思う理由とは?対処法や日勤のみで働ける職場を解説」の記事をご一読ください。

まとめ

看護師の「準夜勤」とは、三交替制における勤務形態の一つです。夕方から深夜まで勤務するシフトであり、8時間勤務となります。二交替制の夜勤と比べて勤務時間が短く、身体的負担は少ないため身体的負担を減らせるでしょう。しかし、勤務間隔が短く、帰宅手段が限られることはデメリットです。

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この記事を書いた人
「レバウェル看護」編集部
「レバウェル看護」は累計利用者数47万人(※)を超える看護師専門の転職支援サービス。 編集部の制作体制には看護師経験者や現役看護師を交え、これまでに1,000記事以上(※)を執筆。看護師にとっての悩み・不安・疑問を一番に相談する"相談窓口"になることを目指し、医療・介護の現場で尽力している方々をサポートするためのコンテンツを発信中。 (※)2023年6月時点
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