
「看護師の夜勤は月何回?」「日勤帯との業務に違いはあるの?」など、実態を知りたい人もいるでしょう。2交替制と3交替制では、勤務時間や休憩の取り方、シフトスケジュールなども違います。この記事では、交替制勤務で働く看護師の業務の流れや夜勤のメリットなどを解説。転職活動中の方は、求人募集で夜勤体制をみるときのポイントも紹介していますので、自分に合った職場探しの参考にしてみてください。
「看護師の夜勤は何時から何時まで?」と気になる人もいるでしょう。看護師の夜勤形態は、主に「2交替制」と「3交替制」の2種類です。どちらのパターンかは、病棟によって異なり、勤務時間も違います。
ここでは、看護師の夜勤形態を詳しく解説しますので、それぞれの働き方や特徴の違いをご確認ください。
2交替制とは、1日の勤務を日勤帯と夜勤帯の2つに分けた夜勤体制です。勤務時間の例は、以下を参考にしてください。
| 日勤帯 | 8:30~17:30 |
| 夜勤帯 | 16:30~9:30(月に4~5回) |
2交替制の夜勤は、2〜3時間の休憩を入れて16時間前後の勤務が多いでしょう。「16:00〜翌朝9:00」などのパターンもあります。
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ここでは、2交替制で勤務する看護師の、1ヶ月のシフト例をご紹介します。
| 日曜日 | 月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | 土曜日 |
| 1日休み | 2日日勤 | 3日日勤 | 4日夜勤 | 5日明け | 6日休み | 7日日勤 |
| 8日休み | 9日日勤 | 10日日勤 | 11日日勤 | 12日夜勤 | 13日明け | 14日休み |
| 15日日勤 | 16日夜勤 | 17日明け | 18日休み | 19日休み | 20日日勤 | 21日日勤 |
| 22日夜勤 | 23日明け | 24日休み | 25日日勤 | 26日日勤 | 27日日勤 | 28日休み |
| 29日日勤 | 30日夜勤 | 31日明け |
上記は、月5回夜勤がある場合のシフト例です。日本看護協会「2023年 病院看護実態調査 報告書(p.30)」によると、1ヶ月あたりの夜勤回数の平均は「4回超〜5回未満 」が31.6%、次いで「5〜6回未満 」20.4%となっています。
2交替の場合、夜勤の頻度は多くても週2回程度です。夜勤明けの日は休日にカウントされませんが、明けと休みが連続するため、まとまって休めると感じる人もいるでしょう。ただし、病院によっては夜勤明けや休日に、研修や委員会に出席する場合もあります。
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3交替制は、1日の勤務を「日勤帯」「準夜帯」「深夜帯」の3つに分けた夜勤体制です。勤務時間の例は、以下をご覧ください。
| 日勤帯 | 8:30~17:30 |
| 準夜勤 | 16:00~1:00(月に4~5回) |
| 深夜勤 | 0:00~9:00(月に4~5回) |
1回あたりの夜勤時間は、どちらも8時間ほどで、休憩時間は1時間程度です。日本看護協会「2023年 病院看護実態調査 報告書(p.30)」によると、1ヶ月あたりの夜勤回数の平均は「7~8回未満」が27.7%、次いで「8 回超~9回未満 」16.0%となっています。2交替制と比べると、夜勤回数は多いですが、1回あたりの夜勤時間が短いのが特徴です。
3交替制で勤務する看護師の、1ヶ月のシフト例を以下にご紹介します。
| 日曜日 | 月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | 土曜日 |
| 1日日勤 | 2日準夜 | 3日休み | 4日深夜 | 5日休み | 6日日勤 | 7日日勤 |
| 8日休み | 9日日勤 | 10日日勤 | 11日準夜 | 12日休み | 13日深夜 | 14日休み |
| 15日日勤 | 16日日勤 | 17日準夜 | 18日休み | 19日深夜 | 20日休み | 21日休み |
| 22日日勤 | 23日日勤 | 24日休み | 25日日勤 | 26日日勤 | 27日準夜 | 28日休み |
| 29日深夜 | 30日休み | 31日日勤 |
シフトの組み方は、病院による違いが大きく、準夜勤が2日連続だったり、日勤を終えた数時間後に深夜勤が入っていたりなどの場合もあります。
日本看護協会「夜勤・交代制勤務ガイドライン(p.50)」によって推奨されている夜勤サイクルは「日勤→準夜勤→休み→深夜」です。しかし、現状は「日勤→深夜→準夜→休み」を採用している病院が多いかもしれません。
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日本看護協会「2023年 病院看護実態調査 報告書(p.28)」によると、「最も多くの看護職員に適用されている夜勤形態」は、以下のようになっています。
| 夜勤体制 | 割合 |
| 3交替制 | 19.1% |
| 2交替制 | 78.3% |
現在は、2交替制が主流になりつつあるようです。老健や有料老人ホームなどの介護施設も2交替制を採用しているところが多いといえます。
2交替制と3交替制のどちらが自分に合っているかは、人によってそれぞれです。メリットやデメリットなどもふまえたうえで、勤務形態を選びましょう。
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2交替制と3交替制では、休憩時間の取り方や業務の流れなども違います。ここでは、看護師の夜勤のタイムスケジュール例をご紹介しますので、参考にしてみてください。
2交替制で働く看護師の夜勤業務の流れは、以下の例を参考にしてみましょう。
| 16:30 | ・勤務開始 ・情報収集 ・日勤スタッフからの申し送り |
| 17:30 | ・バイタルサイン測定 ・血糖測定 ・インスリン投与 |
| 18:00 | ・夕食の配膳 ・食事介助 |
| 18:30 | ・口腔ケア ・配薬 |
| 19:00 | ・オムツ交換 ・体位交換 ・食事休憩(30分程度) |
| 20:00 | ・血糖測定 ・眠前薬の投与 ・排泄介助 |
| 21:00 | ・消灯 ・ラウンド ・体位交換 |
| 22:00 | ・点滴交換 ・看護記録の作成 |
| 23:00 | 仮眠休憩(2時間程度) |
| 1:00 | ・資料作成 ・物品確認 ・朝の点滴や配薬の準備 |
| 4:00 | ・体位交換 ・食事休憩(30分程度) |
| 5:00 | ・採血 ・オムツ交換 |
| 6:00 | ・起床 ・バイタルサイン測定 |
| 7:00 | ・血糖測定 ・インスリン投与 |
| 8:00 | ・朝食の配膳 ・食事介助 |
| 8:30 | ・口腔ケア ・配薬 |
| 9:00 | ・日勤スタッフへの申し送り ・看護記録の記入 |
| 9:30 | ・後片付け ・勤務終了 |
2交替制の場合、2〜3時間の仮眠時間があるのが特徴です。別に、夕食や朝食の休憩時間を30分程度取れる場合もあります。消灯後から起床前まで落ち着いている日もありますが、緊急入院などがあれば、十分に仮眠を取れないときもあるでしょう。
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3交替制に関しては、準夜帯と深夜帯に分けて業務の流れをご紹介します。
準夜帯で働く看護師の夜勤業務の流れは、以下の例を参考にしてみてください。
| 16:00 | ・勤務開始 ・情報収集 ・日勤スタッフからの申し送り |
| 17:30 | ・バイタルサイン測定 ・血糖測定 ・インスリン投与 |
| 18:00 | ・夕食の配膳 ・食事介助 |
| 18:30 | ・口腔ケア ・配薬 |
| 19:00 | ・オムツ交換 ・体位交換 ・食事休憩(30分程度) |
| 20:00 | ・血糖測定 ・眠前薬の投与 ・排泄介助 |
| 21:00 | ・消灯 ・ラウンド ・体位交換 |
| 22:00 | ・点滴交換 ・看護記録の作成 |
| 23:00 | 休憩(1時間程度) |
| 0:00 | ・体位交換 ・深夜勤看護師への申し送り |
| 1:00 | 勤務終了 |
準夜帯は、患者さんの夕食前から消灯後の数時間までを担当します。特に、忙しいのは夕食前後の時間帯です。急変や緊急入院などがなければ、消灯後は比較的落ち着いて勤務できる場合もあります。
深夜帯で働く看護師の夜勤業務の流れは、以下の例を参考にしてみましょう。
| 0:00 | ・勤務開始 ・情報収集 |
| 0:30 | ・準夜勤看護師からの引き継ぎ |
| 1:00 | ・ラウンド・体位変換 |
| 2:00 | ・資料作成 ・物品確認 ・朝の点滴や配薬の準備 |
| 3:00 | 休憩(1時間程度) |
| 5:00 | ・採血 ・オムツ交換 |
| 6:00 | ・起床 ・バイタルサイン測定 |
| 7:00 | ・血糖測定 ・インスリン投与 |
| 8:00 | ・朝食の配膳 ・食事介助 |
| 8:30 | ・口腔ケア ・配薬 |
| 9:00 | ・日勤スタッフへの申し送り ・看護記録の記入 |
| 9:30 | ・後片付け ・勤務終了 |
深夜帯は、患者さんの起床数時間前から朝食後までを担当します。準夜勤からの引き継ぎ後は見回りを実施し、落ち着いていれば、書類作成や委員会の仕事などができる場合もあるでしょう。起床後からは、採血や朝食前後の処置などでバタバタしやすい時間です。
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看護師の夜勤形態に「夜勤専従」があるのをご存じでしょうか。看護師のなかには、希望やライフスタイルに合わせて、夜勤のみで働く看護師もいます。ここでは、雇用形態から選べる夜勤の種類をご紹介しますので、選択肢の一つとしてご覧ください。
夜勤専従看護師は、日勤を行わず夜間帯のみで働く常勤の看護師です。夜勤ができる看護師が不足している病院などは、夜勤専従看護師を正社員として求人募集する場合もあります。
夜勤専従の大きなメリットは、少ない勤務日数で高給与に期待できることです。2交替制の夜勤専従で働く場合、月の夜勤回数は9〜10回という職場が多いでしょう。9〜10日の出勤で、交替制の看護師より給料が高いこともあります。
生活リズムが崩れないよう、体調管理には気を付けなければなりませんが、効率的に働きたい看護師にとっては、おすすめの働き方だといえるでしょう。
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夜勤専従には、パートや単発アルバイトなどもあります。高時給の夜勤アルバイトは、ダブルワークとしても人気があるでしょう。
介護施設などには「寝当直」と呼ばれる働き方もあります。急変の可能性が低いため、一般的な夜勤と比べて休憩や仮眠時間が多く取れるのが特徴です。
シフトの自由度も高いため、期間限定で効率良く収入を得たい方など、希望に合った働き方をしたい方にぴったりだといえます。
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夜勤をすることで、給与アップが見込める点は強い魅力です。また、夜勤経験を積むことで、転職の選択肢も増えるなど、夜勤によって得られるメリットは多いでしょう。ほかのメリットも以下に解説していますので、チェックしてみましょう。
夜勤の有無によって、年収は大きく変わります。以下の表は、レバウェル看護が独自に調査した、看護師の年収を雇用形態別に分けたデータです。
| 雇用形態 | 月給 | ボーナス | 想定年収 |
| 日勤のみ | 29万5,622円 | 62万9,580円 | 約418万円 |
| 夜勤あり | 34万3,010円 | 79万0,540円 | 約491万円 |
| 夜勤専従 | 42万6,692円 | 77万3,333円 | 約589万円 |
※レバウェル看護独自の調査データ(2024年3月時点)
「日勤のみ」と「夜勤あり」との年収差は、約70万円です。月給でみると、夜勤をするかしないかによって、月に5万円前後収入が変わってくることが分かるでしょう。
夜勤は、夜勤手当に加え、午後10時〜午前5時までは25%の割増賃金が労働基準法によって定められています。夜勤専従であれば、さらに高給与が得られ、年収600万円に近づくことも可能でしょう。
上記の額は、あくまで平均額です。夜勤回数や夜勤手当によって年収が変動することにご留意ください。
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混雑していない平日の日中に休めるのは、夜勤をする看護師ならではの魅力です。土日祝に閉所している役所などの利用などもしやすく、土日は混雑している施設も人ごみを避けられるため、メリットに感じる方も多いでしょう。
夜勤は、看護師1人あたりの受け持ち人数が増え、日勤帯よりも業務を幅広くこなす必要があります。通常業務に加え、急変対応や緊急入院も少ない人数で対応しなければならないため、判断力や対応スキルが必然的に上がるでしょう。
リーダー係と処置係など、機能別に役割を分ける職場もあり、病棟全体の患者さんの把握が必要です。業務への責任やプレッシャーはありますが、広い視野や仕事を段取りよくこなす力なども鍛えられます。
先述したように、夜勤の経験は看護師にとってスキルアップに繋がります。夜勤ができる看護師を募集している職場も多く、夜勤経験があれば転職を有利に運べるでしょう。夜勤専従など、働き方の選択肢が増えるのもメリットの一つです。
不規則な勤務による生活への影響を懸念する看護師もいるでしょう。ここでは、看護師が夜勤をするデメリットを解説します。
「体力的にしんどい」と感じる看護師は多いでしょう。交替制勤務は、生活リズムが崩れやすくなり、睡眠障害などのリスクも上がります。疲労で集中力が低下し、医療ミスをしそうで怖いと不安に思う看護師もいるはずです。
また、夜勤のできる看護師が不足している職場では、平均より多く夜勤に入らなければならないことも。夜勤体制が原因で、退職や転職を考える看護師も少なくありません。
家族と生活パターンが合わず、ストレスに感じる看護師も多いようです。「ご飯を一緒に食べられない」「子どもと過ごす時間が減ってしまう」など、家庭との両立のしにくさを理由に夜勤を避ける看護師もいます。
大型連休に友人と旅行にいきたくても、自分だけ予定を合わせにくいなども交替制勤務ならではの悩みだといえるでしょう。
苦手な人と夜勤が一緒になった場合、日勤よりもつらい思いをするかもしれません。夜勤では看護師が少人数になる分、協力して業務を行う必要があるため、接する時間も多くなります。特に、2交替制の場合は、苦手な人と長時間一緒に過ごさなくてはなりません。仕事だと割り切れれば良いですが、やはりストレスは感じるでしょう。
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夜勤ありの求人を探すときは、夜勤手当の額や夜勤回数などを事前に確認しておきましょう。ここでは、看護師求人の夜勤体制を確認するときのポイントを解説します。
夜勤をする看護師にとって、年収を左右する夜勤手当は大切です。日本看護協会「看護職員の夜勤手当額(設置主体別)」によると、以下のように夜勤手当の額は職場によって差があります。
|
設置主体 |
1回あたりの夜勤手当額 |
||
|
2交替制 |
3交替制:準夜勤 |
3交替制:深夜勤 |
|
|
国立 |
8,527円 |
3,354円 |
4,194円 |
|
公立 |
8,213円 |
3,603円 |
4,189円 |
|
公的医療機関 |
8,703 円 |
3,791円 |
4,668 円 |
|
社会保険関係団体 |
6,871円 |
3,360円 |
3,640円 |
|
公益社団法人・公益財団法人 |
11,639円 |
4,568円 |
5,585円 |
|
医療法人 |
12,761円 |
5,275円 |
6,533円 |
2交替制を例に挙げると、夜勤手当が一番低いところと高いところとの差は、約7千円です。月に5回夜勤に入った場合、夜勤をするかしないかで、約3万5千円もの差が出てきます。転職活動をするときは、夜勤手当が職場ごとに違うことを理解しておき、いくつかの求人を比較した方が良いでしょう。
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夜勤人数も夜勤体制を確認する重要なポイントです。ベッド数に対して看護師の夜勤人数が少ない場合、十分な休憩や仮眠時間が取れない場合があります。看護師1人あたりの業務量の負担も大きく、残業なども日常的に発生しているかもしれません。
夜勤の頻度が平均を大きく超えていないかは、応募前に知っておきたいところです。シフトの組み方も、夜勤から次の勤務までの時間が短かったり、夜勤が連続していたりする場合は、身体的な負担が大きくなる傾向にあります。
しかし、募集要項だけでは確認できないポイントもあるでしょう。職場見学や転職エージェントなどを上手く活用すれば、夜勤体制の情報を効率的に集められるかもしれません。
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看護師の夜勤は、主に「2交替制」「3交替制」に分けられます。2交替制は、まとまった休みが取りやすいメリットがある一方で、1回あたりの勤務時間が長くなるデメリットがあります。3交替制は反対に、勤務時間は短くなりますが、夜勤回数が多くなるなど、夜勤体制によってメリット・デメリットはそれぞれです。
体力的にハードで、家族と生活パターンが合わせにくいといった点では、どちらの夜勤体制にも共通しているでしょう。しかし、夜勤をすることで、大幅な収入アップや転職に有利などの魅力もあります。夜勤専従やアルバイトなど、働き方の選択肢も増えるでしょう。
夜勤ありの職場に転職する場合、夜勤人数や回数、夜勤手当などをチェックすることが重要ですが、募集要項だけでは詳細を確認しにくいときもあります。また「どの勤務形態が自分に合っているか分からない」という方もいるでしょう。
レバウェル看護であれば、専任のキャリアアドバイザーによる転職の全面的なサポートが受けられます。求人情報には載っていない細かい情報提供で、転職後のミスマッチも少ないでしょう。応募先とのやり取りや選考対策などもお任せください。キャリアアドバイザーと一緒に、理想の職場を見つけましょう。もちろん、転職を迷っている方のご相談も大丈夫です。サービスはすべて無料でご利用いただけますので、まずはお気軽にお問い合わせくださいね。
ここでは、看護師の夜勤体制に関する質問をQ&A形式でお答えしていきます。
労働基準法では、夜勤の上限回数に明確な決まりはありません。しかし、日本看護協会「ガイドライン(p.41) 」では、「3交代制勤務は月8回以内を基本とする」とされています。また、夜勤人数も、病棟ごとに2人以上を最低基準としていますが、部署やベッド数でも適正な人数は異なるでしょう。夜勤と労働基準法との関係は「働く看護師と労働基準法の関係とは?夜勤や労働時間について解説」でも触れていますので、ご覧ください。
睡眠の取り方が大切なポイントだといえるでしょう。日本看護協会「夜勤のための上手な睡眠のとり方」によると、疲労回復効果を高めるためには「サーカディアンリズム」と呼ばれる体内時計を保つことが重要とされています。休憩中の仮眠時間はしっかり寝て、夜勤明けの仮眠時間は寝すぎないようにすることなども、工夫の一つです。睡眠の取り方を意識し、自分に合った夜勤前後の過ごし方を見つけましょう。
小学校就学前の子どもがいる人や妊娠中、要介護状態にある家族を介護する必要がある看護師などは、「育児介護休業法」によって、夜勤の免除が認められています。ただし、「勤続年数1年未満」や「深夜に保育・介護が可能な同居家族がいる」場合などは、免除の対象外となる可能性があるため注意しましょう。看護師の夜勤免除については、「看護師の夜勤免除はいつまで可能?取得条件や職場に拒否された場合の対処法」で詳しく解説しています。
体力がある限り、何歳まででも夜勤は可能です。なかには、「50代」になっても交替制勤務をこなす看護師もいます。一方で、体力に自信がなくなり夜勤なしの職場に転職する人も多いのが現状です。交替制勤務に自信がないけど収入も諦めたくない方は、本記事の「雇用形態から選べる看護師の夜勤の種類」で紹介している、夜勤パートなどであれば、無理のない働き方が実現するかもしれません。
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