伝えたい! スーパー中間管理職「主任看護師」の役割とやりがいとは??

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「なんだかバタバタ忙しそうにしているけど主任看護師って一体何してるの?どんな役割?」と感じたことはありませんか?
私は看護師歴16年、主任歴4年目の看護師です。勤務しているのは、規模にして中から大の一般病院にある、循環器病棟です。
今回は主任看護師の役割を中心に、悩みややりがいなどもご紹介していこうと思います。

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看護師の役職について知りましょう


一般企業に例えて特徴を紹介してみたいと思います。

・総看護師長(看護部長)=部長
病院の全ての看護師をまとめる役割を担っています。

・看護師長=課長
科をまとめる役割を担っています。

・主任看護師=係長
看護師長の補佐的役割。中間管理職的な役割が多い。
看護師長や総看護師長を目指すのであれば避けて通れない役職です。

・一般看護師=一般社員
看護業務を遂行し、安全なケアを提供する役割です。

主任看護師とは?


主任看護師という役職って一体どんな人がなれるのでしょうか?

・看護師としてのキャリアはほぼ10年以上


10年以上の経験を積んでいる方が多いのが特徴です。
しかし、病院や施設によっては10年未満でも能力が高ければ主任に任命されることもあります。

・コミュニケーション能力・マネジメント能力・リーダーシップに長けている


全て完璧!というわけにはいきませんが、さまざまな物事に対処することができ、フットワークの軽さも求められます。

・病棟全体を把握する、広い視野が必要


自分の看護業務に加え、ベットコントロールはもちろん、メンバーの業務進行状況なども把握する役割があります。

主任看護師の大きな役割


・上司の補佐業務


シフト作成やベットコントロールは師長だけの判断では難しいこともあります。
その点、主任看護師は病棟看護師と患者様、両方の状況を把握しています。
師長にとって主任看護師からの状況報告や助言はとても重要なもの。相談できるパートナーとして主任看護師を探す師長の姿も時折り見られます。

・看護業務の管理と指導


インシデントレポートの振り返りやヒヤリハット等のまとめをしたり、危機管理を行ったりという大切な役割があります。
また、各種委員会や看護研究などの進行状況や問題点も把握し、その都度メンバーに的確な助言をしていきます。
現場を知っている主任看護師だからこそ出来ることですよね。

・一般看護師の管理・サポート


新人看護師、中堅看護師、ベテラン看護師などそれぞれの経験年数によって必要とされている目標や役割は違うものです。

キャリアアイデンティティ(看護師としての自分をどう見るか、どう人に伝えるか)を獲得するために卒後教育はとても重要です。
メンバー1人1人が仕事に誇りを持ち、めざす目標に近づけるようサポートしていきます。

また、メンバーの日ごろの体調や精神状態もよーく観察しておく必要があります。
「AさんとBさんの仲がなんだかギスギスしてるような・・・」、「お化粧がいつもと違うけど何かあったのかな」

などメンバーに一番近い存在の役割ならではの気づきやフォローも、円滑に業務を遂行するためには必要なものなのです。

主任看護師にだって悩みがある


*シフト作成は本当に苦痛です…


ベットコントロールを考える以上に毎月のシフトを考えるのは大変!もはや一生解けないパズル状態ですよね。みんなの希望を叶えてあげたい・・・でもすべて叶えることはなかなか難しく、気がつけば自分のシフトが鬼シフトに!自分を犠牲にして考えることもしばしば。有休消化・夏休・年末年始のシフト作成を考えるだけで眩暈がしますね。
シフト作成の役割だけでも誰か考えてくれないかな~、なんて真剣に思うこともあります。

*インシデントレポートなんて見たくないし、書きたくもないです…


メンバーの振り返りは勿論ですが、レポートに対しての対策を考えるのが一苦労。主任看護師の役割とはいえ、「にんげんだもの」で片付けたくなる時もたまーにありますよね・・・

*自分よりスキルのある一般看護師との接し方がわかりません…


「あれ、なんか今聞いたことない言葉が。医療用語?それともスラング?」
聞いたことがない医療用語や略語で話されると困ってしまいます。クレーム処理やケア一つとっても明らかに自分より能力が高い!

新人の頃は何でも素直に質問できますが、ベテランになるにつれ年々聞きづらくなっていきます。年齢と比例してプライドもそれなりに高くなってしまうから。これには、自己嫌悪に陥ってしまうことも・・・。

*「主任」と呼ばれてみたいです…


経験年数が上のメンバーからは名前で呼ばれています。主任という役職名にこだわっているわけでは無いけれど、心の奥底では「認めて欲しいな」って思うこともあります。

主任看護師を頑張ってて良かった!と感じる時


メンバーが困難な問題に直面したり、看護師を辞めたいなーなんて仲間が悩んでいる時に、一緒に悩んで考えてそれを乗り越えた時の喜び!

そしてメンバーがいきいきと働いている姿を見た時!「主任だから話せるんです、主任がいてくれてよかった」なんて言われた日には仕事終わりのビールも格別です。

そして何より、患者様が治療に励み、経過良好の笑顔を見た時!私の頑張りも患者様の助けになることができたんだと実感します。
主任看護師の役割を果たせた達成感は一般看護師とは違った喜びですよ!

主任看護師からのメッセージ


リーダーに向き不向きはありません。完璧なリーダーもいません。主任としての役割にガチガチにとらわれすぎる必要はありませんよ。
まずは自分の長所・短所を把握すること!長所はどんどん活かしましょう、短所はメンバーや上司に素直に協力を仰ぎましょう。

きっと、あなたの魅力や強みを主任業務で充分に活かすことができるはずです。あなたにしかできない役割を見つけて、患者様の笑顔を引き出していきましょう!

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