
障害者施設で働く看護師の中には、「仕事がきつく辞めたい…」と感じる方もいるのではないでしょうか。障害者施設の業務は一般的な医療施設と異なり、人によって向き・不向きが分かれます。そのため、状況によっては辞めたいと思うことがあるかもしれません。
本記事では、障害者施設に勤務する看護師が辞めたいと感じる理由や、退職の判断基準を解説します。今の仕事にお悩みの方は、進むべき方向性を検討してみてください。
障害者施設で働く看護師が辞めたいと感じる理由としては、「職場環境の悪さ」や「利用者さまとの意思疎通の難しさ」「医療行為の少なさ」などが挙げられます。障害者施設で働くことに対して、「身体的な疲労が少なく働きやすそう」といったイメージを持つ人もいるかもしれませんが、精神面において病院とは異なる負担を感じる可能性もあります。以下にて、詳細を見ていきましょう。
障害者施設は少人数の職員で現場を回している傾向にあるため、労働環境が悪い職場に入職した場合、心身の疲労が蓄積し、辞めたいと感じる可能性があります。希望通りの休みや休憩を取ることが難しかったり、残業が長引いたりするような状況が続くと、「自分の力で改善するのは難しい」と退職を検討し始めるようになるでしょう。
障害者施設で働く看護師にとって、利用者さまとの意思疎通が難しい点も、辞めたいと感じる理由の一つです。要望に応えられているのか、適切な看護を行えているのかといった判断が付きづらいため、人によっては自信を失ってしまう可能性があります。また、中には乱暴な行動を取られたり、利用者さまやそのご家族から苦情を言われたりすることもあるため、精神的な負担を感じやすいといえるでしょう。
障害者施設では看護師が1人という職場もあり、相談できる相手が少ないという点も、辞めたいと感じる理由の一つです。障害者施設は他職種との連携が必要不可欠ですが、利用者さまとの関係が上手くいかないと精神的に余裕がなくなりやすく、スタッフとの関係もギスギスする可能性があります。また、小規模施設の場合は大規模施設に比べてきつい態度を取る職員がいる場合もあり、良好な人間関係が構築できずに悩むこともあるでしょう。
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知識や技術を活用できる場面にやりがいを感じる看護師の場合、障害者施設での仕事にモチベーションを保てず、辞めたいと感じることもあります。障害者施設の仕事は、「利用者さまと日常生活の中で体験を共有したい」「利用者さまの自立を支援したい」という看護師に向いているといえます。一方で、救急対応や急変時の対応に達成感を得やすいという看護師の場合は、向いていない可能性があるため注意が必要です。
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障害者施設で働く看護師の役割は、利用者さまの健康を管理することです。基本的なスキルはもちろんのこと、障がいについての知識を備えたうえで、利用者さまごとの特性やコミュニケーションの方法を理解することが求められます。利用者さまの中には、体調に関する詳しい症状を伝えることが難しい方もいるため、表情や動きから身体状態や心理を汲み取ることが大切です。体調悪化のサインに素早く気づくためにも、観察力や細かな気配りが必要といえるでしょう。
障害者施設で働く看護師が「辞めたい」と感じた際は、衝動的に判断するのではなく、以下の対処法を試すことから始めてみてください。安易な転職は今後のキャリアにも影響が出る可能性があるため、長期的な視点で検討しましょう。
視野を広げるためにも、家族や友人といった信頼できる人に相談をしてみてください。1人で悩み続けるとネガティブな思考に囚われやすいため、悩みを聞いてもらうことで気持ちが楽になります。また、同期や先輩、ほかのスタッフなどに相談できる場合は、アドバイスやサポートを受けることで、改善策が見つかる可能性もあるでしょう。
退職せずに環境を変える方法として「部署異動」があります。障害者施設の場合、ショートステイやデイサービスなども兼ねた複合型であれば、施設間の部署異動が可能な場合もあるため、上司に異動希望を伝えるのも一つの手です。ただし、異動することで現在の悩みが必ずしも改善されるとは限りません。異動先の人間関係や職場の雰囲気を冷静に分析したうえで、きちんと見極めることが大切です。
前述では、辞めたいと感じた時の対処法をお伝えしましたが、状況によっては早期退職を決断したほうが良い場合もあります。下記の項目に当てはまる場合は、無理に働き続ける必要はないため、自分らしく働ける転職先を探したほうが良いでしょう。
会社には労働基準法を遵守する義務があり、労働基準法を守らない職場は、職員を大切にしていないといえます。労働環境が改善される見込みがない場合は、転職を検討するタイミングかもしれません。なお、労働基準法違反の例としては、法定労働時間を超えて働かせたり、休憩や休日、有給を与えなかったりするケースが挙げられます。
パワハラといったハラスメントやいじめが横行している場合も、早めに見切りをつけるのが望ましいでしょう。指導の限度を超えた過度な叱責や暴言、無視、陰口などのいじめは、精神面に悪影響を及ぼす可能性があります。自分を守ることを最優先に行動し、早めの退職に踏み切ることをおすすめします。
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仕事量の多さや人間関係のストレスなどで心身に不調が起きている看護師は、状況に応じて退職を検討しましょう。「なんとなく疲れが溜まっている」という場合は、有給休暇を利用したりシフトの調整で連休を取得したりして、リフレッシュする期間を作り様子を見ても良いかもしれません。それでも改善せずに不調が続く場合は、一度仕事から距離を置き自分を労ることが大切です。
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転職を成功させるためには、退職理由を明確化したうえで、自分に合った職場を探す必要があります。新しい環境で働き出したにも関わらず、「悩みや不満が解決されない」といった状況に陥らないよう、以下のコツを押さえて万全の準備を行いましょう。
スムーズな転職活動を行うためには、転職の軸を作り、自分にマッチした求人かどうか取捨選択していくことが大切です。希望条件を増やし過ぎると採用のハードルが上がり、長期化する恐れがあるため、優先順位をつけたうえで、転職活動に臨むことをおすすめします。
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転職後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにも、職場の情報収集は徹底するようにしましょう。労働環境や人間関係で退職を決断した場合はなおのこと、事前の職場見学で雰囲気を確認しておくことをおすすめします。また、転職エージェントといったサービスを活用し、キャリアアドバイザーから詳しい内部事情も聞くのも一つの手でしょう。
円満退職を成功させるには、退職理由や退職意志の伝え方が重要です。強い引き止めに合わないようネガティブな理由を避けることは元より、「退職することは決定している」といった冷静な態度を示すことが大切といえます。不満を正直に伝えるのではなく、辞めることで迷惑を掛けてしまうという配慮の気持ちを示し、波風を立てない言い方を意識しましょう。
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ここでは、障害者施設を辞めたいと感じる看護師によくある質問をご紹介します。
注意点の一つとして、「安易に考えて勢いで辞めてしまうこと」が挙げられます。新人看護師は業務や環境に不慣れな分、心身の負担が大きく、辞めたいと感じることもあるでしょう。しかし、早期退職をすると後悔してしまう恐れもあります。衝動的に判断せず、自分の置かれている状況を冷静に見極めることが大切です。詳しくは、「新人看護師がすぐ辞めるのは甘え?退職しても良い職場や転職時の注意点とは」をご覧ください。
障害者施設は病院に比べ業務や働き方が異なるうえ、職場ごとでも方向性や理念に差があることから、ストレスを感じる可能性もあります。自分らしくのびのびと働ける環境に身を置くためには、「障害者施設で働く目的を明確にする」「自己分析を十分に行う」「職場環境を綿密に調べる」などの事前準備が重要です。
病院やクリニックに比べて施設数が少ないことから、それに比例して求人数も少ない傾向にあります。自分1人での職場探しは難易度が高いといえるため、効率的に転職活動を進めるためには、転職エージェントといったプロのサポートを受けることをおすすめします。
障害者施設で働く看護師の中には、理想と現実のギャップにストレスを感じ、辞めたいと思うこともあるかもしれません。「職場環境が悪い」「やりがいを感じられない」といった理由から退職を検討している場合は、現在の状況を冷静に分析したうえで、退職すべきか否かきちんと見極めることが大切です。なお、職場に労働基準法違反があったり、心身に不調をきたしていたりする場合は、自分を守ることを最優先に行動することをおすすめします。
「辞めるべきか判断が付かない…」「転職をして上手くいくのかな…」とお悩みの方は、「レバウェル看護」に相談してみませんか?「レバウェル看護」は、看護師専門の転職支援サービスです。転職のプロから的確なアドバイスを受けられるほか、希望条件にマッチした求人を紹介してもらうことも可能です。客観的な視点を取り入れることで、今後の方向性も決めやすくなるため、ぜひお気軽にご利用ください。
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