
5年目の看護師の中には、「同じぐらいの経験年数の人は年収どのくらい?」「年収を上げる方法を知りたい」と気になっている方もいるのではないでしょうか。一般的に看護師の年収は、職場の規模や仕事内容、役職の有無などによって差があります。この記事では5年目看護師の平均年収や年収アップしやすい職場をまとめました。ぜひご確認ください。
レバウェル看護が独自で収集したデータによると、看護師経験5年目の常勤の平均月給が35万円、ボーナス額が約77万円であり、平均年収は約500万円になります。
| 看護師5年目の平均年収 | 看護師5年目の手取り平均年収(年収の8割で計算) |
| 約500万円 | 約372万円 |
※2024年3月調査時点のデータです。月給やボーナスは転職時期や入職タイミングによっても異なることをご留意ください。
厚生労働省の職業情報提供サイト「看護師」に記載された一般的な看護師の平均年収は、約508万です。5年目の年収は、看護師全体の平均年収と近い額であることが分かりました。
高いか低いか感じ方は人それぞれですが、「今後は基本的に年収500万円以上を目指せるのでは」と期待する看護師も多いでしょう。
ここでは、レバウェル看護の独自で集めたデータを引用し、経験年数別での平均年収をまとめました。経験年数によって看護師の年収がどのくらい変わるのか気になる方は、ぜひ参考にしてください。
| 看護師の経験年数 | 平均年収 |
| 1~3年目 | 約410万円 |
| 4~6年目 | 約466万円 |
| 7~10年目 | 約492万円 |
| 11~15年目 | 約454万円 |
| 16~20年目 | 約554万円 |
※2024年3月調査時点のデータです。参考にした月給やボーナスは、転職時期や入職タイミングによっても異なることをご留意ください。
基本的には、看護師の経験年数が増えるにつれて、年収も上がっていくようです。ただし、11年目〜15年目は下がるもの、16年目〜20年目にはまた上がっていくことが分かります。11年目あたりは、結婚や出産といった生活スタイルの変化によって、「残業時間を減らす」「日勤メインで働く」など、働き方を見直す方が多いのかもしれません。
看護師の年収は職場の規模や仕事内容、夜勤の有無、役職などによって異なるので、「同じ5年目」でも違いがあるでしょう。また、看護師になるまでの学歴によって5年目のときの年齢は異なります。給与は年功序列の病院も多く、年収にも差が出るようです。
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厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査 一般労働者 産業大分類」によると、看護師5年目の年齢に近い25〜29歳(産業系)の平均年収は約414万円です。同調査にある看護師の25〜29歳の平均年収は約474万円なので、看護師は比較的高収入な職種といえます。
| 支給する現金 給与額 | 年間賞与その他特別給与額 | 平均年収 | |
| 全産業の25~29歳 | 28万9,800円 | 66万3,100円 | 414万0,700円 |
| 看護師の25~29歳 | 33万3,800円 | 73万5,900円 | 474万1,500円 |
参照:厚生労働省 令和5年賃金構造基本統計調査「学歴、年齢階級別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額」「職種(小分類)、年齢階級別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)」
看護師の年収が高い理由として、「国家資格が必要な専門性の高い職業である」「夜勤手当や危険手当といった各種手当が支給される」といったことが考えられるでしょう。
5年目の看護師には、「業務量と収入が見合っていないと感じる」「結婚や出産を機に働き方が変わり給与が下がった」といった悩みを抱える傾向にあります。以下で詳しく解説しているので、経験年数が近いほかの看護師の悩みを知りたい方は、チェックしてください。
看護師は比較的高収入な職種であるものの、「仕事と給与のバランスが取れていない」と不満を抱くこともあるでしょう。特に経験年数を重ねても昇給しにくい職場で勤務している方は、「5年目ならもっと高い年収を得たい」と感じるかもしれません。
レバウェル看護公式Instagramによる、「今のお給料満足してる?」というアンケートに対する、看護師さんの回答は以下になります。
約8割の方が給料に対してある程度の不満を感じていることが分かり、中には5年目の看護師さんも一定数いると考えられます。
夜勤業務は勤務時間が長いうえに看護師数も少なく、体力的にしんどいと思う人もいるでしょう。転職当初は辛さを感じなくても、夜勤回数に変化がなかったり回数が増えたりすると、徐々に負担に感じることも。その場合、「給与が多少下がっても日勤の職場に転職したい」「同じように夜勤があるならもっと好条件で働きたい」という看護師もいるはずです。
看護師5年目ごろは任される仕事が増え、仕事内容によっては負担になる可能性もあります。ある程度の経験を積んでいるため、新人看護師の教育や現場のリーダーを担う時期かもしれません。スキルアップやキャリアアップにつながると前向きに思っていても、大変な業務も多いことで、プレッシャーやストレスを感じてしまうでしょう。
看護師5年目は一般的に新人でもベテランでもない時期であり、職場内で人間関係に悩むこともあるようです。仕事上の相談を受ける機会も増えることで、看護師同士の板挟みになってしまい、立ち位置が難しいと感じるかもしれません。
人間関係で悩みがあると、「看護業務に専念できない…」とイライラしてしまう方もいるでしょう。
看護師にもよりますが、仕事を始めて5年目の年齢は、生活の変化によって働き方を変えるタイミングともいえます。結婚や出産、子育てといったライフイベントで夜勤から日勤メインに切り替えたり、常勤から非常勤として転職したりする場合も。その結果夜勤手当や給与が減り、年収が下がる看護師もいるはずです。
ここでは、5年目の看護師が年収を上げる方法について解説します。「今のままでは給与が上がらない気がする…」と感じている方は、ぜひご確認いただき参考にしてください。
役職に就くと手当が支給されるため、管理職を目指して働くのも良いでしょう。5年目の看護師の場合、主任を目指すのが一般的です。また、役職でなくてもフロアリーダーや教育担当として活躍できると、基本給が上がったり手当が支給されたりする可能性もあります。
役職に就く条件や流れは職場によって異なるので、あらかじめ就業先に確認してみてください。
「年収を上げるためにしっかり働きたい」という方は、夜勤回数を増やすことで給与アップが叶いますよ。現在日勤で働いている方は、夜勤のある部署へ異動するのも一つの方法です。体力に自信がある方は、夜勤専従として勤務するのもおすすめ。今より仕事はハードになりますが、着実に年収アップできるでしょう。
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専門看護師や認定看護師の資格を取得すると活躍の幅が広がり、昇給したり資格手当が支給されたりします。上位資格を持っていると、今後転職する際も好条件で働けるはずです。資格取得支援制度のある勤務先では、費用面でのサポートを受けられるかもしれません。支援体制が手厚い職場は、看護師にとってキャリアアップしやすい環境といえます。
現在の職場でなかなか年収アップが見込めない場合は、待遇面の良い職場への転職を検討しましょう。5年目までのキャリアや実績、自身の強みをしっかりアピールできれば、条件の良い職場へ転職することは可能です。なるべく情報量を増やすと、条件に合った求人も見つかりやすくなります。
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5年目の看護師が年収アップを目指せる職場には、大学病院や美容クリニックなどが挙げられます。以下でいくつか挙げているので、環境を変えて収入面を充実させたい方はご覧ください。
診療科の多い総合病院は、その規模の大きさから給与が高めな傾向にあります。総合病院には一般外来から専門外来、病棟まで幅広くあり、所属部署によって夜勤手当や職務手当が支給されるでしょう。
都道府県や社会医療法人が開設することが多く、運営元の基盤が安定していることもあり、看護師の待遇が充実しているようです。
最新の医療技術を持つ大学病院は、専門性の高い看護を提供するため、看護師が高年収を得やすい職場の一つです。総合病院と同様に診療科が複数あり、自身のやりたい看護に合わせて部署を選べます。中でもICUや救急外来は基本的に夜勤もあり、重症者の対応が多いことから給与水準は高めです。また、大学病院は都市部に多いことも関係し、看護師の給与が高い傾向にあります。
訪問看護は高齢化社会の中で需要があるため、給与設定が高めな職場も多いでしょう。そのため、日勤メインの中でも年収アップを狙いやすい職場です。在宅医療に関わるため、未経験の方は業務に慣れるのに時間がかかるかもしれません。しかし、5年目の看護師にとって訪問看護ステーションは、病院と異なる看護スキルを身につけながら高収入も望める転職先といえます。
美容クリニックは自由診療の処置や手術が多いため利益が高く、看護師の給与にも反映されやすいようです。また、患者さまへサービスや商品を提供することでインセンティブを受け取れる場合もあり、夜勤がなくても高収入が得られる職場といえるでしょう。エステや脱毛などの施術を担うため、美容に興味のある方には、おすすめです。
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ここでは、5年目の看護師が年収アップを目指して転職する際のポイントを紹介します。希望条件に沿った納得のいく転職ができるよう、以下を押さえておきましょう。
5年目の看護師が転職で年収を上げるには、これまで培ってきた経験が評価される職場を選ぶことです。たとえば、同じ職場でずっと働いてきた方は、勤続年数や特定の診療科へ理解のある看護師が評価される転職先を探しましょう。
5年目は基本的な看護知識や技術を身につけている看護師が多く、即戦力を必要としている職場では、希望に近い条件で転職できるかもしれません。
「給料が高い」「手当が充実している」といった好条件の求人は、難易度の高い看護が求められることも多いようです。具体的には、専門知識が必要な透析室や患者さまの命に関わる救命外来などは、高収入であるものの業務未経験だとハードルが高い傾向にあります。
専門性の高い職場を希望する場合、事前に参考書やセミナーで勉強すると良いでしょう。
看護師5年目で年収アップを叶えたい方は、転職のプロに相談するのも一つの手段です。転職エージェントでは、キャリアが活かせる職場や志望動機や自己PRについても教えてもらえます。第三者のアドバイスを受けることで、効率良く希望条件に沿った転職ができますよ。
看護師5年目の平均年収は約500万円で、同年代の他職種よりも高い傾向にあります。基本的に経験年数を重ねることで年収は上がりますが、勤務先の規模や夜勤の有無などによって収入差があるのが現状です。5年目の看護師が年収アップを目指すためには、夜勤回数を増やしたり、待遇面の良い職場への転職を考えたりしましょう。
「現時点における自分のキャリアで好条件な転職ができるか判断できない」とお悩みの方は、看護師専門の転職エージェントである「レバウェル看護」をご活用ください。レバウェル看護のキャリアアドバイザーが、一人ひとりの経験や適性をふまえ、収入アップの方法やキャリアプランをともに考えます。そのうえで条件にマッチした職場を紹介しますので、看護師として活躍でき、年収アップが叶う転職先が見つかりますよ。
条件外の求人紹介は不要という方もご安心ください。丁寧に希望条件をヒアリングし、豊富な求人の中からぴったりの求人をご紹介します。
ここでは、看護師5年目の年収についてよくある質問をご紹介します。
看護師の退職金の有無は、職場の就業規則によります。また、一般的に退職金は年収に含まれません。厚生労働省の「令和5年就労条件総合調査 結果の概況 3 退職給付(一時金・年金)制度」によると、医療・福祉業界で退職金制度の職場は75.5%という結果です。退職金は任意の制度のため、金額も職場によってさまざまです。
「看護師の貯金の平均はいくら?年代別の違いや貯蓄を確保する方法をご紹介」の記事に記載があるように、全業種における20代平均貯金額は貯金額の平均値は176万円、中央値は20万円となっており人によって幅があるようです。収入から貯蓄に回す理想の割合は、20〜30%程度といわれています。年収500万円であれば、100〜150万円ほど貯金に回せると良いでしょう。
看護師全体の年収が約508万円のため、5年目で1,000万円を目指すのはなかなか難しいでしょう。ただし、今より好条件の職場へ転職したり働き方を変えたりすることで、近づくことは可能です。詳しくは「看護師が年収1000万円を稼げる職場はある?給与アップの方法や求人も紹介」の記事を参考にしてください。
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