
「仕事が続かない」とお悩みの看護師さんもいるかもしれません。退職を繰り返すと、思うようにキャリアが築けず、転職に不利になる可能性があります。この記事では、看護師の仕事が長続きしない理由や対処法について解説します。長続きする職場に転職するためのコツも紹介していますので、もう転職を繰り返したくない方は、解決のヒントにしてみてください。
看護師の仕事が続かない理由は、「自分に合っていない職場を選んでいるため」や「理想と現実にギャップを感じてしまうから」など人それぞれです。ここでは、看護師の仕事が続かない理由について解説します。
看護師が続かない理由に、自分に合っていない職場を選んでいることが挙げられます。看護師は、施設や診療科によって、向き・不向きが分かれる仕事です。自己分析が苦手な人は、自分に合っていない職場を選んでしまっているかもしれません。
自分の看護師像の理想が高すぎると、看護師が続かない可能性があります。理想が高い人は、自分だけではなく、周りへの評価も厳しくなりがちです。「看護師はこうあるべき」と決めつけてしまうと、周りと温度差を感じ、苦しくなるかもしれません。
仕事へのモチベーションが低いのも、看護師の仕事が続かない原因の1つです。仕事への意欲が低いと、本来しなければいけない業務までおろそかになってしまう可能性があります。看護師は人命に関わる仕事のため、ある程度のモチベーションと責任感を持って働かないと、続けることは難しいかもしれません。
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仕事にやりがいを求めすぎてしまう看護師は、仕事が続かないかもしれません。看護師は、人相手の仕事です。自分が相手のためにやったことがすべて良い方向にいくとは限りません。結果や達成感、やりがいを求めすぎてしまうと、仕事に前向きな気持ちになれなかったときに辞めたくなる可能性があります。
飽きっぽい性格も、仕事が長く続かない原因といえます。今の職場に飽きてしまい、別の分野や環境に興味を持ってしまうかもしれません。その結果、スキルを身につけ、やりがいを感じるようになる前に転職を繰り返してしまうといえます。
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看護師が働くうえで、コミュニケーション能力は重要です。看護師は、医師や患者さん、そのほかのスタッフなど、多くの人と関わりながら仕事をする必要があります。コミュニケーションが適切に取れないと、人間関係に悩んだりトラブルになる可能性が高くなるといえるでしょう。
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経済的に余裕があると、今の職場じゃなくても良いと逃げ場ができてしまうのも原因の1つです。多くの人は、生活をしていくために仕事をします。しかし、経済的に余裕があると問題なく生活ができるため、退職を選ぶかもしれません。
看護師が続かず転職を繰り返すと、思うように看護経験が積めず、転職に不利になる可能性があります。ここでは、看護師が転職を繰り返すデメリットをまとめました。
転職回数が多いと、次の転職で応募先から「長く続かない人」というイメージを持たれる可能性もあります。看護師は需要が高いため、さほど転職に困ることはないかもしれません。しかし、転職を繰り返してしまうと、キャリア形成に影響が及ぶ場合があることは念頭に置いておく必要があります。
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転職を繰り返すことで、辞めぐせがついてしまうかもしれません。転職は環境が大きく変わるため、非常に勇気が必要です。しかし、転職に慣れてしまうと、退職へのハードルが低くなります。職場で何か問題があったときに、解決策が「職場を変えること」になってしまい、仕事が続かないという看護師もいるようです。
どのような看護師をしたいのか分からなくなってしまうことも、転職を繰り返すデメリットです。1つの職場が長続きせず、短期離職を繰り返す看護師を「ジプシーナース」とも呼びます。何がしたいのか分からなくなり、自分に自信が持てず、悪循環に陥ってしまう看護師もいるかもしれません。
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同じ職場で仕事が続かないと、看護師としてのキャリアを積めないというデメリットも生じます。専門性を高めるためには、その分野で一定期間の実務経験を積むことが必要です。看護スキルの習得が中途半端なままで辞めてしまうと、転職に不利に働く可能性もあります。
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ここでは、看護師の転職回数と退職理由について、データをもとに解説します。自身の状況と照らし合わせて、キャリアプランを考える参考にしてみてください。
日本看護協会「2021 年 看護職員実態調査(p.9)」で「転職経験あり」と回答した人の、これまでに所属した勤務先数は以下のとおりです。
| 勤務先数 | 割合 |
| 1~2か所 | 50.3% |
| 3~4か所 | 34.7% |
| 5~6か所 | 10.9% |
| 7か所以上 | 4.2% |
参照:日本看護協会「2021年看護職員実態調査(p.9)」
3〜4か所勤務先を変えた人は、約35%を占めており、平均勤務先数も3.0か所となっています。転職経験がある看護師のなかには、複数回転職を繰り返す人も珍しくないようです。ただ、同じ転職回数でも、看護師になってからの年数や同じ職場で働いた年数によって、転職市場での評価が変わることにも注意が必要です。
厚生労働省の「看護師等(看護職員)の確保を巡る状況(p.33)」によると、看護師の退職理由で多い項目は以下のようになっています。
| 退職理由 | 割合 |
| 結婚 | 11.6% |
| 子育て | 10.5% |
| 転居 | 9.1% |
| 妊娠・出産 | 8.8% |
| 自分の健康(主に身体的理由) | 7.4% |
| 看護職のほかの職場への興味 | 7.2% |
| 親族の健康・介護 | 6.7% |
参照:厚生労働省「看護師等(看護職員)の確保を巡る状況(p.33)」
「結婚のため」に次いで「子育てのため」の割合が高くなっており、ライフイベントに合わせて退職する看護師が多い傾向にあると分かります。育児は、育休を取り復職する選択肢もありますが、人手不足で妊娠中や復職後の看護師への配慮が難しい現場があるのも事実です。育児と仕事との両立が難しくなり退職を選ぶ人もいるかもしれません。
看護師の仕事は、需要が高く転職にあまり困らないため、何らかの理由をきっかけに転職を選ぶ人や勤続年数が短くなる人も少なくはないといえます。
看護師が続かず悩んだときは、知人や家族に相談したり、割り切ってみたりすると状況が改善するかもしれません。看護師が続かないときの対処法は、以下のようなものが挙げられます。
看護師が続かない原因はなにか?と悩んだときは、知人や家族に相談してみるのも手です。第三者から意見をもらうことで、自分で分からなかった問題点に気づけるかもしれません。自分の性格を理解してくれている家族だと、忖度なく客観的なアドバイスをもらえるでしょう。
看護師の仕事が続かないことに悩んだら、気持ちを前向きにするために、目標を立てると良いかもしれません。看護業務に関係がなくても、自分の趣味や興味のある分野の資格など、目標に向けて勉強することが大切です。コツコツ継続することが自信を持つきっかけとなり、思考がポジティブに変わる可能性があります。
仕事に完璧を求め過ぎないことも、看護師を続けるためには必要だといえます。看護師はイレギュラーなことが頻繁に起きる仕事です。計画を立てていても、予定どおりに進まないことは多々あります。看護師はそういう仕事だから仕方ないと、妥協できる部分があると気持ちが軽くなるかもしれません。
看護師の仕事が続かないときは、「仕事だから」と悩みや不満を割り切ってしまうのも対処法の1つです。生活していくためには働かなければなりません。憧れた看護師の仕事かもしれませんが、生活のためと割り切って現実的に考えてみると、ストレスを感じにくくなる場合もあります。
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仕事が長続きする看護師には、「柔軟性がある」「気持ちの切り替えが早い」などの共通点があります。仕事が長く続く看護師の特徴について、以下にまとめました。
辛い状況におかれたときに、乗り越えられる精神力や我慢強さがある人は、看護師が長続きするといえます。仕事でミスをして上司や医師に厳しく注意されたり、業務量が多く疲れてしまったりして辞めたい看護師もいるかもしれません。仕事を長く続けるには、困難も我慢強く乗り越えられる強さが必要です。
柔軟性があるのも、看護師が長続きする人の特徴です。自分の考えだけが正しいのではなく、「そんな考えもあるんだな」と他人の意見を受け入れると、人間関係に悩むことが少なくなるかもしれません。仕事を続けるためには、働きやすい職場環境を自分自身で作っていくことも大切です。
気持ちの切り替えが早い人は、ストレスを感じることが少ないため、仕事が長く続く人が多いようです。看護師は、人命に関わる仕事のため、ミスしないよう常に気を張っておく必要があります。しかし、人間には誰でも間違いはあるものです。些細なミスは引きずらず、上手く切り替えができるように心がけてみましょう。
他人からの評価を気にしない人は、自分のペースで仕事を続けられます。どの職場にも、人のことを悪く言う人はいるものです。自分のことを言われたとしても気にせず、仕事に集中できる人は、人間関係のストレスが少なく長続きするかもしれません。
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看護師の仕事を長く続けるには?コツや職場探しのポイントを紹介
仕事が続かないと悩む看護師は、自分に合った職場を探して、慎重に選ぶようにしましょう。ここでは、仕事が続かない看護師が、長く働ける職場へ転職するコツを解説します。
仕事が長く続かない看護師のなかには、自分に合った職場を選んでいない人もいるといえます。求人を探すときには、事前に自己分析をしてみるのがおすすめです。レバウェル看護の「看護師の職場適性診断」では、質問から自分にあった施設形態や身につくスキルを診断できるので、ぜひ一度チェックしてみてください。
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看護師の自己分析のやり方とは?転職成功に必要な理由を踏まえてご紹介!
仕事が続かず転職を繰り返してしまっているという方は、派遣看護師として働く選択肢も検討してみてください。派遣看護師は、登録している派遣会社から紹介された病院と雇用契約を結ぶ働き方になります。派遣期間が満了したら終了するため、1つの職場で長く働くのが苦手な人にはおすすめです。単発・短期など自分のライフスタイルに合わせて選べて、比較的自由度の高い働き方だといえます。
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転職エージェントのキャリアアドバイザーに、仕事が続かない原因を相談してみるのも手段の1つです。転職のプロの目線から解決方法や自分に合った求人を紹介してもらえます。選考対策のサポートも受けられるので、転職を繰り返し次の転職先が決まるか不安という方にもおすすめです。
ここでは、転職を繰り返す看護師が参考にしやすい志望動機の例文をご紹介します。転職回数が多い看護師は、さまざまな分野で経験を積んできたことを前向きにアピールすることが大切です。
【例文】
これまで、整形外科病棟や介護老人保健施設、クリニックなど3施設で勤務をしてきました。出産・育児をきっかけに退職したり、新しい分野を深めたいと思い転職した施設もあります。整形外科病棟では、看護師として基本的なスキルを身に付け、介護老人保健施設では、在宅復帰を目指す患者さんの看護について経験を積みました。現在、クリニックで勤務しておりますが、患者さんに寄り添った看護をもう一度したいと考え転職を希望しました。貴院の「患者さんを尊重し、1人ひとりに寄り添った看護師を提供する」という看護理念に魅力を感じ、貴院の看護師として貢献したいと考え、志望いたしました。
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これまで、職場の人間関係や体制面に不満を感じて、1年半〜2年のペースで転職してきたDさん。お子さんの進学に合わせて転職したいと「レバウェル看護」に相談しますが、「実は同じ職場に長く勤めたことがなくて…転職に不利ですよね?」と不安そうに話します。キャリアアドバイザーと話し合い、不満を感じてしまうのは、入職前と実際の職場環境にギャップがあることが原因だと分かりました。
そこでキャリアアドバイザーは、マイナスな面も細かく伝えたうえで求人を紹介し、気になった病院には職場見学へ行くことを提案します。最終的に、職場見学で気に入った総合病院へ入職したDさんは、半年後も「辞めたい」と感じず前向きに働けている様子でした。
▼元の記事を詳しくみる
もう転職を繰り返したくない…不満なく長期的に働ける職場を選ぶ方法とは?
ここでは、仕事が続かないとお悩みの看護師によくある質問について、Q&A形式で回答しています。
看護師が半年で転職することは可能です。しかし、応募先から早期離職を懸念されたり、転職後に後悔したりするデメリットも伴います。今の職場を続けた方が良い場合もあるため、短期で退職をするときには、転職のメリット・デメリットを踏まえ、慎重に判断しましょう。「看護師が半年で退職するとどうなる?転職で後悔しないための選択肢」の記事で、半年で転職する場合のポイントや注意点を紹介してますので、チェックしてみてください。
前の病院に再就職できるかどうかは、退職時の状況や病院によって異なります。退職時に病院と揉めてしまった場合は、戻るのが難しい可能性があるため、新しい転職先を検討しましょう。再就職をしても、前の状況と変わっている、希望の配属先にならないなどのデメリットもあります。出戻り転職について「看護師の出戻り転職ポイントとは?メリット・デメリットや志望動機例を紹介」の記事で解説していますので、参考にご覧ください。
短期離職を繰り返すと、転職に不利になる場合があります。採用側にマイナスなイメージを持たれたり、看護経験が積めなかったりすることで、今後の転職に影響する可能性も考慮することが必要です。転職を繰り返すデメリットについて、本記事の「仕事が続かない看護師が転職を繰り返すデメリット」で触れていますので、ご覧ください。
看護師の仕事が続かない理由として、自分に合っていない職場を選んでいたり、理想が高すぎたりすることが挙げられます。転職を繰り返すことで、キャリアが思うように積めず、今後の転職に影響する可能性もゼロではありません。知人や家族、転職エージェントなど信頼できる人に相談し、仕事が長続きしない原因を知ることが大切です。
「仕事が続かず悩んでいる」「転職を繰り返し今後のキャリアが不安」という看護師さんは、「レバウェル看護」に相談してみませんか?「レバウェル看護」は、看護師に特化した転職支援サービスです。
長く活躍できる職場を見つけられるよう、専任のキャリアアドバイザーが求人紹介から選考対策までを全面的にサポートいたします。また、お悩み相談だけのご利用も承ります。サービスはすべて無料ですので、ぜひ一度お問い合わせください。
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